ジョンピアーズ(JOHN PEARSE)600Lをレビュー

もりそう
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今回はアコギ弦「ジョンピアーズ」を紹介するよ。

  • ジョンピアーズの特徴ついて知りたい
  • ジョンピアーズのメリット・デメリットを知りたい

ギターの弦は数が多く、初心者が選ぶには難しいです。

同じ弦を繰り返し採用する人、毎回違う弦を試してみる人など様々です。

私はこれまで、10種類以上の弦を試しました。

今回の記事では、「ジョンピアーズ」について紹介しています。

記事を読むことで、「ジョンピアーズ」の特徴をまとめて知ることができます。


ジョンピアーズの評価
耐久性
 (3)
音抜け
 (3)
滑り
 (3)
価格(約1,380〜1,700円)
 (2)
総合評価
 (3)

メリット

  • キラキラ感が少ない
  • 良い意味で普通
  • マイク乗りが良い
  • ギター本来の鳴りを引き出してくれる

デメリット

  • キラキラ感が少ない
  • ノンコーティング弦にしては割高
  • 弦のラインナップが多すぎる

ジョンピアーズは、キラキラ感が少ないのが特徴です。

弦が鳴っている感覚より、ギター本体の鳴りを感じることができます。

ライブやレコーディングなどで、バランスが良いサウンドで演奏することができます。

マーチンやダダリオなど、有名な弦を基準弦としがちですが、ジョンピアーズこそ基準弦だと感じました。

こんな人にオススメ

・ギター本来の鳴りを楽しみたい人

・レコーディングで使いたい人

ジョンピアーズ 600Lの概要

ジョンピアーズ(JOHN PEARSE)とは?
サウンドハウスより引用

JOHN PEARSE(ジョンピアーズ)は、1980年にジョン・ピアース氏がブBreezy Ridgeと言う名の会社を設立し、アコースティック楽器用の弦やアクセサリーを製作・製造し販売しています。
ジョン・ピアース氏は1939年にイギリスで誕生。
ギタープレーヤー、プロデューサー、作曲や楽器のデザイナーとあらゆる分野の有名人物でトップレベルの経歴を持っています。
2008年に亡くなりましたが今でもその伝説は語られています。

引用元:サウンドハウス

弦の太さ

ラインナップが豊富すぎて、どれを使ったらいいかわからなくなります。

一般的な太さは、今回紹介している「600L:ライト」です。

初心者や女性の方であれば、細い弦である「500XL:エクストラライト」がオススメです。

弦の太さにこだわりがなければ、上記2種類を選べば間違いありません。

補足

今回はフォスファーブロンズを紹介していますが「80/20ブロンズ」もあります。
80/20ブロンズは品番が「200」シリーズになります。
秦基博さんが使用していることで有名です。

弦の密封について

弦の包装は紙でした。

マーチン弦と同じです。

ジョンピアーズはノンコーテイングのため、長期間保管するのであれば、容器に乾燥剤を入れて保管することをオススメします。

ジョンピアーズをレビュー

弦の耐久性

ノンコーティング弦なので、耐久性が良いとは言えません。

弾く頻度にもよりますが、2週間前後が交換目安です。

サウンドについて

私がジョンピアーズを購入する前の期待値は高かったです。

ネットを見ると、使用している人の評価が高いからです。

では実際どうなの?

もりそう
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正直「特徴がない普通の弦」だね。

ダメという意味ではなく、扱いやすいということです。

ギター本体のポテンシャルを引き出してくれる弦です。

「キラキラ」しすぎていると「ギターが鳴っている」というより、「弦が鳴っている」感覚になります。

フォスファーブロンズ弦の特徴として、「キラキラ」した印象がありますが、ジョンピアーズは少ないです。

もりそう
もりそう

普段、キラキラした弦を使っている人が使うと、物足りなさを感じるかもしれないね。

ネットでは「ソロギターに向いている」と書き込みを見ますが、私は「弾き語り」でも「ソロギター」でも関係ないと感じました。

弾き語りであれば歌(歌詞)がメインになり、ギター寄り添うイメージなので、そこまで派手な「キラキラ」はいりません。

私が実際にジョンピアーズを張って、演奏した動画があります。

サウンド加工として、リバーブを追加しているため、完全な生音ではないことをご了承ください。

私はこれまで、他の弦を張って録音もしたのですが、ジョンピアーズが一番マイク乗りが良かった印象です。

もちろん、その時の録音環境もありますが、低音・高音が落ち着いているため、バランス良く録音できたと考えています。

普段であれば、低音が強いからカットしたりするのですが、上の演奏はEQを一切調整していません。

リバーブのみです。

ライブやレコーディンなど、「その場」「その時」で良い音で演奏する場合に向いていると感じました。

不満点

弦のレビューをする時は、何かしら小さい不満はあるのですが、ジョンピアーズは無いです。

良い意味で「普通」だからです。

まとめ

ジョンピアーズの評価
耐久性
 (3)
音抜け
 (3)
滑り
 (3)
価格(約1,380〜1,700円)
 (2)
総合評価
 (3)

メリット

  • キラキラ感が少ない
  • 良い意味で普通
  • マイク乗りが良い
  • ギター本来の鳴りを引き出してくれる

デメリット

  • キラキラ感が少ない
  • ノンコーティング弦にしては割高
  • 弦のラインナップが多すぎる

ジョンピアーズは、キラキラ感が少ないのが特徴です。

弦が鳴っている感覚より、ギター本体の鳴りを感じることができます。

ライブやレコーディングなどで、バランスが良いサウンドで演奏することができます。

マーチンやダダリオなど、有名な弦を基準弦としがちですが、ジョンピアーズこそ基準弦だと感じました。

こんな人にオススメ

・ギター本来の鳴りを楽しみたい人

・レコーディングで使いたい人

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2 COMMENTS

zizi

おはようございます

600Lは自分の弦レビューの中でも数少ない「もしかしたらまた買うかも」
という高評価(笑)の弦です
魅力は落ち着きと太さのある音、少し見方を変えれば「地力のある弦」って
感じでしょうか
エリクサーの大量ストックでまだ再購入とはなってませんが、良い弦だと思います

糸の演奏、素晴らしいです!!
貴重な、もりそうさんの音源聴けて良かったです!!

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もりそう

ziziさん
こんにちは!
「地力のある弦」いい表現ですね!
それ頂きます(笑)
動画はもう少し本数上げたい気持ちもあるのですが、現状はなかなか難しいです。結局、今年はこれ1本になってしまいました。

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