押尾コータローさんのギターについて書いてみました。
押尾さんのギターが気になる方に参考になればと思います。
Greven
アメリカ オレゴン州ポートランド在住ルシアー ジョン・グレーベン制作
押尾さんの絶対的メインギター
Greven D Herringbone Custom(♯1097)
Top:Spruce
Side Back:Honduras Rosewood
Pick Up:M-Factory Dual Pick Up System
sunrise S-2
1988年購入
Greven D (New-D ♯1064)
Top:Spruce
Side Back:Honduras Rosewood
2005年購入
メインとほぼ同じ年代とスペック
作りは古いが購入したのが新しいのでNew-Dと呼んでいる
ネックヒール彫刻がなく、ピックアップを通して鳴らすと全然似てないらしい
Greven D (D3)
Top:Spruce
Side Back:Brazilian Rosewood
2006年購入
指板にバードインレイ
Greven D(D4)
Top:Lutz Spruce
Side Back:Honduras Rosewood
2009年購入
D3との見分け方は指板のインレイがあるかないか
Greven Prairie State
Top:Spruce
Side Back:Honduras Rosewood
2009年にグレーベンさん本人からプレゼントされたもの。
Greven MD
Top:Spruce
Side Back:Madagascar Rosewood
2004年購入
カッタウェイタイプ
MD=Modify=改造されたドレッドノート
テレビ番組 関ジャムで使用
Greven OM Herringbone Custom
Top:Spruce
Side Back:Madagascar Rosewood
2002年購入
オーケストラモデルで指板のインレイも美しいギター。
クラシックギターに近い感じで、生音がいい。
主にバラードで使用
Greven J
Top:Spruce
Side Back:Maple
1986年購入
高校3年生の時に中川イサトさんの教室に通っているとき、イサトさんの勧めでヒロ・コーポレーションで購入
母親に頼んで買ってもらったギター。
当時、中古価格25万円
Greven Japan Oshio-D HR
Greven Japan Oshio-DC HR
Side Back:Honduras Rosewood
Greven本人が設計、監修し日本で制作されたギター。
押尾さんいわくサウンドはオリジナルと全く遜色ないそうです。
DEPAPEKOのレコーディングで主にこの2本を使用したようです。
ラインナップとしては
ホンジュラスローズウッド、インディアンローズウッドの2種。
ノンカッタウェイ、カッタウェイの2種
価格は65万前後で購入できます。
Grevenギターに興味がある方へ
私自身Grevenギターを所有しています。
ブログの以下のページを参考にしてみてください。
Greven F(1988)
またGrevenギターについて私なりの考えをまとめた以下のページもあるので是非どうぞ。
Grevenギターについて考えてみる
海外メーカー
Martin D-28(1964)
Top:sitka Spruce
Side Back:Brazilian Rosewood
2005年に購入
レコーディングやMBSラジオで主に使用
ヴィンテージなので過保護に扱っているが、容赦なくPick Upを搭載している。
あの夏の白い雲 レコーディングで使用
Martin D-28 GE
Top:Adirondack Spruce
Side Back:Brazilian Rosewood
36歳の時にクロサワ楽器から紹介されて購入
押尾さんいわく「お姫様」で機嫌が悪いと鳴ってくれないらしい
翼〜you are the HERO〜 レコーディングで使用
Gibson LG-2 3/4
マイケル・ヘッジスのアルバムジャケットを見て知る。
リバーブを深くかけた何とも言えない音に憧れ購入
通常よりも弦長が短い
不器用な音が好きらしい
Gibson L-1(1930年代)
初めて弾いたヴィンテージギター
黄昏、Alwaysで使用
Gibson L-1(1935)
2本目
心の底から欲しいと思ったギター
Gibson CF-100(1950年代)
押尾さんいわく「完璧なギター」
IN MY LIFE 、ノスタルジア、Hangoverで使用
Collings D-2 Cutaway
現在、Dタイプのカッタウェイはオプションでも全く作っていない。
本機は1990年代にわすが10数本の制作された貴重な1本
Ovation Adamas oshio Custom
マイクシステムを押尾さんのリクエストでカスタムしたモデル
Taylor 314C
インディーズ時代に購入
Samick Greg Bennett oshio Custom
Top:Coa
韓国のギターメーカー
指板には犬の足跡マークのインレイ
市販はされていない
Rainsong A-WS1000
ジョン・デッカーJr.博士が宇宙工学の経験を生かし開発したオール・グラファイト製
Maccaferri G-40
1950年代に作られたプラスチック製のギター。
アルバムのレコーディングでも使用されている。
Albert&mueller Guitar 1310
アルバート&ミューラー社 ドイツメーカー
シリアルナンバーが1310(中川イサト)ということで購入
TACOMA BM6C THUNDERHAWAKE
BARITONE GUITAR
ワシントン州タコマ市にあるメーカー
バリトンギターは通常のギターよりも一回り大きい
国内メーカー
YAMAHA LL86 Custom
Top:Spruce
Side Back:Brazilian
ストローク系で使用
GrevenやMartinよりもハーモニクスがキレイに出る
YAMAHA LL86 FC Moon
ベースはLL86
デザインは押尾さん本人
トップに星が散りばめられ、ネックには月のインレイ
すごく弾きやすく生音も良い
TAKAMINE KO-50
基本モデル:DSP530
Side Back:New jakaranda
Pick Up:タカミネ・TriAxマグネチックP.U+コンタクト・ピエゾP.U
Preamp:CTP-1
タカミネ 押尾コータロー シグネチャーモデル
ピエゾピックアップと真空管のプリアンプ
マグネチック型ピックアップのサウンドをブレンドさせたモデル
ラインを通すと本領発揮するギター
海外ルシアー
Nashvill Guitar Company
テネシー州ナッシュビル工房を持つMarty Lanhamのギター。
戦前のMartinスタイルだが、音色はMartinというよりGrevenに近いとのこと。
アルバム「Eternal Chain」「You&Me」のレコーディングで使用
材はローズウッドを使用しているためMartinでいうD-28スタイル。
中古市場では稀に出てくるようです。
押尾さんが使用しているメーカーと出た当初は80万前後と高額だったが、現在は50万前後で購入できる個体もあるようです。
Merril C-18
バージニア州 に工房を持つJim Merrilギター
30年代のマーティン・ゴールデン・エラ期サウンドを忠実に再現したギター
年間約15本、日本には3本ほどと言われています。
そのため市場にも数がかなり少ないようです。
品番にもよりますが中古市場価格は50〜80万ほどです。
C-18はMartinで言えばD-18に当たります。
Stevens 00 12F
ドイツのミュウヘン市に工房がある
スティーブンス・カスタム・ギターズ
日本ではあまり聞きなれないが、ドイツでは大人気ブランド
通常の14fではなく、12fの部分でネックとボディが接合されている。
Santa Cruz D
カリフォルニア州 サンタクルーズにあるRichard Hoover D-28タイプ
Melville Guitars 000-C Custom(2010)
オーストラリアのクリス・メルビル
全て受注生産のため年間約10本と少ない
そのため中古市場価格も100万を超えます。
指板に美しいバラのインレイが入っている
亡き女王のためのパヴァーヌ、月のナミダで使用
国内ルシアー
Kameoka KMD Cutaway
愛媛県に工房がある亀岡隆之さん制作
オールマイティーというよりは曲を選んで使用されている。
5.6弦の音に濁りがないのが良い
3本所有
The Fields Model D-RC
HIRO CORPORATION 冨田洋司 ギター
カッタウェイモデル
Sugita Kenji acoustic Guitars DL
富山県 SUGI CRAFT 杉田健司さん
トップの強度を増すために板を張り合わせ
チューニングダウンしても弾きやすように弦長も少し長くされてある
Sugita Kenji acoustic Guitars Carrera Baritone
杉田健司さんのバリトンギター
押尾さんのために制作されたもので、パーム奏法で当たる部分が補強されてある。
低く音、高い音ほバランスが凄く良いとのこと。
M-Factory KOTARO 10th Annivesary D
M-Factory の三好英明さんからプレゼントしてもらったギター
三好英明さんが信頼を寄せる沖田ギター工房に依頼し製作
Top:German Spruce
Side Back:Madagascar Rosewood
sunrise S-2をフローティングでマウントできる
Water Road Guitar
群馬県の増田明夫さん制作
Water Road バリトンギター
中川イサトさんから譲ってもらったギター
弦長が短くテンションが緩いので弾きやすい
ウクレレ&ミニギター
Sumi Soprano Ukulele Maple Custom
鷲見英一 制作
鮮やかなブルーのボディ
EASTMAN EU80 Antique Red
ウクレレなのにバイオリンのようなアーチドトップボディ
またウクレレなのに鉄弦仕様になっている。
SUMI S-UKMP Tenor
茜色のブランコで使用
ヤシの木のインレイが入った黄色のウクレレ
TACOMA P1 Papoose
カノン、日曜日のビール で使用
Martin Sting Mini
通常のドレッドノートの半分の大きさ
ハピネスで使用
Augastino Lo Prinzi
オーガスティノ・ロ・プロンズというメーカーのウクレレ
Maton Mini EMD 12 Diesel 12-String
Kiwi&Avocadoという曲で使用