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- UNITUNE CLIPの特徴を知りたい
- UNITUNE CLIPの使い方を知りたい
- UNITUNEとPOLYTUNEの違いを知りたい
クリップ式チューナーは手軽な反面、精度に不満を感じた経験がある人も多いです。
UNITUNE CLIP(ユニチューン)は、TC Electronicが開発した高精度ストロボチューナー搭載のクリップ式モデルです。
ライブやスタジオ、自宅練習まで、正確なチューニングを求めるギタリストから高く評価されています。
本記事では、UNITUNE CLIPを実際に使用したレビューをもとに、精度や反応速度、使い勝手を正直に解説します。
初心者でも迷わない使い方や、どんな人に向いているチューナーなのかも具体的に紹介します。

ワンランク上のクリップチューナーを探してい人は、ぜひ参考にしてみてね。
UNITUNE CLIP(ユニチューン)とは?

TC Electronicとは?
TC Electronic(ティーシー・エレクトロニック)は、1976年にデンマークで設立された音響機器メーカーです。
プロの現場で求められる高い音質と信頼性を重視した製品づくりに定評があり、スタジオ機器からギター用エフェクター、チューナーまで幅広く展開しています。
特にチューナーは、素早い反応と高精度なピッチ検出で世界中のギタリストに愛用されています。
基本スペック・仕様一覧
| 対応楽器 | ギター ベース |
| 測定モード | クロマチックモード ストロボモード |
| 精度 (クロマチック) | ±0.5 セント |
| 精度 (ストロボ) | ±0.02 セント |
| ピッチ検出 | ピエゾ (振動で音を拾う方式) |
| 対応周波数 | 435〜445Hz |
| 電源 | コイン型電池 (CR2032) |
| 最大使用時間 | 18時間 |
| サイズ | 約 25 × 28 × 60 mm (W×H×D) |
| 重量 | 約 32 g (電池含む) |
| ボディカラー | 2色 (ホワイト) (ブラック) |
| 価格 | 約5,000〜7,000円 |
| 取扱説明書 | あり(英語) |
NITUNE CLIPの最大の特徴は、クリップ式とは思えないほど高精度なチューニング性能です。
一般的なクリップチューナーの精度は±1セント前後が主流ですが、UNITUNE CLIPは通常のクロマチックモードでも±0.5セントという高い精度を実現しています。
さらにストロボモードを使用すれば、精度は±0.02セントまで向上し、プロ用チューナーに匹敵するレベルです。
実際に高精度でチューニングを行うことで、「コードの響きが整った」「音程のにごりが減った」と感じる人もいます。
反応スピードも非常に速く、演奏中の微細なピッチ変化もしっかり追従します。

価格はネットショップと実店舗で価格差があるよ。
ネットショップの方が安い場合が多いね。
セントとは?
1セントは半音を100分割した音程差です。
人の耳で聞き取れるズレは約±5セントまでとされますが、細かなズレはコードの濁りにつながります。
±1セントは一般的、±0.5セントは高精度、±0.02セントはプロレベルの精度です。
人間は5セントまでしか聴き取れないとされています。
UNITUNE CLIPの使い方

UNITUNE CLIPを使う準備


・チューナー本体
・取扱説明書
・電池(CR2032)
取扱説明書は付属していますが、全文英語です。

使用電池は、クリップチューナーで多く使われる「C2032」です。
※最大18時間使用可能。
電池を入れる場所は、液晶ディスプレイの裏側になります。
クリップ部分が、約180度に開くので、入れやすいです。


洗濯バサミのように開いて、ギターヘッドの先端に取り付けます。
クリップ部分はゴム製なので、ラッカー塗装のギターに長時間取り付ける場合は注意してください。
ラッカー塗装とは?
正式名称:ニトロセルロースラッカー
塗装が薄いので、音の「鳴り」が良いとされますが、施工に手間がかかるため、高級ギターに使われることが多いです。
とてもデリケートな塗装のため、取り扱いが難しいとされています。
温度や湿度などで白濁したり、ゴムと化学反応を起こし、ゴム焼け(黒くなる)することがあります。
チューニングのやり方

本体の横に電源ボタンがあります。

電源を入れると緑の▼マークが液晶に表示されます。
※スタンバイ状態を表しています。



初めてチューナーを使う場合は確認してください。
初期設定は「440」になっているはずです。
表示の仕方
周波数の切り替えボタンを一度押すと、画像のように数値が表示されます。
違う数値になっていたら「チューニングモード変更ボタン」と「周波数ボタン」で周波数を「440」に合わせます。
UNITUNE CLIPのキャリブレーション範囲は「435〜445HZ」です。
440HZ(ヘルツ)とは?
チューニングは、基準の音が必要になります。
ギターは440Hz=A(ラ)が世界基準になります。
では他の周波数は何で使うのか?
生ピアノ、バイオリン、管楽器などクラシック音楽で442Hzを使います。

UNITUNE CLIPには2つのチューニングモードがあります。
・クロマチックモード
(精度:±0.5セント)
・ストロボモード
(精度:±0.02セント)
現在、販売されている多くのチューナーは「±1セント」仕様です。
UNITUNE CLIPより価格が高いチューナーでも「±1セント」の場合もあります。
価格と精度は、必ずしも比例する訳ではありません。
セントとは?
1セントは半音を100分割した音程差です。
人の耳で聞き取れるズレは約±5セントまでとされますが、細かなズレはコードの濁りにつながります。
±1セントは一般的、±0.5セントは高精度、±0.02セントはプロレベルの精度です。
人間は5セントまでしか聴き取れないとされています。
どっちのモードを使えばいい?

クロマチックモードが使いやすいよ。
多くのチューナーは「クロマチックモード」が一般的なので、他のチューナーからの買い替えでも違和感なく使えます。
「ストロボモード」はチューニングの精度は高くなりますが、慣れないと時間がかかります。
クロマチックモード

合わせたい弦を、「単音の解放弦」で弾いて音を合わせます。
緑の▼マークがチューニングの基準です。
縦線(ドット)が現在の音の位置になります。
音が合っている:画像上の液晶表示
音がズレている:画像下の液晶表示
右に出ているアルファベットが現在の音名になります。

「♯」はアルファベット横に、赤く点灯します。
ストロボモード

ストロボモード(±0.02セント)の精度はプロの現場で使われるレベルです。
「ストロボモード」の説明は静止画では難しいですが参考にしてください。
画像の赤丸を付けた所がポイントです。
横線(ドット)が常に動いている状態になります。
音がズレていると、横線(ドット)の動きが速いため、動きがゆっくりになるようにチューニングしていきます。
反転機能

UNITUNE CLIPは自動反転で「全画面反転」します。
反転機能とは?
チューナーの向きが変わっても、それに追従して画面が反転する機能です。
製品によって「自動反転」「手動反転」「全画面反転」「アルファベットだけ反転」と仕様が異なります。
自動パワー・オフ機能
チューナーを使わない状態が3分すぎると、自動的に電源がOFFになります。
最近のクリップチューナーには、ほとんど付いている機能なので、珍しくはありませんが、あると便利です。
UNITUNE CLIPをレビュー
プロの現場で使う精度

実際に使ってみてまず驚いたのが、弦を弾いた瞬間の反応スピードの速さです。
チューニング精度が高いのは想像していましたが、感度が非常に良く、ギターを手に持っただけでも反応します。
正直、ここまで敏感なクリップチューナーは他ではありません。
ピエゾ方式なので周囲の音に影響されにくく、静かな自宅練習はもちろん、環境音のある場所でも安心して使えます。
ソロギタースタイルでよく使う変則チューニングにも問題なく対応でき、実用性の高さを実感しました。

レコーディングや動画撮影など、高いチューニング精度が必要な場面に最適だよ。
操作性は良好

ボタンの距離感
高精度なチューナーは機能が増える分、操作が複雑になりがちですが、UNITUNE CLIPはその点でも使いやすいです。
実際に使ってみると、電源ボタンと調整ボタンがしっかり離れて配置されているため、操作で迷うことがほとんどありません。
小型のクリップチューナーは、ボタンが小さく密集しているモデルも多く、誤って押してしまうことがありますが、UNITUNE CLIPではそうしたストレスを感じませんでした。
精度だけでなく、日常的に使うことを考えた操作性の良さも大きな魅力です。
キャリブレーション調整
使って便利だと感じたのが、キャリブレーション数値の上げ下げを2つのボタンで操作できる点です。
多くのチューナーはボタンが1つしかなく、一方向にしか数値を変更できないことがあります。
その場合、目的の基準値を超えてしまうと、もう一周操作し直す必要があり、地味にストレスを感じます。
UNITUNE CLIPではそうした無駄な操作がなく、必要な数値に素早く合わせられるのが良いです。
ただし、キャリブレーション機能を使わない人にとっては、そこまで気にする所ではありません。
視認性について
音名(アルファベット)表示がわかりにくい

メーター表示がドットなのは特に問題なく、視認性も十分だと感じました。
ただし、音名(アルファベット)までドット表示なのは少し分かりにくいと感じる場面があります。
実際にギターを構えた状態で見ると、角度によっては「B」の表示が「D」に見えてしまうことがあり、慣れるまでは一瞬迷うことがありました。
致命的な欠点ではありませんが、使用環境や見る角度によっては注意が必要なポイントです。

画面の発光が強いから、明るい場所はもちろん、薄暗いライブ会場でも視認性自体は良いよ。
画面の可動域


画像のように、一定方向の動き(約180°)しかできません。
気になったのは、ギターを構えたときの角度によっては画面が見にくくなる点です。
他のクリップチューナーには、一方だけでなく360度回転できるモデルもあり、細かな角度調整が可能ですが、UNITUNE CLIPはそこまで自由に動かせません。
そのため、見やすさを優先すると、ギターヘッドに対してやや斜めに装着する必要がありました。
慣れれば問題ありませんが、設置位置には少し工夫が必要だと感じました。
メリット・デメリット
メリット
- 超高精度チューニング
- 反応スピードが速い
- 画面が明るい
- 安定したピッチ検出
- プロギタリスト多数使用
デメリット
- 価格が高い
- 液晶画面の可動域が狭い
- ドッド表示がやや見にくい
- 多機能チューナーではない
- 初心者にはオーバースペック
通常モードでも十分に正確ですが、ストロボモードでは微妙なピッチのズレまで確認でき、音のまとまりが良くなるのを実感しました。
反応スピードも非常に速く、ピエゾ方式のため周囲の音に影響されにくい点も使いやすさにつながっています。
一方で、画面の回転角度に制限があり、構えた姿勢によっては表示が見にくくなることがありました。
また、音名がドット表示のため慣れが必要な場面もあります。
価格はやや高めですが、精度と反応を重視する人には納得できるチューナーです。
こんな人におすすめ
安価なクリップチューナーで「合っているはずなのに音が濁る」と感じたことがあるなら、是非使ってみてください。
±0.02セントのストロボ精度により、耳では気づきにくい微妙なズレまで可視化できます。
コードの響きが整い、演奏そのもののクオリティが一段階上がります。
ペダルチューナーほど大がかりな機材は不要だけど、精度にはこだわりたい人におすすめです。
コンパクトで手軽に使える一方、反応スピードと精度はプロレベルで、自宅練習からライブ前の最終チェックまで、安心して任せられるチューナーです。
UNITUNEとPOLYTUNEの違い

POLYTUNEとは?
POLYTUNE CLIP最大の特徴は、複数弦を同時に鳴らしてチューニングできるポリフォニック機能です。
全弦を軽く鳴らすだけで、どの弦がズレているかを瞬時に把握できるため、ライブやリハーサルなど、時間をかけられない場面で非常に便利です。
曲のわずかな隙間でもチューニングできるスピード感は、大きな魅力です。
基本は今回、紹介したUNITUNE CLIPと同じチューナーですが、複数弦を同時に鳴らした時に、自動で切り替わる設定になっています。
どっちがおすすめ?
個人的には、UNITUNE CLIPで十分だと考えています。
両モデルの大きな違いは、ポリフォニック・チューニング機能の有無だけです。
しかし、POLYTUNE CLIPは価格が約6,500〜9,000円と高いです。
「全弦同時チューニング」を頻繁に使わないのであれば、コストと性能のバランスが良いUNITUNE CLIPの方が満足度は高いと思います。

POLYTUNE CLIPはライブを頻繁に行う人向けかな。
FAQ(よくある質問)
- クリップ式なのに本当にチューニング精度は高いの?
- 高いです。
UNITUNE CLIPは通常モードで±0.5セント、ストロボモードでは±0.02セントという、クリップ式ではトップクラスの精度を誇ります。
- ストロボモードは初心者でも使いこなせますか?
- 慣れれば使えますが、初心者のうちはそこまでの精度は必要ないと考えます。
- アコースティックギターでも反応は安定しますか?
- ヘッドの振動をしっかり検知するため、生音が小さめでも反応しやすく、自宅練習や静かな環境でも問題なく使えます。
- ライブや暗い場所でも画面は見やすいですか?
- 高輝度LEDディスプレイを採用しており、暗いステージでも視認性は良いです。
- 価格が高めだけど、他のクリップチューナーと何が違う?
- 最大の違いは「精度」と「反応の速さ」です。
安価なチューナーは大まかな音程確認向きですが、UNITUNE CLIPは細かなズレまで確認できます。
まとめ|プロの精度を実現

本記事では、UNITUNE CLIPの特徴や使い方、実際に使用したレビューをもとに詳しく解説しました。
UNITUNE CLIPは、クリップ式でありながらストロボ対応の高精度チューニングを実現したモデルです。
通常モードでも±0.5セント、ストロボモードでは±0.02セントという精度が大きな魅力です。
反応スピードが速く、ピエゾ方式により周囲の音に影響されにくい点も実用性を高めています。
一方で、画面の回転角度やドット表示など、使い方に慣れが必要な部分も確認できました。
精度と反応を重視し、音のクオリティを高めたい人にとって有力な選択肢と言えるチューナーです。

クリップチューナーの中では、現状最強と言っても過言ではないね。








もりそうさん、おはようございます
知りませんでした、ユニチューン・・・
ポリチュ-ンが発売された頃、結構あこがれて調べてみたんだけど
①ソロギでよく使う変則チューニングに対応できるんだろうか?
②仮に対応できてもチューニングの数だけ購入、なんてことにならないか?
③どうやら①はクロマチックモードがあってなんとかなりそうだけど
それならポリフォニックでなくてもよかないか?
みたいな感じでTCのポリチューンは自分には向かないと結論を出していて
似たような写真を見ても「それはダメダメ」とすり込まれていたので
ユニチューンはまるでノーマークでした(笑)
しかしもりそうさんの記事で俄然興味がわきました
良いきっかけを与えていただいて感謝です!
ただ、お手頃価格といっても3000円超え・・
ちょっと勇気も必要ですけどw
ziziさん
こんばんは!
価格は確かに他のメーカーや機種に比べれば高いですね。
最近の物は1000円前後でも良い物がある印象なので…
個人的には今後、t.c.electronicがどんな進化版を出してくるのかも楽しみです。
多分、今後もチューナー買い漁ると思います(笑)
結局私はBossのTU-12に戻るとわかっておきながら(笑)
どうしてもアナログ人間なので針式からなかなか抜けれません。
初めて投稿させて頂きます。PolyTune Clipの黒に惚れてそっちを買いました。はっきり言って鬱陶しいし必要ないと思います。さて電源に関してなんですが、日本語取説には電源を入れると3分でOFFになりますと書いてあります。チューニングが終わってそのまま弾き続けてチューナーに音が入力し続けても確かに3分で電源が落ちます。まあこれって省エネ?コルグなんかではずっとONのまま完全に音の入力がないと自動でOFFになります。これに慣れてるのでAmazonに返品交換しましたが結果は同じでした。チューニングが終わってすぐOFFにすればこの違和感はないのですが、使われていていかがでしょう?肝心の性能はピカイチだと思います。私も首を振ってくれると言うとこなしだと思います。特にテレキャスターなんかにはちょっと使いにくいです。
鈴木道生さん
コメントありがとうございます。
PolyTune Clipは購入して試そうかと思っていた所でした。
辞めようかな…
コメント頂いた電源の件ですが気にしたことなかったです(苦笑)
検証したい所ですが実は所有しているUniTune Clipの電池を入れる部分の金具が折れて壊れてしまいました。
私の電池を入れる際の不注意なのか、不良品なのかは謎ですが…
「テレキャスターなんかにはちょっと使いにくいです。」とはどんな理由ですか?
私はアコギ専門なのでエレキのついて教えてもらえるとありがたいです。
稲葉と申しますが、
カポ使用は、できますか?
稲葉さん
コメントありがとうございます。
今回紹介している「UNITUNE CLIP」はカポの使用はできません。
上位機種である「POLYTUNE CLIP」であればカポの使用が可能です。
是非、検討してみてください ^ ^