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なんで何本もギターが必要なの?
1本あれば十分でしょ?
複数持つことでいろんな音色を楽しめるし、不測の事態に対応できるんだ。
- なぜ何本もギターを買うのか知りたい
- 何本も持つメリット・デメリットを知りたい
- 2本目以降の選び方・買い方を知りたい
ギター歴が長くなるにつれて、2本目、3本目とギターが増えていきます。
ギターを弾かない人からは「そんなにいらないでしょ?」と言われることもあります。
私は現在、10本以上のギターを所有しています。
今回の記事では「ギターを何本も持つ理由」「メリット・デメリット」「2本目以降の買い方」について解説しています。
この記事を読むことで、なぜギター好きの人が何本も所有しているのかがわかります。
- 音の違いを楽しめる
- 曲のテイスト(プレイスタイル)ごとに使い分けできる
- チューニングごとに使い分けできる
- トラブル時にサブギターとして使える
- コレクターとして集めている
ギターを何本も買う人は、上記の考えがほとんどです。
必ず複数持てとは言いませんが、あればギターライフが豊かになります。
極論、ギターは1本でも、十分音楽を楽しむことができるよ。
ギターを10本以上所有する理由
色々な音色を楽しむ
1本だけで練習していると、必ずどこかのタイミングで2本目が欲しくなります。
1本目のギターが飽きたからではなく、ギターの音を聞き分けられる耳が育ったことで、もっと良い音(違う音)を求めるからです。
周囲の人が良いギターを持っていると、刺激を受けることが多々あります。
・もっと低音が出るギターが欲しい
・もっとドンシャリ(低音と高音が鳴る)するギターが欲しい
・自分のギターにはない音がするギターが欲しい
ギターはボディ形状・木材・塗装・装飾など、組み合わせは無数にあります。
2本目は1本目より良いギターが欲しくなります。
3本目以降は「良い音」というより、「自分が持ってない音」「面白い音」のギターが欲しくなります。
曲のテイスト(プレイスタイル)に合ったギター
・弾き語り用のギター
・ソロギター用のギター
・ブルース用のギター
・速弾き用のギター
・ライブ用のギター
ギターがある程度、弾けるようになると、プレイスタイルに合ったギターが欲しくなります。
この曲にはこのギター、あの曲にはあのギターと使い分けしたくなるため、それに合わせて買うとギターが増えていきます。
色んな言い訳をつけて買っちゃうのがほとんどだけどね。
好きなアーティストが持っているギターが欲しくなる
私は「ゆず」の岩沢さんが好きでYAMAHAのFGを何本も買いました。
・FG-180
・FG-730ST
・FGX-512SJ
・FG-522SJ BL
好きなアーティストと同じモデルを使い演奏することで、本人になりきる楽しさもあります。
これに関しては、音が良いから買うというよりは、自分の欲求を満たすため買うことが多いです。
アーティストもたくさんギターを持っていることが多いため、それを真似て買うと本数が増えていきます。
憧れのブランドのギターが欲しくなる
・Martin(マーチン)
・Gibson(ギブソン)
・Collings (コリングス)
アコギに興味ある人であれば、誰もが憧れる海外の高級ギターメーカーです。
特に理由がある訳でもなく、漠然と欲しい欲求が出てきます。
私は憧れの「Martin」「Gibson」を購入し、満足感を得ましたが、人間というのは常に新しい物を欲しがります。
いつの間にか、次のギターを検索している自分がいます。
GibsonのJ-45を購入したのに、違う年代、違うスペック、違うカラーのJ-45が欲しいと思うこともあります。
ここまで来ると完全に沼にハマっています。
お金がいくらあっても足りず、キリがありません。
ギターを何本も持つメリット
色々な音色・デザインを楽しめる
ギターを10本以上所有する理由の「色々な音色を楽しむ」にも記載しています。
ギターはメーカーや年代が異なれば違う音が出ますが、同じメーカー、同じ品番でも音が違うことがよくあります。
結果、同じモデルを何本も所有する人もいます。
ギターを持てば持つほど、色んな音を楽しむことができます。
楽器店に行って沢山のギターに触れることもできますが、自分のギターで、自分の家で、自分の好きな曲を演奏するのとは違います。
ギターによって異なる木目やインレイデザインなど、見てるだけで幸せをもらえます。
トラブル時にサブギターとして使える
- メインギターに不具合があり、リペアに出さなくてはならない状況
- 弦が切れて手元に予備の弦が無い場合
- ライブ中に弦が切れてしまった場合
不測の事態が起きた時に、2本目があることで代替えがききます。
ギターのリペアは、トラブルの症状によっては数週間〜数ヶ月かかる場合があります。
その期間ギターが弾けないのは辛いです。
1本しか持っていないのと、2本持っているのでは、環境が大きく変わることになります。
トラブルの時にもう1本ある存在は本当に大きいね。
弾きたいのに弾けない状況がないように、2本あれば安心だよ。
チューニング毎の使い分け
ソロギタースタイルを演奏する人はわかるはずです。
変則チューニングを使用する場合、チューニングを上下する作業が意外と大変だということ。
ドロップD(1音下げ)程度なら簡単ですが、押尾コータローさんのように、曲ごとに全く違うということもあります。
その時に、異なるチューニングしたギターがあれば、すぐに交換できます。
ギターを何本も持つデメリット
1本の弾く時間が限られる
本数が増えると、どうしても後に購入したギターばかりを弾いてしまう傾向があるね…
結果、最初に買ったギターの出番がどんどん減ることになります。
弾いてやらないと可愛そうと感じる時もあります。
売るにも、最初のギターは思い出もあるし、もったいないという感情になります。
本来、ギターは音を出す物なので弾いてあげることが一番ですが、ケースに入れっぱなしなのも事実です。
ギターの維持費
ギターの本数が増えれば、それに伴い「弦」が必要になります。
安い弦もたくさんありますが、劣化が早い弦を使うと交換の頻度が増してしまうため、コーティング弦を選ぶことが多くなります。
弦交換の時間も必要ですし、トラブルがあれば修理代もかかります。
本数が増えれば、維持費は間違いなくかかります。
保管場所の確保
ハードケースの場合
アコギはボディ幅が厚いため、どうしても置き場所を取ります。
高級ギターはハードケースに入れて保管することが多いです。
ハードケースは横置きにしたり、立てかけたりしましたが、どうやっても部屋の面積を圧迫します。
余談ですが、ギターの保管方法は、基本的に立て掛けて保管するのが良いとされています。
倒れる心配がある人は、上の画像のように、持ち手が上になるように置いてください。
ギタースタンドの場合
ギタースタンドに立て掛けている人は、複数のギターをまとめて置けるラックタイプがオススメです。
私は元々、ギター1本用のギタースタンドを、何本も置いて使っていましたが、ギターが増えれば増えるほど場所を取ります。
複数のギターが置ける物に切り替えた所、スッキリ置くことができました。
2本目以降のギターの買い方
1本目よりスペックが高いギターを買う
1本目は、予算が限られた中で購入している人がほとんどです。
2本目は予算を妥協せず、自分が本当に欲しいギターを買いましょう。
高級ギターと言われる、20万円以上のギターも視野に入れてみてもいいんじゃない。
自分の演奏スタイルに合わせて買う
・ソロギター向けのギターを選ぶ
・路上で使いたいから、音量があるギターを選ぶ
・アンプを通すため、良いピックアップ付きのギターを選ぶ
ある程度ギターが弾けるようになると、自分の演奏スタイルがわかるようになってきます。
自分に合ったギターを選ぶことで、よりギターが楽しくなり上達します。
通販で探すのもアリ
1本目は楽器店の中にあるギターから選んだという人が多いです。
2本目以降は、自分が求めているギターがあるならネットを最大に活用しましょう。
特に希少価値が高いギターや珍しいギターであれば、ネットを使わないと見つられません。
おまけ(家族の理解を得る方法)
ギターが増えすぎると、家族の目が厳しくなります。
「また買ったの?「何本買うつもり?」
ここでは私が実践した「家族を納得させる方法」を紹介します。
ギターはファッションと同じ
服やアクセサーなどは気分によって変えます。
色んなバリエーションがあれば、どんな服装にも対応できます。
ギターも同じで、色んなギター(音色)があれば色んな曲に対応できます。
「なんで何本も買うの?」と聞かれたら、逆に聞いてみてください。
「なんで何個もバック買うの?」
好きな物につぎ込むのはどれも一緒です。
ギター愛を突っ走る
社会人や結婚するとお金や時間が限られます。
私はギターにつぎ込めるだけ、つぎ込んでいこうと決めました。
本当に好きな姿を見せていくことが大事です。
家族も本当にギターが好きなんだなと、理解してくれるようになります。
理解というより、諦めが入ります。
まとめ
- 音の違いを楽しめる
- 曲のテイスト(プレイスタイル)ごとに使い分けできる
- チューニングごとに使い分けできる
- トラブル時にサブギターとして使える
- コレクターとして集めている
世の中には、野村義男さんのように何百本も集める人もいます。
スガシカオさんのように自分の中で10本までと決めて、欲しいギターが出てきらた入れ替える考えの人もいます。
1本しかないとダメとか、何本あるから偉いとかはありません。
ギターは人それぞれ価値観が違います。
ギター好きの僕としては、2本あるだけで全然違うから、複数持ちはオススメだよ。
もりそうさん、こんにちは
(プロフィールに「もうそう」さんとありますが「もりそう」さんが正解?)
さてさて、耳が痛いやら、同志を得てうれしいやら(笑)
自分の場合増える理由と言うより「自分を納得させる言い訳」はたくさんあります
①やっぱりチューニング別にいるよね(最低4種類)
②やっぱりカッタウェイ有り・無し両方ともいるよね
③材の違いで音が同どう変わるか知りたいよね
④ボディの大きさでも音って変わるよね
⑤たまにはナイロンもいいよね・・・・
かくしてギターの増殖は続くのでありました(笑)
ちなみに、増殖にたいする最も大きな抑止力は「置き場所の確保」であります
弦交換については、本記事にも記載がありましたが
自分も弾く頻度の低いギターは全てエリクサー化しています
もし保存時に弦を緩める(特に6弦をゆるゆるに)ことが許容できるなら
数年保たせることも可能です
うちの場合、年に1、2回しか弾かない28GEなどは4年半経過してますが
まだ調弦すればいい音で鳴ってくれます
ただ「音」って言うよりも切れることの方がコワイですが(笑)
失礼しました。
誤りでした(^^;)
納得させる理由いいですね!
メモさせて頂きます 笑
①〜⑤どれも自分も当てはまります。
チューニング4種類いるよね!
まさにその通りです(^^)
こんにちは。私は30代ギター歴15年ですが、今まで所有したアコギは20本以上です。エレキ、エレアコ含めると30本近く( ̄▽ ̄;)ですが、他にも趣味があるため、100万オーバーの3本のアコギを除き少しずつ嫁に出しました(爆)手元にあるのはD45、グレーベン二本です。やはり、自分のプレイスタイルや、方向性にあわせてギターは欲しくなります。押尾さんが、ギター始めて2年目で好きになり、グレーベンだけは手放していません。あと一生モノであると思っていますので、、、。マーチンはD45からD18まで三十万以上のものを8本所有したのですが、同じメーカーのためか、D45が一番の音色でした。30代にしてはなかなかの変遷でしょう??
グダグタさん
ありがとうございます。しかしお話を聞くと凄いですね…
ちなみにグレーベンは何をお持ちですか?
是非、演奏している姿拝見したいです。(^^)
しかし凄いな…ギターについて語りたいですね 笑
昨日もう1本 180 買っちゃいました 横ロゴ67年製 毎日 俺のは、サイコーだと音叉マークの180 弾いてるのですがチューニングしてる段階で 別次元でした が 弦高5mm いまブリッジの上に 工具箱だの本だの載せて アイロンかけてます あと2mm 下がればgoodです 180 探して単じゃないんですけどみつけちゃって、今探してるのは、猫の目です、また増えそうです 見つけてかっても180しか弾かないの目に見えてるのに
deiqunさん
コメントありがとうございます。
180はなぜか魅力あるんですよね
私は音叉マークしか持ってないので横ロゴ気になります。
そしてアイロンがけなかなか荒技ですね(笑)
その効果、結果出たらまた教えてください。
アイロンがけと背筋伸ばしをしてサドル余裕があったので1mm削って2.7mm ぐらいになりばっちりになりました 音叉とは別のギターです、44mm ナットでネックが一回り太く弾きづらいです、音もオールドギルドのような野蛮で荒々しい感じストローク向きです。ジャンク格安だったので雑な扱いですドッチカ処分すればいいと思ってたんですけど音叉の高音アルペジオの鈴鳴りは捨てられそうもないです、今年4本処分してこれで6本になりました あと2本は整理する予定です。
deiqunさん
横ロゴと音叉では微妙に仕様が違うんですね!
握った感じとかはやはり実際触ってみないとわからないですね!意外とその情報ってネットではあまり載っていないような気がします。
4本処分とは思い切りましたね…
弾かないギターもありますが、私はもったいなくて溜まっていく一方です(苦笑)
またやっちゃいました キャッツアイ 処分したところで 、D-18欲しくて貯めてるなか、ヤマキのYW-60 が安く売ってて、でも横ロゴでちょっとカッコいいです、高級になると縦ロゴって、ダサイですよね、、ストロークするとナチュラルリバーブがかかって、指弾きすると鈴鳴り。あまりいい印象のなかったヤマキがメインになりました。もりぞうさんも どんどん処分して回していくと楽しいですよ
deiqunさん
国産ヴィンテージですね!
ヤマキはちょっと詳しくないのですが個体数は少ないので貴重なのではないでしょうか?
国産ヴィンテージはまさに出会いですね!
処分ですか…
確かに弾かないギターがあるので、回すことも必要なのかも…
なかなか出来ないのが現状です(苦笑)
もりそうさん、初めまして。
ブログ楽しく読ませてもらっています。
30代後半独身♂です。
これまで買っては売ってを繰り返していたのですが、それでも現在アコースティックギターが11本になってしまいました。
このまま12本以上と増え続けるのか、それとも1本売ってきりの良い10本に留まるのか、真価が問われています。
私もアコースティックギターが好きで仕方がありません。
今も欲しい物があります。
しかしコレクターになろうとは思っていません(現状なってるところもありますが…)
ギターは見ているだけで美しいです。
本当病気です。
そんな中でもりそうさんにご質問なのですが、最終的にはギターを何本にされようと思っていますか?
ご参考までに教えて頂ければと思います。
それと私はどうすれば良いでしょうか(^-^;)?
もし何かアドバイスありましたらお願いします。
ケネスケ さん
コメントありがとうございます(^_^)
同じ考えの方がいた(笑)
質問の回答ですが、私の場合は特に本数制限はかけていませんし、今後もかけないと思います。
ケネスケさんも10本以上所有しているのでわかると思いますがアコギはとにかく置き場に困ります。現在、私の手元に置いてあるのは2本くらいです。残りは実家に置いてあるので年間で弾かないギターも存在します。
だからと言って今後売るつもりもありません。見るだけで満足する、持っているだけで満足するギターたちなので。
個人的にはお金と保管場所があれば制限などかけずに、好きな物にはとことんつぎ込んでいいのではないでしょうか?
我慢は良くないですからね(笑)
こんな回答で大丈夫ですか?(笑)
もりそうさん
早速のお答えありがとうございました。
そうですよね、勿論場所や予算を考慮しておりますが、我慢は体に良くないですよねw
きっとそう仰って欲しかったのかも知れませんw
欲しかったギターが手元にあると、かけがえのない幸福に満たされますよね。。
ご助言ありがとうございました(_ _)
すみません、もりそうさん、もう一つご質問なのですが、YAMAHAのギターお好きと仰っていますが、「FGX5」にご興味はないのですか?
私はそれも今気になっているギターの一つなのですが。
ケネスケさん
もちろん興味はあります。
まだ一度も試奏したことないので弾いてみたい気持ちは強いです。
ネット上を見ても新品で“鳴る”と評価が高いですからね(^^)
個人的にヘッドの音叉マーク好きなのでルックスは好みです。近年はYAMAHAロゴしかなかったのでこれは嬉しい所です。
ただ従来の赤ラベルデザインが好きだったので変更されたのがちょっと手が伸びない理由でもあります。
ちなみに私は昔から狙っているのはFG-350、FG-500あたりです。
もりそうさん
ご質問しておいてご連絡遅れてすみません。
FGX5…確かになんか今ひとつ決め手がないですよね…
私も様子ばかりみてますが、楽器屋さんに入荷するとすぐ売り切れてしまうぐらい人気があるようですよ。
今度御茶ノ水でも行ったときモノがあったら、試奏しようと思っています。
FG-350、FG-500いずれもヤマハ初期のヴィンテージギターですね💡
音は聞いたことないですが、見た目はいかにも国産ヤマハって感じで最高ですよね(^^)
私はいずれも好きなアーティスト(北川悠仁さん、斉藤和義さん、岡野昭仁さん)がギブソン所有者なので、やっぱ同じ物が欲しいし、また自分もギブソンギターの音が好きなので、ギブソンが多めになってしまいました。
置くスペースの関係で売って後悔してるものもあったり…
でもまだ欲しい(>__<)
ケネスケさん
おはようございます。
「決め手がない」わかるような気がします。
やはり実際に手にして試奏してみないとわからないのかもしれませんね。
個人的に考えていたのは新品のFGX5買うのであれば、中古のTheFGを探すのも良いかなと思ったりしました。
ただ以前試奏したTheFGは期待外れの個体だったので購入に至っていません。
とにかくFGX5は1度試奏して自分の中でどの位置付けに来るのか試したい所です。
ギブソンいいですよね!
私はJ-45のローズウッド仕様を所有していますが、マホガニのJ-45もやっぱりいるな…みたいな(笑)
そんなこと言っていると正直キリがありません。