80/20ブロンズとフォスファーブロンズの違いを解説

弦の種類を解説

80/20ブロンズとフォスファーブロンズの違いを解説

80/20ブロンズとフォスファーブロンズ

エリクサー
今回は弦の種類である「80/20ブロンズ」と「フォスファーブロンズ」について解説します。

各メーカーで販売している弦の多くは2種類のラインナップを揃えていることが多いです。

  • 80/20ブロンズ
  • フォスファーブロンズ

しかし初心者にとって両者の特徴がわからない方も多いはず。

「80/20ブロンズ」と「フォスファーブロンズ」の違いを知っておくことで弦の選び方(選択肢)が増えるので是非覚えてみてください。

この記事を読むことで以下のことがわかります。

  • 80/20ブロンズとフォスファーブロンズの違い
  • 80/20ブロンズとフォスファーブロンズの選び方
  • 80/20ブロンズとフォスファーブロンズのオススメ弦を紹介

80/20ブロンズとフォスファーブロンズの違い

エリクサー

材質の違い

80/20ブロンズ

エリクサー
ブロンズ(青銅)はスズを配合した合金になります。

色の特徴は金色です。

では「80/20」とは?

銅:80%
スズ:20%
使用素材の割合になります。

しかし!!
実はギターに使われているブロンズは違います!

ポイント
弦は亜鉛の合金(真鍮)になります。

そのため実際はブロンズ(青銅)ではなくブラス(真鍮)ということになります。
現在販売されている弦のパッケージは「ブロンズ」表記になっていることがほとんど。
この事実を知らない方が多いです。
なぜ「ブロンズ」表記なっているかは謎です…

フォスファーブロンズ

エリクサー
上記で解説したブロンズ弦に「リン」を含ませたものになります。

フォスファー=「リン」を意味します。

色の特徴はピンクがかった色です。

フォスファーブロンズの素材割合は?

銅:92%
スズ:7%
リン:1%

サウンドと耐久性の違い

80/20ブロンズ

エリクサー

※耐久性については弾いた時間・手汗の量・季節によって大きく異なります。

【サウンド】
明るく、歯切れが良いサウンドが特徴です

落ち着いたサウンドでギター本来のポテンシャルを引き出す印象があります。

【耐久性】
劣化は早い

張りたては凄く気持ちの良い「シャリーン」というサウンドを出してくれます。

しかし張ってからすぐに劣化は始まります。

弾く頻度にもよりますがノンコーティング弦であれば1週間でその気持ち良さは無くなります。

サウンドがこもっているような、モコモコ感

金色の弦がくすんでくるので劣化がわかりやすいです。

改善策はないのか?
80/20ブロンズのコーティング弦を使うのがオススメです。

フォスファーブロンズ

エリクサー
【サウンド】
80/20ブロンズと比べるとよりきらびやかなサウンドが特徴

歯切れも良く、とにかくキラキラするサウンドイメージです。

一度、フォスファーブロンズ弦を使うと80/20ブロンズ弦に物足りなさを感じることがあります。

【耐久性】
80/20ブロンズより耐久性はある。

弦の色がピンクがかっているためそこまで色が劇的に変わるというのは少ない。

80/20ブロンズとフォスファーブロンズの選び方

オススメの使い分け

アコースティックギターではフォスファーブロンズを使用している方が多いです。

80/20ブロンズ
弾き語りやストローク中心に使われる
フォスファーブロンズ
メロディ弾きやソロギタースタイルに使われる
これはあくまで世間で言われるイメージです。

そのため
弾き語りは「80/20ブロンズ」を使わないといけない
弾き語りは「フォスファーブロンズ」を使ってはいけない

ということは一切ありません。

人によって感じるサウンドは違います。

選択肢は自由です!!

近年はソロギタースタイルが人気ですが、多くの方が「フォスファーブロンズ」を使用しています。

インスト音楽は歌詞がないため、いかに良い音を出すかがポイントになってきます。

そこでフォスファーブロンズのキラキラしたサウンドが好まれています。

同じインスト音楽でも使いようは様々です。

ギターデュオであるDEPAPEPEのお二人はエリクサーの「80/20ブロンズ」を使用しています。

以上のことからインスト音楽だから「フォスファーブロンズ」を使わないといけない理由はありません。

80/20ブロンズとフォスファーブロンズのオススメ弦を紹介

80/20ブロンズ

リチャード・ココ(R COCCO)

この弦の特徴はノンコーティング弦なのに耐久性があり音のバランスがとても良いことです。

それを実現しているは職人による手巻き製法が関係しています。

リチャード・ココは通常の基本ゲージ(太さ)基準より細いので弾きやすいのも特徴です。

マーチン(Martin)

正直、マーチン弦はあまり耐久性がない印象があります。

しかし80/20ブロンズのキレイな鈴なりは他のメーカーにはないサウンドです。

80/20ブロンズを使うならマーチン(Martin)は外せません。

オススメなのはマーチン(Martin)弦の中でも「LIFESPAN」シリーズです。

赤のパッケージが目印です。

コーティング弦でマーチン特有の「鈴鳴り」が持続性するのが大きいです。

フォスファーブロンズ

個人的にフォスファーブロンズ弦といえばダダリオ弦は定番中の定番です。

「ダダリオ弦は使えない」
という声は少ないです。

それほどギター演奏者からは信頼されているブランドになります。

ダダリオ(D’Addario)

【EJ16】
ノンコーティングですが、アコギ弦の中では「サウンド」「品質」「価格」定番の弦です。

定番の弦ということで「どこでも買える弦」でもあります。

【EXP16】
私が普段からメインで使用しているコーティング弦です。

ノンコーティング弦の「EJ16」も良いですがやはり少しでも長持ちするのを使いたい気持ちがあります。

結果、フォスファーブロンズを使うなら「EXP16」がオススメです。


エリクサー(ELIXIR)

ソロギタリストの中にも多くの愛用者がいます。

その理由はやはり「コーティンング弦の中ではダントツの耐久性」を実現した弦だからです。

コーティング弦は価格が高い印象があります。

しかしエリクサーはそれに見合った価値があります。

特に初心者は「高い」と感じる方が多いですが実はコストパフォーマンスが素晴らしい弦になります。

ポイント
人によっては好みが分かれる弦ではありますが、一度も使わないで否定するのはナンセンス!
まずは何でも使ってみることに意味があります。

最後に

エリクサー

今回は弦の種類である「80/20ブロンズ」と「フォスファーブロンズ」について解説しました。

80/20ブロンズ=弾き語り
フォスファーブロンズ=ソロギター
上記の固定概念が付いてしまっているのも事実です。

しかしそんなのは関係ありません!

プレイスタイルにこだわらず自分の好きな物を使いましょう!

ポイント
同じシリーズの弦でも「80/20ブロンズ」と「フォスファーブロンズ」では全然違うサウンドになります。

自分のお気にりの弦を見つけらたその反対のタイプを使ってみるのもアリです。

例えば
普段、「フォスファーブロンズ」を使用しているなら「80/20ブロンズ」も試してみてください。

新たに80/20ブロンズを好きになるのか。

フォスファーブロンズの良さを改めて好きになるのか。

そこには新しい発見があります。

まずは試してみることです。
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