K.Country Lek-28rs/nをレビュー【小倉博和モデル】

k.country LEK-28

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

スポンサーリンク

もりそう
もりそう

今回はK.Countryについて紹介するよ。

  • K.Countryについて知りたい
  • サウンド・品質・価格について知りたい
K.Country Lek-28の特徴
  • 神戸の楽器店「Lead man」が製作
  • スロッテッドヘッドが特徴
  • ギタリスト 小倉博和さんモデル
  • 小池徹平さんは緑のLek-28を使用
  • 中古市場に出回ることはほとんどない

K.Countryは、神戸にある「Lead man」のオリジナルブランドになります。

本機含め、K.Countryはこれまで、服部一宇さんが製作していました。

現在はLead man 代表の今西健さんと個人製作家の小林大作さんが手がけています。

製作陣が交代してからは、ブレイシングや塗装などが変更されています。

モデル名を見ることで、どちらが製作したギターか判断することができます。

Lek:服部一宇 

Led:小林大作 

補足

DEPAPEPEの徳岡慶也さんが所有しているのは、Lek-21hrsというカッタウェイが浅いモデルになります。

胴圧が薄いため、音の立ち上がりが早い特徴を持っています。

K.Country Lek-28をレビュー

仕様を解説

トップ:スプルース

サイド・バック:ローズウッド

ヘッドがクラシックギターに採用されている「スロッテッドヘッド」になっています。

弦を交換する時、多少めんどくさいのが難点です。

本機はピックガードがないので、ボディが傷だらけになります。

指板上のポジションマークは12fのみで、指板サイドにドットが入っています。

サウンドを解説

小型ボディのため、Martin ドレッドノートのような迫力のある音は出ません。

中域から高域が響きます。

音のバランスが良いかと言われるとそうでもありません。

低音が弱いため、ソロギタースタイルよりは、メロディ弾きした音が際立ちます。

私はDEPAPEPEなどのインスト音楽で使用しています。

もりそう
もりそう

一音一音に芯があり、艶があるサウンドだよ。

後付けでL.R.Baggs Dual Source(生産終了)を取り付けました。

内蔵のプリアンプを使用するとで、エレメントピックアップとコンデンサーマイクを別々に出力したり、2つを組み合わせることが可能です。

ミックスできるメリットは、コンデンサーマイクの空気感を出すことが可能なことです。

ボリュームとミックスコントロールを調節するダイヤルを、サウンドホール入口に取り付けているので、弦が張られた状態でも調整が可能です。

演奏性(弾きやすさ)

Lek-28は小型ボディで、ショートスケールなので、弾きやすいのが特徴です。

純国産ギターなので、日本人が握りやすいネック・指板になっています。

本機に関しては、弾きやすさ重視にするために、弦高を下げています。

通常、弦高を下げれば音量も下がりますが、Lek-28はほぼ変わりません。

メロディ弾きする人にとっては、かなりポイントが高いです。

指板にポジションマークが無いのは不安でしたが、サイドのドットで十分目安になります。

品質(不具合)について

購入して、十数年経過しますが、トラブルは起きていません。

さすが純国産ギターです。

ピックガードがないため、ピックを使用することで、弾き傷が付きます。

本機は艶消し塗装なのですが、手の脂などでツヤツヤになってしまいました。

もりそう
もりそう

透明ピッガードを貼った方がいいかもね。

購入したい人へ(アドバイス)

中古市場の個体数

生産数が少なすぎるため、中古市場にはほとんど出回りません。

購入しようと思っても買えるギターではありません。

本当に欲しい人は、新品をオーダーした方が早いです。


価格と品質について

本機は、中古で150,000円ほどで購入しました。

そもそもの個体数が少ないので、沢山の統計は取れていませんが、相場は150,000〜200,000円です。

まとめ

K.Country Lek-28の特徴
  • 神戸の楽器店「Lead man」が製作
  • スロッテッドヘッドが特徴
  • ギタリスト 小倉博和さんモデル
  • 小池徹平さんは緑のLek-28を使用
  • 中古市場に出回ることはほとんどない

K.Countryは、神戸にある「Lead man」のオリジナルブランドになります。

本機含め、K.Countryはこれまで、服部一宇さんが製作していました。

現在はLead man 代表の今西健さんと個人製作家の小林大作さんが手がけています。

製作陣が交代してからは、ブレイシングや塗装などが変更されています。

もりそう
もりそう

小倉博和さん、徳岡慶也さんのファンの人は是非チェックしてみてね。

【DEPAPEPE 】徳岡慶也の使用ギターを解説 スロッテッドヘッド 弦交換 スロッテッドヘッド/弦交換のやり方を解説

2 COMMENTS

opus

もりそうさん こんばんは。
私は現在Ledの特注を使用していますが、以前はLekを3本持っていました。
徳岡さんのLek21のカッタウェイは浅いのが特徴ですが、おそらくその理由は私がD
タイプのカッタウェイを2006年に特注した際の木型を使用しているからだと思います。
なぜ浅いのかというと、特注した当時に今西様から「力木を設計し直さなければならないので、できればカッタウェイは無しにして欲しい」と言われたのですが、諦めきれずサウンドホール指板側の力木形状そのままでカッタウェイを付けられるよう私が浅いカッタウェイのデザイン画を渡してお願いしたからです。
(Lek28の深いカッタウェイはその頃既に販売されていました。)

私は神戸市在住で、Leadman今西様とはその頃からずっとお世話になっております。
徳岡さんもアマチュア時代から時々お店に来られていたとお聞きした事があります。
徳岡さんのLek21は12Fしかポジションマークが無いのですが、今西様は「言ってくれたらつけるのに」と言っていました。ごく普通の誠実な青年だよと話していましたね。

返信する
もりそう

opusさん
おはようございます。
Lek三本も!?
しかも徳岡さんのLek21の元となったのがopusさんとは凄い話ですね!
私は小倉さんモデルを購入したものの、やはり徳岡さんモデルが欲しく探したのですが、中古市場にはほぼ出てきません。
見かけたのはこの数年で1本くらいですかね?
Leadmanに徳岡さんと全く同じモデルと同じ物をオーダーしようと問い合わせしたことがありました。
残念ながら個人的な都合で実現しませんでした。
ただどこかでまだ諦めらない自分がいます…

神戸在住とは、DEPAPEPEファンの私としては羨ましい…
貴重はお話ありがとうございます。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です