マーチン弦/スーペリア・パフォーマンス(Superior Performance)をレビュー
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マーチン弦/スーペリア・パフォーマンス
今回はマーチン弦スーペリア・パフォーマンス(Superior Performance)を紹介します。
AUTHENTIC ACOUSTIC Superior Performanceとは?
2018年にマーチン弦のラインナップがリニューアルされました。
過去マーチン弦はたくさんのシリーズを出していましたが、リニューアルしたことで3種類に集約されました。
3種類の違いと見分け方は以下の「マーチン弦/スーペリア・パフォーマンスの基本情報」で解説しています。
今回紹介するマーチン弦/スーペリア・パフォーマンスシリーズは以前の「ACOUSTIC SP」シリーズになります。
MA540(ライトゲージ)はMartin MSP-4100の後継
ネットを見ると旧シリーズもまだ在庫がある店舗は販売しているようです。
一部では逆に貴重になり値上がっている所もあるようです。
この記事でわかること
- マーチン弦/スーペリア・パフォーマンスについて
- マーチン弦/スーペリア・パフォーマンスのレビュー
マーチン弦/スーペリア・パフォーマンスの基本情報
原産国:アメリカ
弦の種類1:フォスファーブロンズ
弦の種類2:ノンコーティング弦
6弦用:エクストラライト/カスタムライト/ライト/ライトミディアム/ミディアム(5種)
12弦用:エクストラライト(1種類)
価格:800〜2100円
Martin Authentic Acoustic SP®弦のなかで最もベーシックになるスーペリアルパフォーマンスシリーズはプレイヤーにとって最高のパフォーマンスを求めて作られました。
これまでのマーティン弦よりも強度のある芯線、耐食性の高い巻線を採用しブロンズとフォスファーブロンズのラインナップがあります。
Martin Authentic AcousticSP®の弦は、優れたチューニング安定性、耐食性、そして優れた演奏性を提供します。
冒頭、マーチン弦は2018年にリニューアルしたと書きました。
以下の3種類になります。
緑パッケージ:マーキス・シルクド
ボールエンドに柔らかいシルクラップを追加
ヴィンテージギターを使用している方にオススメです。
赤パッケージ:トリートメント・ライフスパン
マーチンブランドのコーティング弦
リニューアルしたことで弦の種類が集約したことは良かったのですが問題も…
それは何か?
ゲージ(太さ)の見分けがつかない
(わかりにくい)
結果
ネットショップを見ると今回紹介しているブルーパッケージが10種類を超えて、非常にわかりにくことに…
ゲージ(太さ)は商品名/商品番号で確認する必要になります。
購入する時はゲージ(太さ)を間違わないように注意してください。
ゲージ(太さ)
.010、.014、.023、.030、.039、.047
カスタムライト:
.011、.015、.023、.032、.042、.052
ライト:
.012、.016、.024、.032、.042、.052
ライトミディアム:
.0125、.0165、.0255、.0335、.0435、.055
ミディアム:
.013、.017、.026、.035、.045、.056
エクストラライト(12弦):
010/010、.014/014、.023/010、.030/012、.039/018、.047/027
品番確認しておきましょう
MA535:エクストラライト
MA540:ライト
MA545:ライトミディアム
MA550:ミディアム
MA500:エクストラライト(12弦)
今回はフォスファーブロンズを紹介しています。
スーペリア・パフォーマンスには「80/20ブロンズ弦」もあります。
80/20ブロンズ弦はゲージ(太さ)と品番が異なります。
マーチン弦/スーペリア・パフォーマンスの使用感を語る
あくまで「目安」程度に読んでください。
内袋
マーチン弦と言えば昔からパッケージの中に入っている内袋は紙になります。
最近では安い弦も機密性が高い袋に入っていることが多いです。
そんな中でマーチン弦は一貫して紙袋で貫いています。
エリクサー弦も紙袋ですがコーティング弦なので状況が異なります。
パッケージから出して気付いた小さなこと。
この上の写真はパッケージからそのまま出した状態です。
上下バラバラに入っいていました。
特に品質に関係しているわけではありませんが、大手ブランド「マーチン」の管理はこんなものかと感じてしまいます。
さすがアメリカンブランド…
サウンドと耐久性
サウンド
・音量がある
・高音がキンキンしない
・ノンコーティングならではの「抜け感」が良い
弦によって「弾き語りに向いている」、「ソロギタースタイルに向いている」とよく言われます。
どんなスタイルでもOK!!
ただ、ピックやフィンガーでストロークする際にある程度強くピッキングしてやらないと「こもり感」「モコモコ感」になるように感じました。
耐久性
ノンコーティング弦なので「弦の持ち」は良いとは言えません。
弾く時間にもよりますが1ヶ月は持ちません。
他のノンコーティング弦と同様に2週間前後で張り替えが必要です。
弦交換を早い周期で交換する方であれば問題ないです。
弦の持ちは良くありませんが、弦の滑りは意外と持続する印象でした。
その他
この弦を実際に弾いて感じたことは「手が汚れない」
通常、弦を張り替えたあとは指先が黒く汚れる物です。
しかしこのマーチン/スーペリア・パフォーマンスは汚れません。
これは過去一と言っても過言ではありません。
これは驚きました。
おすすめの使い方
ライブやレコーディングなど「その場」「その時」で良い音で演奏する場合に向いています。
ノンコーティング弦らしいキレイなサウンドは魅力的です。
マーチン弦/スーペリア・パフォーマンスの不満点
やはりパッケージ上のゲージ(太さ)が確認しにくい!!
その一点!!
使用者の声(口コミ)
・とりあえず迷ったらこれ
最後に
今回はマーチン弦スーペリア・パフォーマンス(Superior Performance)を紹介しました。
マーチン弦は「弦のスタンダード」です。
以下の方におすすめです。
- どの弦を買うか迷っている
- ノンコーティング弦を使いたい
- 弦のスタンダードを試したい
この弦はどこの楽器店でも売っています。
弦選びに迷ったら一度使ってみてください。
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こんばんは
マーチン弦はサウンドハウスで見ても50以上種類があって
「なんだかよくわからん」って思ってましたが
3種類に統合されてたんですね~~~
ライフスパンはすきな弦だったから残って良かったです(笑)
ziziさん こんばんは!
サウンドハウスでライフスパン確認したら全部で10種ありました。
ブロンズ、フォスファー、それに各ゲージ全部同じパッケージなのでわかりにくいのが難点です。
こんちは、
マーチン弦が1番好きで使いたいのですが、パッケージ変更に伴い 割高に
成った感があり買えません .SP とかもかなり好きなんですが、コ・ス・パでej-16に敵わないです。ところで、各メーカーの出荷時の使用弦が気になってます、おそらく安くても長持ちする特別なものが張ってあるんじゃないかと、売れ残ったものでも、キレイに鳴る特注品に違いない、と勝手に思ってます、、
deiqunさん
おはようございます。
確かにEJ-16は価格・サウンドを考えると使いやすいですよね!
出荷時の弦はエリクサーを張っているメーカーが多いように感じます。あとは店舗によって定期的にかえている弦は安い弦かもしれません。けっこう錆びてるの見たことあります。
織田哲郎さんが j-200は弦が死ぬ手前が1番いい音がするって言われてまして、そういえば、自分のギブソンとオベーションも 半年以上 張り替えなくても結構 いい感じで鳴る気がします、張り替える時間が好き(ワクワクしてる)なので 換えちゃいますけど、、
deiqunさん
コメントありがとうございます!
以前、ある楽器店で弦が錆びたJ-200弾いたことありますが、すごく良い音したの覚えています。
良いギターは弦が錆びても関係ないんだと思いました。
他にエフェクターは電池が切れる前が良い音するとか聞いたことあります(笑)