【新品の弦はチューニングが狂う】The String Stretchaで対策

ストリング ストレッチャー

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この記事はこんな人にオススメ
  • ギターのチューニングがすぐにズレてしまうと悩んでいる人
  • 弦を張り替えた後、チューニングが安定するまで時間がかかると感じる人
  • 「The String Stretchaって本当に効果あるの?」と気になっている人

新品の弦は張った直後に均一なテンションがかからず、演奏中に伸びてしまうため、チューニングが不安定になります。

特に弦交換後は何度も調整が必要で、ストレスを感じる人も多いです。

本記事では、チューニングの安定を早めるアイテム「The String Stretcha」を紹介します。

弦交換後に「チューニングを少しでも早く安定させたい」と考えている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

もりそう
もりそう

弦を頻繁に交換する人におすすめのアイテムだよ。

The String Stretchの特徴

チューニングが狂うのはなぜ?

原因
  • 新品の弦の伸び
  • ナットの摩擦
  • ペグの精度や巻き方
  • ブリッジやサドルの影響
  • 気温や湿度の変化
  • 弦の劣化や寿命
  • ネックの反りやトラスロッドの調整不足

チューニングが狂う原因は様々ありますが、今回は「新品の弦の伸び」に焦点を当てます。

新品の弦は伸びる

新品の弦は張った直後、均一なテンションがかかっておらず、演奏するうちに徐々に伸びていきます。

これがチューニングがズレる原因です。

特に張り替えたばかりの弦は、最初の数時間~1日ほど安定しないことが多く、頻繁にチューニングを調整する必要があります。

弦の伸びを早く安定させる方法

チョーキングで弦を伸ばす
弦を伸ばす

弦交換後にすぐに安定させるには、弦を適切にストレッチ(伸ばす)することが重要です。

一般的には手で弦を引っ張る方法が知られていますが、ムラが出やすく、均一に伸ばすのが難しいという欠点があります。

特にアコギ弦は太く女性や子供には難しいです。

今回紹介するThe String Stretchaを活用すれば、手間を減らしつつ、より確実に弦を伸ばすことができます。

もりそう
もりそう

特にライブ前に弦を交換する人はやった方がいいよ。

The String Stretchaの特徴

The String Stretchaの特徴
The String Stretchaの評価
使いやすさ
 (4)
効果
 (4)
価格(約1,500円)
 (2.5)
総合評価
 (3.5)

メリット

  • 弦交換後のチューニングが安定する
  • 使い方が簡単
  • 指先の痛みが無くなる
  • 軽量で持ち運びに便利

デメリット

  • フレット、指板に接触する可能性がある
  • 使いすぎると弦が伸びる

The String Stretchaの使い方

The String Stretchaの使い方
チューニングを合わせる
The String Stretchaの使い方

The String Stretchaを使う前に、6〜1弦をレギュラーチューニングで合わせます。

前側に弦の乗せる
The String Stretchaの使い方

弦と弦の隙間からThe String Stretchaを入れてやり、前方部分に弦を乗せます。

※弦1本ずつ行って行きます。

後側を下ろす
The String Stretchaの使い方

後方部分は下ろすだけで、溝に入ります。

弦を持ち上げる
The String Stretchaの使い方

弦を持ち上げますが、あまり上に引っ張りすぎると、切れる可能性があるため注意してください。

指板やフレットに当たらない程度で高さを維持します。

ナット側へスライドさせる
The String Stretchaの使い方
The String Stretchaの使い方

高さを維持したまま、ナット側へスライドさせます。

フレットや指板に当たらない様に行います。

注意

製品の使い方には「1フレットまで移動」とありましたが、実際にやってみると2フレットあたりで、だいぶキツくなります。

弦の張り具合を見て、適度に伸ばしてください。

ブリッジ側へスライド
The String Stretchaの使い方
他の弦も同様に伸ばす
The String Stretchaの使い方
STEP.1〜7をもう一度行う
The String Stretchaの使い方

「チューニング→ナット側へスライド→ブリッジ側へスライド」 で1回です。

説明書には3回までと記載してあります。

注意

4回以上行うと、弦が伸びてしまう可能性があるので注意してください。

The String Stretchaの効果を検証

The String Stretchaの効果

実際の効果は?

The String Stretchaの効果

The String Stretchaを使うことで、確実にチューニングの安定が早まったのを実感できます。

どれくらいというのが表現できませんが「使う」「使わない」では全然違います。

ただし、The String Stretchaを使ったからと言って全く狂わないとは言えません。

あくまで、安定するまでの時間を短縮するためのアイテムと考えてください。

補足

弦交換後の安定を求めるのであれば、弦の巻き方にも注目してみてくだい。

巻き方の1つである「マーチン巻き」は最低限の量をペグポストに巻きつけるため、弦の伸びが少なく安定しやすくなります。

もりそう
もりそう

巻き方を変えるだけで意外と効果が出るからやってみてね。

使いやすさ

The String Stretchaの効果

持ち手に成形されているため、握りやすいのが特徴です。

非常に軽いので、外出先に持って行きやすいのも良い点です。

ライブ前に弦を張り替えて、The String Stretchaを使うことで、安定したチューニング精度でライブに臨むことができます。

実際に使って気づいた点

The String Stretchaの効果

手で伸ばす方法と比べて慣れが必要

製品の不満点はありませんが、どんなに注意をしても、フレットや指板に接触する可能性があります。

高級ギターやヴィンテージギターを傷つけたくない人には不向きです。

また、手で弦を伸ばす方法に慣れている人は違和感を覚えることがあります。

弦を強く引っ張りすぎると必要以上に伸び、音質に影響を与える恐れがあります。

特に1弦や2弦などの細い弦は切れやすいため、適切な力加減で使用することが重要です。

価格がやや高め

一般的な弦のストレッチ方法(手で伸ばす)は無料でできるのに対し、The String Stretchaは専用アイテムなのでコストがかかります。

実は本体価格が以前より値上がりしています。

私が購入した時は約800円程度でしたが、現在は約1,500円と約2倍になっています。

もりそう
もりそう

コストを気にする人は手で伸ばすやり方でも十分と感じる人もいるかもね。

こんな人におすすめ

弦を頻繁に交換する人

ライブ前に弦を交換する人、チューニングを早く安定させたい人におすすめです。

チューニングがズレていると気持ちの良い演奏ができません。

あまりにも大きいズレの場合は聴いている人にも違和感が伝わります。

女性・子供

アコギ弦は太いので伸ばすのが大変なことからそのまま使っている人がほとんどです。

The String Stretchaは力がない人でも簡単に使うことができます。

FAQ(よくある質問)

The String StretchaのFAQ
チューニングの狂いは完全になくなるの?
完全に狂わないことはありません。
The String Stretchaを使っても狂います。
手でストレッチするよりはチューニングが安定するまでが早くなるということです。
初心者でも使えるの?
使えます。
何も難しいことはありません。
初心者〜プロまで誰でも最初は慣れが必要です。
価格に見合う価値があるの?
弦を頻繁に交換する人にとっては手放せなくなるほど価値があります。
ただし、弦を半年、1年間交換しない人にとっては正直なくても不便ではないです。
価格も約800円→約1,500円に値上がりしたため、購入しにくくなったのは確かです。

まとめ:買う価値あり?

The String Stretchの特徴

弦交換後にチューニングが不安定なのは、弦が均一に伸びていないためです。

The String Stretchaを使えば、短時間で弦を均等にストレッチでき、チューニングの安定が早まります

手で伸ばす方法に比べ、ムラなく簡単に弦を伸ばせるのが魅力です。

特にアコギの太い弦や、女性・子供でも扱いやすい点がメリットといえます。

一方で、価格がやや高めで、フレットや指板に接触する可能性もあります。

高級ギターを傷つけたくない人には不向きかもしれません。

もりそう
もりそう

弦を頻繁に交換する人によっては価値あるアイテムだよ。

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