【プレイテックとハーキュレスを比較】吊り下げギタースタンドをレビュー

もりそう
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今回はプレイテックとハーキュレスのギタースタンドを比較していくよ

  • 結局どっちを買えばいい?
  • どっちが使いやすい?
  • 両者のメリット・デメリットは?

今回はギタースタンド(吊り下げ)2種類を比較します。

この2種類で悩んでいる人は多いです。

見た目・スペックがほぼ同じなのに価格差が約2倍だからです。

今回の記事では両者の「比較」を解説しています。

この記事を読むことで「プレイテック」と「ハーキュレス」の特徴をまとめて知ることができます。


プレイテック

ハーキュレス

メリット

コスパが良い

価格:約2200円
ハーキュレスの約半額でほぼ同等のスタンド

品質が高い

世界の音楽現場で信頼されている高品質ブランド

デメリット

作りがもう一歩

ネックを固定する部品や脚回りの作りの品質がハーキュレスに劣る

価格が高い

価格:約4100円
プレイテックの約2倍の価格

違いは、ネックを固定する部分の作りや、ギタースタンドの高さ調整方法など本当に細かい所になります。

ギタースタンドの安定性もほぼ一緒で、両方ともラッカー塗装には対応していません。

小さなスペック差に2倍のお金を 「出せる」「出せない」で決まります。

総合的にプレイテック(GSH3)は、凄くコスパが良いギタースタンドと言えます。

選び方の目安

プレイテック/GSH3:価格が手頃で、使い勝手が良いスタンドを探している人

ハーキュレス/SG414B:品質の良いスタンドが欲しい人

PLAYTECH(プレイテック)/GSH3ギタースタンド
created by Rinker
PLAYTECH

ギター固定部の違い

プレイテック

ハーキュレス

稼働部の構造

重い(硬い)

スタンドの根元から稼働し、指で押しても下がっている感覚がない。

軽い

「カシャ」と音がするため“固定された”安心感がある

稼働部は、吊り下げスタンドで一番重要な部分です。

吊り下げの場合は、ネックを挟むとギターの重量でホールドされます。

稼働部の動作が「重い(硬い)」とどうなるのか?

ギターを設置しても、シャッターが開きっぱなしになることがある。

なぜ?

稼働部が重く(硬く)、重さに対する反応がイマイチだからです。

しかし、ギターはネック部でしっかり固定されているため、安心して使うことができます。

もちろん、全ての「GSH3」に、この事象があるとは言えませんが、私が購入した製品には見られました。

固定部ゴム素材の違い

注意

両方ともラッカー塗装に対応していません。

ラッカー塗装のギターを置く場合は注意してください。

ラッカー塗装とは?

正式名称:ニトロセルロースラッカー

塗装が薄いので、音の「鳴り」が良いとされますが、施工に手間がかかるため、高級ギターに使われることが多いです。
とてもデリケートな塗装のため、取り扱いが難しいとされています。
温度や湿度などで白濁したり、ゴムと化学反応を起こし、ゴム焼け(黒くなる)することがあります。

プレイテックのスポンジが多少柔らかいため、長年使用すると劣化は早いと考えられます。

ハーキュレスはスポンジの目が細かく、硬めのスポンジです。

プレイテックより長持ちしそうな素材になっています。

スタンド拡張性の違い

ハーキュレスギタースタンド

プレイテック

ハーキュレス

拡張性

アタッチメントなし

ギター/ベースのみ使用可能

アタッチメントあり

ウクレレなど細いネックに対応
ナット幅:28mm〜52mm

ギターやベースを演奏する人であれば、気にする問題ではありません。

ウクレレなど、ネックが細い楽器を設置したい人は、ハーキュレスを選んでください。

他のブランドで拡張性(アタッチメント)があるスタンドは、かなり少ないです。

高さ調整方法の違い

プレイテック

ハーキュレス

調整方法

ネジ式

ネジを回して固定
※多少緩めるだけで調整可能

プッシュ式

押すだけで簡単に調整できる

調整部の位置

後ろにネジがあるため、手を回して使う必要がある

プッシュボタンが前にあることで圧倒的に使いやすい

プレイテックはネジ式で、完全自由な高さで締めることができます。

ハーキュレスは固定位置が段階的に決められています。

プッシュ式のボタンを離して、支柱を上下させると「ガチャン」と固定されます。

おそらく、支柱の中に溝があり、固定される仕組みだと考えられます。

三脚の違い

グリップ力

プレイテック

ハーキュレス

床に触れる面積

少ない

ゴムが角ばっているため、接地面積が少ない

多い

ゴムが丸みを帯びているため、接地面積が多くグリップ力が増す

強化フレーム

なし

脚が1本フリーになる
※以下で解説

あり

固定が強く、安定性が増す

少しの差ですが、全体のグリップ力(安定性)はハーキュレスの方が良いです。

強化フレームの有無

画像の矢印を見てください。

強化フレームがあることで、より固定が強くなり安定性が増します。

強化フレームが無いプレイテックはどうなるか?

ギター設置時は全く問題ないですが、持ち上げると後の脚が勝手に折りたたまれます。

ギタースタンドを移動すると時に、脚の1本が完全フリーになります。

移動後も脚を気にして置かなければなりません。

強化フレームの有無は意外と大事なポイントです。

まとめ

プレイテック

ハーキュレス

メリット

コスパが良い

価格:約2200円
ハーキュレスの約半額でほぼ同等のスタンド

品質が高い

世界の音楽現場で信頼されている高品質ブランド

デメリット

作りがもう一歩

ネックを固定する部品や脚回りの作りの品質がハーキュレスに劣る

価格が高い

価格:約4100円
プレイテックの約2倍の価格

今回は「プレイテック」と「ハーキュレス」を比較しました。

ハーキュレスと比べれば固定部、高さ調整部、脚まわりにおいて、細部が劣るのは確かです。

価格を考えた時に、ハーキュレスの約半額であれば購入する価値はあります。

選び方の目安

プレイテック/GSH3:価格が手頃で、使い勝手が良いスタンドを探している人

ハーキュレス/SG414B:品質の良いスタンドが欲しい人

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プレイテックのコスパが素晴らしいよ

PLAYTECH(プレイテック)/GSH3ギタースタンド
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