GrevenJ Deluxe White Ladyとは?
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はじめに
今回はGreven J を紹介します!
※実は私のではありません。
弟のギターですがGrevenに興味がある方は多いと思いますので参考になればと思います。
購入理由
押尾コータローさんファンの方は気づくと思います。
押尾さんがメジャーデビュー時に使用していたギターと同じJタイプです。
購入した場所は御茶ノ水にあるBlueGというギターショップです。
以前ブログ内で私の所有しているGrevenFを紹介しました。
Greven F(1988)
その中にも書きましたがAcoustic Guitar Book31 にこのギターも掲載されています。
このギターも掲載される前に購入した物です。
兄弟でこの本に掲載されている2本を所有していることになります。
このギターは私が購入したFより以前からBlueGに入荷していたギターでずっと売れずに残っていました。
・なんでこのギター売れないんだろう?
・どこか不具合あるのかな?
・音悪いのかな?
と何度も2人で話していたのを覚えています。
それでも残っていたのでこれは縁があるということで購入しました。
仕様
Side Back:Figured Maple
Binding:HerringBone
指板にはバードインレイ仕様となっています。
GrevenFはトラ目のカーリーメイプル。
GrevenJはフィギャードメイプル。
2本を比べると違いがよくわかると思います。
メイプルの木目が素晴らしいです。
木目にマニアにはたまりませんね!
Grevenギターのメイプル仕様は1970〜1980年代の物に多いようです。
物によってはサイド、バックがカーリーとフィギャードの組み合わせの物もあるようです。
使用感
音質
購入してサウンドを聴いたとき私、弟は「まぁまぁ〜」
正直、以前購入したGrevenFを初めて弾いたときの衝撃はありませんでした。
これは弟も認めています。
まぁ音はいいですが、なにかこもっているような…
しかしその後リペアマンに見て頂いたとき、内部のブレーシングが剥がれていたそうです。
その後戻ってきたギターを弾いて驚きました。
メチャメチャ良い音になってる!
大きいボディから出る迫力のある音量と抜けの良いサウンド、メイプルの特徴と言われる立ち上がりの良いサウンド!
まさに押尾さんのGreven Jの音です!
改造
後付けでM-factoryとサンライズS-2を搭載しています。
サンライズのピックアップはトップの振動を妨げるということで普段は外しているようです。
サウンドホール周辺には透明なアクリル板の様なものが貼られてあります。
ギターを弾く人にとってなんでそんなの貼るの?
せっかくのGrevenがもったいない!
という人がいるかもしれません。
これは押尾さんのギターにも貼られてある仕様でパームなどボディヒットから少しでも守るための物です。
画像ではわからないくらいで近くで見ないとわかりません。
最初にも書きましたがこのギターは一度リペアに出しています。
その際にヘッドのホワイトレディのインレイが1/2ほどが剥がれてしまうトラブルが…
原因はわかりませんが、何か強い振動が加わり剥がれたのかもしれません。
その後、インレイを修復してもらい以前と変わらないほどに直りました。
コーティングもかけてあるので今後剥がれることはないと思われます。
※近年の物はわかりませんが、昔のGreven ホワイトレディ(インレイが大きいもの)をお持ちの方は一度コーティングをかけた方がいいかもしれませんね。
購入したい方へ
個体が少ない
新品でGrevenJがでることはほとんどないです。
近年はGreven Japanや本家のOsihioDの数がかなり多いように思えます。
そのため本家のGrevenJタイプは数が少ないと思います。
またJタイプでもカッタウェイの物も存在するためノンカッタウェイ仕様と割合は半々でしょうか?
カッタウェイの方が多い様な気もしますが…
価格
購入金額は77万円でした。
GrevenオリジナルのJでこの価格帯は妥当だと思います。
しかしリペアの金額(確か10万は超えていたはず)も入れると90万近くなります。
これは今までGrevenを所有者してい方、リペアマン、私たち兄弟で所有している実体験から得たものです。
これからGrevenのギターを購入しようと考えている人はこれを覚えておいてください。
ブログ内にGrevenギターについて自分なりにまとめた記事もあるので少しでも参考になればと思います!
Grevenギターについて考えてみる
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