第6回/初心者がアコギでブルースセッション(アドリブ)に挑戦【経過音編】

ブルースセッション(アドリブ)

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第6回/初心者がアコギでブルースセッション(アドリブ)に挑戦【経過音編】

【第6回】初心者がアドリブに挑戦

全ての解説を以下の条件で行います。
・Key=A
・ミクソリディアンスケール

ギター初心者でもアドリブが弾けるようになるために“アドリブの入り口”を解説します。

挫折の原因となる「音楽理論」を出来るだけ使わず解説していきます。

もちろん最低限覚えることもありますがそこは頑張って覚えてください。

ブログ内の「習得ポイントを解説」では“アドリブを覚えるポイント””初心者の悩み”を解説しています。

是非、こちらも合わせて読んでみてください。

この記事でわかること

  • 経過音について
  • 経過音の使い方
筆者からのコメント

ちなみに私は過去にアドリブを何度挫折したかわかりません。
挫折する度、新たな教材を購入し再挑戦するもまた挫折…
私が覚えることができたポイントは“情報量を減らすこと”“完璧を求めないこと”です。
私が持っている知識は出し惜しみせず全部出していきます。
アドリブはギター歴が長ければ弾ける訳ではありません。
ギター初心者でも“やる気”(覚える気)があれば弾けるようになります。
諦めず挑戦してみましょう!

経過音について

今回は「経過音」について解説します。

上のスケール図(Aミクソリディアンスケール)を見てください。

よくアドリブ教則本などに載っているような音が配置されています。

アドリブを覚える時にスケール図を見て演奏するKeyの使える音(ポジション)を覚えます。

※赤枠は解説で使用するブロックです。
アドリブを覚える時、5f〜10fが使いやすいのでこのポジションを使って解説します。

基本は●が付いている音が「Aミクソリディアンスケール」で使える音になります。

初心者は●のポジションだけを一生懸命覚えます。

では●が付いていない所は使えないのか?

結論
本来は使えない音ですが条件を満たせば使えるようになります。

それが「経過音」です。

スケール内の音を繋ぐ音=「経過音」と覚えてください。

経過音を覚えることでアドリブの幅が一気に広がります。

Aコードの経過音

【使い方①】
「経過音」をスケール内の音で挟んで使います。

[「スケール内の音」→「経過音」→「スケール内の音」]=1セット

注意

「経過音」はスケール内の音ではないので“単体では使えない”ことを覚えておいてください。

必ず3音(もしくは4音)1セットで使用することになります。

Aコードの使えるパターン
「9th」→「経過音」→「1度」
「3度」→「経過音」→「9th」
「9th」→「経過音」→「3th」
「7th」→「6度」→「経過音」→「5度」

オススメの使い方
「1セット」+「フレーズ」

1セットだけで使用しても間違いではないですが、経過音をスケール内の音で挟んだとはいえ“元々使えない音”なのでフレーズを足して少しでも違和感をなくしてやります。


【使い方②】
図を見ると“矢印”があります。

経過音を使う時は矢印の向きに弾いていきます。

本体、経過音はどちらの方向から弾いても使えるのですが、音の性質上「高音」→「低音」に弾いた方が音がハマりやすいです。

経過音=「高音」→「低音」に弾くと覚えておいてください。

MEMO

一部の矢印を「↔︎」にしています。
この間は相性が良いのでどちらでも音がハマります。
余裕のある方は使ってみてください。

注意

経過音を連続して使わなこと。

例えば
図の「3度」から「1度」まで一気に弾いていくとフレーズに聞こえず、音のポジションを弾いているだけに聞こえてしまいます。
経過音は必ず1セット(3音、もしくは4音)で使用してください。

Dコードの経過音

Dコードで使えるパターン
「7th」→「6度」→「経過音」→「5度」
「3度」→「経過音」→「9th」
「9th」→「経過音」→「3度」

Eコードの経過音

Eコードで使えるパターン
「5度」→「経過音」→「4度」→「3度」
「3度」→「4度」→「経過音」→「5度」
「9th」→「経過音」→「1度」
「1度」→「経過音」→「7th」

最後に

まとめ

今回は「経過音」について解説しました。

5f〜10fあたりを使いましたが、もちろん前後のブロックと繋げることもできます。

まとめ
  1. 経過音=スケールの音を繋ぐ音
  2. 経過音は3音(もしくは4音)で1セット使用
  3. 経過音は単体で使用できない
  4. 経過音は高音→低音に向けて弾く
  5. 経過音は連続使用しない

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