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第1回/初心者がアコギでブルースセッション(アドリブ)に挑戦【基本のバッキング編】
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【第1回】初心者がアドリブに挑戦
・ミクソリディアンスケール
ギター初心者でもアドリブが弾けるようになるために“アドリブの入り口”を解説します。
挫折の原因となる「音楽理論」を出来るだけ使わず解説していきます。
もちろん最低限覚えることもありますがそこは頑張って覚えてください。
ブログ内の「習得ポイントを解説」では“アドリブを覚えるポイント”や”初心者の悩み”を解説しています。
是非、こちらも合わせて読んでみてください。
この記事でわかること
- ブルースのバッキングについて
- バッキングの弾き方
ちなみに私は過去にアドリブを何度挫折したかわかりません。
挫折する度、新たな教材を購入し再挑戦するもまた挫折…
私が覚えることができたポイントは“情報量を減らすこと”と“完璧を求めないこと”です。
私が持っている知識は出し惜しみせず全部出していきます。
アドリブはギター歴が長ければ弾ける訳ではありません。
ギター初心者でも“やる気”(覚える気)があれば弾けるようになります。
諦めず挑戦してみましょう!
バッキングについて
バッキング=伴奏です。
“リフ”と呼ばれることもあります。
Keyとコード進行
ブルースセッションは「Key」を決めて、そのKeyに合った「コード進行」を「12小節」弾くのが基本になります。
Keyは大きく2つに分けられます。
マイナーキー:暗い曲調
このブログ内ではメジャーブルースを扱い「Key=A」に固定して解説していくので、ここでは他のKey(コード進行)を覚えなくても大丈夫です。
Keyの対応コード一覧
※他にも「F」「B」「♭」「♯」のKeyがあります。
コード進行は「Ⅰ7→Ⅳ7→Ⅴ7」の流れで進んで行きます。
ローマ数字は何?
ディグリーネームと呼ばれるもので、音楽理論で度々出てきますが覚えなくても弾けます。
以上を踏まえた上で12小節を確認しましょう。
2小節目にA7(D7)とありますが、これはどちらを使ってもOKです。
※実際にセッションする場合はどちらを使うか相手と相談してください。
個人的にはA7の方が覚えやすいのでA7を使っていきます。
基本のバッキングを解説
バッキング(パターン①)
(Key=A限定)
はじめに開放弦を使ったバッキングを紹介します。
ブルースを弾く上でこのバッキングは基本中の基本です。
ブルース関連本やネットを見ても必ず出てくるので抑えておきましょう。
弾く上でポイントがあります。
- 全てダウンピッキングで弾く
- 弾くのは2本の弦だが他の弦を弾いても気にしない
- ミュートを使いノリを出す
【左手】
「人差し指」と「薬指」で押さえ、使わない弦は基本ミュートしておきます。
※ミュートとは不要な弦が音が鳴らないように、指で軽く弦に触れ音が鳴らないようにすることです。
1〜3弦:「人差し指」や「薬指」でミュート
左手のフォームを完全にネックを握る感じにすると自然に指は立たなくなりミュートしやすくなります。
【右手】
左手で不要な音が鳴らないようにミュートをしていますが、右手も併用してミュートをします。
右手は「ブリッジミュート」を使います。
使い方は右手の親指付け根部分を6・5・4弦に乗せる(触れる)イメージです。
音を出したい弦があれば右手を浮かせるなどしてミュートを解除します。
最初はミュートを使うのは難しいですが、練習すれば出来るようになります。
バッキング(パターン②)
(Key=A限定)
基本のバッキング(パターン①)ができたら、各コード5番目の音を1音だけ変えてみましょう。
1音変えるだけで雰囲気が変わり、ちょっと上手くなった感ありませんか?
是非、使ってみてください。
シャッフルのバッキングを解説
開放弦を使わないバッキングで尚且つ、“シャッフル”と呼ばれるリズムを解説します。
楽譜の赤丸で囲った所をみてください。
この表記が“シャフル”を意味する記号になります。
シャッフルとは?
ブルースでよく使われるリズムです。
「ブルース=シャッフル」という印象が強いです。
言葉でよく表現されるのが「タッカ」「タッカ」「タッカ」「タッカ」と馬の歩き方です。
基本のバッキング(パターン①)では人差し指と薬指の2本で押さえる形でしたが、今回は「小指」の使用頻度が高くなるパターンです。
左手のフォームが広がるため最初は押さえにくいですが少しずつ慣れましょう。
12小節弾いてみよう(TABあり)
(Key=A限定)
Q&A
パターン①、パターン②のバッキングをシャッフルのリズムで弾いてもいいの?
OKです。
跳ねるようなイメージで弾いてみてください。
逆にシャッフルのバッキングをパターン①、パターン②のリズムで弾いてもOKです。
弾き語りで使うコード進行でもいいの?
上記コードフォームで「ジャラーン」「ジャガジャガ」と弾いても間違いではありませんが、ブルースではあまり使われません。
最後に
セッションにおいて“ギターソロ”ばかり注目されますが、実はバッキングはリズムを作り出す重要な要素になります。
今回はブルースで使われる基本で簡単なバッキングパターンを紹介しました。
最初は何小節目弾いてるかわからなくなります。
まずは一定のリズムで12小節を弾けるように練習してみてください。
練習あるのみです。
- バッキングとは伴奏のこと
- ブルースセッションはKeyを決め、3つのコード進行を使う
- ブルースは12小節
- 弾くのは2本の弦だが他の弦を弾いても気にしない
- バッキングはミュートを使い“ノリ”を出す
第2回/初心者がアコギでブルースセッション(アドリブ)に挑戦【ターンアラウンド編】
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