音楽サイト「音マグ」に記事を寄稿しました。▶︎

Martinメンテナンスクリニックとは?

マーチンメンテナンスクリニック

Martinメンテナンスクリニック行ってみた

山形県の天童イオン(島村楽器)にMartinメンテナンスクリニックが来たので行ってきました。

意外とネット上に情報がないので興味のある方は参考してみてください。

※1時間の会話内容をまとめたので読みにくいかもしれませんがご了承ください。

写真も掲載の許可頂きました。

Martinメンテナンスクリニックとは?

注意
この企画はMartinギターをお持ちの方限定になります。
これが参加の条件です。

Martin日本総代理店のクロサワ楽器のスタッフさんが来店しギター状態を無料でチェックしてくれます。

今回、山形に来ると知った瞬間速攻電話して予約とりました。

今回は1日5名限定で、1人あたり1時間のようです。

自分が1番最初だったので好きな時間帯取れました。

今回私が持ち込んだのはMartin D-28 Custom Brazilianです。
MartinD-28Martin D-28 Custom(1998)
購入してから一度もメンテナンスに出していなかったのでいい機会でした。

個人的にはフレットが減りビビるくらいかなぁと思っていました。

店頭に着くと早速スタッフさんに「カスタムのニッパチ?イングルマン?ハカランダじゃないですか?良いのお持ちですね」
と言われアザっす!ちょっと気分良くなりました。(笑)

で早速見て頂くと色々な問題が…

問題箇所

フレットの減り

「全然問題ないですよ!むしろビビリは弾き方でコントロールできますからね。」

ブリッジの浮き

正直、自分では気づきませんでした…
これはすぐ直した方がいいですねとアドバイス頂きました。

塗装のひび割れ

内部の木までクラックが入ればまた別ですが、塗装上のひび割れは心配なしむしろ勳章ですね

トップの膨らみ

今回1番ショックだったのがこれです。
正直、見た目ではわからないレベル!

「弾いた後は緩めていますか?」
3回ほど…「じゃ大丈夫ですね。私は4回ほど緩めています。だるだるに緩めすぎもダメです。おそらく前のオーナーさんが緩めていなかったんでしょうね!」

トップの膨らみは直せない。
色々な方法で緩和することはできるようですが、預かって3ヶ月、お金もかかるということでした。

私が所有するYAMAHAのFG-180はすごく膨れ、結局ブリッジを薄くするしか方法はありませんでした!

しかしそれをすることで音がペラペラ感になり音がだいぶ変わりました…
これを伝えると…「正にその通りです!」
どうしよう…
ブリッジ削りたくないし

仕様違いの発覚

ネックブロックのゴールドプレート

Martinオリジナルではないそうです!

おそらく前のオーナーさんが特注でどこかに頼んで作ってもらったもの。

ちょっとショックでした…
ゴールドプレートはカスタム品全てに付いているものだと思っていいました。
まぁ見た目は良いので良しとします。

ピックガードが交換されている。

ピックガード周辺の塗装に違和感はあり、ギター本来の塗装だと思っていましたが交換された跡でした…

試奏してきたMartinギター

ポイント
Martinメンテナンスクリニックと合わせてMartinフェアが開催されます。
Martinギターが普段より少しお買い得になるようです。

D-28 standard(2018)

今年(2018年)から大幅に仕様が変更されたギターです。

変更点についてはネットで解説しているページがあるので参考にしてみてください。

私はずっと気になっていたので弾けて嬉しかったですね。
弾いた印象はこの価格でこの仕様とサウンドは素晴らしい。

見た目はV(ヴィンテージ)シリーズに近くサウンドも太くていい!
でも細かい所は今までのスタンダードの部分も残してあり、良い意味で融合されていて良い感じです!

これからD-28の新品を購入検討の方は超オススメです!
「これはもっと高くて良いギターです!ハッキリ言って安いです!」

この日はマーティンフェアで価格は30万切ってました。
通常価格は34万前後のようです。

GPCPA4

DEPAPEPEの徳岡さんが使用しているギターです。
アコースティックギターDEPAPEPE 徳岡さん(ギター編)

正確には徳岡さんのギターはGPCPA4(ローズウッド)

今回の弾いたのはGPCPA4(サペリ)実際触ったことなかったので弾かせて頂きましたが、ボディが小さいのでかなり弾きやすい!

本機はピックアップが搭載されているのでライブで本領発揮するとのこと!
ただD−28を弾いた後だったので生鳴りはD−28より音量、音の硬さは劣るよう気がします。

ボディサイズが違うので当たり前ですが…
またはGPCPA4(ローズウッド)はすでに廃盤なったと思っていたのですが、実は今年(2018年)廃盤なったそうです。

なぜネット上に出てないかというと元々の本数が少ないそうです。
またサペリとローズウッドでは全く音が違います。

OO-15M

オールマホガニー
最近はどうしてもサイドバックがローズウッドのものばかり弾いていましたが、オールマホガニーのギター初めて弾きました。

ボディは軽く、マホガニー特有の明るいサウンドがたまらない!
このギターは万人受けするギターではないですね!

ちょっとマニア向けだと思いました。

Q&A

今回色々質問してきました。

エレアコのEシリーズはどうなの?

楽器店のプロスタッフが目を隠しブラインドテストしてもわからない!
それほど違いががない。

ブリッジピン(素材)は交換してもサウンドは変わる?

ピンだけではたいして音に変化はない。
見た目だけ。

レモン(オレンジ)オイルは使用していいの?

・Martinは推奨していない
・Gibsonは推奨

個人的には東北など冬場乾燥する場合は使った方がいいとのこと。
夏場はそれほど乾燥しないので使用しなくてもいい。
乾拭きで十分!
または霧吹きを使って水拭きでもいいらしい!

材のグレードによって本当に音は違うの?

グレードによって音が全然違うのは本当!
Martinでは赤外線で一枚ずつ材をチェックしてグレードを決めているようです。
ただこの基準は一般に公開されていないので楽器店の人にも知らされていない。
またグレードが最高峰(D-45で使われるグレード)は別格に音がいいそうです。

ハカランダの木目は音質に関係あるの?

よく柾目のキレイな物とハカランダ特有のワイルドな見た目の物などありますが音には関係ないようです!

Martinオーダーメイドは高いですよね?

意外とお手頃と発覚。
島村楽器からでもオーダーは可能らしいです。
島村楽器→クロサワ楽器→Martin本社の流れで進む。

ポイント
基本のギター品種を選び、最低3ヶ所以上通常仕様から変えればオーダー可能。
トップにアディロンダック、サイドバックにローズウッドで約50万ほどでオーダーできるらしい。
ただしハカランダ使用不可。
マダガスカル仕様は100万前後まで跳ね上がる。

D-200はサウンドも凄い?

今回来てくれたスタッフさんはすごい人だと思う。

ギタリストの斎藤誠さんと関わりがある方で、誠さんのMartin OM-Custom も何度も弾いたことあるらしい。

またMartinが発売したD-200(約2000万)のギターがクロサワ楽器に入荷した際に開封時にも携わったらしい。
私物の携帯に入っている動画見せてもらった。
スタッフさん:もうあれは…何だかわかりません 笑笑笑笑 レベル

そのアンプ良い音ですね?

今回驚いたのはテーブルの上に置いてあっあアンプ
Fishman Loudbox Mini Charge

サウンドハウスで見る

テーブルの上に乗るコンパクトサイズでスタッフさんの私物のiPadとBluetoothでワイヤレス接続して音を飛ばしていた。
YouTube音源やスタッフさんの宅録したアコギ音源がメチャメチャ良い音がした。
さすが楽器用アンプ!価格は…高い

最後に

行く価値あり

今回初めて参加しましたが行って本当良かったです。

ギターを無料点検してもらえるのはもちろんですが、スタッフの方と話できるのが楽しい!

正直、1時間では足りなかった!もしお近くの楽器店でこういう企画があったら是非行ってみてくだい。
ギターの悩みなどプロの方が的確に答えてくれます。

企画でなくても定期的にプロの方にメンテナンスをお願いする大切さを改めて知りました。

ギター購入時の注意

ギターを持ち込んだの際に購入金額を聞かれました。
65万で購入したのを伝えると、「ハカランダでこれは安い!ただ、もしかしたら膨れなのど状態からその価格になったのかもしれない!」

中古で購入する場合、ネットで購入する場合はトップの膨らみを確認することは大切ですね!
他の個所より直すのが難しい!というか直せないと言ったほうが正しいかもしれないでからね!

以上
Martinメンテナンスクリニックのレポートでした。

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