第2回/初心者がアコギでブルースセッション(アドリブ)に挑戦【ターンアラウンド編】
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【第2回】初心者がアドリブに挑戦
・ミクソリディアンスケール
ギター初心者でもアドリブが弾けるようになるために“アドリブの入り口”を解説します。
挫折の原因となる「音楽理論」を出来るだけ使わず解説していきます。
もちろん最低限覚えることもありますがそこは頑張って覚えてください。
ブログ内の「習得ポイントを解説」では“アドリブを覚えるポイント”や”初心者の悩み”を解説しています。
是非、こちらも合わせて読んでみてください。
この記事でわかること
- ターンアラウンドについて
- ターンアラウンの弾き方
ちなみに私は過去にアドリブを何度挫折したかわかりません。
挫折する度、新たな教材を購入し再挑戦するもまた挫折…
私が覚えることができたポイントは“情報量を減らすこと”と“完璧を求めないこと”です。
私が持っている知識は出し惜しみせず全部出していきます。
アドリブはギター歴が長ければ弾ける訳ではありません。
ギター初心者でも“やる気”(覚える気)があれば弾けるようになります。
諦めず挑戦してみましょう!
ターンアラウンドについて
ターンアラウンドとは?
セッションを行う上で先頭の小節に戻りやすくするためのフレーズのことです。
第1回の「バッキングパターン編」でブルースは12小節で構成されていると解説しました。
実際のセッションでは「自分」と「相手」がソロとバッキングを交互に弾きますが、ダラダラ弾くと切り替わりのタイミングを見失います。
そこで最後の2小節を先頭に「戻りやすくするためのフレーズ」=「ターンアラウンド」を入れます。
【イントロにも活用】
ターンアラウンドは最後の2小節に使うと解説しましたが、セッションに入るイントロにも使えます。
セッションをする際にどのタイミングで弾き始めれば良いかわからないことがあります。
ターンアラウンドのフレーズを入れてやることで、お互いが1小節目の“入り”のタイミングを合わせることができます。
※必ずイントロを弾く決まりはありません。
“いつの間にか自然にセッションが始まる”こともブルースセッションの醍醐味です。
ターンアラウンドの弾き方
実際にフレーズを弾いてみましょう。
今回はブルースセッションで使われる“定番のターンアラウンド”を紹介します。
ターンアラウンドのフレーズは無数にあるため、まずは自分のお気に入りを見つけて使いましょう。
ターンアラウンド(フレーズ①)
ターンアラウンドの特徴として半音ずつフレットを移動し、最後の小節のコードを弾くことが多いです。
このブログ内では「Key=A」で解説しているので12小節目は「E7」になります。
最後に「E7」を弾いてやることで音がおさまります。
音を切るよう感じで弾くといい感じになります。
休符もうまく使っていきましょう
ターンアラウンド(フレーズ②)
【パターン①】と押さえるポジションは同じですが、音数が少し増えた弾き方です。
ゆっくりのリズムであれば全てダウンピッキングで弾けますが、リズムが早いとダウンピッキングだけでは対応が大変になります。
【パターン②】とほぼ一緒ですが、一部にスライドを入れています。
ちょっとしたテクニックを入れてやるだけでフレーズの雰囲気が変わるので試してみてください。
ターンアラウンド(フレーズ③)
低音弦を使ったフレーズになります。
Eコードの「×」の弾き方は実音を出すと言うより、弦のアタック音を出すイメージです。
ターンアラウンド(フレーズ④)
(フレーズ③)とほぼ一緒ですが最後の2弦5フレットの音を省略しています。
2弦5フレットが押さえにくいという方は「E7」はこのフォームに固定してもOKです。
最後に
今回は初心者でも弾ける簡単なターンアラウンドのフレーズを紹介しました。
たくさんのフレーズを覚えることもいいですが、自分の中で好きなフレーズを何個か決めて使った方がいいです。
フレーズの音をちょっと替えてみたり、休符のタイミングを変えてみるだけで幅が広がります。
今回紹介したフレーズを自由に組み合わせるだけでも数パターンのフレーズができるので挑戦してみてください。
- ターンアラウンド=先頭の小節に戻りやすくするためのフレーズ
- ターンアラウンドは最後の2小節に入れる
- ターンアラウンドはイントロにも使える
- 自分の中で好きなターンアラウンド決めて使う
- 休符を上手く使う
第3回/初心者がアコギでブルースセッション(アドリブ)に挑戦【コードトーン編】
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