YAMAHA(ヤマハ)YTC5 チューナーをレビュー(使い方を解説)

YAMAHA YTC5

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もりそう
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今回はYAMAHA「YTC5」チューナーを紹介するよ。

  • YAMAHA「YTC5」の特徴を知りたい
  • YAMAHA「YTC5」の使い方を知りたい

ギターを演奏する上で、チューナーは必須です。

正確なチューニングを行うために、プロギタリストも必ず使用しています。

私はこれまで10種類以上の製品を試しました。

今回の記事では、私が実際に使用しているYAMAHA「YTC5」を紹介しています。

記事を読むことで、YAMAHA チューナーの特徴を知ることができます。


YAMAHA YTC5の評価
精度
 (3)
反応
 (3)
操作
 (5)
視認性
 (4)
価格(約1,600円)
 (4)
総合評価
 (3.5)

メリット

  • 価格が安い
  • 操作が簡単
  • 液晶画面が大きくて見やすい
  • 画面の可動域が広い

デメリット

  • 周波数は440Hz固定
  • ♭機能が無い

YTC5は液晶画面が大きいため、視認性が抜群に良いチューナーです。

チューナー本体には、ボタンが1つしかないため、操作性も良く、ギター初心者でも使えます。

精度に関しては、ストレスなくチューニングでき、同じ価格帯の中でも、格別劣ることはありません。

使い方が簡単で、見やすいチューナーを探している人にはオススメです。

もりそう
もりそう

YAMAHAブランドはやっぱり安心感があるね。

こんな人にオススメ

・ギター初心者

・視認性が良いチューナーを使いたい人

購入に関して

購入場所はサウンドハウスがオススメです。

約1,100円と他の店舗より安く購入できます。

YAMAHA YTC5の使い方

YTC5を使う準備

内容物

・チューナー本体

・取扱説明書

・ボタン電池「CR2032(本体にセット済み)」

・合格証

電池の入れ方

購入時は、透明な絶縁シートが挟まっているため、カバーを開けて取り外してください。

電池カバーはコインなどを使うと楽に開けられます。

使用電池は、クリップチューナーで多く使われる「C2032」が付属します。

ギターに取り付け

クリップの挟む部分はゴム製なので、ラッカー塗装のギターに長時間取り付ける場合は注意してください。

ラッカー塗装とは?

正式名称:ニトロセルロースラッカー

塗装が薄いので、音の「鳴り」が良いとされますが、施工に手間がかかるため、高級ギターに使われることが多いです。
とてもデリケートな塗装のため、取り扱いが難しいとされています。
温度や湿度などで白濁したり、ゴムと化学反応を起こし、ゴム焼け(黒くなる)することがあります。

角度調整

YTC5の可動箇所は3点になります。

一見、稼働箇所は2点に見えますが、液晶画面の付け根も動くため、自分が見やすい位置に配置できます。


ヘッド裏にチューナーを隠したい人もいます。

その時は「反転機能」が付いているチューナーを使いますが、 YTC5には付いていません。

反転機能を使う必要がないほど、自由に液晶画面を配置(可動)できるからです。

反転機能とは?

チューナーの向きが変わっても、それに追従して画面が反転する機能です。

製品によって仕様が異なります。

・自動反転

・手動反転

・全画面が反転

・アルファベットだけが反転

裏に隠す場合

チューニングのやり方

電源の入れ方

YTC5はボタン1つだけです。

ボタンを2秒長押しすると「入」になります。

※電源を「切」にする場合は3秒長押しです。

周波数

YTC5は周波数は「440HZ」固定になります。

普段使いであれば問題ないです。

440HZ(ヘルツ)とは?

チューニングは、基準の音が必要になります。
ギターは440Hz=A(ラ)が世界基準になります。
では他の周波数は何で使うのか?
生ピアノ、バイオリン、管楽器などクラシック音楽で442Hzを使います。

チューニングモードを選ぶ

YTC5には4つのモードが搭載されています。

モードを変更する場合は「電源ボタン」を1回押すごとに「CHROMA→GUITAR→BASS→UKULELE」の順番で変わります。

CHROMA:クロマチック
GUITAR:ギター
BASS:ベース
UKULELE:ウクレレ


CHROMAモード

クロマチックモードはギターに関係なく、他の楽器にも使えるモードになります。

ギターの場合は、レギュラーチューニングはもちろん、変則チューニングを使う場合にも便利です。

ただし、自分が合わせたい音を知っておく必要があります。

・6弦のレギュラーチューニングの音はE
・6弦の1音下げた音はD 

など

「CHROMA」モードを使うと、音を上げ下げした時に、アルファベット表記が頻繁に変わるため、初心者にとってはわかりにくいことが多いです。

YTC5に限らず、多くのチューナーがCHROMAを採用しているので、クロマチックモードを使うことをオススメします。


GUITARモード

ギターのレギュラーチューニングで使います。

6弦を弾いて6Eに合わせる
5弦を弾いて5Aに合わせる
4弦を弾いて4Dに合わせる
3弦を弾いて3Gに合わせる
2弦を弾いて2Bに合わせる
1弦を弾いて1Eに合わせる

YTC5には♭機能がありません。

半音階チューニングを行う場合は、CHROMAモードを使う必要があります。

♭機能とは?

Gモード、Bモード時に、♭を付けることで、半音階のチューニングができる機能です。

♭:半音
♭♭:1音
♭♭♭:1音半

画像は、BOSS TU-05というチューナーです。

実際のチューニング

ここではCHROMA(クロマチック)モードを使っていきます。

合わせたい弦を、「単音の解放弦」で弾いて音を合わせます。

液晶画面の中心にゲージが来ると、緑のバックライトが点灯するようになっています。

便利な機能

自動パワー・オフ機能

チューナーを使わない状態が約7分すぎると、自動的に電源がOFFになります。

最近のクリップチューナーには、ほとんど付いている機能なので、珍しくはありませんが、あると便利です。

YAMAHA YTC5をレビュー

精度と感度

チューナーによっては、6弦が反応しにくい製品もありますが、YTC5はきちんと反応してくれます。

価格が高いチューナーに比べれば、反応スピードや精度はやや落ちますが、十分使えるチューナーです。

もりそう
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ストレスなくチューニングできるよ。

簡単な操作性

YTC5はボタンが1つで、最低限な機能しか搭載していないため、全てにおいてシンプルです。

ギター初心者でも使えるのが良い点です。

あえて言うなら、ボタンがフカフカしているため安っぽさを感じます。

抜群の視認性

近年は、小型チューナーも多くなりましたが、液晶画面が大きいことで、視認性は抜群に良いです。

年配の人にもオススメです。

チューニングが合ったことを知らせる「バックライト点灯」があることで、ライブなど薄暗いと所でも確認しやすいです。

不満点

ソロギタースタイルなどで、ダウンチューニングを行う際に、バックライトが付いたり、消えたりするため、目がチカチカします。

個人的には、チューニングが合うとバックライトが付く仕様より、常時フルカラーの方が見やすいと感じます。

他製品との比較

YAMAHAD’AddarioKORG

YTC5

Eclipse Tuner

Pitchclip2
精度普通良い良い
操作性良い良い良い
視認性良い良いいまいち
モード4種1種1種
キャリブレーションなしありなし
価格
(コスパ)
約1,600円約2,000円約1,980円
評価
販売サイトAmazon
楽天市場
Yahoo!
サウンドハウス
Amazon
楽天市場
Yahoo!
サウンドハウス
Amazon
楽天市場
Yahoo!
サウンドハウス
※横にスクロールできます

YTC5と同じ価格帯で比較すると、チューナーの本質である「精度」は正直そこまで大きな違いはありません。

あとは自分がどこにポイントを置くかです。

選択の目安
  • チューナーのデザイン
  • 液晶画面内の見やすさ
  • チューニングモードが複数あるか
  • キャリブレーション機能の有無(周波数の調整)
もりそう
もりそう

「視認性(見やすさ)」で選んだ方が、ストレスなく使えるよ。

まとめ

YAMAHA YTC5の評価
精度
 (3)
反応
 (3)
操作
 (5)
視認性
 (4)
価格(約1,600円)
 (4)
総合評価
 (3.5)

メリット

  • 価格が安い
  • 操作が簡単
  • 液晶画面が大きくて見やすい
  • 画面の可動域が広い

デメリット

  • 周波数は440Hz固定
  • ♭機能が無い

YTC5は液晶画面が大きいため、視認性が抜群に良いチューナーです。

チューナー本体には、ボタンが1つしかないため、操作性も良く、ギター初心者でも使えます。

精度に関しては、ストレスなくチューニングでき、同じ価格帯の中でも、格別劣ることはありません。

使い方が簡単で、見やすいチューナーを探している人にはオススメです。

もりそう
もりそう

YAMAHAブランドはやっぱり安心感があるね。

こんな人にオススメ

・ギター初心者

・視認性が良いチューナーを使いたい人

購入に関して

購入場所はサウンドハウスがオススメです。

約1,100円と他の店舗より安く購入できます。

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