この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
スポンサーリンク
今回はオススメのブリッジピン抜き「ベスト3」を紹介するよ。
- 弦交換時にピンを楽に抜きたい
- 使いやすいピン抜きを知りたい
- 傷が付きにくいピン抜きを知りたい
弦交換時にブリッジピンが抜けなくて、困ることが多々あります。
私はこれまで5種類の製品を試しました。
今回の記事では実際に使用した「ブリッジピン抜き」ベスト3を紹介しています。
記事を読むことで、各ブリッジピン抜きの特徴を知ることができ、自分に合った製品を見つけることができます。
ブリッジピン抜きは、主に2種類に分けられます。
傷が付く箇所 | |
---|---|
力で抜くタイプ | ブリッジピン |
テコの原理で抜くタイプ | ブリッジ |
ブリッジピン抜きは各メーカーから、様々なタイプが販売されていますが、多少の傷が付く覚悟で使用してください。
第3位 ALLPARTS(オールパーツ)Bridge Pin Puller
メリット
- ブリッジに傷が付かない
- 簡単に抜ける
- 持ち運びやすい
- 多くのブリッジピンに対応
デメリット
- ブリッジピンに傷が付く可能性がある
- 多少の力が必要
- 価格が高い
ALLPARTSのブリッジピン抜きは、グリップリングと呼ばれる可動部品を動かし、挟み込んで抜くのが特徴です。
ブリッジピンはメーカーによってサイズが異なりますが、ほとんどのサイズに対応できます。
力を必要とするため、女性や子供にはやや扱いにくいです。
ギター製作家の、西恵介さんも愛用しています。
Acoustic Guitar Book 56 (シンコー・ミュージックMOOK) 内で紹介しています。
プロが使う道具に興味がある人は是非チェックして見てください。
・ブリッジに傷を付けたくない人
第2位 PICKBOY(ピックボーイ)KH-30
メリット
- テコの原理で簡単にピンが抜ける
- デザインが良く安い
- キーホルダーとして持ち運べる
デメリット
- ブリッジにキズが付く可能性がある
- サイズが小さいため紛失しやすい
KH-30の特徴は「テコの原理」を使い、簡単にブリッジピンが抜けることです。
本体カラーは白・青・緑・黄の4色ですが、楽器店に全色置いている所は少ないです。
ネットで購入する場合は、ショップによってカラー指定ができない所もあります。
ブリッジピンの入る部分が薄くて使いやすい
ブリッジピンの入る部分が、他と比べると厚みが薄く、斜めになっているため、ブリッジピンが入りやすいです。
【差し込む向き】
ボディ外側から使うと、ブリッジを傷付ける場合があります。
本体内側(サウンドホール側)から使うことが推奨されています。
テコの原理を使ったときに「KH-30」裏側の凹凸が、ブリッジに当たるからです。
サドルは硬く、常に弦が当たるので、そこまで傷を気にしなくても大丈夫です。
サドルの高さやブリッジピンの種類によって、サドル側から入らない場合は、ボディ外側から入れるしかありません。
・外出先で弦交換する人
・テコの原理で簡単に抜きたい人
第1位 MUSIC NOMAD(ミュージックノマド)MN219
メリット
- 傷が付きにくい素材
- 2パターンの抜き方ができる
- テコの原理を使えば力はいらない
デメリット
- 価格がやや高い
- ストラップ穴がない
MN219の特徴は、大部分がラバー素材で保護されているため、ギターに傷が付きにくいことです。
表の「価格」を高評価にしているのは、使用感の満足度が高いため、価格の高さに不満がないからです。
冒頭にブリッジピン抜きは、2種類に分けられると書きました。
・力で抜くタイプ
・テコの原理で抜くタイプ
現在、販売されているブリッジピン抜きの中で、「MN219」だけが両方の抜き方ができます。
テコの原理を使えば、力入らずに女性や子供でも、簡単にブリッジピンが抜けます。
感動するレベルです。
・ピン抜きを購入検討している全ての人
・ギターに傷が付くのが心配で、これまでピン抜きを敬遠していた人
・ギター好きへのプレゼントを考えている人
ランキング外
JIM DUNLOP(ジムダンロップ)Bridge Pin Puller
メリット
- 力を入れやすい
- キーホルダーとして持ち運べる
デメリット
- エボニーなどの柔らかい素材は傷が付きやすい
- ブリッジピン自体に溝がないと引っかかりが悪い
- ブリッジとブリッジピンの間に隙間がないと使いにくい
「ブリッジピンプラー」の特徴は、ブリッジピンを力で抜くタイプのため、エボニーなどの柔らかい天然素材は傷が付きやすいです。
謎の「栓抜き」が付いているのも特徴です。
正直、どこで使うのかわかりません。
ランキング外にした理由は、ブリッジピンプラーが使いにくい場合が多いからです。
【差し込む向き】
サウンドホール側から入れようとすると、サドルが邪魔で「ブリッジピンプラー」が入りません。
結果、ボディ外側から入れることになります。
【ピンを挟む部分が肉厚で入らない】
「ブリッジピンプラー」のブリッジピンを挟む部分が肉厚で、入っていかないことがあります。
【ブリッジピン溝の有無】
画像では見にくいですが、ブリッジピンに溝があるため、引っ掛けて抜きます。
ただし、全てのブリッジピンに溝があるわけではないため、種類によって抜きやすさが変わります。
溝に引っ掛けるということは、溝部分を傷つける可能性が高いです。
結果、ボディ外側から使用することになります。
その時に、ブリッジに擦れる可能性があります。
・外出先で弦交換する人
D’Addario(ダダリオ)PRO WINDER/CUTTER
メリット
- なし
デメリット
- ハンドルが長いため使いにくい
- エボニーなどの柔らかい素材は傷が付きやすい
- ブリッジピン自体に溝がないと引っかかりが悪い
ブリッジピン抜き含め、他の機能も付属した製品です。
※今回はあくまで、「ブリッジピン抜きの評価」としています。
ランキング外にしたのは、持ち手が長いので、ブリッジピン抜きとしては使いからです。
ブリッジピンを挟む部分は、3位で紹介したブリッジピンプラーと同じになります。
・外出先で使用する人
・弦交換ツールを1つにしたい人
安物ストリングワインダー
メリット
- 安い
デメリット
- ブリッジピンが入りにくい
- キズが付きやすい
- ブリッジピン抜きとして使えるレベルではない
ストリングワインダーは本来ペグを回す道具ですが、ピン抜きが付属していることが多いです。
※今回はあくまで、「ブリッジピン抜きの評価」としています。
正直、「おまけ」とも言えません。
画像のオレンジ色ストリングワインダーを見ると窪みがあります。
窪みにブリッジピンを差し込んで抜くのですが、プラスチック部分が厚くて、ブリッジピンは入らないことが多いです。
これは論外
使えるレベルではないよ。
まとめ
今回はオススメの「ブリッジピン抜き」を紹介しました。
人によって「ピン抜きを使う」「ピン抜きは使わない」どちらの意見もあります。
私はMartin/D-28やGibson/J-45など、高級ギターと呼ばれるギターに「ブリッジピン抜き」を使います。
私は傷が付く事より、作業性を優先しています。
弾く時間を確保するために、弦交換はサッと終わらせたい人は是非使ってみてください。
使うならミュージックノマドの「MN219」一択でOK。
他のブリッジピン抜きより価格は高いけど、傷は付きにくいし、弦交換が楽になるよ。
もりそうさん、お久しぶりです
MN219いいですよね~~
なんというかピンが抜けるときの感触が心地よい(笑)
最初は高いって思いましたけど
いまでは価値あったなあって思えます
ziziさん
お久しぶりです。
MN219一択でいいような気がしますね。
ただ、道具を使わずにピンが抜ければ一番いいんですけどね^ ^