YAMAHA FG-Junior(JR1)ミニギターをレビュー【赤ラベルの評価】

FG-Junior

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この記事はこんな人にオススメ
  • FG-Junior(JR1)の特徴を知りたい人
  • JR1とJR2(後継機)の違いを知りたい人
  • 子ども用や女性向けに、抱えやすいミニギターを探している人

ギターを始めたい初心者や、子供用・キャンプに持ち運びしやすいギターを探している人に人気なのが、YAMAHAのミニギターFG-Junior(JR1)です。

FG-Junior(JR1)は、ミニギターの中でも作りがしっかりしていることから特に人気があります。

本記事では、YAMAHA FG-Junior(JR1)の特徴やレビューに加え、後継機JR2との違いや、実際に購入を検討している人に役立つ情報を徹底解説します。

もりそう
もりそう

JR1とJR2で迷っている人も、参考になるから読んでみてね。

FG-Junior(JR1)の特徴と魅力

FG-Junior(JR1)

JR1の基本スペック

トップスプルース
サイド・バックメランティ
ネックナトー
指板ローズウッド
ブリッジローズウッド
生産国インドネシア
付属品ソフトケース

メランティとは?

インドネシア付近に生息する木材で、マホガニーの代替え品として安価なモデルに採用されることが多いです。

明るいサウンドが特徴です。

ミニギターだけど品質は高い

YAMAHA FG-Junior(JR1)は、スチール弦を張ったコンパクトなアコースティックギターです。

全長は約90cm、スケール(弦長)は約540mmと、フルサイズモデルより短く設計されています。

本来の用途は、トラベルギターですが、「小さいギター」=「子供用」として販売されているのも事実です。

小ぶりながらも作りは丁寧で、YAMAHAらしい安定した品質が魅力です。

また、このモデルは「赤ラベル」の歴史を引き継いだ機種となっています。

FG-Junior(JR1)が登場したのは1998年になります。

当時、1980年代から2000年代にかけてのFGシリーズの多くは台湾製でしたが、JR1だけはインドネシア生産という点も特徴的です。

トップは、ギター材定番のスプルールを使用し、ヴィンテージトナー着色の様な雰囲気に仕上がっています。

赤系のピックガードとマッチしてます。

ミニギターですが、トラスロッドも入っており、ネックが反った場合でも調整が可能です。

入手方法と価格

FG-Junior(JR1)は、生産が終了しているため、入手できるのは中古品だけになります。

中古市場においても、個体が少ないため、オークションやフリマサイトで手に入れることになります。

個体の状態にもよりますが、価格の相場は、約5,000〜12,000円です。

もりそう
もりそう

楽器店に入荷することはほぼないから、オークションやフリマサイトの方が早く手に入るよ。

赤ラベルの歴史を継承

FG-Junior(JR1)赤ラベル

FG-Junior(JR1)の元になったFG-180は、国産最初のフォークギターとして、数々のアーティストが使用してきました。

低価格でありながら、作りの良さから現在でも人気があるギターです。

内部に貼られてあるメーカー品番のラベル色が、赤いことから「赤ラベル」と呼ばれています。

FGシリーズは、販売当初から現在まで続いていますが、一部のギターにしか「赤ラベル」は採用されていません。

JR1はその歴史を継ぐ存在として、「小さいけれど本格的なサウンド」を実現しているモデルです。

注意

後継機のJR2、JR2Sは継承されてきた「赤ラベル」ではありません。

デザインが変更されています。

詳しくは、後継機との比較|JR1とJR2の違いを参考にしてください。

音質と弾きやすさをレビュー

サウンドを解説

FG-Junior(JR1)のサウンド

正直、フルサイズのギターと比べると「良い音」とは言いにくいですが、ミニギターとしてはアコースティックギターらしい音がしっかり出るのが特徴です。

サウンドの印象は、マホガニー系によく例えられるように、明るく軽やかなトーンです。

ボディが小さいため低音の迫力はありませんが、安価なギターやオモチャのように「ポコポコ」した音ではありません。

YAMAHAらしい作りの良さを感じます。

フルサイズのギターのように豊かに響くというより、音がキュッとコンパクトにまとまった印象になります。

もりそう
もりそう

あくまでミニギターだから、サウンドに過度な期待はしない方がいいよ。

MEMO

個人的な感想としては、南澤大介さんの「ソロギターしらべ」シリーズのような曲にマッチするサウンドだと感じています。

弾き心地とネックの握りやすさ

FG-Junior(JR1)の弾き心地

ボディが小さいため抱えやすさは抜群ですが、成人男性が弾くとサイズが小さすぎてやや弾きにくく感じることもあります。

これはミニギターならではで、改めて「子供用や女性向け、または持ち運んで外で弾くサブギター」だと実感させられます。

もちろん大人でも弾けないわけではありませんが、さすがにメインギターとして長時間使うには厳しいです。

特にローコードのAやBのような指をまとめて押さえるコードでは、フレット間が狭いため押さえにくさを感じやすいです。

ネック自体の太さは、誰にでも扱いやすい設計になっています。

ミニギターの特性(不安要素)

ミニギターの特性(不安要素)

FG-Junior(JR1)に限らず、ミニギター全般に共通する特徴として「通常サイズのギターを小さく縮小している」という点があります。

そのため構造上どうしても無理が生じ、チューニングが安定しにくかったり、ピッチがわずかに甘くなることもあります。

ミニギターは手軽さや持ち運びやすさが魅力なので、完璧さを求めすぎないのがポイントです。

弦の太さについて

メーカー出荷時はライトゲージが張られています。

ただし、個人的にはできるだけギター本体に負担の少ない細めのゲージ(エクストラライトやカスタムライト)を選ぶのがおすすめです。

メーカーによって多少異なる場合があります。

後継機との比較|JR1とJR2の違い

後継機との比較|JR1とJR2の違い
JR1JR2
トップスプルーススプルース
サイド・バックメランティメランティ
ネックナトーナトー
指板・ブリッジローズウッドローズウッド
ピックガード鼈甲柄鼈甲柄
ラベル赤ラベルオリジナル
カラーヴィンテージトナーナチュラル(NA)
タバコサンバースト(TBS)
価格約5,000〜12,000円約17,000〜24,000円
※横にスクロールできます

基本仕様はほぼ同じですが、主な違いはボディカラー、ラベルです。

JR1がビンテージ調の黄色味がかったエイジングトナー仕上げなのに対し、JR2はナチュラルカラーのグロス仕上げで、木目がより美しく映えます。

JR2ではマイナーチェンジにより、サイドとバックに美しいマホガニー柄のUTF(ウルトラ・シン・フィルム)が採用され、見た目の高級感がアップしています。

ただし、私はJR2のマイナーチェンジ前と後を比較したことがないため、確認が取れていません。

特に中古を購入する場合は注意してください。

ラベルデザインも変更されており、JR1は伝統の“赤ラベル”を復刻したデザイン、JR2は新しいデザインに刷新されています。

昔のFGを知っている人にはJR1が懐かしく映るかもしれませんが、ラベル自体多くの人にとってはそこまで気にしないので、新しいデザインでも全く問題ありません。

全体的にJR2の方が質感・見た目の完成度が高い印象です。

もりそう
もりそう

JR1は現在入手が難しいから、後継機であるJR2がおすすめだね。

JR2、JR2Sの違い

JR2(合板)とJR2S(単板)の違いはトップの作りになります。

単板とは、1枚の木材から切り出した板で作られたもので、木の繊維がそのまま活かされるため、響きが良く、弾き込むほど音が育つのが特徴です。
合板は薄い木材を重ねて圧着したもので、反りや湿度変化に強く、耐久性が高いのがメリットです。
単板は音質重視、合板は扱いやすさ重視と考えてください。

また、JR2はサイド・バックがつや消し塗装になっていますが、JR2Sはグロス仕上げになっています。

JR1 購入を検討している人へ

JR1 購入を検討している人へ

中古の価格相場

中古市場ではFG-Junior(JR1)の個体は非常に少ないです。

楽器店で中古として見かけることはほとんどなく、オークションやフリマサイトの方が見つかりやすい傾向があります。

私も実際にオークションで入手しました。

約4,000円で落札しましたが、何度か競り負けた経験もあります。

それだけ意外と狙っている人が多い人気モデルということです。

店舗相場:約12,000円前後

フリマサイト相場:約8,000〜12,000円

もりそう
もりそう

楽器店の場合は保証が付くから価格が高くなるのは仕方ないね。

こんな人におすすめ

初めてギターを触るお子さん

JR1はフルサイズより一回り小さい設計で、手の小さい人でも無理なく押さえられます。

軽くて扱いやすいため、ギターを初めて触る人にも安心です。

お子さんの最初のギターや、家族で楽しむ入門モデルとしても最適です。

持ち運び用で気軽に弾きたい人

コンパクトで、軽量ながらもしっかりした作りが魅力です。

キャンプや旅行、外出先でも気軽に持ち運べるサイズ感で、場所を選ばず演奏を楽しめます。

フルサイズギターのような重厚感はありませんが、アコギらしい響きをしっかり感じられます。

購入時の注意点

多少のリスクは覚悟

オークション・フリマサイトで購入する場合は、状態をきちんと出品者に確認してください。

ただし、出品者があまりギターに詳しくないと、本人も把握できていないトラブルが潜んでいる可能性があります。

FAQ(よくある質問)

JR1のFAQ(よくある質問)
JR1とJR2の違いは何ですか?
JR1は元祖のミニギターで、JR2はJR1の後継機です。
基本的に構造はほぼ一緒ですが、ボディカラーやボディ内部に貼ってあるラベルが異なります。
JR1はYAMAHAの歴史ある「赤ラベル」を採用しています。
子ども用に買っても大丈夫ですか?
ボディが小さく軽量なので、子どもや女性にも扱いやすいです。
初めての一本や練習用にも向いています。
大人がメインギターとして使える?
はっきり言って使えません。
弾けないことはありませんが、低音が弱く音の伸びも控えめなので、メインよりはサブや持ち運び用に適しています。
チューニングは安定しますか?
ミニギター特有のピッチが甘くなることがあります。
ただし、弦選びや定期的な調整で安定性は改善できます。
どんな音の特徴がありますか?
明るく軽やかなマホガニー系サウンドです。
フルサイズほどの迫力はないですが、手軽にアコギらしい響きを楽しめます。

まとめ|JR1の総合評価

JR1の総合評価

YAMAHA FG-Junior(JR1)は、子供や手の小さい人でも弾きやすいコンパクトサイズのミニギターです。

小ぶりながらもYAMAHAらしい高い品質と、赤ラベルの伝統を受け継いだ確かな作りが魅力です。

サウンドは軽やかで明るく、アコースティックらしい響きをしっかり感じられます。

生産終了モデルのため入手は中古のみですが、状態の良い個体は人気が高く、オークションやフリマサイトで見つけるのが現実的です。

手軽に楽しめるサブギターや、初めての一本としても満足度の高いモデルです。

もりそう
もりそう

FG-Junior(JR1)は、赤ラベルが好き人にとっては持っておきたい1本だね。

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