ギター初心者に入門セットはおすすめしない?買って後悔する5つの理由

ギター入門セット

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この記事はこんな人にオススメ
  • ギター初心者で「入門セット」を買おうか迷っている
  • 「安いギターセットって本当に大丈夫?」と不安や疑問を感じている

ギターを始めたいと思ったとき、まず目に入るのが「初心者向け入門セット」です。

ギター本体にチューナーやピック、ケースなどが一式そろっていて、手軽で安く見えるため「これで十分」と感じる人も多いです。

ですが、実はこの「入門セット」安さと手軽さの裏に落とし穴があるのを知っていますか?

ネットの口コミやレビューを見ても、「買って後悔した」「すぐに買い替えた」という声は少なくありません。

最初の一本選びに失敗すると、せっかくのやる気を失ってギターをやめてしまう人もいるほどです。

この記事では、ギター初心者が入門セットを選ぶ前に知っておくべき5つの注意点(後悔する理由)をわかりやすく解説します。

もりそう
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「じゃあ何を選べばいいの?」という疑問にも答えるから参考にしてみてね。

補足

大手メーカーFENDER(フェンダー)によると、ギターを始めて90%の人は1年以内に辞めるというデータがあります。

3日坊主で辞める人も多いため、1年以上続いてる人は凄い事になります。

ギター入門セットの特徴

入門セット本当に買って大丈夫?

ギター入門セット

入門セットが魅力的に見える理由

ギター本体にチューナーやピック、ストラップなどが一式そろっていて、「これだけ買えばすぐ始められる!」という安心感があります。

価格も10,000〜20,000円台と手ごろで、楽器屋でもネットでもよく見かけるため、初心者にとっては非常に魅力的に映ります。

最初は右も左も分からないからこそ、「全部入りのセット」が選ばれやすいです。

失敗する人が続出している理由

入門セットを購入した多くの初心者が「思ったより弾きにくい」「音が悪くてモチベーションが下がった」などと後悔しています。

中には、数回しか使わずにギターを手放してしまう人も多いです。

安価なセットの中には、品質に問題のあるギターや使いづらいアクセサリーが含まれていることも珍しくなく、結果として「すぐに買い替える羽目になった」というケースが多く見られます。

後悔しないために知っておくべきこと

せっかくギターを始めるなら、後悔のないスタートを切りたいです。

そこで本記事では、ギター初心者が入門セットで失敗してしまう主な理由を5つに絞って解説します。

それぞれの失敗パターンを知っておけば、同じ過ちを避けられるはずです。

もりそう
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後半では「じゃあ何を選べばいいの?」「入門セットにも“アリ”なケースはある?」

という疑問に対して、具体的なおすすめの選び方も紹介するよ。

ギター入門セットとは?

ギター入門セット

入門セットの中身はどんなもの?

入門セットには、ギター本体のほか、チューナー・ピック・ストラップ・ケース・替えの弦など、初心者に必要な道具がひととおりそろっています。

中には教則本や動画講座がついているものもあり、届いたその日からすぐ始められるのが魅力です。

「何を買えばいいか分からない…」という人にとっては、迷わず一括でそろえられる便利な選択肢といえます。

価格の安さが魅力に映る理由

入門セットは、10,000〜20,000円台で販売されていることが多く、予算を抑えたい初心者にはとても魅力的に映ります。

ギター単体でも10,000円以上することを考えると、「これだけ入ってこの値段?」とコスパの良さに驚く人も少なくありません。

「趣味として合うか分からないし、まずは安く試したい」という心理にマッチしているため、価格は入門セットの大きな魅力のひとつになっています。

初心者にうれしい“手軽さ”もポイント

入門セットは、ギター選びやアクセサリーの知識がなくても安心して買えるのがメリットです。

個別に道具をそろえる手間がなく、「これを買えばすぐ始められる」という安心感があります。

特にネット通販では「初心者人気No.1」「レビュー高評価」などの表示もあり、背中を押されて購入する人も多いです。

このように、セットの“手軽さ”は初心者にとって大きな決め手となっています。

入門セットの点数によって価格が異なりますが、相場は10,000〜30,000円です。

これからギターを始めたいけど、何を揃えたらいいかわからないという人には有り難いです。

もりそう
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でも“安い=正解”じゃないから、次の章もちゃんとチェックしてね!

ギター初心者が入門セットで失敗する理由5選

ギター入門セット

失敗1:ギター本体の品質が低い

入門セットに含まれるギターは、コストを抑えるために海外で低品質な素材や作りのものが多くなりがちです。

ネックが反りやすかったり、フレット処理が甘くて指が痛くなるなど、弾きにくさを感じる要因があります。

こうした粗悪なギターは、チューニングが安定しない、音が悪いといった問題にもつながります。

もりそう
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結果として「それが正常なんだ」「うまく弾けない=自分のせい」と思い込んで挫折してしまうケースも少なくないよ。

失敗2:付属品の質もイマイチ

最初から必要な物が全て揃っていますが、1つ1つの品質は低いです。

「◯点セットでお得!!」と表記を見て、初心者は「お得だ」と感じます。

実際はそうでもないです。

チューナーが精度不足で音合わせに苦労したり、快適に練習できない原因にもなります。

最終的に「結局ちゃんとした道具を買い直すはめになった」というパターンもよくあります。

最初から良質なものを個別にそろえたほうが、結果的に無駄が少ないです。

もりそう
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楽器店の店員さんに相談して、少しずつ集めた方が絶対いいよ。

失敗3:弾きにくさでモチベが下がる

・ネックが反ってくる

・弦高が高くなる(低くなる)

・音がビビる

・チューニングが合わない

音が出にくい、押さえづらい、弦高が高くて指が痛いなどのストレスは、モチベーションの低下に直結します。

入門セットのギターは、調整が甘いまま出荷されていることも多く、初心者にとっては非常に弾きづらい状態で届くことがあります。

「練習が苦痛に感じる」ようになると、せっかくのやる気も長続きしません。

最初の一歩でつまずかないためには、弾きやすさを重視することが大切です。

失敗4:飽きる・すぐ買い替えたくなる

入門セットは「これかな?」「これでいいや」という様に、妥協して選ぶことが多いです。

ギター本体を真剣に選ばないと、「どうせ安物だからいいや」と飽きるのが早くなります。

また「最初だけ使えればOK」というレベルのものが多いため、少し弾けるようになるとすぐに物足りなくなってしまいます。

音の響きが悪かったり、演奏の幅が狭かったりと、上達するにつれて不満が出てきます。

結果として「最初からちゃんとしたギターを買えばよかった…」と後悔する人が多いです。

安物買いの銭失いにならないよう、ある程度の質を見極めることが大切です。

安物買いの銭失いやすものがいのぜにうしない

安物買いの銭失いとは、価格が安いものは品質が悪く、お得と思って買っても、すぐ壊れたりして修理や買い替えが必要になる。
結果、高くつくということ。

失敗5:「安さ」が先行して後悔する

「10,000円台で全部そろうならラッキー!」という気持ちで選んだ結果、品質や使い勝手に不満を感じて後悔するパターンが非常に多いです。

ギターは長く使うものなので、安さだけで判断すると後々の出費が増えたり、やる気が続かずに辞めてしまうリスクもあります。

最初は少し高く感じても、弾きやすくて長く使えるギターを選んだほうが、満足度の高いギターライフにつながります。

もりそう
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ギター本体を妥協して選ぶのは絶対ダメ。

失敗しないためのギター選びのコツ

ギター入門セット

通販での購入は慎重に選ぼう

入門セットの多くはネット通販で簡単に購入できますが、初心者がいきなり通販でギターを選ぶのはおすすめできません。

なぜなら、実際に手に取って試奏できないため、ネックの太さや弦高、音の響きなど、肝心な「弾きやすさ」が分からないからです。

しかも、セット内容の品質にもばらつきがあるため、届いてから「想像と違った」と後悔するケースが多く見られます。

この時点でやる気度が変わります。

初心者ほど、できれば実店舗で店員さんに相談しながら、自分に合う一本を見つけるのが理想です。

実体験

私は、学生時代に友達とバンドを組むことになり、通販で入門セットのベースを購入しました。

実際に届いた物を見てみると「写真と色が違う」「重い」など、思ったのと違うことが多々ありました。

結局、愛着がなく手放しました。

気軽に始めたい人こそ注意が必要

「まずは気軽に試してみたい」という気持ちから入門セットを選ぶ人は多いですが、実はその“軽い気持ち”こそが失敗の原因になりがちです。

安いセットで始めてしまうと、音が悪かったり弾きにくかったりして、練習が苦痛に感じてしまいます。

その結果、「やっぱり自分には向いてなかった」と思い込み、挫折してしまうパターンがあるからです。

もりそう
もりそう

気軽に始めること自体は悪くないけど、「弾いていて楽しい」と思えるギターを選ぶことが、長く続けるうえで何より大切だよ。

入門セットにも「アリ」なケースはある?

とりあえず触ってみたい人

「ギターが続くか分からないけど、ちょっと試してみたい」という人にとっては、入門セットは悪くない選択肢です。

最低限の道具がそろっているので、手間なく始められるのが大きなメリットです。

ただし、あくまで“お試し”として割り切る必要があります。

セットのギターは質が高くないことが多いため、「合わなかったらやめてもいい」「気に入ったら後で買い替える」と最初から決めておけば、後悔は少なく済みます。

子どもの趣味や体験用に

小学生や中学生など、成長期の子どもがギターを始める場合は、まずは安価な入門セットで様子を見るのもひとつの方法です。

高価なギターを買ってもすぐに飽きてしまう可能性もありますし、体格の変化によってサイズや仕様が合わなくなることもあります。

ただし、セットの中身は必ず親が確認し、「最低限使えるレベルかどうか」はチェックしてあげると安心です。

子どもの好奇心を尊重しつつ、気軽なスタートが切れる選択肢です。

もりそう
もりそう

親がわからない場合は楽器店の店員さんに相談するのが一番だよ。

入門セットは“買い方次第”で活かせる

ここまで見てきたように、入門セットには注意点も多いですが、状況によっては上手に活用することも可能です。

重要なのは、「安いからとりあえず買う」のではなく、自分の目的やスタートラインに合った使い方ができるかどうかです。

たとえば、お試し用や子どもの体験用など、使い道を明確にして購入すれば、過度な期待をせずに済み、結果的に満足感も得やすくなります。

つまり、入門セットは“買い方次第”になります。

品質を選ぶならYAMAHA(ヤマハ)のセット

個人的にアコースティックギターのセット売りを購入するのであれば、YAMAHAがおすすめです。

YAMAHAは国産メーカーと言っても、安価なモデルのほとんどが海外で作られています。

しかし、ノーブランドの入門セットよりは品質が高いのは間違いありません。

ただし、価格はやや高く(30,000円台)なります。

万が一、ギターを手放すといった場合でもYAMAHAというだけで、楽器店にしろ、フリマにしろ売れやすくなります。

まとめ

ギター入門セットの特徴

ギター初心者にとって、入門セットは「安くて手軽」に見える魅力的な選択肢ですが、実際には失敗や後悔の声も多く聞かれます。

ギター本体や付属品の品質が低く、演奏のしづらさや買い替えの手間がストレスになるからです。

とはいえ、使い方を割り切れば“お試し用”や“子どもの体験用”として活用する余地はあります。

最も大切なのは、「とにかく安いから」で選ばず、自分の目的や継続性に合った選び方をすることです。

もりそう
もりそう

入門セットを買う前にもう一度よく考えてね。

最初の一本こそ、慎重に選ぶことがギターを楽しむ近道だよ。

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2 COMMENTS

zizi

おはようございます

これはもう、もりそうさんのおっしゃるとおり
ネット注文の初心者セットはアコギの裾野も広げる代わりに
挫折者も量産してるのかもですね
初心者セットを弦高だけでもセットアップして
売ってくれるショップがあれば随分ちがうんでしょうけど・・・

身近にギターに詳しい人がたまたまいたとか
たまたま良いショップに行ったとか
ギター弾いてみたいって人がこのブログに気づいてくれたとか・・
初めてのギターと出会いっていろんな運も必要なのかも知れませんね

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ziziさん
こんにちは!
ギターとの出会い(運)もありますね!
ネットの入門セットだと楽器店側もそこまで手をかけてくれないのが現状なので購入画面に弦高の調整とかあれば、少しは変わるのかも?
ギターを売ってるから、そこのショップで調整できるとも限らないし…
そもそもギター初心者が「弦高」という言葉自体知らない人がほとんどですからね!

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