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弦は種類がたくさんあって選ぶのが難しいよね。
今回は弦の選び方を紹介するよ。
- 弦の選び方を知りたい
- 安い弦と高い弦の違いについて知りたい
弦はメーカー、太さ、材質など無数にあるため、初心者が選ぶには難しいです。
私はこれまで、10種類以上の弦を試しました。
今回の記事では、弦の選び方、値段について解説しています。
記事を読むことで、自分に合った弦の選び方を知ることができます。
- メーカーで選ぶ
- 材質で選ぶ
- 値段で選ぶ
弦の選び方は色々ありますが、弦の知識がまだ少ない人は、楽器店の売れ筋(人気)弦を試してください。
定番は「Martin」「D’Addario」です。
その後、徐々に弦の知識が付くと、自分好みの弦を求めます。
「生音の鳴り」「煌びやかなサウンド」「耐久性」「滑り具合」色々ありますが、自分に必要な要素は何かを考えます。
あとは各メーカー、各弦の強みを確認し、使ってみることです。
色んな弦を試すことで、自分の中での基準音が定まってくるよ。
基本的な弦の選び方
メーカーを選ぶ
- Martin(マーチン)
- Gibson(ギブソン)
- D’Addario(ダダリオ)
- YAMAHA(ヤマハ)
- ELIXIR(エリクサー)
- ARIAPROII(アリアプロ)
- SAVAREZ(サバレス)
- ERNIE BALL(アーニーボール)
- JOHN PEARSE(ジョンピアーズ)
- R COCCO(リチャードココ)
- その他
多くのメーカーから、日々新しい弦が販売されているため、ギター経験が豊富な人でも、全てを把握している人は少ないです。
弦選びで迷ったら、まずは「Martin」「D’Addario」がオススメです。
アコギ弦の定番であり、多くの人が使用しています。
素材を選ぶ
80/20
- 銅・スズ
- 落ち着いたサウンド
- ギター本来の性能を引き出してくれる
- 劣化がやや早い
- 価格が少し安い
フォスファー
- 銅・スズ・リン
- 煌びやかなサウンド
- 歯切れが良い
- 劣化がやや遅い
- 80/20ブロンズより価格が少し高い
「80/20ブロンズ」と「フォスファーブロンズ」は、サウンドが異なります。
アコギでは、フォスファーブロンズを使用している人の方が多いです。
先入観を植え付ける訳ではありませんが、ざっくりとした使い分けが存在します。
80/20ブロンズ:弾き語り
フォスファーブロンズ:ソロギター
あくまで参考程度にしてください。
どっちが好みか分からない人は、「フォスファーブロンズ」から使ってみて。
コーティングの有無
コーティング(無)
- 自然なサウンド
- 劣化が早い
- 価格が安い
- 約500〜1500円
コーティング(有)
- 特有のサウンド
- 劣化が遅い
- 価格が高い
- 約2000円
弦は張った瞬間から酸化が始まり、手汗などでも劣化が早まります。
弦は決して安くないので、少しでも長持ちするコーティング弦が人気です。
中にはコーティング弦特有サウンド、弾き心地が好みでない人もいます。
近年は、コーティング弦でありながら、よりノンコーティングに近い弦も販売されています。
各メーカー、コーティング方法が異なり、耐久性に違いがあります。
ノンコーティング弦とは?
コーティング加工がされていない弦
コーティング弦(エリクサー)
コーティング弦の中で一番耐久性があるのは「エリクサー」です。
良い音、滑りが約2〜3ヶ月持続します。
エリクサー弦は死んでもエリクサーと言われるほどです。
ノンコーティング弦の張りたてより、劣化したエリクサー弦の方が滑りが良いことがあります。
コーティング弦(エリクサー以外)
エリクサー以外のコーティング弦はほぼ同じ耐久性です。
どのメーカーも約1ヶ月が交換目安です。
エリクサーのコーティング技術には、特許があるため他のメーカーはそれに少しでも近づけようとしていますが、なかなか届かないのが現状です。
ノンコーティング弦
ノンコーティング弦に関しては、メーカーによって多少の耐久性に違いはありますが、ほぼ変わりません。
どのメーカーも約1〜2週間が交換目安です。
弦の劣化が早いノンコーティングは、「FAST-FRET」「Finger Ease」等の指板潤滑剤を使うことで、弦の寿命を伸ばすことができます。
低コスト弦
3セット入り1,000円で販売されている弦は、ノンコーティング弦の中でも劣化が早いです。
あっという間に弦の色が変わっていくのがわかります。
正直、品質を求める弦ではないです。
弦の太さを選ぶ
細い弦
- 指への負担が減る
- 切れやすい
- サウンドのパワーが弱い
太い弦
- 切れにくい
- サウンドパワーが強い
太い弦でも、強いピッキングや弦を頻繁に緩めると、3〜1弦が切れることがあります。
音のバランス、弾きやすさ、ギターへの負担などから、多くのギターメーカーは、ライトゲージを標準にしています。
細い弦は、指への負担が減るため、初心者や女性にオススメです。
弦をライトより上げる場合は、演奏後は緩めて保管してください。
締め付けはギター本体への負担になります。
安い弦と高い弦の違い
安い弦
- 買いやすい
- 弦交換の練習ができる
- チューニングが不安定
- 音抜けが悪い
- 劣化が早い
高い弦
- 頻繁に買えない
- チューニングが安定
- 音抜けが良い
- 弦が切れた時のショックが大きい
価格差が生まれる原因
弦に限らずこの世の製品は、「材料費」「人件費」「広告費」で価格が変わります。
有名な弦は、雑誌などにたくさん載っているため広告費もかかっています。
安い弦は人件費が安い所で製造され、広告無しでネット販売のため「激安価格」が実現できるわけです。
品質の違い
安い弦は、音抜けが悪いです。
弦を弾いた時に、サウンドホール周辺で鳴っているような感覚、遠くまで響かない感覚、音がこもっているような感覚です。
練習していても、気持ちが良いサウンドとは言えません。
これまで、3セット売りの激安弦を購入したことがありますが、1セット使って終わった弦もあります。
これこそ無駄です。
結局どっちを使う?
ギター初心者で多いのが、「とりあえず使っている」「安い弦でいい」「弦にお金を使いたくない」という人がいます。
正直、安い弦を使うメリットはほぼありません。
低コスト弦以外を使うことです。
安物買いの銭失い
安い弦がお得と思って買っても、劣化が早いため、弦の購入頻度が上がり、結局高くつきます。
弦交換の時間も増えます。
価格は高いけど、品質の良い物を使った方がお得なこともあるんだよ。
オススメの弦を紹介
ELIXIR
メリット
- 耐久性が良い
- 滑りが良い
- 弦交換が減る
- コスパが良い
デメリット
- コーティング弦特有のサウンド
- 指板メンテナンスが減る
エリクサー弦は、コーティング弦の中でシェアNO.1です。
耐久性が優れているため、良い音と滑り具合が2〜3ヶ月持続します。
ノンコーティング弦はすぐに劣化が始まるため、良い音は1週間程度です。
いかに、エリクサー弦の耐久性が高いか分かります。
弦の価格だけを見ると高く感じますが、実はものすごくコスパの良い弦と言えます。
近年、物の価格が上がる中で、弦も例外ではありません。
少しでも、弦の交換頻度(購入頻度)を下げたいのであれば、エリクサー弦は強力オススメです。
・耐久性が良い弦を使いたい
・滑りが良い弦を使いたい
・弦交換を少しでも減らしたい
・手汗が多い人
・ギター初心者
D’Addario EJ16
メリット
- ギター本来のポテンシャルを引き出す
- 演奏スタイルを選ばない
- どこの楽器店でも手に入る
- 弦とギターが馴染むのが早い
- 歴史と信頼あるブランド
デメリット
- 劣化が早い
D’Addario(ダダリオ)は初心者からプロまで、多くの人に使用されています。
アコギ弦の定番中の定番になります。
楽器店のギターに使用されることも多く、「基準弦」とも言えます。
演奏スタイル、楽器メーカーなど関係なく、アコギを弾く全ての人にオススメの弦です。
価格もお手軽で、全国の楽器店で購入できる弦です。
・弦選びで迷っている人
・アコギを演奏する全ての人
Martin Superior Performance
メリット
- 音抜けが良い
- 音量がある
- 高音がキンキンしない
- 手が汚れにくい
デメリット
- 劣化が早い
Martin(マーチン)は、過去にたくさんのシリーズを出していましたが、2018年に3種類に集約しました。
Superior Performanceシリーズは、以前の「ACOUSTIC SP」シリーズに当たります。
※「SP弦」とも略されます。
Martin(マーチン)のSP弦は、アコギ弦の基準弦です。
サウンドのバランスが良く、チューニングの安定感が良いのが特徴です。
アコギのメーカー、ボディ形状、演奏スタイルは問いません。
・弦選びで迷っている人
・アコギを演奏する全ての人
ERNIE BALL EVERLAST
メリット
- 音のバランスが良い
- ノンコーティング弦に近い
- コーティングは薄いが耐久性が高い
- プロが使用する信頼感
デメリット
- 価格が高い
- 弦の袋にアルファベット表記がない(弦を交換する際にわかりにくい)
コーティングを薄く施すことで、ノンコーティング弦に近いタッチ感とサウンドが特徴です。
低音〜高音まで、バランスよく鳴ってくれます。
EVERLAST(エバーラスト)は、押尾コータローさんが使用していることで有名な弦です。
他にも「John Mayer」「Tommy Emmanuel」なども使用しています。
ソロギターで使われる印象が強いですが、演奏スタイルに関係なくオススメできる弦です。
・押尾コータローさんが好きな人
・ノンコーティングに近いタッチ感、サウンド、耐久性が欲しい人
まとめ
- メーカーで選ぶ
- 材質で選ぶ
- 値段で選ぶ
弦の選び方は色々ありますが、弦の知識がまだ少ない人は、楽器店の売れ筋(人気)弦を試してください。
定番は「Martin」「D’Addario」です。
その後、徐々に弦の知識が付くと、自分好みの弦を求めます。
「生音の鳴り」「煌びやかなサウンド」「耐久性」「滑り具合」色々ありますが、自分に必要な要素は何かを考えます。
あとは各メーカー、各弦の強みを確認し、使ってみることです。
色んな弦を試すことで、自分の中での基準音が定まってくるよ。
おはようございます
いつものことながら、構成の確かさ、読みやすさ、整理の仕方
すばらしい、もちろん内容も頷けるものばかり・・・
読みながら「うんうん」いってます(笑)
エリクサーといえば、
去年はついに無かった年末の3セットパック販売、今年はどうなんでしょうか
きっとあると信じて、在庫消費に精を出しています(笑)
ziziさん
こんにちは!
いつもありがとうございます(^ ^)
ziziさんのギター所有本数なら、ノンコーティング弦では大変なのでやはりエリクサーになりますよね…
最近話題のダダリオの「XS」という弦はだいぶエリクサーの耐久性に近づいたとか、いないとか…
個人的に試したい弦ではありますが、まずはストック弦を消費してからです(笑)
こんにちは 最近見た 動画で 弦にオイル 塗ってる方がいました 錆び止めにはなりそうですが セルフコーティングですかね 赤ラベルばっかり弾いてる方です 指板保護のついでにやってる感じでしたけど 良さげですよ
deiqunさん
コメントありがとうございます。
オイルですか?
何か気になります!
GHS/FAST-FRETとかですかね?
ただのオレンジオイルみたいですよ
https://youtu.be/oq4EGCBEc9A
先人 マニアの 経験による 知恵なんですかね けっこうやさしいかたで いろいろ質問すると教えてくださる方ですよ 影響うけて ライトグリーン 買っちゃたんです 、
deiqunさん
面白いサイト教えて頂きありがとうございます。
まだまだ学びがありますね(^^)