DEPAPEPE 徳岡慶也(使用ギター)
タップできる【目次】
はじめに
DEPAPEPEとは三浦拓也さんと2人からなるインストゥルメンタルギターデュオです。
メジャーデビューアルバムがインストゥルメンタルアーティストのデビューとして日本音楽史上初のオリコンベスト10に入ったすごいデュオです。
今回は自分が尊敬するDEPAPEPEの徳岡さんが使用しているギターについて紹介します。
Martin GPCPA3 or GPCPA4
Side Back:Rosewood
オール単板、カッタウェイありの仕様です。
ツアー「ほろり2人旅」に参戦し間近で実物見ましたがボディが意外と小ぶりで、ボディバックがつや消しになっていました。
このギターを調べてみるとボディサイズはMartinのOMとDの間
「GP」というサイズらしいです。
ポジションマークは通常、指板中央にありますが、これは6弦と5弦の間だけに付いているのが特徴です。
ピックアップは基本ピエゾよりでトレブル(高音域)を少し下げて使用しているとのこと。
青色のグランド・オープリーのハードケースに収納し持ち歩いています。
DEPAPEKO チョコレイト・ディスコのPV
GPCPA3 or GPCPA4 どっち?
徳岡さんのメインギターはMartinのGPCPA3ではなくGPCPA4だという情報があります。
海外のインタビューで徳岡さん本人がGPCPA4と発言しています。
実は徳岡さんの発言に気になったものがもう一つあります。
「Auraシステムっていうピックアップが付いているモデル」と言っていました。
現在、Martin現行モデルではGPCPA4にはAuraシステムは付いていません。
GPCPA4にはF-1 Analogシステムというチューナーとピエゾピックアップが搭載されているものになります。
Auraシステムとはマイクで録音したシュミレートが付いているもので上位機種である以下のモデルのみです
・GPCPA2
・GPCPA3
- もしかしたら以前のGPCPA4はAuraシステムがついていたのか?
- 現行のGPCPA4がモデルチェンジしたのか?
- 徳岡さんがGPCPA4にAuraシステムを後付けたのか?
- 徳岡さんの発言が間違ったのか?
ポジションマークの謎
ポジションマークが多い時と少ない時があります。
始まりは徳岡さん所有のk.countryが12fしかポジションマークがないので演奏性を高めるために貼っていたそうです。
その名残でGPCPAにも貼っている可能性があるとのこと。
徳岡さんのギター写真を見ると不自然にポジションマークがずれているものや、はがした跡が残っているものも存在します。
これらから、ポジションマークが多いGPCPAと少ないGPCPAが存在するのは定期的にリペアに出した際に一度外したと考えられます。
結論
GPCPA3の方が可能性は高い
このモデルと同じものが欲しい方へ
全く同じ物は生産終了しているので現行で同じ様な物があります。
GPCPA3 Sapele
品番にあるように3シリーズですが、サイド・バックがサペリ材になっており、ポジションマークの位置も異なります。
価格は約30万前後。
他にもGPCPA4など見た目が同じ物もありますが、現時点(2020年)では通販サイトにはほぼ在庫がない状況のようです。
新品が欲しい方は実店舗の在庫を持っている所で購入するしかありません。
中古市場ではどうか?
相場は25万前後ですが、出回ることも少ないようです。
Martin GPCPA1 Puls
Side Back:Rosewood
ポジションマークも他のグレードとは異なるパターンとなっています。
Martinの最高機種の場合インレイが派手すぎる印象がありますが、この機種はサウンドホール回りに入っているぐらいでそれほど派手さはありません。
価格は35~40万くらいです。
徳岡さんは純正のMartinハードケースに入れて持ち歩いています。
Kiss、ColorのPV
Mフェアで西野カナさん、miwaさんとのコラボで使用
DEPAPEKO For YouのPV
K.Country Lek-21hrs
Side Back:HondurasRosewood
size:OM
Pick Up:3way
神戸の楽器店 リードマンのオリジナルギター
Martin GPCPA3を使用するまでメインだったギターです。
これと同じギターを購入するにはリードマンしかありません。
以前徳岡さんモデルとして6本制作され、2本は徳岡さん用だったので残り4本のみ一般販売されました。
もちろん現在は完売しています。
そのため、現在販売されている市販モデルを購入するか、オーダーで同じ仕様にしてもらうしかないと思います。
YouTubeでDEPAPEPEをカバーしている方が持っているのを見たことありますが、本数はかなり少ないです。
中古市場で見たことありません!
ナチュラルカラーの他にも紫カラーがあります。
(2本制作)
S.yairi YD-68
Side Back:Rosewood
Pick Up:L.Rバッグスデュアルソース
メジャーデビューしてからもずっとメインギターとして使用していました。
低価格ながら鳴りが良く弾きやすいことから使用していたようです。
弦高もかなり低くセッティングされています。
S.yairi YD-42
Side Back:Rosewood
トップは見た目が白いスプルースが使われています。
(年式によっては経年変化で色が変わってる場合もあります。)
中古市場では5万~8万くらいです。
S.yairi YD-304R
Side Back:Rosewood Maple
S.yairiは通常海外製なのですが、YD-304Rは純国産なので作りもよく鳴りもいいです!
中古市場では10万前後
Gibson J-45 Custom
Side Back:Rosewood
Color:sunburst
アバロンが入っているので見た目も豪華。
同じ仕様のものは中古市場でもなかなか出ません!
以前、オークションで見つけたことがありますが30万前後でした。
数が少ないのは間違いないです。
※アコースティックギターマガジン30に写真が掲載されています。
Gibson J-45
Side Back:Mahogany
Color:sunburst
三浦さんの方は写真の近くに「J-45 1967年」と記載されているのに対して徳岡さんの方は「J-45」と書いてあるだけ。
次のページに徳岡のギターページがあり1967年製と記載されていますが、ボディがキレイでヴィンテージに見えない。
そのため、これは三浦さんのJ-45を指しているのではないかと自分は思った。
そのため現行品なのかヴィンテージなのかよくわからない。
Martin D-18(1964年製)
Side Back:Mahogany
63年製のD-18はロングサドル仕様だがショートサドルに変更されています。
以前ギター雑誌でS.yairiの広告ページに徳岡さんがギターを抱えていたが、実はS.yairiのギターではなくこのD-18を抱えている。
ベッドのMartinロゴが写らないようになっているが、ボディの傷を見ればこのギターだと確認できる。
Martin D-18V
Side Back:Mahogany
通常のD-18をヴィンテージ仕様にしたもの。
現在は生産終了しているため新品で購入することはできません。
中古市場ではチラホラ出ているようです。
D-18の中にも色々な仕様の物が存在しますがこのVシリーズは現在でも評価が高く人気があります。
COLE CLARK FL3AC
Side Back:Indian Rosewood
COLE CLARKの中でも最上位モデルでアバロンが多く使われているため見た目も豪華。
COLE CLARK FL2AC
Side Back:Queensland Maple
YAMAHA LL-TA
Side Back:Rosewood
Neck:Mahogany+Rosewood 5プライ
Fingerboard:Ebony
徳岡さんが自宅からインスタライブを行った際に弾いていたギター
エフェクターを繋がなくてもリバーブやコーラス効果を出すことができるギターです。
TAKAMINE PTU-608N
エレガットギター
KATANAのPV
デビュー5年記念ライブ「Merry 5 round」日比谷野外音楽堂
まとめ
今回は徳岡さんの所有ギターをまとめました。
現在、メインで使用しているのはMartinのGPCPAです。
以前「ギターは使わないとダメになる」ということも言っています。
そのため、今回紹介したギター全てを現在お持ちかは不明です。
2020年4月のインスタライブで視聴者の質問でいくつかギターに関しての質問がありました。
徳岡さんは答えています。
「S.yairiも持っている。k.countryも持っている」
手放しているギターもあるかもしれませんが上記ブランドギターは持っていることは確実です。
以上
徳岡さんのギターについてでした。
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