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今回はKORG「DT-7」チューナーを紹介するよ
- DT-7の特徴を知りたい
- DT-7の使い方を知りたい
- カード式のチューナーについて知りたい
ギターを演奏する上で、チューナーは必須です。
正確なチューニングを行うために、プロギタリストも必ず使用しています。
私はこれまで10種類の製品を試しました。
今回の記事では、私が実際に使用した「DT-7」を紹介しています。
記事を読むことで、「DT-7」の特徴を知ることができます。
メリット
- チューニング精度が高い
- バズ・フェイトン・チューニング・システム(BFTS)を搭載
デメリット
- 周りの音に影響を受けやすい
- 本体のサイズが大きい
※現在、生産終了しているため、中古価格の相場になります。
DT-7の特徴は、バズ・フェイトン・チューニング・システムを搭載していることです。
バズ・フェイトン・チューニング・システムとは?
バズ・フェイトンという人物が作り出したものです。
ギターには「ナット」というパーツがあります。
バズ・フェイトン・チューニング・システムを搭載したギターは、ナットが通常の位置よりブリッジ側に配置されている仕様になります。
ナット位置が異なるので、通常のチューナーでは合わせてることができません。
クロマチックモードも搭載しているため、通常のギターでも使用することができます。
アコースティックギターデュオ「DEPAPEPE」の徳岡慶也さんはメインで「DT-7」を使用しています。
ちょっとマニア向けのチューナーかな。
・エフェクターボードに組み込みたい人
・「DEPAPEPE」徳岡慶也さんが好きな人
DT-7の概要
- メーカー:コルグ(KORG)
- サイズ:169(W)×63(D)×43.5(H)mm
- 重量:188g
- 測定精度: ±1セント
- 測定範囲:A0~B7
- キャリブレーション:438~445Hz
- 端子:BYPASS/SOUND OUT//NPUT
- 電源:ACアダプター/電池(9V)
生産終了しているため、オークションやフリマで入手するしかありません。
価格は状態にもよりますが、2,000〜3,000円が相場です。
私はフリマで購入しましたが、そもそも数が少ないため、美品を見つけるのは難しいです。
DT-7の使い方
DT-7を使う準備
乾電池を使用する場合
乾電池(9V)を使用します。
本体裏面のカバーを開けると、電池を入れる所があります。
ACアダプターを使用する場合
本体の右側に穴が3つ空いています。
「DC 9V」表記がある所に、ACアダプターを挿し込んで使います。
アコースティック楽器
ボディ側面にマイクが付いているので、アコースティック楽器はこのマイクで音を拾います。
他に何も準備する必要はありません。
エレアコ・エレキギター・ベース
エレアコ、エレキギター、ベースなどはシールドを準備し、「INPUT」に挿入します。
エレアコ(サイレントギター含む)の場合はマイクで音を拾うこともできますが、シールドを使うことで、より精度が上がります。
※INPUT端子にシールドがつながっていると、内蔵マイクは作動しません。
本体の左側にある「MUTE」の所に、挿れて使います。
チューニングのやり方
電源は本体の上部分にあります。
ボタンは左右にスライドして「入/切」します。
電源ボタンの左にある機能切替スイッチを「CALIB」に合わせます。
電源を入れると「0」が表示されます。
「0」は440Hz 下一桁の「0」を表しています。
440HZ(ヘルツ)とは?
チューニングは、基準の音が必要になります。
ギターは440Hz=A(ラ)が世界基準になります。
では他の周波数は何で使うのか?
生ピアノ、バイオリン、管楽器などクラシック音楽で442Hzを使います。
DT-7は「438~445Hz」の範囲で変更ができます。
以下の条件時に、設定した基準値が初期値の「440Hz」にリセットされます。
- 電源スイッチをオフにしたとき
- 電池が消耗したとき
- ACアダプターを接続しないで電池を本体から抜いたとき
- ACアダプターを本体に接続したままコンセントから抜いたとき
周波数調整のやり方
機能切替スイッチを「CALIB」に合わせ、チューナー本体の真ん中にある◀︎▶︎ボタンで変えることができます。
表示される数値は、基準値の下一桁を表しています。
8:438Hz
9:439Hz
0:440Hz
1:441Hz
2:442Hz
3:443Hz
4:445Hz
DT-7には3つのモードがあります。
CHROMATIC:クロマチック
BFTS:バズ・フェイトン・チューニング
F:フラット・チューニング
CHROMATIC:クロマチック
クロマチックモードはギターに関係なく、他の楽器にも使えるモードになります。
多くのチューナーがクロマチックを採用しているので、クロマチックモードを使うことをオススメします。
ギターの場合は、レギュラーチューニングはもちろん、変則チューニングを使う場合にも便利です。
ただし、自分が合わせたい音を知っておく必要があります。
クロマチックモードを使うと、音を上げ下げした時に、アルファベット表記が頻繁に変わるため、初心者にとってはわかりにくいことが多いです。
BFTS:バズ・フェイトン・チューニング
バズ・フェイトン・チューニング・システムとは?
バズ・フェイトンという人物が作り出したものです。
ギターには「ナット」というパーツがあります。
バズ・フェイトン・チューニング・システムを搭載したギターは、ナットが通常の位置よりブリッジ側に配置されている仕様になります。
ナット位置が異なるので通常のチューナーでは合わせてることができません。
※やり方によってはできる方法もあるようです。
私はアコギ専門なので、バズ・フェイトン・チューニング・システムを搭載したギターを所有していません。
解説できなくてごめんなさい。
F:フラット・チューニング
チューニングした音が全て、半音下げになります。
使い方
機能切替スイッチの所に切替はありません。
機能切替スイッチを「CALIB」に合わせ、◀︎▶︎ボタンを動かして「F」にします。
その後、以下のどちらかにモードを切り替えて使用します。
CHROMATIC:クロマチック
BFTS:バズ・フェイトン・チューニング
※ここでは、クロマチックモードを使っていきます。
「KORG」文字の上に音名(アルファベット)が表示されます。
合わせたい弦を、「単音の解放弦」で弾いて音を合わせます。
中央のLEDが点灯(緑色)するようにします。
LEDが中心より左:音が低い
LEDが中心より右:音が高い
ミュート機能
スイッチを押すとミュートの「オン/オフ」ができます。
オンになっている場合は、「MUTE」ボタン上のLEDが赤く点灯します。
基準音を出力
機能切替スイッチに「SOUND」ボタンがあります。
基準音(C2〜B5)を出力できる機能です。
ただしDT-7の本体にはスピーカーが付いていないので、他機材から音を出すことになります。
基準音は◀︎▶︎ボタンで変えることができます。
DT-7をレビュー
プロが使用する精度
「DEPAPEPE」の徳岡慶也さんが使用しているので、精度は間違いないです。
徳岡慶也さんは、シールドで繋いで使用しています。
シールドを使わない場合、マイクで音を拾って反応するため、「セッションする場所」や「騒がしい場所」では反応しないことがあります。
現在、チューナーの定番は、振動で音を拾う「ピエゾ式」(周囲の音の影響を受けにく)です。
「ピエゾ式」と比べると、「マイク式」は、人によって、使いにくと感じることがあります。
操作性はまずまず
「電源」や「機能切り替え」が、プッシュ式(ボタン式)ではなく、スライド式なのが使いやすいです。
調整ボタン(◀︎▶︎ボタン)は、小さすぎず、押しやすいのも良い点です。
DT-7はチューニングモードが複数あることや、便利機能が豊富なので、使いこなすのは難しいです。
液晶角度が視認性を向上
DT-7の大きな特徴が「画面の角度」です。
画面が斜めになっているため、立って演奏する場合はもちろん、イスに座って演奏する場合も見やすいです。
角度に加え、LEDライト点灯なので、暗い所でも見やすさはバッチリです。
不満点について
- 機能切替スイッチの選択がわかりにくい
- 半音表示が小さくて見にくい。
慣れれば問題はありません。
他製品との比較
他のカード式チューナーとの比較
BOSS TU-12EXを所有しているため比較しました。
DT-7の方が感度が良いように感じました。
※ちなみに両者、内部測定精度と基準ピッチは同じです。
見た目で「針式」と「LED式」という違いがあるため、視覚的にそう見えるだけかもしれません。
チューナーとギターの距離を離して使用した時に、小さな音も拾ったのが「DT-7」でした。
クリップ式チューナーとの比較
他にも大きな違いがあります。
それはラッカー塗装のギターに使う場合です。
ラッカー塗装とは?
正式名称:ニトロセルロースラッカー
塗装が薄いので、音の「鳴り」が良いとされますが、施工に手間がかかるため、高級ギターに使われることが多いです。
とてもデリケートな塗装のため、取り扱いが難しいとされています。
温度や湿度などで白濁したり、ゴムと化学反応を起こし、ゴム焼け(黒くなる)することがあります。
クリップ式の多くは、挟む部分がゴム素材であるため、長時間取り付けると塗装を傷めます。
私は心配性ということもあり、クリップ式を使う場合は、チューニングしては一回一回外します。
これがめんどくさいため、カード式を使う頻度が高い理由です。
カード式はギターに触れないから、ラッカー塗装でも安心だよ。
まとめ
メリット
- チューニング精度が高い
- バズ・フェイトン・チューニング・システム(BFTS)を搭載
デメリット
- 周りの音に影響を受けやすい
- 本体のサイズが大きい
今回はKORGのDT-7を紹介しました。
※現在、生産終了しているため、中古価格の相場になります。
DT-7の特徴は、バズ・フェイトン・チューニング・システムを搭載していることです。
バズ・フェイトン・チューニング・システムとは?
バズ・フェイトンという人物が作り出したものです。
ギターには「ナット」というパーツがあります。
バズ・フェイトン・チューニング・システムを搭載したギターは、ナットが通常の位置よりブリッジ側に配置されている仕様になります。
ナット位置が異なるので、通常のチューナーでは合わせてることができません。
クロマチックモードも搭載しているため、通常のギターでも使用することができます。
アコースティックギターデュオ「DEPAPEPE」の徳岡慶也さんはメインで「DT-7」を使用しています。
徳岡さんが好きな人は使ってみてね。
・エフェクターボードに組み込みたい人
・「DEPAPEPE」徳岡慶也さんが好きな人
もりそうさん、こんばんは
チューナーって、なぜか定期的に欲しくなる罪なお道具ですw
○○さんが使ってる、というのってとても健全な選び方ですね
僕も先日西村歩さんがブログで書いてたチューナー欲しくなって
買っちゃった(笑)
KORG GA CUSTOMと言いますが、けっこう便利で綺麗で
もうクリップチューナーいらんかな~って思ったりして(笑)
ziziさん おはようございます
KORG GA CUSTOM 先ほど調べました。
それ知ってます!
サウンドハウスで「チューナー」で検索かけると上位に出てくるので!
確かにデザインいいですよね。
使用感気になります
是非、レビューお願いします(^ ^)