ギター オススメのブリッジピン抜き(ベスト3)【抜けない時に便利】

もりそう
もりそう

今回はオススメのブリッジピン抜き「ベスト3」を紹介するよ。

  • 弦交換時にピンを楽に抜きたい
  • 使いやすいピン抜きを知りたい
  • 傷が付きにくいピン抜きを知りたい

弦交換時にブリッジピンが抜けなくて、困ることが多々あります。

私はこれまで5種類の製品を試しました。

今回の記事では実際に使用した「ブリッジピン抜き」ベスト3を紹介しています。

記事を読むことで、各ブリッジピン抜きの特徴を知ることができ、自分に合った製品を見つけることができます。


1位2位3位
ミュージックノマド/MN219
MUSIC NOMAD
ブリッジピン抜き
PICK BOY 

ALLPARTS
使いやすさ良い良い良い
傷付きにくさ付きにくい付きやすい付きやすい
価格
(コスパ)
約1,100円約550円約2,000円
評価
販売サイトAmazon
楽天市場
Yahoo!
サウンドハウス
Amazon
天市場
Yahoo!
サウンドハウス
Amazon
楽天市場
Yahoo!
サウンドハウス
※横にスクロールできます

ブリッジピン抜きは、主に2種類に分けられます。

傷が付く箇所

力で抜くタイプ
ブリッジピン

テコの原理で抜くタイプ
ブリッジ

ブリッジピン抜きは各メーカーから、様々なタイプが販売されていますが、多少の傷が付く覚悟で使用してください。

道具を使わない

傷が付かないのは、道具を使わないことです。

サウンドホールから手を入れて、ピンを下から押し、上でピンを同じくらいの力で引っ張ると外れやすいです。

それでも外れない場合にピン抜きを使ってみてください。

第3位 ALLPARTS(オールパーツ)Bridge Pin Puller

ALLPARTS Bridge Pin Pullerの評価
使いやすさ
 (4)
傷付きにくさ
 (3.5)
価格(約2,000円)
 (2)
総合評価
 (3)

メリット

  • ブリッジに傷が付かない
  • 簡単に抜ける
  • 持ち運びやすい
  • 多くのブリッジピンに対応

デメリット

  • ブリッジピンに傷が付く可能性がある
  • 多少の力が必要
  • 価格が高い

ALLPARTSのブリッジピン抜きは、グリップリングと呼ばれる可動部品を動かし、挟み込んで抜くのが特徴です。

ブリッジピンはメーカーによってサイズが異なりますが、ほとんどのサイズに対応できます。

力を必要とするため、女性や子供にはやや扱いにくいです。

ギター製作家の、西恵介さんも愛用しています。

Acoustic Guitar Book 56 (シンコー・ミュージックMOOK) 内で紹介しています。

プロが使う道具に興味がある人は是非チェックして見てください。

こんな人にオススメ

・ブリッジに傷を付けたくない人

第2位 PICKBOY(ピックボーイ)KH-30

KH-30の評価
使いやすさ
 (4)
傷付きにくさ
 (3)
価格(約550円)
 (5)
総合評価
 (4)

メリット

  • テコの原理で簡単にピンが抜ける
  • デザインが良く安い
  • キーホルダーとして持ち運べる

デメリット

  • ブリッジにキズが付く可能性がある
  • サイズが小さいため紛失しやすい

KH-30の特徴は「テコの原理」を使い、簡単にブリッジピンが抜けることです。

本体カラーは白・青・緑・黄の4色ですが、楽器店に全色置いている所は少ないです。

ネットで購入する場合は、ショップによってカラー指定ができない所もあります。

ブリッジピンの入る部分が薄くて使いやすい

ブリッジピンの入る部分が、他と比べると厚みが薄く、斜めになっているため、ブリッジピンが入りやすいです。


【差し込む向き】


ボディ外側から使うと、ブリッジを傷付ける場合があります。

本体内側(サウンドホール側)から使うことが推奨されています。

テコの原理を使ったときに「KH-30」裏側の凹凸が、ブリッジに当たるからです。

サドルは硬く、常に弦が当たるので、そこまで傷を気にしなくても大丈夫です。

サドルの高さやブリッジピンの種類によって、サドル側から入らない場合は、ボディ外側から入れるしかありません。

こんな人にオススメ

・外出先で弦交換する人

・テコの原理で簡単に抜きたい人

第1位 MUSIC NOMAD(ミュージックノマド)MN219

MN219の評価
使いやすさ
 (5)
傷付きにくさ
 (4)
価格(約1,100円)
 (4)
総合評価
 (5)

メリット

  • 傷が付きにくい素材
  • 2パターンの抜き方ができる
  • テコの原理を使えば力はいらない

デメリット

  • 価格がやや高い
  • ストラップ穴がない

MN219の特徴は、大部分がラバー素材で保護されているため、ギターに傷が付きにくいことです。

表の「価格」を高評価にしているのは、使用感の満足度が高いため、価格の高さに不満がないからです。

注意

他のブリッジピン抜きと同様に、ブリッジピンが接触する部分は「プラスチック製」です。

100%傷が付かないということはありません。
大部分が「ラバー素材」ということで、テコの原理を使用した時に、ギター本体に傷が付きにくいということになります。

冒頭にブリッジピン抜きは、2種類に分けられると書きました。

・力で抜くタイプ
・テコの原理で抜くタイプ

現在、販売されているブリッジピン抜きの中で、「MN219」だけが両方の抜き方ができます。

テコの原理を使えば、力入らずに女性や子供でも、簡単にブリッジピンが抜けます。

感動するレベルです。

こんな人にオススメ

・ピン抜きを購入検討している全ての人

・ギターに傷が付くのが心配で、これまでピン抜きを敬遠していた人

・ギター好きへのプレゼントを考えている人

補足

「ミュージックノマド」と「マーチン」がコラボした製品も販売されています。

カラーが異なるだけで、製品自体は同じですが、価格が少し高くなります。

参考価格:約1,650円

ランキング外

JIM DUNLOP(ジムダンロップ)Bridge Pin Puller

Bridge Pin Pullerの評価
使いやすさ
 (3)
傷付きにくさ
 (2)
価格(約800円)
 (3)
総合評価
 (3)

メリット

  • 力を入れやすい
  • キーホルダーとして持ち運べる

デメリット

  • エボニーなどの柔らかい素材は傷が付きやすい
  • ブリッジピン自体に溝がないと引っかかりが悪い
  • ブリッジとブリッジピンの間に隙間がないと使いにくい

「ブリッジピンプラー」の特徴は、ブリッジピンを力で抜くタイプのため、エボニーなどの柔らかい天然素材は傷が付きやすいです。

謎の「栓抜き」が付いているのも特徴です。

正直、どこで使うのかわかりません。

ランキング外にした理由は、ブリッジピンプラーが使いにくい場合が多いからです。


【差し込む向き】

サウンドホール側から入れようとすると、サドルが邪魔で「ブリッジピンプラー」が入りません。

結果、ボディ外側から入れることになります。


【ピンを挟む部分が肉厚で入らない】

「ブリッジピンプラー」のブリッジピンを挟む部分が肉厚で、入っていかないことがあります。


ブリッジピン溝の有無】

画像では見にくいですが、ブリッジピンに溝があるため、引っ掛けて抜きます。

ただし、全てのブリッジピンに溝があるわけではないため、種類によって抜きやすさが変わります。

溝に引っ掛けるということは、溝部分を傷つける可能性が高いです。

結果、ボディ外側から使用することになります。

その時に、ブリッジに擦れる可能性があります。

こんな人にオススメ

・外出先で弦交換する人

D’Addario(ダダリオ)PRO WINDER/CUTTER

PRO WINDER/CUTTERの評価
使いやすさ
 (2)
傷付きにくさ
 (2)
価格(約900〜1,500円)
 (2)
総合評価
 (2)

メリット

  • なし

デメリット

  • ハンドルが長いため使いにくい
  • エボニーなどの柔らかい素材は傷が付きやすい
  • ブリッジピン自体に溝がないと引っかかりが悪い

ブリッジピン抜き含め、他の機能も付属した製品です。

※今回はあくまで、「ブリッジピン抜きの評価」としています。

ランキング外にしたのは、持ち手が長いので、ブリッジピン抜きとしては使いからです。

ブリッジピンを挟む部分は、3位で紹介したブリッジピンプラーと同じになります。

こんな人にオススメ

・外出先で使用する人

・弦交換ツールを1つにしたい人

安物ストリングワインダー

安物ストリングワインダーの評価
使いやすさ
 (1)
傷付きにくさ
 (1)
価格(約400円)
 (1)
総合評価
 (1)

メリット

  • 安い

デメリット

  • ブリッジピンが入りにくい
  • キズが付きやすい
  • ブリッジピン抜きとして使えるレベルではない

ストリングワインダーは本来ペグを回す道具ですが、ピン抜きが付属していることが多いです。

※今回はあくまで、「ブリッジピン抜きの評価」としています。

正直、「おまけ」とも言えません。

画像のオレンジ色ストリングワインダーを見ると窪みがあります。

窪みにブリッジピンを差し込んで抜くのですが、プラスチック部分が厚くて、ブリッジピンは入らないことが多いです。

もりそう
もりそう

これは論外

使えるレベルではないよ。

まとめ

1位2位3位
ミュージックノマド/MN219
MUSIC NOMAD
ブリッジピン抜き
PICK BOY 

ALLPARTS
使いやすさ良い良い良い
傷付きにくさ付きにくい付きやすい付きやすい
価格
(コスパ)
約1,100円約550円約2,000円
評価
販売サイトAmazon
楽天市場
Yahoo!
サウンドハウス
Amazon
天市場
Yahoo!
サウンドハウス
Amazon
楽天市場
Yahoo!
サウンドハウス
※横にスクロールできます

今回はオススメの「ブリッジピン抜き」を紹介しました。

人によって「ピン抜きを使う」「ピン抜きは使わない」どちらの意見もあります。

私はMartin/D-28やGibson/J-45など、高級ギターと呼ばれるギターに「ブリッジピン抜き」を使います。

私は傷が付く事より、作業性を優先しています。

弾く時間を確保するために、弦交換はサッと終わらせたい人は是非使ってみてください。

もりそう
もりそう

使うならミュージックノマドの「MN219」一択でOK。
他のブリッジピン抜きより価格は高いけど、傷は付きにくいし、弦交換が楽になるよ。

【ミュージックノマド/MN219】ブリッジピン抜きをレビュー ALLPARTS( オールパーツ )Bridge Pin Pullerをレビュー【使い方を解説】

2 COMMENTS

zizi

もりそうさん、お久しぶりです

MN219いいですよね~~
なんというかピンが抜けるときの感触が心地よい(笑)
最初は高いって思いましたけど
いまでは価値あったなあって思えます

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もりそう

ziziさん
お久しぶりです。
MN219一択でいいような気がしますね。
ただ、道具を使わずにピンが抜ければ一番いいんですけどね^ ^

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