D’Addario(ダダリオ)EclipseTunerをレビュー【使い方を解説】

D'Addario EclipseTuner

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もりそう
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今回はダダリオ「EclipseTuner」を紹介するよ

  • EclipseTunerの特徴を知りたい
  • EclipseTunerの使い方を知りたい
  • 初心者でも使いやすいチューナーを知りたい

ギターを演奏する上で、チューナーは必須です。

正確なチューニングを行うために、プロギタリストも必ず使用しています。

私はこれまで10種類の製品を試しました。

今回の記事では、私が実際に使用した「EclipseTuner」チューナーを紹介しています。

記事を読むことで、「EclipseTuner」の特徴を知ることができます。


D'Addario EclipseTuner
Eclipse Tunerの評価
精度
 (3)
反応
 (4)
操作性
 (4)
視認性
 (5)
価格(約2,000円)
 (4)
総合評価
 (4)

メリット

  • 豊富なカラーバリエーション
  • 画面の可動域が広い
  • 視認性が良い
  • 操作性が良い
  • コスパが良い

デメリット

  • カラーによって安っぽく見える

Eclipse Tunerの特徴は液晶画面が大きく、視認性(見やすさ)が抜群なことです。

操作が簡単、チューニング精度も問題なく使えます。

可動域が広い、視認性、使いやすさを考えると手頃な価格帯なのも良い点です。

私が所有している「グリーン」は蛍光色が強く、ヘッドに取付けた時に目立ちます。

もりそう
もりそう

色によって、少し安っぽさが出るから「ブラック」がオススメだよ。

こんな人にオススメ

・チューナーのカラーを自由に選びたい人

・見やすいチューナーが欲しい人

EclipseTunerの概要

メーカーサイトより引用

視認性の高いフルカラー・ディスプレイを採用した、ハイコストパフォーマンスのクリップ式クロマチック・ヘッドチューナー。
コストを抑えながらも、早くて正確なチューニングを可能とし、目立たないコンパクトなデザインのボディはポップなカラー6色から選べます。

・ フルカラー縦型ディスプレイを採用した、画面の見やすいクリップ式ヘッドチューナー
・ お手頃価格を追求しつつ、早くて正確なチューニングを実現したクロマチックチューナー
・ 2箇所に回転パーツを使った、スウィブル・アームデザインを採用。見やすい角度にセッティングが可能。
・ ギターのヘッドストック裏表どちらでも使用でき、左利き用の楽器にも使用ができる。
・ 10分間電源がONの状態が続くと、オートパワーオフ機能が作動します。
・ 430Hz~450Hzの範囲でピッチキャリブレーション設定が可能。
・ ポップでコンパクトなデザイン本体に全6色のカラーバリエーション展開。

引用元:Planet Waves

  • 対応:ギター・ベース
  • カラー:ブラック/レッド/ブルー/グリーン/イエロー
  • 周波数:430〜450Hz
  • 測定:クロマチック
  • 精度:±1
  • オートパワーオフ機能:あり

カラーバリエーションが全6種で、全てのカラーを取り扱っている店舗は少ないです。

もし自分好みのカラーがなければ、ネットショップで購入するのがオススメです。

EclipseTunerの使い方

使う準備

電池の入れ方

使用電池は、クリップチューナーで多く使われる「C2032」です。

電池の入れる場所はディプレイの裏側にあります。

購入時は絶縁のシートが挟んでありますが、カバーを開けないと取り出すことができません。

カバーは開けにくいので、マイナスドライバーなどを使うと、簡単に開けることができます。

ギターに取り付け

洗濯バサミのように開いて、ギターヘッドの先端に取り付けます。

ディスプレイの回転、角度などを3ヶ所を変えることができます。

自分の見やすい位置に配置することが、大きなメリットです。

ここまで自由に可動するチューナーは少ないです。

クリップの挟む部分はゴム製なので、ラッカー塗装のギターに長時間取り付ける場合は注意してください。

ラッカー塗装とは?

正式名称:ニトロセルロースラッカー

塗装が薄いので、音の「鳴り」が良いとされますが、施工に手間がかかるため、高級ギターに使われることが多いです。
とてもデリケートな塗装のため、取り扱いが難しいとされています。
温度や湿度などで白濁したり、ゴムと化学反応を起こし、ゴム焼け(黒くなる)することがあります。

チューニングのやり方

電源の入れ方

中央の丸ボタンが電源になります。

補足

普段、明るい所でしか使わないと気がつきませんが、電源が入っていると、数秒間隔で光ります。

周波数の確認

初めてEclipseTunerを使う場合は確認してください。

初期設定は「440」になっているはずです。

どうやって表示させるのか?
実際に弦を弾くと、液晶の下部分に自動で現れます。

もし違う数値になっていたら▼▲ボタンで周波数を「440」に合わせます。

440HZ(ヘルツ)とは?

チューニングは、基準の音が必要になります。
ギターは440Hz=A(ラ)が世界基準になります。
では他の周波数は何で使うのか?
生ピアノ、バイオリン、管楽器などクラシック音楽で442Hzを使います。

実際のチューニング

※EclipseTuneはクロマチックモードのみ

合わせたい弦を、「単音の解放弦」で弾いて音を合わせます。

中心のアルファベットが、青色の表示で囲まれるよう合わせていきます。

メーターが下にある場合:音が低い

メーターが上にある場合:音が高い

青色表示で囲まれる;合っている

黄色表示:少しズレている
赤色表示:大幅にズレている

便利機能

自動パワー・オフ機能
チューナーを使わない状態が10分すぎると、自動的に電源がOFFになります。

最近のクリップチューナーには、ほとんど付いている機能なので、珍しくはありませんが、あると便利です。

EclipseTunerをレビュー

十分な精度

精度、感度共に普段使いでは問題ありません。

クリップ式(ピエゾ)なので、周囲の音に影響を受けることがなく、使いやすいです。

弦に対する反応スピードも良好で、ストレスはありません。

レギュラーチューニングはもちろん、ソロギターで多く使われる変則チューニングも問題なし。

簡単な操作性

中央の電源ボタンが大きくて、押しやすいです。

EclipseTunerは正面に「電源ボタン」と「キャリブレーションボタン」だけなので、誤操作が少ないように感じますが注意点があります。

通常、多くのチューナーに搭載されているキャリブレーション機能は、モードを切り替えた上で、数値を調整する2段階方式になっています。

EclipseTuneはキャリブレーション操作の▼▲ボタンを1回押すだけで数値が変わります。

私は、長年使用して誤操作はありませんでしたが、一応覚えておいてください。

抜群の視認性

画面内の音名(アルファベット)表記が大きくて、視認性(見やすさ)は抜群です。

「反転機能」は付いていません。

その理由は、液晶画面の可動域が広いため、反転させる理由が無いからです。

反転機能とは?

チューナーの向きが変わっても、それに追従して画面が反転する機能です。

製品によって仕様が異なります。

・自動反転

・手動反転

・全画面が反転

・アルファベットだけが反転

不満点について

普段使いで不満はありませんが、本体カラーをもう少し落ち着いた物にして欲しいです。

私が所有しているグリーン含め、他のカラーも蛍光色が強くて、安っぽく見えます。

もりそう
もりそう

チューナーの性能、価格は申し分ないのに、カラーだけがちょっと残念な所だな。

他製品との比較

機能、デザイン共に、似ている「Fender/Original Tuner」があります。

どちらが先に販売したのか不明ですが、似すぎです。

価格は約3,000円と高いです。

ブランドにこだわりが無ければ、今回紹介している「EclipseTuner」の方が価格が安くてオススメです。

まとめ

Eclipse Tunerの評価
精度
 (3)
反応
 (4)
操作性
 (4)
視認性
 (5)
価格(約2,000円)
 (4)
総合評価
 (4)

Eclipse Tunerの特徴は液晶画面が大きく、視認性(見やすさ)が抜群なことです。

操作が簡単、チューニング精度も問題なく使えます。

可動域が広い、視認性、使いやすさを考えると手頃な価格帯なのも良い点です。

私が所有している「グリーン」は蛍光色が強く、ヘッドに取付けた時に目立ちます。

もりそう
もりそう

価格と機能のバランスが良いからコスパが良いよ。

こんな人にオススメ

・チューナーのカラーを自由に選びたい人

・見やすいチューナーが欲しい人

オススメのチューナー 【2024年】筆者が試したオススメのギター/ベースチューナー(ベスト3)

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