YAMAHA FG-522SJ BL(2002)

FG-522SJ

YAMAHA FG-522SJ BL

国産フォークギターFG赤ラベルの継承機種です。
通称赤ラベルと呼ばれるギターです。

購入理由

私が高校1年の時に購入した最初のギター。
ゆずの岩沢さんに憧れ黒のFGを購入しました。
(山形の新星堂だったと思います)仕様はだいぶ異なりますが、見た目がソックリなのが決めてです。

大学4年くらいまでこれ1本で練習した相棒です。
現在は常にケースから出しっぱなしのギターです。コード弾き、フィンガー弾きどちらといけます!
購入価格は3万5000円くらいだったと思います。
現在は生産終了しています。

仕様

スペック
2002年製
Top:Solid Spruce
Side Back:Nato
Neck:Nato
Fingerboard:Rosewood
Bridge:Rosewood
Made in Taiwan

材質

トップは単板ですが、サイド・バックが合板なので多少重さを感じます。
サイド・バックにナトーと言う材料が使われています。
あまり馴染みがない材ですが、マホガニーに近いとされ代用品として安価なギターに使われています。

ヘッドのロゴ

「YAMAHA」仕様です。個人的には音叉マークが好きなのですが最近のYAMAHAギターは音叉マーク仕様がないので諦めるしかありません。

岩沢さんのギターヘッドで例えると、音叉マークのFG-Custom黒がよかったのですがYAMAHAロゴのFG-500X仕様になりました。
マニアックですいません…

その他

ポジションマークは小さめです。
ピックガードも黒なので遠くから見ると付いているかわかりません。
黒ボディは車と同じで細かいキズが付くとすごい目立ちます。

使用感

サウンド

ナトー材の特徴かはわかりませんが低音が弱いのが物足りない所です。
ローズウッド系の材ではないので低音が弱いのはしょうがないのかもしれませんね。
ナット・サドルがプラスチック製なので、牛骨・タスクなどに変更すると音も良くなるかもしれません。

弾きやすさ

ボディサイズはMartinのDタイプを参考に、日本人の体型に合うようYAMAHA独自のボディシェイプとなっています。そのためMartinDタイプより一回り小さいので圧倒的に弾きやすいです。

メイドイン台湾ですが作りが雑という感じはありません。
今まで不具合が起こったこともないので、海外生産とはいえさすがYAMAHAって感じでしょうか!
ネックは太めですが弾きにくさは感じません。

使用弦

以前はMARTINのBRONZ弦を張っていましたが、現在はELIXIR PHOSPHOR BRONZE NANOWEB LIGHT を張っています。

弾き語りでPHOSPHOR BRONZを使うとギラつく感が出るのでBRONZの方がFGには合っていると個人的に思いました。

購入したい方へ

生産終了

現在、生産終了しているので新品で買うのは不可能です。
日課でインターネット上のギター入荷状況を確認していますが、年間で約2〜3本入荷するようです。
価格は2万前後です。
しかし、ゆずの岩沢さんと同じ見た目のギターということもあり、すぐ売れてしまうのが現状です。

オークションでもたまに出るようで平均相場は約1万5000円前後と少し安めで取引されているようです。

同カラーのFG

注意
FG-522SJ BL が発売された以降 黒のボディで黒のピックガード、内部に貼ってある赤ラベル仕様はこのFG-522SJ BLしかありません。
※正確には三木楽器オリジナルのTheFGがオールブラックカラーで数量限定で発売されています。
MEMO

現行のFG-820という機種には黒カラーがあります。
ヘッド、ラベルの色など見た目は違いますが、ボディ内部の新しく開発されたブレイシングやサイド・バックがマホガニーに変更されたことでFG-522SJ BLよりサウンドは良くなったと考えられます。

現時点でFG-820は弾いてないので細い比較はできませんが、今後機会があれば弾いてみたいと思います。

※岩沢さんファンの方は是非チェックしてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です