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- 自分に合った消音アイテムを選びたい人
- 夜間やマンションでアコギの音量をできるだけ抑えて練習したい人
- 実際の使い心地や音質の変化を、レビューを通して具体的に知りたい人
アコギは生音が魅力ですが、アパート住まいや夜間の練習では「音が大きすぎる」と悩む人も多いです。
本記事では、実際に試して効果を比較した、サウンドホールカバー、弱音器(ブリッジミュート)、消音ピックの3種類の消音アイテムをレビューします。
音量の下げ幅や弾き心地の違いを詳しく解説するので、それぞれの環境に合った最適なアイテムが見つかります。

アコギの音量を少しでも下げて練習したい人は最後まで読んでみてね。
アコギの消音方法は3種類ある

アコギの音量を抑える方法はいくつかありますが、効果と使いやすさのバランスを考えると、実用的なのは以下の3種類です。
- サウンドホールカバー
- 弱音器
- 消音ピック
まずは、この3つの特徴をわかりやすくまとめた比較表をご覧ください。
| サウンドホールカバー | 弱音器 | 消音ピック | |
|---|---|---|---|
| 削減効果 | 約10〜20% | 約20〜40% | 約50〜70% |
| 音質の変化 | こもる | ガリガリ | 自然 |
| 弾き心地 | 普通 | 普通 | 柔らかい |
| 価格帯 | 1,000〜2,000円 | 600〜900円 | 約180〜770円 |
| おすすめ度 |

消音効果が高ければ良いわけではないよ。
各レビューを見て特性を把握してね。
サウンドホールカバーをレビュー

サウンドホールカバーの特徴

| 品名 | PW-SH-01 |
| 対象 | アコースティックギター (サウンドホール直径約10cm) |
| 素材 | ソフトラバー製 |
| 効果 | ハウリング防止 |
サウンドホールカバーは、一般的に“消音アイテム”として紹介されることがありますが、実際はその用途で作られた製品ではありません。
もともとはライブ時のハウリング防止が目的で、消音効果はあくまで副効果みたいなものです。
実際に使ってみても、音量は少し落ちるものの「劇的に静かになる」というほどではありません。
また、素材の性質上とにかくホコリが付きやすい点です。
上記画像でも分かるように、細かなゴミが付着し、使ってみないと気づきにくいデメリットだと感じました。
ハウリングとは?
ハウリングとは、スピーカーの音をマイクが再び拾うことで起こる「キーン」「ボー」という不快な音のこと。
サイズに関しての注意

サウンドホールカバーを使う際に、最も注意すべきポイントはサイズです。
メーカーやギターの機種によって、サウンドホールの直径は微妙に異なります。
そのため、「買ったけれどサイズが合わず取り付けられなかった」というケースも少なくありません。
ちなみに、D’Addario(ダダリオ)のサウンドホールカバーは比較的柔軟性があり、直径100mm前後であれば多少の誤差があっても装着可能です。
今回、私が所有している複数のギターに実際に取り付けて試してみました。

| サウンドホールカバー | |
|---|---|
| 使用可 | Martin D-28 Gibson J-45 Epiphone EJ-160E YAMAHA FGシリーズ Greven |
| 使用不可 | Morris F-20 YAMAHA JR-1 |
ネット上では以下のコメントもありました。
・Martinの000-28は使えなかった
・Taylorは使えた
・Taylorは使えなかった
・Takamineは使えた
・Takamineは使えなかった
同メーカーでも機種によって使えない物もあるようです。
実際の使い方と使用感

使い方は横から入れてやるだけなので簡単です。
弦高が低いと入れにくいですが、弦を緩めてやると入れやすくなります。
ラッカー塗装のギターの場合、長時間の使用は注意してください。
ネット上では「楽器の塗装に影響を与えない”ソフトラバー製」という書き込みもあれば、「長時間使う場合は注意が必要」ともあります。
ラバーはゴムと考えると、長時間の使用は注意した方がいいです。
ラッカー塗装とは?
正式名称:ニトロセルロースラッカー
塗装が薄いので、音の「鳴り」が良いとされますが、施工に手間がかかるため、高級ギターに使われることが多いです。
とてもデリケートな塗装のため、取り扱いが難しいとされています。
温度や湿度などで白濁したり、ゴムと化学反応を起こし、ゴム焼け(黒くなる)することがあります。
効果を検証

サウンドホールカバーによる消音効果は、実際に使ってみるとおよそ10〜20%ほどの軽い効果になります。
そのため、深夜のように「できるだけ小さな音で練習したい」場面では、期待しているほどの静音性は得られません。
とはいえ、音量やサスティーンはしっかり残るため、普段の弾き心地に近い状態で練習できるのは大きなメリットです。
弱音器のように音が極端に変わらないので、モチベーションを保ったまま演奏できる点は魅力的です。
ただし、あくまで“ハウリング防止アイテム”であり、本格的な消音グッズではないことは理解しておく必要があります。

思ったより音量が下がらないね…
メリット・デメリット
メリット
- 10〜20%の消音効果
- 取り付けが簡単
- ハウリング防止
デメリット
- サイズの制限がある
- ゴミ(ホコリ)が付着しやすい
- 長時間の使用は注意
こんな人におすすめ
サウンドホールカバーは、音の響きを抑えつつ自然な弾き心地をキープできるのが魅力です。
「普段に近い感覚で練習したい」「音量を少し落とせればいい」という環境なら最も使いやすいアイテムです。
演奏の感覚を損なわないまま、周囲への配慮も両立したい人にぴったりです。
ライブを行う人はハウリング防止にもおすすめです。
弱音器(GRAND GUITAR)をレビュー

弱音器の特徴

製品パッケージより引用
本機の特徴
・取り外しがワンタッチ
・楽器を絶対傷つけない
・弦が長持ちする
・各音のバランスがよくわかる
・取りつける位置によって音が調節できる
・教習所のレッスンの待ち時間に練習できる
・深夜でも人に迷惑かけないで思いきりひける
・合奏、独創の時、スタッカート演奏ができる
世界で最初の弱音器です。
外観がプラスチック製で、内側にスポンジが付いている作りになっています。
弱音器の使い方を解説

画像にあるように、弱音器の一方が外せるようになっています。
力もいらず、簡単に取り外しが可能です。
スポンジが付いているので、この部分に弦を挟んで「パチ」っと閉じます。
誰でも簡単に取り付けることができます。

プレイスタイルによって、取り付け位置を決めることになります。
弾き語りやフィンガースタイルというより、どこのポジションで弾くかです。
| 弾く位置 | 取り付け位置 |
|---|---|
| サウンドホール付近 | 指板側 ブリッジ側 |
| ブリッジ付近 | 指板側 サウンドホール中心 |
効果を検証

弱音器を使用すると、アコースティックギター本来の魅力である“美しい響き”がほぼ完全に失われます。
音質は大きく変わり、全体的に「ボソボソ」「ガリガリ」といった乾いたサウンドになります。
特にブリッジ側に取り付けた場合はサスティーンがさらに短くなり、音の伸びがほぼ感じられないほどです。
弱音器は音を均一に小さくしてしまうため、曲中の強弱やニュアンスを付ける練習にはあまり向いていません。
深夜やマンションでの静音目的には役立ちますが、普段の弾き心地や音作りを重視したい人にはストレスを感じるかもしれません。

気持ちが良い練習とは程遠い音になってしまうよ。
メリット・デメリット
メリット
- 取り付けが簡単
- サスティーンを全カット
- 持ち運びやすい
デメリット
- 曲の強弱の練習には不向き
こんな人におすすめ
弱音器は、アコギの音量を大幅にカットできる“最強クラスの消音アイテム”です。
サウンドが小さくなるだけでなく、サスティーンも抑えられるため、深夜やでも練習できます。
「弾きたいけど音を出せない」という状況が多い人にとって、手軽に取り付けられて確実に静かになる弱音器は心強い存在です。
静音性を重視したい人には、まず試してほしいアイテムです。
弱音器は音がほぼ均一に小さくなるため、派手な響きにごまかされず“指の運び”や“運指の正確さ”に集中できます。
音の伸びが抑えられる分、ミスが分かりやすく、基礎練習には思った以上に使えるアイテムです。
スケール練習やコードチェンジの精度を上げたい人には、むしろプラスに働くこともあります。
「静かに、でもしっかり練習したい」という人には最適の練習ツールです。
サイレントピックをレビュー

サイレントピックの特徴
メーカーサイトより引用
アコギは弾かないと上達しない←当たり前の事なのですが、これが現代人にとってはハードルが高いと思うんです。
日中は仕事や学校に行っていると、夜か休日くらいしかアコギを弾けるチャンスがないですよね。
また、壁が薄い部屋に住んでいると休日でもアコギは弾けない事も。なので、わざわざカラオケボックスで練習する人もいるようです。
そのような方に使ってもらいたいのが「サイレントピック」自宅で騒音を気にせずにアコギの練習ができます。
引用元:香取製作所
効果を検証
サイレントピックは、極薄のプラスチックで作られた軽量ピックで、メーカー公称では「アコギの音量を1/2にする」とされています。
実際に使ってみると、その効果はほぼ体感どおりで、ストローク時の音量がしっかり抑えられ、自宅の夜間練習に最適です。
ただし、紙のように“ペラペラ”で柔らかいため、通常のピックとはまったく異なる弾き心地になります。
特に速弾きや細かなニュアンスを出す練習には向いておらず、あくまで“音量を下げるためだけのツール”という印象が強いです。
また、ストローク時に指先や爪が弦に触れると実音が出るため、完全無音ではありません。
最初はピックの感覚のなさに戸惑いますが、数日使えば慣れて扱えるようになります。
消音効果は高く、騒音対策には非常に有効です。

通常のピックとは質感が全く違うから、慣れすぎると感覚がおかしくなることもあるよ。
メリット・デメリット
メリット
- 音量約50〜70%カット
デメリット
- 使いすぎると普通のピックに戻れなくなる
- ギターソロ(メロディ弾き)は弾けない
- ストローク練習専用
こんな人におすすめ
サイレントピックは、「夜でもピック弾きの練習をしたい」「家族や近隣に配慮しながらアコギを楽しみたい」という人に最適です。
音量はメーカー発表どおり半分ほどまで下がるため、アパートやマンションでも安心してストローク練習ができます。
一方で、柔らかすぎて速弾きの練習には向かないため、基礎のコードストロークやリズム強化を静かに行いたい初心者に特におすすめです。
「とにかく音を小さくしてピック練習だけは続けたい」という人には間違いなく役立つアイテムです。
消音グッズの代用品・自作について
サウンドホールカバー
サウンドホールカバーを自作することは、正直おすすめできません。
まず、形状を正確に作るには手間がかかり、時間を費やしても満足のいくクオリティに仕上げるのはほぼ不可能です。
サウンドホールをタオルや布で塞ぐ方法もありますが、この場合はサスティーンがほぼ消えてしまい、音質は弱音器とほとんど変わらなくなります。
結果として“サウンドホールカバーのメリット”が失われてしまうため、代用品としては現実的ではありません。
弱音器
弱音器の構造は非常にシンプルで、弦をスポンジで挟んでいるだけのアイテムです。
そのため、タオルや柔らかい布を弦とブリッジの間に挟むことで代用できます。
ただし自作の場合は見た目がどうしてもカッコ悪いため、外出先で使うには少し抵抗があるかもしれません。
自宅での練習なら気にせず使えますが、弱音器自体が比較的安価なアイテムなので、ひとつ持っておくと快適に練習できて便利です。
サイレントピック
サイレントピックは構造がとてもシンプルなので、自作も比較的容易です。
柔らかいプラスチック素材や、厚めの紙をピックの形に切り取るだけで代用できます。
市販品ほど耐久性はありませんが、「とりあえず音を小さくしたい」という場面なら十分機能してくれます。

消音グッズは、そこまで価格が高い物でもないから、製品を購入した方が早いし、満足感も得られよ。
FAQ(よくある質問)
- どの消音アイテムをまず買えばいいですか?
- まずは用途で選ぶのがおすすめです。
普段の弾き心地を大きく変えたくないならサウンドホールカバー、深夜の練習でとにかく音を小さくしたいなら弱音器、コード練習だけならサイレントピックがおすすめです。
- 消音すると練習の意味がなくなるのでは?
- 用途によります。
サウンドホールカバーは音色を保つため、曲の表現練習にも使いやすいです。
弱音器はサスティーンが消えるため、強弱の練習には不向きですが、指の正確さや運指練習には有効です。
目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。
- 代用品(タオル・スポンジ・自作ピック)で代用しても大丈夫?
- 自宅で使うなら自作してもいいですが、消音アイテムは比較的安価な物が多いので、市販品を買う方が簡単で満足度は高いです
まとめ|各アイテムの特徴を理解

消音グッズは目的によって最適なアイテムが異なり、サウンドホールカバー・弱音器・サイレントピックの特徴を理解することで、自分に合った練習環境を整えられることがわかります。
サウンドホールカバーは音色を保ちながら生音を小さくでき、弱音器は音量を大幅に抑えつつ手軽に使え、サイレントピックは手軽に試せる点が魅力です。
自作や代用品も使えますが、演奏性や見た目を考えると市販品の方が安心して使えます。
静かな環境でもしっかり練習したい人は、まず一つ消音アイテムを取り入れてみてください。

強制的に音を消しているから、気持ちの良い練習はできないことを理解した上で使う必要があるよ。





