【初心者必見】1分で出来る/アコギのメンテナンス方法を解説

演奏後のメンテナンス

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ゆかめろ
ゆかめろ

演奏後のメンテナンスって何するの?

もりそう
もりそう

ギタークロスで乾拭きするだけだよ。

簡単だから一緒にやってみよう。

  • 演奏後のメンテナンス方法を知りたい
  • メンテナンスをやる意味を知りたい
  • 必要な道具を知りたい

ギターのメンテナンスは、こだわればキリがありません。

今回は「弾き終わった後のメンテナンス」にポイントを絞って解説します。

難しく考える必要はありません。

ギター初心者でも出来る、簡単な内容なので是非やってみてください。

メンテナンスをやる意味

Greven
メンテナンスをやる意味

・弦の劣化を抑えるため

・ボディの塗装を守るため

・トラブルを未然に防ぐため

ギター練習後に、そのまま放置すると、汗や皮脂で汚れます。

1回のメンテナンスを怠ったから、すぐに影響が出るものではありませんが、長い目で見ると汚れは確実に蓄積します。

汗が原因で弦の劣化が激しくなったり、フレットが錆び、演奏性も悪くなります。

大事なのは、短い時間でいいので、毎回行うことです。

続けることに意味があります。

もりそう
もりそう

自分のギターを大切にすることで愛着も増すよ。

メンテナンスに必要な道具

ギタークロス(必須)

ギタークロス

ギタークロスは必ず準備してください。

ギタークロスの選び方がわからない人は「おすすめのギタークロスを紹介【種類と選び方を解説】」を参考にしてください。

100均に売っているメガネ拭きでも代用できますが、できればギタークロスをオススメします。

その理由は「サイズ」です。

メガネ拭きは、傷が付かないようにきめ細かい素材ですが、サイズが小さいので拭きにくいです。

オススメはMorris/MCC-2です。

質感が良く、何度も洗って使えるのが良い点です。

最高級のクロス

クロスの最高級品が「セーム革」です。

動物素材で、天然コーランゲン効果もあり、一般的な化学繊維のクロスよりもクリーニング効果が高いです。

ギターポリッシュ(あれば便利)

毎回、使う必要はありません。

汚れが酷く、乾拭きだけでは落ちない時にポリッシュを使います。

初心者にとって「ポリッシュ」は使用方法が難しいイメージですが、ポイントさえ知っていれば大丈夫です。

数あるポリッシュの中でも「Ken Smith Pro Formula Polish」は万能なのでオススメです。

指板潤滑剤(あれば便利)

ファストフレット

GHS/FAST-FRET」は“指板潤滑剤”となっていますが、弦の劣化を抑える効果もあります。

ノンコーティング弦をお使いの人は、指板潤滑剤を使うことをオススメします。

ただし、毎回塗るのがめんどくさいので、出来る人だけ試してみてください。

メンテナンス方法を解説

もりそう
もりそう

主に以下の箇所をギタークロスで乾拭きするだけだよ。

  • 弦(指板)
  • ネック
  • ネックヒール周辺
  • ボディ
  • ピックガード
  • ペグ

弦(指板)を拭く

弾き終わったら、弦は必ず拭いてください。

手汗によって弦の劣化が早くなります。

手垢も付くので、普段からメンテナンスしておくことで、蓄積が少なくなります。

弦の裏側もきちんと拭きます。

裏面に付いた汗が、指板に付く原因にもなります。

弦1本ずつ摘まむような感じにすると、裏まで拭くことができます。

もう1つの方法として、クロスを下に潜り込ませる方法です。

ギタークロスは厚手の物もあるので、弦と指板の間に入れるのが難しいです。

その場合は、最終指板の、サウンドホール辺りから入れて、クロスをスライドすると簡単に入ります。

ネック裏を拭く

ネック裏は常に触れる部分なので、汗が残ります。

時間をかけて拭く必要はありません。

サラッと拭きます。

ネックヒール周辺を拭く

ハードケースに入れて保管している場合はいいのですが、普段ギタースタンドに立て掛けておく場合は、この周辺部分にホコリが凄く溜まります。

サラッと拭きます。

ボディを拭く

Greven

ボディトップ、サイド、バックなど全体を拭きますが、特に肌と触れる部分がポイントです。

腕や太もも部分など、直接ボディに触れる部分に汗や皮脂が付きます。

汗が付いたままだと、塗装を傷める原因になります。

安いギターであれば、そこまで神経質になる必要はありませんが、ラッカー塗装などは、白濁したりするので注意が必要です。

ラッカー塗装とは?

正式名称:ニトロセルロースラッカー

塗装が薄いので、音の「鳴り」が良いとされますが、施工に手間がかかるため、高級ギターに使われることが多いです。
とてもデリケートな塗装のため、取り扱いが難しいとされています。
温度や湿度などで白濁したり、ゴムと化学反応を起こし、ゴム焼け(黒くなる)することがあります。

夏場

夏は半袖を着るため、肘付近が常にボディに触れるため、拭き取りは欠かせません。

ソロギタリストの岸部眞明さんは夏場でも長袖を着てライブを行っています。

ボディ保護というよりは、汗が付くことで、ボディと腕の接着面で滑りが悪くなるからの理由です。

ピックガードを拭く


ピックガードは傷からボディを守る物です。

人によっては演奏する際に、小指を付けて、安定性を求める人もいます。

その場合、手汗や手垢が付きやすいので、サラッと拭きます。

ペグを拭く

ペグはチューニング時に、頻繁に触れるため、手汗や手垢が残りやすいです。

サラッと拭きます。

補足

メンテナンスを何十年も怠ると、汚れや傷でペグが曇ります。

あまりにも酷いと、落ちなくなることもあるので、こまめに拭くことをオススメします。

使用済みのギタークロスの注意点

ケース内で保管する人は注意

汗を拭き取ったギタークロスはケースに入れないでください。

拭きとった水分によって、ケース内の湿気が増します。

使用済みのギタークロスは、他のケースなどに入れて別管理しておくのがオススメです。

まとめ

Greven
メンテナンスをやる意味

・弦の劣化を抑えるため

・ボディの塗装を守るため

・トラブルを未然に防ぐため


今回は「弾き終わった後のメンテナンス」にポイントを絞って解説しました。

ギター練習後に、そのまま放置すると、汗や皮脂で汚れます。

1回のメンテナンスを怠ったから、すぐに影響が出るものではありませんが、長い目で見ると汚れは確実に蓄積します。

大事なのは、短い時間でいいので、毎回行うことです。

続けることに意味があります。

もりそう
もりそう

練習後は「ギタークロスで拭く」ということを習慣にしてみてね。

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2 COMMENTS

zizi

こんばんは~

お手入れの話は耳の痛い部分も多いです(笑)
自分は基本的に弦交換のときくらいしかお手入れをしてないですが
エリクサー化でその間隔も延びてるため、かなりの低頻度です
ただ、さすがに夏場だと右肘の当たる部分は汗が残るので、それを拭き取るくらいのことはします
オイルフィニッシュのギターを一台、汗で表面をガサガサにしてしまってるので(笑)

返信する
もりそう

ziziさん
こんばんは!
実際問題、めんどくさくてササッと拭くことも多々ありますね。
自分はノンコーティング弦を張っている物もあるので小まめにしています。
そうしないとすぐ劣化してしまうので(^^;)

返信する

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