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今回はSLG110Sについて紹介するよ。
- SLG110S(旧モデル)について知りたい
- SLG200S(現行モデル)との違いを知りたい
- サウンド・品質・価格について知りたい
アコースティックギターの問題点は音量(生音)が大きいことです。
アパートや密集住宅などでは近所迷惑になります。
問題を解決するべく開発されたのが「サイレントギター」です。
今回の記事では、SLG110Sを紹介しています。
記事を読むことで、サイレントギター(SLG110S)の特徴を知ることができます。
- アコギの10〜20%の音量
- 生音がほとんどしないため夜に練習できる
- FG/FSと同じ弦長(634mm)
- リバーブなどの機能を搭載
- 重量が軽いため疲れにくい
ボディ(箱)がないため、ほとんど音がしません。
家族にうるさいと言われることもなく、近所迷惑にもなりません。
逆に言えば、アコースティックギターの魅力である、キレイな生音がないため、癒しはありません。
普段は、サイレントギターで練習し、ライブや動画撮影では生ギターを使おうとすると、感覚の違いが発生します。
使い分けが大事になってくるね。
サイレントギターついて
メリット
- 生音が小さいため、夜に練習できる
- アンプに繋げばライブでも使える
- ハウリングしない
- 本体が軽く、持ち運びに便利
- 本体にヘッドフォン端子がある
デメリット
- ボディヒットができない
- アコギの生音を感じられない
- 音の強弱がわからない
- 電源が必要
サイレントギターは、中島みゆきさん、渡辺香津美さん、沖仁さん、村治佳織さんなど、多くのアーティストが使用して有名になりました。
品質は間違いないのですが、自分に必要なのか、不必要なのかを判断して購入することをオススメします。
YAMAHAのホームページには、実際に愛用している人のコメントを見ることができます。
機種名の見分け方
S:スチール弦(アコースティックギター)
N:ナイロン弦(クラシックギター)
サイレントギターは2種類に分類されます。
本機はSLG110Sというモデルになります。
数字の後に付いている「アルファベット」を見れば、スチール弦なのか、ナイロン弦なのかわかります。
SLG200シリーズ(現行モデル)
本機の100シリーズは旧モデルになります。
2015年に現行モデルである200シリーズが販売になりました。
見た目の違い
SLG110S:ナチュラル、タバコブラウンサンバースト、ブラックメタリック
SLG200S:ナチュラル、タバコブラウンサンバースト、クリムゾンレッドバースト、トランスルーセントブラック
カラーバリエーションが異なり、同じナチュラルカラーでも、高級感が全然違います。
SLG110Sはフレームはブラックのみでしたが、SLG200Sは各カラーが反映されており、とてもカッコよく仕上がっています。
ギターは見た目も大事なので、外観はSLG200Sの方が圧倒的に良いです。
ただし、「夜に弾ければいい」「見た目はどうでもいい」という人は、SLG110S(旧モデル)でも十分です。
内蔵アンプ(サウンド)の違い
SLG110S:ピエゾのみ
SLG200S:SRTパワードピックアップシステム
SLG110SとSLG200Sの大きな違いが、アンプ、ヘッドフォンから聴こえてくる音質です。
SLG110Sは、ピエゾ独特の音質で、お世辞でも良い音とは言えません。
SLG200Sは、SRTパワードピックアップシステム(Studio Response Technology)を採用したことで、よりアコースティックギターの生音に近づいていいます。
音質にこだわるなら、SLG200S一択だね。
エフェクトの違い
SLG110S:TREBLE、BASS、REVERB、REVERB2、CHORUS、ECHO
SLG200S:TREBLE、BASS、REVERB、REVERB2、CHORUS
違いは、ECHOの有無です。
電池の違い
SLG110S:9V or PA-3C(ACアダブター)
SLG200S:単三電池2本 or PA-3C(ACアダブター)
エフェクトを使用すると、電池の消耗が激しいので、PA-3C(ACアダブター)が推奨されています。
YAMAHA SLG110Sをレビュー
仕様(スペック)を解説
ネック:マホガニー
指板:ローズウッド
ブリッジ:ローズウッド
フレーム:メイプル
センサー:L.R.BAGGS
端子:AUX IN、ヘッドフォン、ライン、
ブリッジ形状が特殊のため、ブリッジピンがありません。
ブリッジ自体に穴が空いており、弦を通して固定します。
サウンドを解説
本物のアコースティックギターに比べるとかなり静かで、エレキギターをアンプなしで弾いているような音量です。
深夜に弾いても近所迷惑になりません。
SLG110Sはヘッドホン越して聴くと、お世辞でも良い音とは言えません。
毎回ヘッドホンを付けて練習するわけでもないので特に気にしません。
アンプに繋いで使用した方が、ヘッドホンで聴く音より良いと感じました。
リバーブを少し強めにかけた方が気持ちよく練習できるよ。
演奏性(弾きやすさ)
ネック・指板の感覚はアコギの感覚と同じですが、ボディがないのは違和感があります。
右手、右腕、右太ももが、ボディのアーム部分に触れる感覚が全く違います。
重量が軽いので、長時間弾くのは楽ですが、アコースティックギターを弾いているような感覚がありません。
ボディが空洞なので、押尾コータローさんが多用するボディヒットなどの練習ができないデメリットがあります。
品質(不具合)について
本機は、中古で購入していますが、不具合はありません。
さすがYAMAHAの品質です。
購入したい人へ(アドバイス)
中古市場の個体数
SLG110Sの個体数はそれなりです。
音質の良いSLG200S(現行モデル)もありますが、人によっては、夜練で弾ければいいので、あえて価格の安いSLG110S(旧モデル)を購入する人もいます。
以上の理由から、SLG110Sの在庫が溢れているわけではありません。
価格と品質について
中古市場での相場は40,000〜50,000円です。
後継機のSLG200Sの登場により、一時は30,000円前後で購入できていましたが、巣ごもり需要の影響もあって、価格が上がっています。
ギターの状態によっては、SLG200Sに近い価格で販売されていることもあります。
まとめ
- アコギの10〜20%の音量
- 生音がほとんどしないため夜に練習できる
- FG/FSと同じ弦長(634mm)
- リバーブなどの機能を搭載
- 重量が軽いため疲れにくい
ボディ(箱)がないため、ほとんど音がしません。
家族にうるさいと言われることもなく、近所迷惑にもなりません。
逆に言えば、アコースティックギターの魅力である、キレイな生音がないため、癒しはありません。
普段は、サイレントギターで練習し、ライブや動画撮影では生ギターを使おうとすると、感覚の違いが発生します。
音質にこだわりがなければ、SLG110S(旧モデル)でも十分使えるよ。