第4回/初心者がアコギでブルースセッション(アドリブ)に挑戦【M3とm3編】

ブルースセッション(アドリブ)

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第4回/初心者がアコギでブルースセッション(アドリブ)に挑戦【M3とm3編】

【第4回】初心者がアドリブに挑戦

全ての解説を以下の条件で行います。
・Key=A
・ミクソリディアンスケール

ギター初心者でもアドリブが弾けるようになるために“アドリブの入り口”を解説します。

挫折の原因となる「音楽理論」を出来るだけ使わず解説していきます。

もちろん最低限覚えることもありますがそこは頑張って覚えてください。

ブログ内の「習得ポイントを解説」では“アドリブを覚えるポイント””初心者の悩み”を解説しています。

是非、こちらも合わせて読んでみてください。

この記事でわかること

  • 3度について
  • 3度の使い方
筆者からのコメント

ちなみに私は過去にアドリブを何度挫折したかわかりません。
挫折する度、新たな教材を購入し再挑戦するもまた挫折…
私が覚えることができたポイントは“情報量を減らすこと”“完璧を求めないこと”です。
私が持っている知識は出し惜しみせず全部出していきます。
アドリブはギター歴が長ければ弾ける訳ではありません。
ギター初心者でも“やる気”(覚える気)があれば弾けるようになります。
諦めず挑戦してみましょう!

M3とm3

今回は「3度」について解説します。

ミクソリディアンスケールの「3度」はいわゆる「メジャー3度」と呼ばれる音になります。

音には「メジャー(明るい音)」があれば「マイナー(暗い音)」もあります。

ポイント
3度は「メジャー」と「マイナー」の間にあるような、絶妙な音になります。

ブルースを演奏する上で「7th(セブンス)」同様に欠かせない音になるので是非使い方を覚えてください。

スケール図でよく使われる表記が以下になります。

メジャー3度:M3
マイナー3度:m3

教則本などもこの表記で解説していることが多いので覚えておいてください。

以下より「M3」と「m3」で解説していきます。

Aコードの「M3」と「m3」

図1

図2

図1:「第3回」で使用したAのコードトーン(7th含む)です。
3度にM表記はありませんが、いわゆる「M3」になります。

図2:「M3」と「m3」の位置関係を表しています。

覚えて欲しいのは必ず「M3」の前に「m3」があるということです。

そのため「M3」さえ覚えておけば「m3」の位置もわかります。


【使い方】
「m3」を弾いた後に「M3」を弾きます。

ただし“決まり事”があります

[「m3」→「M3」]=1セットで使うこと!

これを必ず守ってください。

3度は何かしらのフレーズの間に入れて使うのがオススメです。


「フレーズ」+[「m3」→「M3」]+「フレーズ」

フレーズで挟むことでバッチリ音がハマります。

是非使ってみてください。

注意

図1を見ると「m3」の表記はありません。

ミクソリディアンスケールでは単体で「m3」は使えないということになります。

「m3」はコードトーンではないので第3回の「コードが切り替わった1発目に弾く」は使えません。

Dコードの「M3」と「m3」

図1

図2

【使い方】
[「m3」→「M3」]=1セットで使うこと!

定番のフレーズを紹介します。

[「m3」→「M3」]+5度

定番フレーズなので多くの曲で使用されています。

是非、習得してみてください。

Eコードの「M3」と「m3」

図1

図2

【使い方】
[「m3」→「M3」]=1セットで使うこと!

最後に

まとめ
今回は「3度」について解説しました。

ポイント
最初はどうしても1小節に音をたくさん詰め込みたくなりますが、音数をグッと減らしてゆっくり弾いてみてください。
ちょっとレベルアップ

「3度」の使い方として“フレーズの間に挟む”と解説しました。
慣れてきたら「3度」後の音を「コードトーン(1度、5度)もしくは7th」にするとより音がハマります。

まとめ
  1. 3度はメジャーとマイナーの間の絶妙な音
  2. 3度にはメジャー(M3)とマイナー(m3)がある
  3. 使用方法は[「m3」→「M3」]1セット
  4. 単体で「m3」は使えない
  5. オススメの使い方は[「m3」→「M3」]+コードトーン

ブルースセッション(アドリブ)第5回/初心者がアコギでブルースセッション(アドリブ)に挑戦【和音編】

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