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弦交換のタイミングっていつ?
確かに判断が難しいよね。
交換時期について一緒に考えてみよう。
- 弦交換のタイミングについて知りたい
- 弦交換の頻度を知りたい
- 弦の寿命を延ばす方法を知りたい
弦はメーカー、製品、季節、弾く頻度によって、劣化スピードが異なります。
初心者の場合、どのタイミングで交換すべきか難しいです。
今回の記事では、弦の交換時期と寿命の延ばし方を紹介しています。
記事を読むことで、自分が使用している弦の交換タイミングを知ることができます。
- 弦がサビている(変色)
- 弦が滑らない
- サスティーンが無くなった
- 音がこもっている
- チューニングが合いづらい
理想は、自分の「目」「耳」「感触」で判断できるようになることです。
交換の目安が分からない人は、交換時期を決めてしまえば簡単です。
ノンコーティング弦:約2〜3週間
コーティング弦:約1〜3ヶ月
ノンコーティング弦は、張り替えてから、約2週間が交換時期の目安とされていますが、実際はこの頻度での交換は難しいです。
交換の手間とお金がかかるからです。
可能であれば3週間〜1ヶ月以内で交換するのがオススメです。
※ノンコーティング弦とは、コーティング加工がされていない通常の弦です。
弦交換の回数が増えるごとに、弦の状態が分かるようになってくるよ。
交換の判断基準
弦交換の判断基準は人それぞれだけど、一般的に以下の項目に当てはまると「弦が死んだ」とされ、交換することが多いよ
弦がサビてきた(変色)
弦がサビてきたと言われますが、「色がくすんできた」とも表現されます。
弦を放置しておけば、サビてきたのがわかりますが、普通はそのレベルに行く前に交換します。
画像(左)80/20ブロンズは、色の変化が顕著に出ますが、画像(右)フォスファーブロンズは変化しにくい特徴があります。
弦の種類によっても、多少の劣化スピードや劣化した見た目が異なります。
弦の滑りが悪くなった
初心者でも判断がつきやすいのが弦の滑り具合です。
滑りが悪いと、コードチェンジやスライドなど演奏性が悪くなります。
サスティーンが無くなった
「音の響きが悪くなった」「音がこもっている」と感じたら交換の目安です。
イメージとしては、音が前に飛ばず(響かず)サウンドホール内部や周辺に音が停滞しているような感覚です。
チューニング合いづらくなった
初心者には判断が難しいです。
劣化したら、チューニングが合わなくなると覚えておいてください。
動画撮影・ライブ前
プロミュージシャンはライブ前に弦を交換することが多いです。
注意点は、チューニング不安定になることです。
弦を交換して、すぐは弦が伸びきっていないため不安定な状態です。
そのため、曲ごとにギターを持ち替えるか、曲ごとにチューニングを確認する必要があります。
弦が切れた
通常、弦を交換する場合は全部の弦を一気に交換します。
しかし劣化する前に「チューニング時」や「ピッキングの強さ」で切ってしまうことがあります。
楽器屋に行くと弦1本だけで売っていますが、1本だけ交換はオススメしません。
他の弦とのバランスが崩れるからです。
弦が切れたら新しい弦を1セット買って交換してください。
弦の交換時期を決める
- ノンコーティング弦
- コーティング弦
※ノンコーティング弦とは、コーティング加工がされていない通常の弦です。
ノンコーティング弦の寿命
ノンコーティング弦の交換目安は約2週間です。
コーティングされていないので、音がナチュラルで、アコギ本来の鳴りを楽しめますが、寿命が短いのが特徴です。
製品や弾く頻度によっては、1週間程度で音が悪くなる場合もあります。
時間と金銭的に余裕があれば、こまめに交換したい所です。
頻繁に交換ができない場合でも、3週間から1ヶ月以内に交換した方がいいね。
・D’Addario:EJ16
・Martin:Superior Performance
コーティング弦の寿命
コーティング弦は、弦の表面にコーティング加工を行い、耐久性を良くした弦です。
人によっては、コーティング弦特有の「こもり感」「モコモコ感」「音抜けが悪い」のが好きになれないという人もいます。
最近のコーティング弦は、上記のデメリットが少なくなったので、多くの人がコーティング弦を使用しています。
私はコーティング弦の中でも2つに分けています。
・エリクサー弦
・エリクサー以外の弦
エリクサーは、コーティング弦の中で、多くのシェアを占めています。
現状、独走状態です。
エリクサー
エリクサー弦の交換目安は約2〜3ヶ月です。
コーティング弦は、各メーカーが販売していますが、寿命の持ちの良さは断トツでエリクサーです。
弾く頻度によっては、半年後〜1年持ちます。
私は普段あまり弾かないギターは、全てエリクサーにしています。
中には1年以上交換していない物もありますが、久しぶりに弾いても良い音を出してくれます。
ギター初心者にこそ使って欲しい弦です。
価格はノンコーティング弦より高くなるけど、良い音が長く続くから、実はコスパが良い弦なんだよ。
その他のコーティング弦
その他コーティング弦の交換目安は約1ヶ月です。
近年、各メーカーのコーティング技術も向上していますが、エリクサーほどの耐久性はありません。
サウンドは、よりノンコーティング弦に近い製品が多いです。
エリクサー特有の「ぬるぬる感」「タッチ感」「滑りすぎ」が好みでない人が使用しています。
・ ERNIE BALL EVERLAST
弦の寿命を延ばす方法
弾き終わったら弦を拭く
弦を長持ちさせる一番の方法は、ギタークロスを使い「弦を拭くこと」です。
特に夏場などは、手汗が多くなるので、弾き終わったあとのケアは必須です。
意外と知らないのが、汗を拭いたクロスを同じケース内で保管しないことです。
せっかく水分を拭き取っても、同じケース内に入れては、湿度が上がってしまいます。
指板潤滑剤を使って寿命を延ばす
指板潤滑剤を使うことで、弦の寿命を伸ばすことができます。
「フィンガーイーズ」「FAST-FRET」は弦の滑りを良くする物ですが、弾き終わった後に使うと弦が長持ちします。
まとめ
- 弦がサビている(変色)
- 弦が滑らない
- サスティーンが無くなった
- 音がこもっている
- チューニングが合いづらい
理想は、自分の「目」「耳」「感触」で判断できるようになることです。
交換の目安が分からない人は、交換時期を決めてしまえば簡単です。
ノンコーティング弦:約2〜3週間
コーティング弦:約1〜3ヶ月
ノンコーティング弦は、張り替えてから、約2週間が交換時期の目安とされていますが、実際はこの頻度での交換は難しいです。
交換の手間とお金がかかるからです。
可能であれば3週間〜1ヶ月以内で交換するのがオススメです。
※ノンコーティング弦とは、コーティング加工がされていない通常の弦です。
弦交換の回数が増えるごとに、弦の状態が分かるようになってくるよ。
もりそうさん、こんばんは
「私は普段あまり弾かない弦はすべてエリクサーにしています。」
自分も全くその通りです
なので、エリクサーの場合、きわめて長期間張ってることが多いので
替え時は「切れたとき」って感じです(笑)
僕の場合、弦交換のときには「いつ何を張った」というのを
付箋に書いてギターに張るようにしています
そうすると、ダダリオだと1ヶ月くらいかな、とか
音の劣化で交換する目安を
何度か交換を繰り返すうちに自分の基準として設定しやすくなります
特にギターの本数が多い場合には有効ですよw
ziziさん こんばんは〜
付箋に書いておくのは良いですね!
「手書き」というのがポイントかもですね。
以前、弦の交換記録を携帯にメモっていたのですが、いつからか止まってます…
デジタルのご時世ですがアナログがいい時もあります。
また初心者の場合、楽器屋で交換してもらう方がいますが、是非自分でやって弦の劣化具合など感じて欲しいですね。