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今回はYAMAHA「YTC5」チューナーを紹介するよ。
- YAMAHA「YTC5」の特徴を知りたい
- YAMAHA「YTC5」の使い方を知りたい
ギターを演奏する上で、チューナーは必須です。
正確なチューニングを行うために、プロギタリストも必ず使用しています。
私はこれまで10種類以上の製品を試しました。
今回の記事では、私が実際に使用しているYAMAHA「YTC5」を紹介しています。
記事を読むことで、YAMAHA チューナーの特徴を知ることができます。
メリット
- 価格が安い
- 操作が簡単
- 液晶画面が大きくて見やすい
- 画面の可動域が広い
デメリット
- 周波数は440Hz固定
- ♭機能が無い
YTC5は液晶画面が大きいため、視認性が抜群に良いチューナーです。
チューナー本体には、ボタンが1つしかないため、操作性も良く、ギター初心者でも使えます。
精度に関しては、ストレスなくチューニングでき、同じ価格帯の中でも、格別劣ることはありません。
使い方が簡単で、見やすいチューナーを探している人にはオススメです。
YAMAHAブランドはやっぱり安心感があるね。
・ギター初心者
・視認性が良いチューナーを使いたい人
YAMAHA YTC5の使い方
YTC5を使う準備
・チューナー本体
・取扱説明書
・ボタン電池「CR2032(本体にセット済み)」
・合格証
購入時は、透明な絶縁シートが挟まっているため、カバーを開けて取り外してください。
電池カバーはコインなどを使うと楽に開けられます。
使用電池は、クリップチューナーで多く使われる「C2032」が付属します。
クリップの挟む部分はゴム製なので、ラッカー塗装のギターに長時間取り付ける場合は注意してください。
ラッカー塗装とは?
正式名称:ニトロセルロースラッカー
塗装が薄いので、音の「鳴り」が良いとされますが、施工に手間がかかるため、高級ギターに使われることが多いです。
とてもデリケートな塗装のため、取り扱いが難しいとされています。
温度や湿度などで白濁したり、ゴムと化学反応を起こし、ゴム焼け(黒くなる)することがあります。
YTC5の可動箇所は3点になります。
一見、稼働箇所は2点に見えますが、液晶画面の付け根も動くため、自分が見やすい位置に配置できます。
ヘッド裏にチューナーを隠したい人もいます。
その時は「反転機能」が付いているチューナーを使いますが、 YTC5には付いていません。
反転機能を使う必要がないほど、自由に液晶画面を配置(可動)できるからです。
反転機能とは?
チューナーの向きが変わっても、それに追従して画面が反転する機能です。
製品によって仕様が異なります。
・自動反転
・手動反転
・全画面が反転
・アルファベットだけが反転
裏に隠す場合
チューニングのやり方
YTC5はボタン1つだけです。
ボタンを2秒長押しすると「入」になります。
※電源を「切」にする場合は3秒長押しです。
YTC5は周波数は「440HZ」固定になります。
普段使いであれば問題ないです。
440HZ(ヘルツ)とは?
チューニングは、基準の音が必要になります。
ギターは440Hz=A(ラ)が世界基準になります。
では他の周波数は何で使うのか?
生ピアノ、バイオリン、管楽器などクラシック音楽で442Hzを使います。
YTC5には4つのモードが搭載されています。
モードを変更する場合は「電源ボタン」を1回押すごとに「CHROMA→GUITAR→BASS→UKULELE」の順番で変わります。
CHROMA:クロマチック
GUITAR:ギター
BASS:ベース
UKULELE:ウクレレ
CHROMAモード
クロマチックモードはギターに関係なく、他の楽器にも使えるモードになります。
ギターの場合は、レギュラーチューニングはもちろん、変則チューニングを使う場合にも便利です。
ただし、自分が合わせたい音を知っておく必要があります。
「CHROMA」モードを使うと、音を上げ下げした時に、アルファベット表記が頻繁に変わるため、初心者にとってはわかりにくいことが多いです。
YTC5に限らず、多くのチューナーがCHROMAを採用しているので、クロマチックモードを使うことをオススメします。
GUITARモード
ギターのレギュラーチューニングで使います。
6弦を弾いて6Eに合わせる
5弦を弾いて5Aに合わせる
4弦を弾いて4Dに合わせる
3弦を弾いて3Gに合わせる
2弦を弾いて2Bに合わせる
1弦を弾いて1Eに合わせる
YTC5には♭機能がありません。
半音階チューニングを行う場合は、CHROMAモードを使う必要があります。
♭機能とは?
Gモード、Bモード時に、♭を付けることで、半音階のチューニングができる機能です。
♭:半音
♭♭:1音
♭♭♭:1音半
画像は、BOSS TU-05というチューナーです。
ここではCHROMA(クロマチック)モードを使っていきます。
合わせたい弦を、「単音の解放弦」で弾いて音を合わせます。
液晶画面の中心にゲージが来ると、緑のバックライトが点灯するようになっています。
自動パワー・オフ機能
チューナーを使わない状態が約7分すぎると、自動的に電源がOFFになります。
最近のクリップチューナーには、ほとんど付いている機能なので、珍しくはありませんが、あると便利です。
YAMAHA YTC5をレビュー
精度と感度
チューナーによっては、6弦が反応しにくい製品もありますが、YTC5はきちんと反応してくれます。
価格が高いチューナーに比べれば、反応スピードや精度はやや落ちますが、十分使えるチューナーです。
ストレスなくチューニングできるよ。
簡単な操作性
YTC5はボタンが1つで、最低限な機能しか搭載していないため、全てにおいてシンプルです。
ギター初心者でも使えるのが良い点です。
あえて言うなら、ボタンがフカフカしているため安っぽさを感じます。
抜群の視認性
近年は、小型チューナーも多くなりましたが、液晶画面が大きいことで、視認性は抜群に良いです。
年配の人にもオススメです。
チューニングが合ったことを知らせる「バックライト点灯」があることで、ライブなど薄暗いと所でも確認しやすいです。
不満点
ソロギタースタイルなどで、ダウンチューニングを行う際に、バックライトが付いたり、消えたりするため、目がチカチカします。
個人的には、チューニングが合うとバックライトが付く仕様より、常時フルカラーの方が見やすいと感じます。
他製品との比較
YTC5と同じ価格帯で比較すると、チューナーの本質である「精度」は正直そこまで大きな違いはありません。
あとは自分がどこにポイントを置くかです。
- チューナーのデザイン
- 液晶画面内の見やすさ
- チューニングモードが複数あるか
- キャリブレーション機能の有無(周波数の調整)
「視認性(見やすさ)」で選んだ方が、ストレスなく使えるよ。
まとめ
メリット
- 価格が安い
- 操作が簡単
- 液晶画面が大きくて見やすい
- 画面の可動域が広い
デメリット
- 周波数は440Hz固定
- ♭機能が無い
YTC5は液晶画面が大きいため、視認性が抜群に良いチューナーです。
チューナー本体には、ボタンが1つしかないため、操作性も良く、ギター初心者でも使えます。
精度に関しては、ストレスなくチューニングでき、同じ価格帯の中でも、格別劣ることはありません。
使い方が簡単で、見やすいチューナーを探している人にはオススメです。
YAMAHAブランドはやっぱり安心感があるね。
・ギター初心者
・視認性が良いチューナーを使いたい人