
今回はアコギ弦「リチャードココ」を紹介するよ。
- リチャードココの特徴ついて知りたい
- リチャードココのメリット・デメリットを知りたい
ギターの弦は数が多く、初心者が選ぶには難しいです。
同じ弦を繰り返し採用する人、毎回違う弦を試してみる人など様々です。
私はこれまで、10種類以上の弦を試しました。
今回の記事では、「リチャードココ」について紹介しています。
記事を読むことで、「リチャードココ」の特徴をまとめて知ることができます。

メリット
- 6弦が他のメーカーより細い
- ギラギラ感が少ない
- フィンガーノイズが少ない
- ノンコーティングの割に耐久性が良い
デメリット
- 音のレンジ(音域)は広くない
- ノンコーティング弦にしては割高
- ブロンズ弦のみのラインナップ
リチャードココは、今でも職人が手巻きしている、イタリアのハンドメイドブランドで、品質が高いと評判です。
コーティング弦ではありませんが、耐久性が良く、ギラギラしないサウンドが特徴です。
私は近年、ずっとフォスファーブロンズばかり使っていたのですが、リチャードココのブロンズ弦は、もう一度使いたいと思わせる弦です。
地方の楽器店では、リチャードココを扱っている実店舗店は少ないです。
ノンコーティングにしては価格が高めですが、正規輸入代理の「サウンドハウス」が安く購入できるのでオススメです。
・品質の良いノンコーティング弦を使いたい人
・品質の良いブロンズ弦を使いたい人
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リチャードココの概要

メーカーサイトより引用
イタリアの古き良き弦楽器製作のノウハウをダイレクトに受け継ぐ伝説の弦、Richard Cocco Senior!
アコースティックギター弦
.012、.016、.024、.032、.042、.052
伝説的なクオリティの高さを誇る弦として評価の高いハンドメイド弦製作の先駆者的ブランドが、復活しました。
Richard Cocco Senior弦は、長い歴史と豊富な経験や膨大な量の試行錯誤、素晴らしいミュージシャンとのコラボレーションから得られた優れたアイディア、そして確実な製作技術をもった職人の手による信頼性と安心感、それら全ての要素が結びついた、一味も二味も違いが感じられる、とても高いクオリティを持った弦です。
(Richard Cocco Senior弦は、手作業で時間をかけて製作されているイタリア製で、アメリカ製ではありません。)
大手の弦メーカーは、その製作過程の大半を機械化しており、そこから出来上がってくるものは、まさに”製品”と呼ぶに相応しいものですが、R.Cocco Senior弦は、伝統的な製弦機と良質な材料のみを使用し、今をもって職人による手巻きという製法に頑なにこだわっています。
楽器本体に比べますと、弦の品質やキャラクターというものは軽視されがちで、結果として無難な弦を使用しているケースは少なく無いと思いますが、1本1本細心の注意を払って、人の手で丁寧に製作された弦の良さ、というものは、やはり格別のものがあり、楽器の良さをより一層引き出してくれます。引用元:サウンドハウス
弦の太さについて
- RC11A:.011 .015 .022 .028 .038 .050(想定:カスタムライト)
- RC12A:.012 .016 .024 .032 .042 .052(想定:ライト)
- RC13A:.013 .017 .026 .036 .046 .056(想定:ミディアム)
品番の数字は、1弦のゲージ(太さ)に反映されています。
「想定」としているのは、メーカーの公式発表がないため、他メーカーの弦の太さの数値を参考にしています。
弦の密封について



画像の丸を付けた所がポイントです。
太さの表記
この袋がどの太さの弦なのか、わかるように表記されています。
他のメーカーにも見られるので、そこまで珍しくはありませんが、やはり記載されていると分かりやすいです。
チャック付き
ジップロック仕様になっているため、密閉度が高く、酸化しにくいです。
これで保管期間は長くなります。
リチャードココをレビュー


画像がちょっと悪くて申し訳ないのですが、ボールエンド部分の処理のクオリティが高いです。
これが手巻き製法の品質。
弦の耐久性


ノンコーティング弦の中では、耐久性があると感じています。
弦の代表格である、マーチン弦(ノンコーティング)よりは、長持ちする印象です。
サウンド

弦を張って、ギターを構えた瞬間「6弦が細い」と感じます。
リチャードココの特徴である、6弦が若干細いことで、低音が出ないサウンド傾向かと予測していましたが、そんなことはありませんでした。
Martin D-28に張りましたが、明らかに低音が出なくなったということはありません。
6弦が細いことで、テンションが柔らかく、弾きやすいです。
私がメインで使用している「D’Addario E16」はハイポジションにカポを付けて演奏した時に「キーン」と鳴り過ぎる感覚がありました。
リチャードココは、中音域でバランスが良く、「ギラギラ感」も無いので、気持ちよく演奏できます。
逆に言えば、音域のレンジは広くない印象です。

フィンガーノイズが圧倒的に少ないのも良い感じだね。
フィンガーノイズとは?
フィンガリングノイズとも言われ、6〜4弦(巻弦)で指を移動させた時に「キュッ」と発生するノイズ。
新しい弦の場合に出やすい傾向があります。
人に演奏のアクセントにすることもあります。
不満点

手巻き製法なので、価格が高くなるのは仕方ないですが、もう少し価格が安いと使いやすいと感じます。
楽器店によっては、コーティング弦に近い価格で販売されているからです。
まとめ

メリット
- 6弦が他のメーカーより細い
- ギラギラ感が少ない
- フィンガーノイズが少ない
- ノンコーティングの割に耐久性が良い
デメリット
- 音のレンジ(音域)は広くない
- ノンコーティング弦にしては割高
- ブロンズ弦のみのラインナップ
リチャードココは、今でも職人が手巻きしている、イタリアのハンドメイドブランドで、品質が高いと評判です。
コーティング弦ではありませんが、耐久性が良く、ギラギラしないサウンドが特徴です。
私は近年、ずっとフォスファーブロンズばかり使っていたのですが、リチャードココのブロンズ弦は、もう一度使いたいと思わせる弦です。
地方の楽器店では、リチャードココを扱っている実店舗店は少ないです。
ノンコーティングにしては価格が高めですが、正規輸入代理の「サウンドハウス」が安く購入できるのでオススメです。
・品質の良いノンコーティング弦を使いたい人
・品質の良いブロンズ弦を使いたい人



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こんにちは
これはさすがにノーマークでした
でも赤くおしゃれなパッケージにちょっとくすぐられますね
今はストック消費の真っ最中で
しかももうすぐエリクサー3セットパックの販売時期だし・・・
そんなわけで手が出せないけど、やっぱりちょっとくすぐられます(笑)
ziziさん
こんばんは
エリクサー良いですよね。
私も特定のギターはずっとエリクサーです。
一度経験してしまうと、他の弦を使ったときどうしても劣化を比べてしまいます。
そもそもコーティング弦の代表格と比べるのが間違っているのはわかっているのですが…
それでも色々な弦を試したくなり、ついつい手が出てしまいます(笑)