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今回はチューニングについて解説するよ。
- チューニングのやり方を知りたい
- アルファベット表記について知りたい
- 基準音について知りたい
チューニングがズレたまま演奏するということは、音程がズレて音痴で歌っていると同じです。
聴く人によっては、不快に感じる場合もあります。
今回の記事では、チューニングについて紹介しています。
記事を読むことで、チューニングの基礎をまとめて知ることができます。
- 演奏前にチューニングの確認は必須
- クリップ式チューナーが使いやすい
- 6E 5G 4D 3G 2B 1Eを覚える
- 音は低い方から徐々に上げていく
- チューニングは2〜3回確認する
いくらギタープレイが上手くても、チューニングがズレいれば意味がありません。
上手い、下手、以前の問題です。
「昨日練習した時に合わせたから大丈夫」ではなく、弾く前にチューニングを確認してください。
弾く前にチューニングをするクセをつけてね。
チューニングに必要な道具
チューナー
クリップ式
- ヘッドに取り付けて使用
- 振動に反応する
- 周囲の音に影響を受けにくい
- ボタン電池の採用が多く、電池持ちが悪い
- クリップ部がゴムの場合、ギターの塗装を傷める場合がある
カード式
- 内蔵マイクに反応
- シールドを繋ぐことも可能
- 電池持ちが良い
- 周囲の音に影響を受けやすい
- ライブで使う場合、置き場に困る
チューナーは沢山ありますが、大きく分けて上記の2種類です。
機種によって、デジタル式、針式、LED、充電式など、細かな違いがありますが、どの機種を使ってもそこまで違いはありません。
デザインや視認性など、自分好みの物を選んでみてください。
価格が高いチューナーは精度も良いですが、1,000円前後の安いチューナーでも十分使えます。
クリップ式がオススメだよ。
価格が手頃で、音の反応も良いしね。
音叉
U字型の棒で、「A=440Hz(ラ)」を出すことができる道具です。
※音叉によって、他の周波数もあります。
「A=440Hz(ラ)」の1音が分かれば、他の弦も合わせることができます。
初心者が使うには難しいです。
チューニングに時間がかかるため、使っている人は少ないです。
自分の耳を鍛えたい人にオススメです。
チューニング方法を解説
今回は、最も使われる「レギュラーチューニング」をやっていきます。
アルファベットの意味
チューナーを使うと必ずアルファベット表示が出ます。
6E
5A
4D
3G
2B
1E
レギュラーチューニング時は、以下の意味になります。
6弦 E(ミ)
5弦 A(ラ)
4弦 D(レ)
3弦 G(ソ)
2弦 B(シ)
1弦 E(ミ)
数字とアルファベットの組み合わせは覚えてね。
チューニングをやってみよう
チューニングをする順番
順番に決まりはありませんが、以下のどちらかで合わせることが多いです。
・6弦→5弦→4弦→3弦→2弦→1弦
・5弦→6弦→4弦→3弦→2弦→1弦
基本はチューナーを見ながら、1本ずつ弦を弾いて合わせていきます。
※性能の良いチューナーの中には、全部の弦を一気に鳴らし音を読み取れる物もありますが、今回は基本ということで1本ずつ合わせていく方法です。
ペグは6〜4弦、3〜1弦では回す方向が違います。
知らずに締めすぎると切れることがあります。
最初はわかりにくいので、ペグを回す際に弦を触りながら、緩んでいるのか、締まっているのか確認しながらやってみてください。
チューニングで一番重要なのは、音は低い方から、徐々に上げることです。
基準値を超えてしまった場合は、一度ペグを緩めて音を下げてから、もう一度締めていきます。
締まってる状態から、緩めて合わせると、ペグが緩んで音がズレます。
何より大事なことだから絶対覚えてね。
♭と♯の意味を理解する
機種によりますが、チューナー画面の左右上下に「♭」「♯」があります。
♭=音が低い
♯=音が高い
「♭」と「♯」に寄らないように、チューナーゲージの中心になるように合わせます。
チューニングが終わったらもう一度6弦からチェックします。
一度合わせただけでは、合わないことが多いです。
張りたての弦は、何度も確認しないとすぐズレてきます。
安定するまでは、こまめにチューニングを確認してください。
チューナーを使わない方法を解説
チューナーを使わず、合わせられると尊敬の目で見られるよ。
セッションする時に、隣の人に「音もらっていい?」とさりげなく聞くとちょっとカッコよく見えます。
開放弦で合わせてみよう
基準になる5弦をA(ラ)に合わせます。
最初のステップで、基準の1音が合っていれば、残りを合わせることができます。
5弦の開放音と6弦5フレットが同じ音になります。
他の弦も同様に合わせていきます。
以下が同じ音になります。
6弦5フレット=5弦開放
5弦5フレット=4弦開放
4弦5フレット=3弦開放
3弦4フレット=2弦開放
2弦5フレット=1弦開放
※3弦は4フレットになるので気をつけてください。
ハーモニクスで合わせてみよう
基準になる5弦をA(ラ)に合わせます。
左指先で、6弦5フレットの上あたりを軽く触れ、右手で弦を弾きます。
すると「ポーン」とキレイな音(ハーモニクス)が鳴ります。
6弦5フレットの音を出したら、音が消える前に5弦7フレットの音を出します。
2つの音を鳴らし、音のうねりがなくなるように調整します。
2つの音が1つになるイメージです。
他の弦も同様に合わせていきます。
以下が同じ音になります。
6弦5フレット=5弦7フレット
5弦5フレット=4弦7フレット
4弦5フレット=3弦7フレット
6弦7フレット=2弦12フレット
5弦7フレット=1弦12フレット
2弦と1弦はハーモニクスが鳴りにくいので、ここは上記で説明した「開放弦」で合わせることが多いです。
- 弦は完全には押さえない
- 左指先を軽く触れ、右手で弦を弾いた後はすぐに離さない
コツさえ掴めれば、必ずできるようになるよ。
まとめ
- 演奏前にチューニングの確認は必須
- クリップ式チューナーが使いやすい
- 6E 5G 4D 3G 2B 1Eを覚える
- 音は低い方から徐々に上げていく
- チューニングは2〜3回確認する
いくらギタープレイが上手くても、チューニングがズレいれば意味がありません。
上手い、下手、以前の問題です。
「昨日練習した時に合わせたから大丈夫」ではなく、弾く前にチューニングを確認してください。
弾く前にチューニングをするクセをつけてね。