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- メジャーボーイについて知りたい
- ハーモニカホルダーの使い方を知りたい
- ハーモニカのメンテナンスについて知りたい
ゆずの岩沢厚治さんに憧れて、ギターとハーモニカを始めたいと思う人は多いです。
岩沢厚治さんが使用ているハーモニカは、TOMBO「No1710 メジャーボーイ」という機種になりますが、実は種類が豊富で使い分けが必要になります。
この記事を読むことで、TOMBOメジャーボーイについて知ることができます。
- メジャーボーイは全30キー(30種類)
- 曲のキーに合わせて使う
- ハーモニカホルダーには“力”で取り付ける
- 演奏後はハーモニカ内の水分(唾)を出してから保管する
TOMBOのメジャーボーイは「メジャーキー」と「マイナーキー」の2種類があり、さらにそこから細かくキーが分けられています。
演奏したい曲のキーに合わせて、ハーモニカを選ぶ必要があります。
たくさんの曲を弾くには、それなりの本数が必要になるんだ。
メジャーボーイの特徴
メーカーサイトより引用
◆10穴20音
◆ 本体:樹脂製本体
◆カバー:ステンレスカバー
◆サイズ:W105 x H30 x D18mm
◆プレート厚:0.9mm
◆重量:63g
◆ポイント券対象(30P)
◆ケース付属
◆キー:メジャー18調子/マイナー12調子
ジャー:LC, LD, LE, LF, LF#, G, A♭, A, B♭, B, C, D♭, D, E♭, E, F, F#, HG
マイナー:Gm, A♭m, Am, B♭m, Bm, Cm, D♭m, Dm, E♭m, Em, Fm, F#m
◆MADE IN JAPAN
特徴
有名ミュージシャンが使用する理由は品質です。
ライブでも埋もれない滑らかで輪郭のある音色と豊かな音量。
吹きやすさ、粘りあるリード、ステージで安心して使える耐久性。
樹脂本体にプレートを落とし込んだ設計は高い気密性を保ち、ベンド奏法を容易にしています。
メジャー、マイナーで27調子をラインアップ。
あらゆる音楽ジャンルに対応する本物のスタンダード10Holes。引用元:TOMBO
メリット
- 本体が軽い
- 吹口が樹脂で口当たりが良い
- 冬でも口が冷たく感じない
- プロが使用する品質(安心感)
デメリット
- 1本あたりの価格が高い
吹口が樹脂だから、口当たりが良く、スライドした時の感覚がとても良いのが特徴だよ。
岩沢厚治さんが使用している物は「K.IWASAWA」と表記なっているオリジナルモデルで、市販されていません。
Keyの種類
メジャーキーとマイナーキー
メジャーボーイは、1本のハーモニカに対して1つのキーしか対応していないため、演奏する曲のキーに合わせて使い分けが必要です。
演奏する曲のキーがCであれば、ハーモニカもCの物を使うことになります。
ハーモニカ1本で、全ての曲が演奏できる訳ではないことを覚えておいてください。
厳密には演奏できますが、原曲とは音程が異なってしまいます。
※メジャーボーイは、全30キー(30種類)あります。
ゆずの曲で使用するキー
G/A♭/A/B/B♭/C/D♭/D/E/E♭/F/F♭/Am/Gm
メジャーボーイは30キー(30種類)あると記載していますが、ゆずの曲で30キーも必要ありません。
ゆずの曲で使用するのは、計14キー(14種類)になります。
メジャーボーイは、1本約4,800円と高いので、全てのキーを購入するとけっこうな金額にるため、少しずつ集めるのが無難です。
ゆずの曲はCのキーが多いから、どれを買うか迷ったらCがオススメだよ。
別記事「ゆずハーモニカ(キーの一覧)」に曲とキーをまとめてあるので、自分が演奏したい曲を探してみてください。
使用アーティスト
- 岩沢厚治(ゆず)
- 長渕剛
- いきものがかり
- 19
- 山崎まさよし
- 桑田佳祐
- 吉田拓郎
- 浜田省吾
10ホールズハーモニカは、多くのアーティストが使用しています。
ハーモニカホルダーの使い方
ゆず、いきものがかり、19、長渕剛さんなど、弾き語りスタイルをする場合は、ギター片手にハーモニカを吹かなければなりません。
そこで必要になるのが、ハーモニカホルダーです。
HH-800は長渕剛さんが考案したTOMBO MAJORBOY専用ホルダーです。
岩沢厚治さんも使用しています。
金属のバーとプレートの間にハーモニカを挟みます。
挟むには、左右に付いているバネを下げて、力で差し込むことになります。
バネが思っているより硬いため、女性や子供には大変かもしれません。
プレートを下に押して(バネを下げる)、少し下がった所にハーモニカ本体を入れるんだ。
新品のハーモニカを購入したばかりの時は、無理やり押し込むことで、ハーモニカに傷が付くのではないかという感情にもなりますが、最初だけです。
ネットでは「バネが硬すぎる」と言った書き込みもありますが、逆に言えばそれが安定した「固定」を生み出しています。
首にホルダーを掛けたら、蝶ネジで調整し、口元にハーモニカがくる角度にします。
ハーモニカが近すぎると歌うときに邪魔になったり、遠いと吹けないことがあります。
距離感は、自分の好みがあるため、試行錯誤して、ベストポジションを見つけてください。
口とハーモニカの距離感が大事だよ。
取り付けと同じ要領で、片方のプレートを下げて、ハーモニカ本体を抜きます。
ハーモニカケース(HC-1012)
私が購入したのは、TOMBO 10ホールズブールハープ専用セミハードケース(HC-1012)です。
岩沢厚治さんが使用しているので同じ物を購入しました。
現在は販売終了しており、入手困難になっています。
以前、放送していた「月光音楽団」というテレビ番組で使用しているのを確認できます。
ケース自体がコンパクトで、ハーモニカが12本並ぶと圧巻です。
私はTOMBOのメジャーボーイ12本を収納していますが、他メーカーのハーモニカでも10ホールであれば収納できるようです。
TOMBOでは、別のハーモニカケースを販売していますが、価格が高いことから手が出しにくいのが本音です。
ハーモニカのメンテナンス方法
メーカーサイトより引用
吹く前に…
ハーモニカを吹く前にうがいをしてください。
リードに異物が挟まってしまうと音が出なくなる事があります。吹き終わったら…
吹き終わりましたらハーモニカを吹き口を下にして持ち、上から下に2~3回強く空振りしてください。これにより水気を取り除きハーモニカが長持ちします。
※この時、手で強く叩くとリードに衝撃が伝わり故障の原因となります。カバーの汚れや口元の汚れを除去するにはホコリの出ない布を水に浸け堅く絞った後、汚れた箇所を拭いてください。次に乾いた布などでもう一度、乾拭きをします。
また弊社ではハーモニカの洗浄、除菌、消臭ができるハーモニカクリーナーを別売にてご用意しています。 こちらを使用されるとより衛生的です。
引用元:TOMBO
- 演奏前にうがいをする
- 吹き口に布またはティッシュを当て、振って水滴(唾)を出す
- ハーモニカホルダーのプレートにも水滴が残るため拭き取る
- 乾燥させてからケースに収納する
自分が思っているより、ハーモニカの内部には水分(唾)が入っています。
吹口に、なにも当てないで振ると、水分(唾)が飛び散りますので、注意してください。
振った後でも完全には、抜けきりません。
少しの時間、立て掛けておくのが良いです。
まとめ
- メジャーボーイは全30キー(30種類)
- 曲のキーに合わせて使う
- ハーモニカホルダーには“力”で取り付ける
- 演奏後はハーモニカ内の水分(唾)を出してから保管する
吹口が樹脂なので、冬は冷たくならず、スライドした時の滑り心地が良いです。
現在も第一線で活躍している、岩沢さんが使用しているハーモニカを是非使ってみてね。