YAMAHA FG-522SJ BL 赤ラベルは岩沢厚治のギターに似ている?音と仕様を比較してみた

FG-522 BL

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この記事はこんな人にオススメ
  • 岩沢厚治さんの“黒ギター”に似たモデルを探している人
  • YAMAHA FG-522SJ BLの特徴や評価を知りたい人

ゆず 岩沢厚治さんの黒ギターに憧れている人は多いです。

そんな中で注目を集めているのが、YAMAHA FG-522SJ BL(赤ラベル)というモデルのギターです。

実はこのギター、岩沢さんの愛用ギターと見た目が非常に似ていると一部のファンに人気があります。

この記事では、FG-522SJ BL (赤ラベル)の仕様や音質の特徴を徹底検証し、「どこが似ているのか?」「実際どんな音がするのか?」を詳しく解説します。

もりそう
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岩沢さんファンの人は是非最後まで読んでみてね。

YAMAHA FG-522SJ BLとは?

YAMAHA FG-522SJ BLとは?

伝説の赤ラベル復刻

2000年2月、赤ラベルの復刻モデルとしてFG-512SJ(価格:37,000円/ナチュラルカラー)と、ピックアップ搭載のFGX-512SJ(価格:50,000円/ナチュラルカラー)が発売されました。

その翌月となる2000年3月には、カラーが異なる FG-522SJ BL(価格:42,000円/ブラック)が登場します。

FG-522SJ BLは、基本スペックはFG-512SJとまったく同じでありながら、カラーリングが異なるだけで5,000円高い価格設定となっていました。

私が所有している個体は、シリーズ最終期となる2002年製です。

FG-512SJ、FGX-512SJ、FG-522SJ BLは入門者向けの位置づけで、比較的リーズナブルな材が使用されています。

FGシリーズの歴史の中で黒いボディの機種は存在しますが、黒ボディで「赤ラベル」を採用したのは、このFG-522SJ BLだけです。

赤ラベルとは?

1966年 国産最初のフォークギターFG-180は、数々のアーティストが使用してきました。
低価格でありながら、作りの良さから現在でも人気があるギターです。
内部に貼られてあるメーカー品番のラベル色が、赤いことから「赤ラベル」と呼ばれています。
FGシリーズは、販売当初から現在まで続いていますが、一部のギターにしか「赤ラベル」は採用されていません。

基本スペックを解説

トップスプルース単板
サイドナトー
バックナトー
指板ローズウッド
ブリッジローズウッド
ラベル赤ラベル
ブレイシングノンスキャロップ
Xブレイシング
生産国台湾

トップ材にはスプルース単板が使用されています。

過去のFGシリーズにも、トップだけが単板仕様のモデルはいくつか存在していました。

しかし2000年前後のモデル以降は、入門クラスのギターでもトップ単板が基本仕様として採用されるようになっています。

サイド・バックにはナトー材が使用されています。

ナトーは「マホガニーの代用品」と言われることが多く、コストを抑えつつ温かみのある音を得られる素材です。

そのため、全体的には初心者向けの価格帯を意識した仕様になっています。

また、このモデルはボディカラーが黒のため、傷が非常に目立ちます。

写真ではきれいに見えても、実際には細かい擦り傷がボディ全体にあり、打痕が付くと白く浮いて見えることもあります。

神経質な人にとっては気になるポイントかもしれません。

もりそう
もりそう

僕自身も最初は傷に気をつけて扱っていたけど、使っていくうちに徐々に気にならなくなったね。

岩沢厚治さんのギターと何が似ている?

YAMAHA FG-522SJ BLはゆず岩沢厚治さんのギターと似ている

FG-522SJ BLが一部のファンから注目されている理由のひとつに、ゆずの岩沢厚治さんが所有する黒ギター「FG-500X」と「FG-Custom(黒)」に見た目が似ているからです。

では、具体的にどこが似ているのかというと、結論から言えば、共通しているのは「黒いボディカラー」と「赤ラベル」だけです。

サウンドや弾き心地はまったく異なります。

岩沢さんが使用している黒ギター「FG-Custom(黒)」と比較してみます。

そもそもFG-Customは名機FG-180をベースに作られ、その後に市販された「The FG」の原型となったモデルです。

そのため、作りやサウンドが最も近いのはFG-522SJ BLではなく「The FG」ということになります。

ただし、「The FG」にはナチュラルカラーしか存在しません。

もりそう
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個人的にはサウンドどうこう言うより、見た目が良ければいいかなぁって感じです。

知る人ぞ知る

黒いボディで赤ラベルを採用したギターは実は他にもあり、過去に三木楽器が数量限定で販売した「The FG ブラックカラー」が存在します。
このモデルは、岩沢厚治さんのメインギターである「FG-Custom」を元に制作されたとも言われており、スペックもカラーも非常に近いことから、ファンの間で“究極の黒FG”として人気があります。

しかし、個体数が極めて少ないため、現在では入手が非常に困難なモデルとなっています。

FG-522SJ BLを実際に弾いた印象

低音がもう少し欲しい

YAMAHA FG-522SJ BLのサウンド

FG-522SJ BLは、私が2002年に初めて購入した思い出のギターです。

ギターを始めたばかりの頃だったこともあり、当時はその“きれいなサウンド”にとても感動したのを覚えています。

ここでは、購入から20年以上経った今だからこそ感じるポイントをお伝えします。

まず気になったのは、サイド・バック材(ナトー)の影響なのか低音が弱いことです。

自宅でひとりで練習しているときには気にならなかったのですが、友人のGibson J-45と一緒に弾いた際、明らかに低音が負けていると感じました。

音が“飲み込まれている”ような印象で、存在感が薄くなってしまいます。

やはりスペックを見ても初心者よりのギターだと感じます。

それでもフォスファーブロンズ弦を張ればシャリーンと気持ちがいいサウンドを楽しめます。

もりそう
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音質を改善したい人は、ナットとサドルを牛骨やタスクにすると変わると思うよ。

同スペックでも個体差がある

ちなみに私は以前、同じ赤ラベル復刻のFGX-512SJ(ピックアップ搭載)も所有していましたが、その個体は正直“がっかりするほど音が良くない”ギターでした。

音が前に出ず、響かず、こもったようなサウンドで、まったく抜けてくれませんでした。

この経験からも分かるように、ギターには必ず個体差があります

日本人向けの弾きやすさ

YAMAHA FG-522SJ BLの弾きやすさ

ネックはそれほど太くなく、初心者でも握りやすい形状と厚みになっています。

ナット幅も標準的で、弦間が極端に狭い・広いといったクセもないため、扱いやすい仕様です。

そのため、弾き語りはもちろん、ソロギターなどジャンルを問わず弾きやすいネックと言えます。

ちなみに、名機FG-180と比べるとやや太めで、ハイポジションへ進むほど少し厚みが増していきます。

私は主にゆずの楽曲(弾き語り)で使用していますが、ハイポジションを多用する演奏では、人によっては少し弾きにくさを感じるかもしれません。

トラブルはかなり少ない

YAMAHA FG-522SJ BLのトラブルについて

本機を購入してから約20年が経ちます。

特別な保管はせず、ペグを緩めずにギタースタンドへ立て掛けたままにしていますが、これまで一度もトラブルは起きていません。

1970〜1980年代のFGシリーズは、トップ材が膨らみやすい個体が多いと言われています。

しかし本機については、トップの膨らみはまったく見られません。

近年のFGはトップ単板モデルが多いものの、内部のブレーシング(骨組み)が改良され、環境変化に強く、より頑丈な構造になっていると考えられます。

もりそう
もりそう

海外生産だから作りが悪いと指摘する人もいますが、価格を踏まえれば十分すぎるクオリティだと思うよ。

補足

ペグを緩める、緩めない問題は、永遠のテーマです。

個人的には、長期弾かない場合はペグを緩める派です。

購入前に知っておきたいこと

YAMAHA FG-522SJ BL(購入前に知っておきたいこと)

個体数について

中古市場では個体数は多くないものの、オークションやフリマサイトでは比較的見つけやすいです。

ただし黒ボディは傷が非常に目立ちやすく、美品はほぼないと思ってください。

写真だけでは状態が分かりにくいことも多いため、購入時はある程度のキズを覚悟しておく必要があります。

中古市場での相場と価格変動

中古のFG-522SJ BLは約1万〜2万円で取引されており、ここ数年はほとんど価格変動がありません。

購入を検討している人は、この価格帯を目安にしてください。

以前、中古販売店で売っているのを見ましたが、その時は2万5,000円でした。

現行モデルとの比較

2025年現在、FGギターの中で黒のカラーリングがあるのはFG-820になります。

FG-522SJ BLと比較すると、サイド・バックにマホガニー材を採用し、新開発のスキャロップドブレイシング構造になっています。

素材や設計面だけを見ると、FG-522SJ BLよりも鳴りの良い仕様です。

価格はおよそ 36,000円前後です。

もりそう
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ただし、ヘッドデザインやラベル色が異なるため、純粋な後継モデルではないよ。

FAQ(よくある質問)

YAMAHA FG-522SJ BLのFAQ(よくある質問)
結局、岩沢さんの黒ギターとは何が似ているの?
見た目だけです。
黒いギターで、内部に貼ってある赤ラベルが似ているという点です。
基本構造が異なるため、サウンド・弾き心地が違います。
FG-522SJ BLはいつ頃のモデル?古いギターでも状態は大丈夫?
2000年〜2002年に製造されたモデルになります。
約20年ほど経過していますが、私の個体に関しては大きなトラブルはありません。
FG-522SJ BLとFG-512SJの違いは?音や仕様に差がある?
基本的にスペックは全く一緒です。
黒ギターは傷が目立つ?
目立ちます。
ギターを清掃する時にギタークロスで乾拭きすると思いますが、ホコリや小さな付着物を引きずることで、細かな傷が付く場合があります。
ただし、それが普通になり多少の傷では気にならなくなります。

まとめ|赤ラベル継承モデル

YAMAHA FG-522SJ BLのまとめ

YAMAHA FG-522SJ BLは、赤ラベルの雰囲気を受け継ぐ黒ボディが魅力のモデルです。

入門機ながらトップ単板仕様でしっかり鳴ってくれます。

中古相場は安定しており入手しやすい一方、黒ボディ特有の傷が目立つため状態確認が重要です。

長期使用でも大きなトラブルが少なくコストパフォーマンスも高い一本です。

岩沢厚治さんの黒ギターに憧れる人にとって、雰囲気を味わえる選択肢として非常に魅力があります。

もりそう
もりそう

黒FG×赤ラベルはファンにはたまらない1本だね。

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