【ギタークロス】フリーダムカスタムギターリサーチ/Polish Clothをレビュー
もりそう
ゆかめろ
もりそう
日本のギターメーカーで、メンテンス道具にも力を入れているんだ!

- 高級ギタークロスって何が違うの?
- メリット・デメリットは?
- 実際の使用感はどうなの?
ギタークロスはメンテナンスを行う上で最重要アイテムです。
私はこれまで10種類以上のギタークロスを購入して試してきました。
今回の記事ではフリーダムカスタムギターリサーチのギタークロスの「メリット・デメリット」「使用感」を解説しています。
記事を読むことで、ワンランク上のギタークロスを使う理由がわかります。
- 極細繊維でギターに傷が付きにくい
- 帯電防止処理でホコリが付きにくい
- ポリッシュ使用後の最終仕上げに最適
- 洗えば何度も使える
- 価格が高い
Polish Cloth(SP-P-10)は高級ギターに使われるラッカー塗装に対応したギタークロスです。
特徴として塗装が薄いので音の鳴りが良いとされます。
手間がかかるためいわゆる高級ギターに使われることが多いです。
経年変化で塗装に割れが入るウェザーチェックが良い味を出します。
しかしとてもデリケートな塗装のため取り扱いが難しいとされます。
温度・湿度などで白濁したり、ゴムと化学反応を起こしゴム焼け(黒くなる)することがあります。
低度ならヤスリで削って磨けば対処できますが、重度になると素人では手が出せなくなります。
ラッカー塗装に対応したポリッシュは沢山販売されていますが、使用するのに躊躇(ちゅうちょ)してしまうことがあります。
ヴィンテージギターなら尚更です。
「ポリッシュ使って大丈夫かな…」と不安を抱くのであれば、Polish Cloth(SP-P-10)で普段から乾拭きするだけで、ボデイ塗装を傷から守ることができます。
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タップできる【目次】
Polish Cloth(SP-P-10)の概要
サイズ:360mm×380mm
素材:ラッカー塗装対応
価格:約2300円
洗濯:可
用途:乾拭き・ポリッシュ/ワックス使用後の最終仕上げ
あなたの楽器を長い間良いコンディションに保つために、1番手軽なケアは「使用後の乾拭き」です。このPolish Clothは超極細繊維を織り上げることで実現した、非常に優れた柔軟性により、繊細なラッカー塗装製品、貴重なオールドギターの塗膜を傷つけずに磨き上げることができます。また、帯電防止処理を施すことで、チリやホコリ、通常のクロスでは残ってしまうポリッシュ・ワックス併用時の拭き取り粉からギターを守ることができます。
その後、最終仕上げにPolish Cloth(SP-P-10)を使うことで、メーカーが言っている“拭き取り粉”を残さず拭くことができます。
Polish Cloth(SP-P-10)の使用感を語る
生地の質感
生地の質感は「フワフワ」で柔らかく、超極細繊維を肌で感じることができます。
表と裏の生地が同じなのも大きな特徴です。
沢山のギタークロスを試してきましたが、良い生地が両面というのは意外と少ないです。
※安価な物は生地質が両面荒い物が多いです。
乾拭きする時に「どっちが使える面だっけ?」と確認する必要がないため、ストレスなく使えるのも良い点です。
拭きやすさ
【ボディを拭く場合】
使用感としては他のギタークロスと大きく変わることはありません。
一般的なクロスの拭き心地と一緒のイメージです。
私はキョンセームも所有していますが、拭きやすさはギタークロスの方が扱いやすいです。
キョンセームは独特の“滑りにくさ”があるからです。
【弦を拭く場合】
弦を拭いた後にクロスを見るとわずかですが弦の跡が残ります。
毛羽立ちはしませんが、何度も使うとボロボロになるスピードは早いと考えられます。
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汚れ落しの効果
Polish Cloth(SP-P-10)の特徴でもある「帯電防止処理でホコリが付きにくい」効果ですが、正直あまりわからないです。
ホコリが小さいのもありますが、目に見えて「ホコリが全然つかない」感覚はありませんでした。
私は普段からギターケースに入れて、小まめにメンテンスしているため、効果がわかりにくのもあります。
他のメーカーとの比較
- 生地はフワフワで柔らかい
- 表裏の生地が同じのため両面使える
- 帯電防止処理あり
- 生地はフワフワだが、Polish Clothより柔らかさは無い
- 表裏の生地質が違う
- 帯電防止処理なし
ギタークロスはを様々試してきましたが、生地の質感が一番近いのはモーリスのクリーニングクロスです。
かなり似ているため、わざわざ高い「Polish Cloth(SP-P-10)」を買う理由ないんじゃないの?と言われると正直答えずらいのが本音…
モーリスのクリーニングクロスはPolish Cloth(SP-P-10)に比べて約半額で購入することができ、圧倒的なコストパフォーマンスが魅力です。
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あとは1000円の価格差の中にある「ラッカー塗装対応」「帯電防止処理」「傷が付きにくい安心感」に価値を感じることができるかだね。
使用後は洗えるし、古くなったら手軽に買い替えできます。(価格が安いから購入しやすい)
その後、最終仕上げにPolish Cloth(SP-P-10)を使うことで、メーカーが言っている“拭き取り粉”を残さず拭くことができます。
こんな人にオススメ
- ワンランク上のギタークロスが欲しい
- ラッカー塗装のギターに使いたい
- ヴィンテージギターに使いたい
ギタークロスの中には「超極細繊維」というのはPolish Cloth(SP-P-10)以外の製品でも見かけます。
他の製品に無いのが「ラッカー塗装対応」「帯電防止処理」です。
日本のメーカーで、リペアでも評価の高い「フリーダムカスタムギターリサーチ」ブランドには信頼性があります。
目に見える効果は少ないですが、Polish Cloth(SP-P-10)は「安心感を得る」アイテムと言えます。
キョンセームはサイズによっては5000円を超えており、手が出しにくい価格になっています。
Polish Cloth(SP-P-10)とキョンセームでは質感が全く違うため完全に比較ができませんが、価格だけを考えればPolish Cloth(SP-P-10)はコスパが良いと言えます。
安い
- 一般的なクロス
- Polish Cloth(SP-P-10)
- キョンセーム革
高い
使用者の声(口コミ)
・価格は少し高いけど買う価値ある
・指紋がキレイに無くなる
・ヴィンテージギターは全てこれに切り替えた
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Polish Cloth(SP-P-10)のまとめ
今回はフリーダムカスタムギターリサーチのギタークロス「Polish Cloth(SP-P-10)」を紹介しました。
- 極細繊維でギターに傷が付きにくい
- 帯電防止処理でホコリが付きにくい
- ポリッシュ使用後の最終仕上げに最適
- 洗えば何度も使える
- 価格が高い
高級ギターに使われているラッカー塗装に対応したポリッシュも沢山販売されていますが、使うのに躊躇(ちゅうちょ)してしまうことがあります。
「ポリッシュ使って大丈夫かな…」と不安を抱くのであれば、Polish Cloth(SP-P-10)を使い普段から乾拭きするだけで、ボデイ塗装を傷から守ることができます。
目に見えて効果がはっきりわかるものでもないですが、使っているだけで「安心感」を得ることができます。
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