【手巻き製法】Richard Cocco(リチャードココ)RC12A をレビュー

リチャードココ

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もりそう
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今回はアコギ弦「Richard Cocco(リチャードココ)」を紹介するよ。

  • Richard Cocco(リチャードココ)の特徴ついて知りたい
  • Richard Cocco(リチャードココ)のメリット・デメリットを知りたい

ギターの弦は数が多く、初心者が選ぶには難しいです。

同じ弦を繰り返し採用する人、毎回違う弦を試してみる人など様々です。

私はこれまで、10種類以上の弦を試しました。

今回の記事では、「Richard Cocco(リチャードココ)」について紹介しています。

記事を読むことで、「手巻き製法」弦の特徴を知ることができます。


Richard Coccoの評価
耐久性
 (4)
音抜け
 (4)
滑り
 (4)
価格(約1,350〜1,700円)
 (3)
総合評価
 (3.5)

メリット

  • 6弦が他のメーカーより細い
  • ギラギラ感が少ない
  • フィンガーノイズが少ない
  • ノンコーティングの割に耐久性が良い

デメリット

  • 音のレンジ(音域)は広くない
  • ノンコーティング弦にしては価格が割高
  • ブロンズ弦のみのラインナップ

Richard Cocco(リチャードココ)は、今でも職人が手巻きしている、イタリアのハンドメイドブランドで、品質が高いと評判です。

コーティング弦ではありませんが、耐久性が良く、ギラギラが少ないサウンドが特徴です。

私は近年、フォスファーブロンズばかりを使っていたのですが、Richard Cocco(リチャードココ)のブロンズ弦は、もう一度使いたいと感じた弦です。

地方の楽器店では、Richard Cocco(リチャードココ)を扱っている実店舗店は少ないです。

ノンコーティングにしては価格が高めですが、正規輸入代理の「サウンドハウス」が安く購入できるのでオススメです。

もりそう
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派手なギラギラ感が少ないから、ギターが鳴っている感覚を味わえるよ。

こんな人にオススメ

・品質の良いノンコーティング弦を使いたい人

・品質の良いブロンズ弦を使いたい人

Richard Coccoの概要

メーカーサイトより引用

伝説的なクオリティの高さを誇る弦として評価の高いハンドメイド弦製作の先駆者的ブランドが、復活しました。

諸事情により、非常に惜しまれつつも、その工房を一旦閉めざるを得なかったのですが、やはりその人気とクオリティに対する信頼はとても根強く、その弦の製作を再開するに至るまでにはあまり時間がかからず、それはある意味必然的な出来事でした(かつての工房はアメリカのニュージャージーにありましたが、現在はイタリアになっています)。

大手の弦メーカーは、その製作過程の大半を機械化しており、そこから出来上がってくるものは、まさに”製品”と呼ぶに相応しいものですが、R.Cocco Senior弦は、伝統的な製弦機と良質な材料のみを使用し、今をもって職人による手巻きという製法に頑なにこだわっています。

楽器本体に比べますと、弦の品質やキャラクターというものは軽視されがちで、結果として無難な弦を使用しているケースは少なく無いと思いますが、1本1本細心の注意を払って、人の手で丁寧に製作された弦の良さ、というものは、やはり格別のものがあり、楽器の良さをより一層引き出してくれます。

Richard Cocco Senior弦は、長い歴史と豊富な経験や膨大な量の試行錯誤、素晴らしいミュージシャンとのコラボレーションから得られた優れたアイディア、そして確実な製作技術をもった職人の手による信頼性と安心感、それら全ての要素が結びついた、一味も二味も違いが感じられる、とても高いクオリティを持った弦です。

引用元:R.Cocco Senior Handmade Strings

80/20 BRONZE

品番ゲージ(太さ)
RC11ACustom Light(想定)
RC12ALight(想定)
RC13AMedium(想定)
価格:約1,420〜1700円

Richard Cocco(リチャードココ)のアコギ弦は「80/20 BRONZE」のみになります。

品番の数字は、1弦のゲージ(太さ)が反映されています。

「想定」としているのは、メーカーの公式発表がないため、他メーカーの弦の太さの数値を参考にしています。

注意

Richard Cocco(リチャードココ)弦のパッケージは、全て赤色になります。
(エレキ弦、ベース弦含む)
購入する際は、自分が欲しい弦であることを十分確認してください。

Richard Coccoをレビュー

弦の包装

完全に密閉された袋に入っているため、酸化を抑えられます。

メーカーによっては、紙に入っている物もあるので、包装は文句なしです。

サウンド

Richard Cocco(リチャードココ)は、中音域でバランスが良く、「ギラギラ感」も少ないので、気持ちよく演奏できます。

私がメインで使用しているD’Addario「EJ16」はハイポジションにカポを付けて演奏した時に「キーン」と鳴り過ぎる感覚がありましたが、Richard Cocco(リチャードココ)はありません。

逆に言えば、音域のレンジは広くない印象です。

Richard Cocco(リチャードココ)の特徴である、6弦が若干細いことで、低音が弱いサウンド傾向かと予測していましたが、そんなことはありませんでした。

Martin D-28に張りましたが、低音が出なくなったということはありません。

6弦が細いことで、テンションが柔らかく、弾きやすいです。

もりそう
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フィンガーノイズが圧倒的に少ないのも良い感じだね。

フィンガーノイズとは?

フィンガリングノイズとも言われ、6〜4弦(巻弦)で指を移動させた時に「キュッ」と発生するノイズです。

新しい弦の場合に出やすい傾向があります。

人によっては、演奏のアクセントにすることもあります。

弦の耐久性

ノンコーティング弦の中では、耐久性があると感じました。

弦の代表格である、Martin(Superior Performance)よりは、長持ちする印象です。

弾く頻度にもよりますが、3〜4週間程度が交換の目安です。

弦を長持ちさせる方法

不満点

楽器店によっては、コーティング弦に近い価格で販売されているため、もう少し安いと使いやすいと感じました。

もりそう
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手巻き製法だから、価格が高くなるのは仕方ないよね。

まとめ

Richard Coccoの評価
耐久性
 (4)
音抜け
 (4)
滑り
 (4)
価格(約1,350〜1,700円)
 (3)
総合評価
 (3.5)

メリット

  • 6弦が他のメーカーより細い
  • ギラギラ感が少ない
  • フィンガーノイズが少ない
  • ノンコーティングの割に耐久性が良い

デメリット

  • 音のレンジ(音域)は広くない
  • ノンコーティング弦にしては割高
  • ブロンズ弦のみのラインナップ

Richard Cocco(リチャードココ)は、今でも職人が手巻きしている、イタリアのハンドメイドブランドで、品質が高いと評判です。

コーティング弦ではありませんが、耐久性が良く、ギラギラしないサウンドが特徴です。

私は近年、ずっとフォスファーブロンズばかり使っていたのですが、Richard Cocco(リチャードココ)のブロンズ弦は、もう一度使いたいと感じた弦です。

地方の楽器店では、Richard Cocco(リチャードココ)を扱っている実店舗店は少ないです。

ノンコーティングにしては価格が高めですが、正規輸入代理の「サウンドハウス」が安く購入できるのでオススメです。

もりそう
もりそう

派手なギラギラ感が少ないから、ギターが鳴っている感覚を味わえるよ。

こんな人にオススメ

・品質の良いノンコーティング弦を使いたい人

・品質の良いブロンズ弦を使いたい人

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2 COMMENTS

zizi

こんにちは

これはさすがにノーマークでした
でも赤くおしゃれなパッケージにちょっとくすぐられますね
今はストック消費の真っ最中で
しかももうすぐエリクサー3セットパックの販売時期だし・・・
そんなわけで手が出せないけど、やっぱりちょっとくすぐられます(笑)

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ziziさん
こんばんは
エリクサー良いですよね。
私も特定のギターはずっとエリクサーです。
一度経験してしまうと、他の弦を使ったときどうしても劣化を比べてしまいます。
そもそもコーティング弦の代表格と比べるのが間違っているのはわかっているのですが…
それでも色々な弦を試したくなり、ついつい手が出てしまいます(笑)

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