【初めてのギターの値段・買う場所】アコギの選び方を解説

アコギの選び方

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ゆかめろ
ゆかめろ

これからギターを始める人は、どこに注意して選べば良いの?

もりそう
もりそう

妥協せず、自分が本当に気に入ったギターを買うことだよ。

  • ギターの選び方を知りたい
  • どこで買えばいいか知りたい
  • 新品と中古どっちがいいのか知りたい

私はギターを始めて20年以上が経ち、これまで得た経験をまとめました。

今回の記事では、初心者が知りたい「ギターの選び方」「購入場所」について解説しています。

記事を読むことで、自分に合ったギターを選ぶことができ、どこで購入すれば良いのか分かります。


購入時のポイント
  • 自分が本当に気に入ったギターを購入すること。
  • 実店舗でギターに触れてみること。
  • ギターは弾きやすいように調整すること。

楽器店の店員さん、友達にオススメを聞くのは良いですが本当に重要なのは「自分が気に入ったギター」を買うことです。

価格・スペックはそれほど重要ではありません。

安いギターだから品質が悪い、高いギターだから品質が良いというのもありますが、好きでもないギターで練習しても楽しくありません。

練習しても上達せず、投げ出し時があります。

妥協して適用なギターを選ぶと「もういいや」と弾かなくなります。

もりそう
もりそう

初心者に多いのが買ってそのまま使う人です。

ギターは調整して弾くものと覚えておいてね。

アコギの選び方

デザインで選ぶ

冒頭にも書きましたが、デザイン(見た目)は重要です。

自分が気に入ったギターが、1万円でも10万円でも価格は無視して買ってください。

「初心者だから高いギターを買ってはいけない」ということはありません。

周囲から「まだ早い」と言われてもそんなのは関係ありません。

「カッコいい」「可愛い」「キレイ」そんな感情を思わせるギターを探してみてください。

ボディサイズで選ぶ

大きく分けて3種類のサイズ
  • D:ドレッドノート
  • OM:オーエム
  • OOO:トリプルオー

上記サイズはMartin(マーチン)ギターのボディ形状になります。

他のメーカーでは、独自の形状(呼び名)を持っていますが、アコギはMartin(マーチン)を基準に作られていると言っても過言ではありません。

Martin(マーチン)のボディサイズがわかっていれば、他のメーカーのボディサイズも大体わかるようになります。


D(ドレッドノート)

ドレッドノートは戦艦を意味しています。

ディ形状の中では一番大きいサイズです。

元々欧米人向けのサイズのため、日本人にはやや大きいサイズです。

ボディが大きいことで、音量があり、鳴りが豊かです。

結果、プロミュージシャンも多く使用しています。

有名モデルは「D-45」「D-28」「D-18」です。

補足

女性アーティストのmiwaさん、山本彩さんはD(ドレッドノート)を弾いています。
女性でも扱えます

こんな人にオススメ

・迫力あるサウンドを楽しみたい人


OM(オーケストラモデル)

OMはボディは小さいですが、ネックスケールがDと同じロングスケールなのが特徴です。

※スケールとは弦が張られている長さ。

有名モデルは「OM-42」「OM-28」です。

こんな人にオススメ

・抱えやすいボディサイズで、Dと同じ“張り”のあるサウンドが好きな人


OOO(オーディトリアム)

OOOはOMとボディサイズが同じで、ネックスケールが短いショートスケールなのが特徴です。

スケールが短いことで、弦のテンションが緩く、弾きやすいです。

有名モデルは「OOO-42」「OOO-28」です。

世界三大ギタリスト「エリック・クラプトン」が弾いたことで、爆発的に売れました。

こんな人にオススメ

・抱えやすいボディサイズで、弦の“張り”が緩いのが好きな人

・女性や子供

予算で選ぶ

これからギターを始める人は、とりあえず予算を安く抑えて購入したいと第一に考えます。

最初からお金をかけたくない気持ちもわかります。

「弾けなかったらもったいない」という考えがあるからです。

安いギターの特徴は、「各部品が低品質」「部品取り付けのあまさ」です。

トラブル発生リスクが高く、弾きにくいことで、自然と弾かなくなります。

3〜6万円の価格帯であれば、ある程度作りがしっかりしているのでオススメです。

オススメのメーカー
  • YAMAHA(ヤマハ)
  • MORRIS(モーリス)
  • TAKAMINE(タカミネ)
  • K.yairi(ケー・ヤイリ)
補足

入門セットはオススメしません。

必要な小物が付いて、お得に感じますが、実はそうでもないです。

最低限使える品質の物になります。

スペックで選ぶ

材質

アコースティックギターは木材によって音が全然違いますが、初心者にはわかりません。

初めてのギター(1本目)は材質は考えてなくていいです。

補足

トップ(表板)は、価格に関係なくスプルースという材が使用されることが多いです。

サイド・バック(側板・裏板)は大きく分けて2つです。

マホガニー系:明るいサウンド

ローズウッド系:低音が強く、煌びやかなサウンド


単板・合板

単版と合板について
単板 合板
メリット
・音の振動がキレイに伝わる
・本体の重量が軽い
・価格が安価
・耐久性がある
デメリット
・価格が高い ・音の振動が単板に比べて悪い
・本体の重量が重い

単板と合板は、「1枚板」か「複数板の張り合わせ材」の違いです。


エレアコについて

エレアコとは、エレクトリックアコースティックギターを意味します。

アコギの内部にマイクや振動を拾うシステムがあり、アンプに繋ぐことで大音量で演奏することができます。

後付けも可能ですが、部品代やギターの加工費がかかります。

今後、ライブを考えている人は、最初から搭載しているギターを購入した方がお得です。

現在は低価格モデルでも、初期搭載している機種もあるのでチェックしてみてください。

TAKAMINE(タカミネ)は多くの機種がエレアコです。

新品と中古の違い

新品と中古について
新品 中古
メリット
・選択肢が豊富
・保証がある
・部品調整が容易
・価格が安い
・新品より上位機種を選択できる
・弾き込まれている場合“鳴る”
デメリット
・価格が高い ・保証がない場合がある
・部品が消耗している可能性ある
・部品調整が難しい場合がある

初めてのギター(1本目)は新品がオススメです。

新品であれば、選ぶ選択肢が豊富なので、自分の気に入ったギターと出会える確率が高いです。

中古ギターは“運”です。

自分が欲しかったモデルが見つかればラッキーですが、なかなかそうはいきません。

中古ギターの中から妥協して選ぶと、挫折のリスクが上がります。

新品は各部品の調整が容易

新品は各部品の調整幅が広いです。

弦高が高く、弾きにくい場合は、部品を削って調整するだけです。

中古であれば、すでに弾きやすいように弦高を下げている場合があります。

逆に少し上げたいとなった時に、すでに部品を削っているため調整が難しくなります。

新たに部品を用意して取り付けることになるため、お金もかかります。

購入場所について(どこで買う?)

ギターの選び方

実店舗

実店舗で確認できること
  • 抱えた時のフィット感(サイズ、重さ)
  • ネックの長さ、太さ(握りやすさ)
  • ナット幅(弦と弦の間の広さ)
  • 弦高の高さ(弾きやすさ)
  • サウンド

初めてのギター(1本目)は楽器店に行き、実際に弾いて購入するのがオススメです。

予算やどんなジャンルで使いたいかなど伝えると、親切に教えてくれます。

弾きにくい場合は、弦高など弾きやすいように調整もしてくれます。

実店舗で購入する最大のメリットは「実際に触れる」と「プロによる調整」です。


有名店

大都市に限りますが、何と言っても扱っているブランドや本数が違います。

楽器店によって、強みのブランドやオリジナルブランドがあるので、選択肢が大幅に増えます。


全国チェーン店

イオンの中にある「島村楽器」になります。

島村楽器で扱っているのはMartin、Gibson、YAMAHAなどの定番メーカーです。

それぞれのメーカーの定番機種を5本程度品揃えしていることが多いです。

店舗によってはMartinのカスタムショップを置いている所もあります。


ヴィンテージショップ

御茶ノ水などにある、ヴィンテージを多く扱っているお店は初心者にはオススメしません。

高級ギターが多いので、これからギターを始める方はやめておきましょう。


リサイクルショップ

価格は安いですが、自分の気に入ったものを探すのは難しいです。

専門知識を持ったスタッフが少ないのもオススメしない理由です。

お店にもよりますが、管理が雑の場合が多いので注意してください。

通販

もりそう
もりそう

初心者にはオススメしたくないな。

通販で購入すると、届いた時点で弾きにくいことがあります。

初心者は「自分の弾き方が悪いんだ」「ギターってこんなもんなんだ」と不具合に気づけません。

ギターを修理するにも、初心者にとって楽器店に持ち込むのはハードルが高いです。

時と場合による

ある程度ギターの経験が増えた人、貴重なモデルで遠方から見に行けない人はネットの力を使った方がいいです。


オークション・フリマ

もりそう
もりそう

初心者には絶対オススメしません。

個人が出品しているものは、届いてみないと状態がわからないからです。

出品者が「状態が良い」と言っても、その出品者が悪い状態に気が付いていないことがあります。

状態が悪いギターが届いても、お金をかけて直して使うという人(ギター好き)だけです。

初心者は直してまで弾きません。

注意(悪質な実話)

悪質なケースだと、出品しているギターと違う写真を使っていることがあります。
このブログ内で紹介した、私のギターの写真が勝手に使われていました。

その出品者のギター写真も載っていたのですが、わかる人が見ると部品が足りなく、明らかに違うギターでした。

不足部品の説明はなく、価格も生産終了モデルのため高く設定。

運営社には報告しましたが、後日見ると残念ながら「売却済」になっていました。

まとめ

購入時のポイント
  • 自分が本当に気に入ったギターを購入すること。
  • 実店舗でギターに触れてみること。
  • ギターは弾きやすいように調整すること。

楽器店の店員さん、友達にオススメを聞くのは良いですが、本当に重要なのは「自分が気に入ったギター」を買うことです。

価格・スペックはそれほど重要ではありません。

安いギターだから品質が悪い、高いギターだから品質が良いというのもありますが、好きでもないギターで練習しても楽しくありません。

練習しても上達せず、投げ出し時があります。

妥協して適用なギターを選ぶと「もういいや」と弾かなくなります。

もりそう
もりそう

初心者に多いのが買ってそのまま使う人です。

ギターは調整して弾くものと覚えておいてね。

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