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- フレットバターの使い方を知りたい
- フレットバターの人気の理由を知りたい
- メイプル指板に使えるのか知りたい
ギターのフレット磨きは難しそうだし、どれを使ったらいいのか分からない人は多いです。
フレットがサビていると、演奏性(チョーキング・スライド)が悪くなり、サウンドにも影響します。
記事を読むことで、フレットバターの特徴と使い方をまとめて知ることができます。

メリット
- 使い方がとにかく簡単
- 指板の保護がいらない
- 汚れ落とし、磨き、保湿の効果
- プロの現場でも使われる信頼感
- 一部のメイプル指板に使える
デメリット
- ニオイが独特で好みが分かれる
- 酷いサビには効果がイマイチ
- 長期間の保管は不向き
フレットバターは、研磨剤が入っていないため、指板を保護することなく、フレットを磨くことができます。
手軽に使うことができるため、作業時間を大幅に短縮できる製品です。
約20回使うことができるため、コストパフォーマンスも優れています。

指板の汚れ落とし、保湿効果まであるから、一石三鳥だよ。
・初めてフレット磨きを使用する人
・時間をかけずに汚れを落としたい人
メイプル指板に関して
メーカーサイトより引用
メイプル指板は、コート塗装してある場合、問題なくお使いいただけます。
但し、塗装に剥がれ|欠け|割れ等があり、木部が露出している場合は、黒ずむ場合がありますのでご注意ください。
オイル・フィニッシュのメイプル指板は黒ずみますので、ご注意ください。指板とフレット以外の金属パーツ(ブリッジやペグ)には使用しないでください。
メッキ部分には使用しないでください。メッキが剥がれる場合があります。
メイプル指板のコート塗装に欠けや割れがある場合、露出している木部が黒ずむ場合があります。
オイル・フィニッシュのメイプル指板は黒ずみます。
ギターの指板は大きく分けると「塗装指板」と「未塗装指板」の2種類があります。
塗装指板:メイプル
未塗装指板:ローズウッド/エボニーなど
アコースティックギターのほとんどが、未塗装のローズウッド指板のため、神経質になる必要はありません。
なぜアコースティックギターはメイプル指板が少ないのか?
指板が塗装されているからです。
メイプル指板は、見た目が明るく、汚れ(黒ずみ)が目立ちやすいので、塗装が必要になります。
アコースティックギターは本来、生の木材を楽しむ楽器でもあります。
指板の塗装有無によって、サウンドが大きく変わってしまうため、未塗装の指板が採用されていることが多いようです。
フレットバターの使い方


- フレットバター
- ギタークロス(磨き用)
- ギタークロス(仕上げ用)
- 手袋(必要な人のみ)
ギタークロスは2枚準備してください。
ギタークロス(磨き用)は柔らかい布であれば代用品でも大丈夫ですが、サイズが大きい物を準備してください。
大きい方が磨く際に力が入り、汚れても使える面積(キレイな部分)が多いため作業効率が上がります。
「磨く用」は、使用後に処分してもいいギタークロスを使うことをオススメします。
初めてフレットバターを使う場合、布が真っ黒になります。

フレットバターを使うには、弦が邪魔なので外します。


画像を見てわかるように、ベタベタ感があります。

実際に触るとベタベタするため、必要な人は手袋を使用してください。

フレット含め、指板全体に塗っていきます。
フレットバターはフレット磨きですが、指板のメンテナンスも同時に行うことができます。
指板を保護する必要はありません。

サラッと塗り、表面の色が変わる程度で十分です。

指板全体に塗り終えたら、フレットバターが乾燥しないように袋に戻します。
チャック付きの袋なので、しっかり閉じておけば、ある程度の期間は保管が可能です。


磨き方に決まりはありませんが、1フレットずつ拭くのではなく、全フレットを一気に拭いていきます。
フレットの汚れが取れない場合は、フレットバターを再度塗り直して、重点的に拭いてみてください。

初めてフレット磨きを使用すると、ギタークロスが真っ黒になります。
STEP1:準備で「使用後に処分してもいいクロス」と記載したのはこの理由です。
定期的に行うと、ここまでひどい汚れにはなりません。

明らかにフレットがキレイになり、指板も潤ったように見えます。
フレットバターをレビュー
すぐに実感できる効果

画像を確認すると、使用前と使用後では明らかに違うのがわかります。
もちろん新品時のような輝きとまではいきませんが、汚れが落ちているのは間違いありません。

「すごい」の一言だね。
拭くだけ、こんなに汚れが落ちるのは感動するよ。
ただし、約50年間メンテナンスしていないギターの汚れは手強かったです。

画像の通り、ハイポジジョンのフレット汚れはキレイに落ちませんでした。
何度もフレットバターで拭いて、繰り返し磨きましたがダメでした。
フレットバターをレビューしている人は沢山いますが、ここまで古い(メンテナンスしていない)ギターに使っている人はいません。

研磨剤が入っていないから、限界はあるみたいだね。
使いやすさNo.1

数あるフレット磨きの中では、1番作業性が良いです。
フレット磨きの多くは、指板をプレートやマスキングテープで保護する必要がありますが、フレットバターは不要です。
「保護する」「保護しない」は作業時間に大きく影響してきます。
フレットバターは、初心者やめんどくさがりの人でも使えます。

手軽に使えるから、一度使ったら手放せないよ。
不満点

私が使用しての不満点はありません。
ネットを見ると「使用後に指板が白っぽくなった。」という書き込みを見かけます。
おそらく、フレットバターの塗りすぎや、拭き取り不足が考えれます。
まとめ

メリット
- 使い方がとにかく簡単
- 指板の保護がいらない
- 汚れ落とし、磨き、保湿の効果
- プロの現場でも使われる信頼感
- 一部のメイプル指板に使える
デメリット
- ニオイが独特で好みが分かれる
- 酷いサビには効果がイマイチ
- 長期間の保管は不向き
フレットバターは、研磨剤が入っていないため、指板を保護することなく、フレットを磨くことができます。
結果、手軽に使うことができるため、作業時間を大幅に短縮できる製品です。
約20回使うことができるため、コストパフォーマンスも優れています。

指板の汚れ落とし、保湿効果まであるから、一石三鳥だよ。
・初めてフレット磨きを使用する人
・時間をかけずに汚れを落としたい人






こんにちは!
凄い威力ですね~~
今までどうしてもってときはピカールだよりでしたが
もちろん指板には使うわけにもいきませんので
今後必要があればバターも考えてみます
にしても、このW-20
トップの弾き傷、ハイフレットにもかなりの摩耗・・・・
父上も相当な上級者ではなかったのでしょうか
ziziさん
こんにちは!
機会があれば是非使ってみてください(^_^)
なによりコスパが良いので!
父はフォークソングが好きだったのでピックでガンガン弾いてこうなりました。保育園の送り迎えの車では常に吉田拓郎が流れていた記憶があります。そのおかげで私も吉田拓郎にハマることに…
そしてこのギターから私のギター人生が始まりました。高価ではないですが思い出があるギターです。
メンテがなっていないのはただめんどくさがりだからです。(笑)