PLAYTECHとHERCULESの吊り下げギタースタンドを比較

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

スポンサーリンク

もりそう
もりそう

今回はPLAYTECHとHERCULESのギタースタンドを比較していくよ。

  • 結局どっちを買えばいい?
  • どっちが使いやすい?
  • 両者のメリット・デメリットは?

PLAYTECHとHERCULES、どちらを買おうか悩んでいる人は多いです。

見た目・スペックがほぼ同じなのに価格差が約2倍だからです。

今回の記事では両者の比較を解説しています。

この記事を読むことで「PLAYTECH (GSH3)」と「HERCULES(SG414B)」の特徴をまとめて知ることができます。

モデルチェンジ

※現在、GSH3は生産終了し、GSH1へとモデルチェンジしています。

以下が変更され、より使い心地が良くなっています。

高さ:77〜113cm→68〜110cm

高さ調整:ネジ式→ワンタッチ式

クランプ部:黒→オレンジ

三脚の補強フレーム:なし→あり


PLAYTECH 
GSH3

  • ギター初心者に優しい価格と品質を提供しているブランド
  • クッション部に見た目が安いゴム性が使われている
  • ナット幅が50mmまで対応
  • 価格が安い(約2,500円)
  • サウンドハウスのみで購入できる

HERCULES
GS414B

  • 世界中の音楽現場で信頼されている高級ブランド
  • 1つ1つの部品にこだわりがあり、高級感がある
  • ナット幅が28mm〜52mmまで対応
  • 価格が高い(約5,000円)
  • 多くの楽器店で購入できる

ネックを固定する部分の作りや、ギタースタンドの高さ調整方法など細かい所が異なりますが、ナット幅に注目してください。

GSH3の「50mm」は、ナット幅が広いクラシックギター/7弦ギター/5弦ベースなどは、入りにくい(入らない)場合があります。

逆に細すぎる場合も、すり抜けて取り付けができないことがあります。

ハーキュレスであれば、ナット幅が広い楽器に対応し、細い場合にもアタッチメントを使うことで、調整することができます。

両方ともラッカー塗装には未対応です。

GSH3のギタースタンドは、Amazon、楽天、Yahoo!など、一部で購入することができますが、価格が2倍以上になっています。

ギタースタンドに限らず、PLAYTECH 製品は「サウンドハウス」で購入することをオススメします。

もりそう
もりそう

自分のギターが普通の6弦なのか、または多弦なのかを確認して、それでも迷ったらブランド品に興味があるかないかで決めてOK。

選び方の目安

PLAYTECH(GSH3):安さ重視、ブランドにこだわりがないという人

HERCULES(SG414B):多弦ギターを所有している、ブランド品にこだわる人

PLAYTECH(プレイテック)/GSH1ギタースタンド
created by Rinker
PLAYTECH

稼働部の違い

PLAYTECH 
GSH3
ギタースタンドの比較

  • 重い(硬い)
  • スタンドの根元から稼働し、指で押しても下がっている感覚がない

HERCULES
GS414B
ギタースタンドの比較

  • 軽い(柔らかい)
  • 「カシャ」と音がするため“固定された”安心感がある

稼働部は、吊り下げスタンドで一番重要な部分です。

吊り下げの場合は、ネックを挟むとギターの重量でホールドされます。

GSH3に見られる、稼働部の動作が「重い(硬い)」と以下のようになります。

ギターを設置しても、クランプ部が開きっぱなしになることがあります。

理由は、稼働部が重く(硬く)、重さに対する反応がイマイチになるからです。

しかし、ギターはネックで、後方重心にしっかり固定されているため、前に倒れてくることはなく、安心して使うことができます。

もちろん、全ての「GSH3」に、上記事象があるとは言えませんが、私が購入した製品には見られました。

ゴム素材の違い

PLAYTECH 
GSH3

  • ザラザラした質感

HERCULES
GS414B

  • しっとりした質感

質感が異なることで、ギターに傷がつくなどの問題はありませんが、見た目の高級感が違います。

GSH3のスポンジが多少柔らかいため、長年使用すると劣化は早いと考えられます。

SG414Bはスポンジの目が細かく、硬めになっているため、長持ちしそうな素材になっています。

※上記の画像でわかりにくいので、以下の画像も参考にして、質感を感じてみてください。

もりそう
もりそう

両方ともラッカー塗装は未対応だから、ギターを置く場合は、カバーをつけるか、ギタークロスなどで保護が必要だよ。

ラッカー塗装とは?

正式名称:ニトロセルロースラッカー

塗装が薄いので、音の「鳴り」が良いとされますが、施工に手間がかかるため、高級ギターに使われることが多いです。
とてもデリケートな塗装のため、取り扱いが難しいとされています。
温度や湿度などで白濁したり、ゴムと化学反応を起こし、ゴム焼け(黒くなる)することがあります。

ナット幅 拡張性の違い

PLAYTECH 
GSH3

  • 〜50mm
  • アタッチメント「無」

HERCULES
GS414B
ハーキュレスギタースタンド

  • 28mm〜52mm
  • アタッチメント「有」

GSH3は、ネックを挟む部分が狭いため、ナット幅が広い、クラシックギター/7弦ギター/5弦ベースなどは、入りにくい(入らない)場合があります。

GSH3は、対応ナット幅が「〜50mm」としか、発表していないため、最下限の数値が不明です。

細すぎる場合、すり抜けて取り付けができないことがあります。

ウクレレなど、ネックが細い楽器を設置したい人は、「GS414B」を選んだ方が間違いありません。

アタッチメントがあるスタンドは、かなり少ないです。

高さ調整方法の違い

PLAYTECH 
GSH3
ギタースタンドの比較

  • ネジ式(後ろにネジがあるため、手を回して使う必要がある)

HERCULES
GS414B
ハーキュレスギタースタンド

  • プッシュ式(ボタンが前にあることで圧倒的に使いやすい)

単にネジ式とプッシュ式の違いだけではありません。

GSH3はネジ式で、完全自由な高さで締めることができます。

GS414Bは固定位置が段階的に決められています。

プッシュ式のボタンを離して、支柱を上下させると「ガチャン」と固定されます。

おそらく、支柱の中に溝があり、固定される仕組みだと考えられます。

三脚の違い

PLAYTECH 
GSH3

  • 3脚の強化フレームなし
  • 先端の床に触れるゴムの面積が少ない

HERCULES
GS414B

  • 3脚の強化フレームあり
  • 先端の床に触れるゴムの面積がわずかに多い

3脚に強化フレームがあることで、より固定が強くなり安定性が増します。

強化フレームが無いGSH3は、持ち上げた時に、以下の現象が起きます。

ギター設置時は全く問題ないですが、持ち上げると後の脚が勝手に折りたたまれます。

ギタースタンドを移動すると時に、脚の1本が完全フリーになります。

移動後も脚を気にして置かなければなりません。

頻繁に移動する場合は、ややストレスになります。

少しの差ですが、全体のグリップ力(安定性)はハーキュレスの方が良いです。

床に接触するゴムの部分が、わずかですが異なります。

まとめ

PLAYTECH 
GSH3

  • ギター初心者に優しい価格と品質を提供しているブランド
  • クッション部に見た目が安いゴム性が使われている
  • ナット幅が50mmまで対応
  • 価格が安い(約2,500円)
  • サウンドハウスのみで購入できる

HERCULES
GS414B

  • 世界中の音楽現場で信頼されている高級ブランド
  • 1つ1つの部品にこだわりがあり、高級感がある
  • ナット幅が28mm〜52mmまで対応
  • 価格が高い(約5,000円)
  • 多くの楽器店で購入できる

ネックを固定する部分の作りや、ギタースタンドの高さ調整方法など細かい所が異なりますが、ナット幅に注目してください。

GSH3の「50mm」は、ナット幅が広いクラシックギター/7弦ギター/5弦ベースなどは、入りにくい(入らない)場合があります。

逆に細すぎる場合も、すり抜けて取り付けができないことがあります。

ハーキュレスであれば、ナット幅が広い楽器に対応し、細い場合にもアタッチメントを使うことで、調整することができます。

両方ともラッカー塗装には未対応です。

GSH3のギタースタンドは、Amazon、楽天、Yahoo!など、一部で購入することができますが、価格が2倍以上になっています。

ギタースタンドに限らず、プレイテック製品は「サウンドハウス」で購入することをオススメします。

もりそう
もりそう

予算に余裕があれば、HERCULES(SG414B)がオススメだよ。

選び方の目安

PLAYTECH(GSH3):安さ重視、ブランドにこだわりがないという人

HERCULES(SG414B):多弦ギターを所有している、ブランド品にこだわる人

PLAYTECH(プレイテック)/GSH1ギタースタンド
created by Rinker
PLAYTECH
【2024年】筆者が試したオススメのギタースタンド(ベスト3) コスパ最強のギタースタンドGSH3をレビュー 品質最強ギタースタンドGS414B PLUSの組み立て方とレビュー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です