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KORG Pitchclip2とPitchclip2+の比較をやっていくよ。
※私が所有しているのはポケモンのデザインですが、機能は通常のPitchclip2とPitchclip2+です。
通常のPitchclip2とPitchclip2+に興味がある人も是非参考にしてください。
- Pitchclip2とPitchclip2+の違いを知りたい
- どっちがオススメなのか知りたい
- ポケモンデザインについて知りたい
Pitchclip2
- 精度が±1セント
- ストロボ機能なし
- キャリブレーション機能なし
- 画面の可動は縦のみ
- 音名が大文字と小文字が混在し分かりにくい
Pitchclip2+
- ※精度が±1セント/±0.1セント
- ストロボ/ハーフストロボ機能あり
- キャリブレーション機能あり
- 画面の可動は回転
- LED数が2.5倍になったことで、音名が大文字だけになった
Pitchclip2は、シンプルで使いやすいのが特徴のチューナーです。
その後、高性能にアップグレードしたのがPitchclip2+になります。
※Pitchclip2+は、チューニング精度「±0.1セント」と紹介されていますが、チューニングモードをストロボ/ハーフストロボを使用した時の数値になります。
通常モードではPitchclip2と同じ「±1セント」です。
価格差は店舗にもよりますが、500〜1,000円です。
多少の価格差なら、高機能なPitchclip2+の方が良いと感じる人もいますが、高機能になれば操作が複雑になります。
人によっては、高機能は必要ない、操作性の分かりやすい方がいいという人も多いです。
僕はPitchclip2をオススメするよ。
とにかくシンプルで使いやすいし、ストロボ機能を使わなければチューニング精度も一緒だしね。
Pitchclip2:ギター初心者、使いやすさを求める人
Pitchclip2+:高い精度のチューニングを求める人
基本スペックの比較
Pitchclip2 | Pitchclip2+ | |
---|---|---|
対応楽器 | ギター ベース | ギター ベース |
音律 | 12平均律 | 12平均律 |
測定範囲 | A0~C8 (27.5Hz)〜(4186Hz) | A0~C8 (27.50 Hz)〜(4186 Hz) |
測定精度 | ±1セント | ±1セント ±0.1セント ※モードによって異なる |
基準ピッチ (キャリブレーション) | 440Hz (固定) | 436〜445Hz (1Hz単位) |
チューニング モード | レギュラー | レギュラー ストロボ ハーフストロボ |
電源 | コイン型リチウム電池 (CR2032)x 1 | コイン型リチウム電池 (CR2032)x 1 |
電池寿命 | 約24時間 (A4連続入力時) | 約18時間 (A4連続入力時) |
サイズ | 52(W)✕24(D)✕34(H)mm | 51(W)✕24(D)✕38(H)mm |
重さ | 17g (電池含む) | 19g (電池含む) |
付属品 | 取扱説明書 コイン型リチウム電池 (CR2032)x 1 | 取扱説明書 コイン型リチウム電池 (CR2032)x 1 |
画面角度調整 | 縦可動のみ | 回転可動 |
画面反転機能 | あり (手動) | あり (手動) |
オートパワーオフ | あり (約3分) | あり (約3分) |
価格 | 約1,980円 | 約2,980円 |
販売サイト | Amazon 楽天市場 Yahoo! サウンドハウス | Amazon 楽天市場 Yahoo! サウンドハウス |
チューニング精度の比較
Pitchclip2
- ±1セント
- ストロボ機能なし
Pitchclip2+
- ※±1セント/±0.1セント
- ストロボ/ハーフストロボ機能あり
セントとは?
1セント=半音の1/100
人間は5セントまでしか聴き取れないとされています。
メーカー関係なく、現在販売されているチューナーの多くは「±1セント」がほとんどです。
Pitchclip2の「±1セント」は普段使いでは全く問題がない精度になります。
※Pitchclip2+は、チューニング精度「±0.1セント」と紹介されていますが、チューニングモードをストロボ/ハーフストロボを使用した時の数値になります。
通常モードではPitchclip2と同じ「±1セント」です。
Pitchclip2+のストロボモードは、より精度の高いチューニングを行うことができますが、よりシビアな調整が必要で、慣れるまで時間がかかります。
ギターのレコーディングやプロが使うレベルです。
精度を求めるならUNITUNE CLIPをオススメします。
UNITUNE CLIPはモードによって異なりますが、「±0.5セント」「±0.02セント」でチューニングすることができます。
正直、Pitchclip2+は中途半端な立ち位置にあります。
操作性の比較
Pitchclip2
- 電源ボタン
Pitchclip2+
- 電源ボタン
- DISPLAY/CALIBボタン
Pitchclip2は、ボタンが1つで誤操作がないです。
Pitchclip2+は、電源ボタンに加え、「DISPLAY/CALIB」ボタンが増えます。
ボタンが1つ増えたくらいで操作性は変わらないと思うかもしれませんが、ボタンは裏にあります。
目視できないため、手探りで押すことになります。
DISPLAY/CALIB」ボタンは、ストロボ機能、キャリブレーション機能を必要としない人にとっては不要です。
使う人にとっても、使いにくさがあります。
「DISPLAY/CALIB」ボタンを長押しで、キャリブレーションモードになったら、素早く再度ボタンを押し周波数を変更します。
押すタイミングが遅いと、モード切り替えとキャリブレーションモードを行ったり来たりします。
※キャリブレーションについて詳しく知りたい人は「キャリブレーション機能の有無」を見てください。
ライブなどで操作する場合、誤操作を考えると、Pitchclip2の方が安心だよ。
視認性の比較
Pitchclip2
- 音名表示b・dが小文字
- 画面の角度調整は縦可動のみ
Pitchclip2+
- 音名表示が全て大文字
- 画面の角度調整は回転可動
- LED数が従来の2.5倍
音名表示
Pitchclip2の不満点として、特定の音(bとd)に限って、表示が小文字になり判別しにくい問題がありました。
その原因が、画面LED数の不足です。
Pitchclip2+はLED数が2.5倍になったことで、全ての表示が大文字になりました。
実際に試してみましたが、LED数が増えた割には「B、D、G」の判別が微妙です。
画面の角度調整
Pitchclip2は縦方向にしか可動しなかったため、見やすい角度にするには、チューナー自体の取り付け位置を変える必要がありました。
その結果、ギターへの取り付けが甘くなり、落下の可能性が増す原因にもなっていました。
Pitchclip2+は可動域が広がったことで、チューナー自体はそのままに、画面だけ動かすことで、見やすい位置に配置することができます。
調整可動域が広がったことで、Pitchclip2+の方が圧倒的に見やすいです。
キャリブレーション機能の有無
- ギターの基準音は440Hz
- ピアノやクラシック音楽の基準音は442Hz、その他
キャリブレーション機能は、チューニングの基準値を変更する時に使用します。
自宅でギターを弾く場合や、友達とギターセッションをする場合は、440Hz(固定)で問題ありません。
ピアノやクラシック音楽とセッションする時に使用します。
ギター初心者には必要のない機能です。
ポケモンデザインについて
Pitchclip2
- 2019年販売
- ピカチュウ/ヒトカゲ/ゼニガメ/フシギダネ
- 約1,500円
Pitchclip2+
- 2024年販売
- ピカチュウ/ゲンガー/カビゴン
- 約3,980円
機能面
冒頭にも記載していますが、機能は通常のPitchclip2とPitchclip2+です。
デザインが可愛く、オモチャっぽく見えますが、中身は高機能なチューナーになります。
数量限定
KORGとポケモンのコラボ第一弾は、2019年のPitchclip2でした。
当時は即完売はありませんでしたが、徐々に実店舗、ネットショップから消えていきました。
2024年の第二弾、Pitchclip2+とコラボは、予約時点でネットショップの一部では売り切れになっています。
まとめ
Pitchclip2
- 精度が±1セント
- ストロボ機能なし
- キャリブレーション機能なし
- 画面の可動は縦のみ
- 音名が大文字と小文字が混在し分かりにくい
Pitchclip2+
- ※精度が±1セント/±0.1セント
- ストロボ/ハーフストロボ機能あり
- キャリブレーション機能あり
- 画面の可動は回転
- LED数が2.5倍になったことで、音名が大文字だけになった
Pitchclip2は、シンプルで使いやすいのが特徴のチューナーです。
その後、高性能にアップグレードして登場したのがPitchclip2+になります。
※Pitchclip2+は、チューニング精度「±0.1セント」と紹介されていますが、チューニングモードをストロボ/ハーフストロボを使用した時の数値になります。
通常モードではPitchclip2と同じ「±1セント」です。
価格差は店舗にもよりますが、500〜1,000円です。
多少の価格差なら、高機能なPitchclip2+の方が良いと感じる人もいますが、高機能になれば操作が複雑になります。
人によっては、高機能は必要ない、操作性の分かりやすい方がいいという人も多いです。
僕はPitchclip2をオススメするよ。
とにかくシンプルで使いやすいし、ストロボ機能を使わなければチューニング精度も一緒だしね。
Pitchclip2:ギター初心者、使いやすさを求める人
Pitchclip2+:高い精度のチューニングを求める人