この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
スポンサーリンク
今回はFG-Junior(JR1)について紹介するよ。
- FG-Juniorについて知りたい
- サウンド・品質・価格について知りたい
- ミニギターについて知りたい
ミニギターの中でも、YAMAHAは作りがしっかりしていることから人気のギターです。
今回の記事では、私が所有するFG-Junior(JR1)を紹介しています。
FG-Junior(JR1)は生産終了していますが、後継機としてJR2(ほぼ同スペック)があります。
JR2に興味がある人にも参考になります。
記事を読むことで、FG-Junior、ミニギターの特徴を知ることができます。
- FG-180をモチーフに作られたミニギター。
- 本来のアコギに近い音を出す。
- トラベルギターは構造上チューニングがズレやすい。
- 成人男性がコードを弾くのは大変。
- 子供にオススメ。
YAMAHAの名器FG-180をモチーフに作られたミニギター(トラベルギター)です。
本来の用途は、トラベルギターですが、「小さいギター」=「子供用」として販売されているのも事実です。
トラベルギター(ミニギター)に興味がある大人はもちろん、これから子供に「ギターを弾かせたい」「プレゼントしたい」という人にもオススメのギターです。
FG-Junior(JR1)は、生産終了しているため、入手するのは中古品になります。
中古市場においても、個体が少ないため、オークションなどで手に入れることになります。
オークション相場は、約5,000〜12,000円です。
楽器店に入荷することはほぼないから、オークションの方が早く手に入るよ。
FG-Junior(JR1)の概要
ミニギターですが、「赤ラベル」の歴史を引き継いだ機種になります。
赤ラベルとは?
FG-Junior(JR1)の元になったFG-180は、国産最初のフォークギターとして、数々のアーティストが使用してきました。
低価格でありながら、作りの良さから現在でも人気があるギターです。
内部に貼られてあるメーカー品番のラベル色が、赤いことから「赤ラベル」と呼ばれています。
FGシリーズは、販売当初から現在まで続いていますが、一部のギターにしか「赤ラベル」は採用されていません。
FG-Junior(JR1)は1998年に販売されましたが、1980年代〜2000年代のFGシリーズは、ほとんどが台湾で作られていました。
FG-Junior(JR1)だけは何故かインドネシアで作られています。
FG-Junior(JR1)をレビュー
仕様・価格を解説
トップ:スプルース
サイド・バック:メランティ
ネック:ナトー
指板:ローズウッド
ブリッジ:ローズウッド
生産国:インドネシア
付属品:ソフトケース
トップは、ギター材定番のスプルールを使用し、ヴィンテージトナー着色の様な雰囲気に仕上がっています。
赤系のピックガードとマッチしてます。
サイド・バックはマホガニーのようにも見えますが、メランティと言うマレーシアのラワン合板を使用してます。
ミニギターですが、トラスロッドも入っており、ネックが反った場合でも調整が可能です。
シリアルナンバーまで押されてあります。
サウンドを解説
お世辞でも良い音とは言えませんが、ミニギターの中ではちゃんとアコギに近い音が出ます。
マホガニー系で表現される、明るくて、軽いサウンドです。
オモチャのギターや安いギターは、音が「ポコポコ」鳴ると表現がされますが、FG-Junior(JR1)にはありません。
これがYAMAHAの作りの良さだと感じます。
演奏性(弾きやすさ)
成人男性が弾くと、小さくて弾きにくいです。
ミニギターなので当たり前ですが、子供用や女性、外に持ち出して弾くギターだと改めて感じました。
もちろん弾けないことはないですが、さすがにメインギターにはなりません。
ミニギターの特性(不安要素)
FG-Junior(JR1)に限らず、ミニギター全般に言えることは、通常サイズのギターを、無理矢理小さくしています。
結果、作りに無理があり、チューニングがズレやすい、ピッチが甘くなることがあります。
ミニギターなので、完璧を求めないことです。
ライトゲージ(弦の太さ)が推奨ですが、できるだけ負担の少ない細いゲージをオススメします。
購入したい人へ(アドバイス)
中古市場の個体数
中古市場において、個体数はかなり少ないです。
楽器店に中古で入荷することもほぼ無いため、オークションの方が早く見つかります。
私もオークションで入手しました。
価格と品質について
店舗相場:約5,000〜12,000円
オークション相場:約5,000〜12,000円
私はオークションで、4,000円で競り落としましたが、何度か敗れています。
意外と狙っている人が多いギターなので、安く手に入れた人は、こまめにネットをチェックしてみてください。
価格は個体の状態にもよります。
後継機との比較
JR1 | JR2 | |
---|---|---|
トップ | スプルース | スプルース |
サイド・バック | メランティ | メランティ |
ネック | ナトー | ナトー |
指板・ブリッジ | ローズウッド | ローズウッド |
ラベル | 赤ラベル | オリジナル |
カラー | ヴィンテージ風 | ナチュラル(NA) サンバースト(TBS) |
価格 | 約5,000〜12,000円 | 約17,000〜24,000円 |
FG-Junior(JR1)は、入手が難しいので、後継機(現行モデル)であるYAMAHA JR2をオススメします。
大きな仕様変更は「ボディカラー」と「ラベル」になります。
近年、マイナーチェンジにより、サイド・バックに、美しいマホガニー柄のUTF(ウルトラ・シン・フィルム)を採用しています。
JR2は現行モデルだから簡単に手に入るよ。
まとめ
- FG-180をモチーフに作られたミニギター。
- 本来のアコギに近い音を出す。
- トラベルギターは構造上チューニングがズレやすい。
- 成人男性がコードを弾くのは大変。
- 子供にオススメ。
YAMAHAの名器FG-180をモチーフに作られたミニギター(トラベルギター)です。
本来の用途は、トラベルギターですが、「小さいギター」=「子供用」として販売されているのも事実です。
トラベルギター(ミニギター)に興味がある大人はもちろん、これから子供に「ギターを弾かせたい」「プレゼントしたい」という人にもオススメのギターです。
FG-Junior(JR1)は、生産終了しているため、入手するのは中古品になります。
中古市場においても、個体が少ないため、オークションなどで手に入れることになります。
オークション相場は、約5,000〜12,000円です。
FG-Junior(JR1)は、赤ラベルが好き人にとっては持っておきたい1本だよね。