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![もりそう](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2022/01/A998A571-36C4-4504-8FCA-35F9AD58F049.jpeg)
今回はアコギの「エリクサー弦」について解説するよ。
- エリクサー弦のサウンドについて知りたい
- エリクサー弦の耐久性について知りたい
- エリクサー弦のメリット・デメリットを知りたい
ギターの弦は交換した時から、劣化が始まります。
少しでも長く使えるように開発されたのが、弦の表面をコーティングした弦です。
コーティング弦の中でも、エリクサー弦の耐久性は別格で評価も高いです。
今回の記事では、「エリクサー弦」について紹介しています。
記事を読むことで、「エリクサー弦」の特徴をまとめて知ることができます。
![](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2020/06/F30C25C9-F952-4B69-8BD2-8A696BD507F5-1024x1024.jpeg)
メリット
- 耐久性が良い
- 滑りが良い
- 弦交換が減る
- コスパが良い
デメリット
- コーティング弦特有のサウンド
- 指板メンテナンスが減る
エリクサー弦は、コーティング弦の中でシェアNO.1です。
耐久性が優れているため、良い音と滑り具合が2〜3ヶ月持続します。
ノンコーティング弦はすぐに劣化が始まるため、良い音は1週間程度です。
いかに、エリクサー弦の耐久性が高いか分かります。
弦の価格だけを見ると高く感じますが、実はものすごくコスパの良い弦と言えます。
近年、物の価格が上がる中で、弦も例外ではありません。
少しでも、弦の交換頻度(購入頻度)を下げたいのであれば、エリクサー弦は強力オススメです。
・耐久性が良い弦を使いたい
・滑りが良い弦を使いたい
・弦交換を少しでも減らしたい
・手汗が多い人
・ギター初心者
Elixir弦の概要
![](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2020/06/57F801C3-02BE-4692-BF86-4D8C4CE81216-1024x1024.jpeg)
全米ナンバー1 アコースティックギター弦
巻き弦をすっぽりと覆う唯一のコーティング技術が、巻き線の隙間に汚れが入り込むのを防ぐ
他のコーティング/ノンコーティング弦と比べて高音質・長寿命
弾きたいと思った時にいつでも演奏が可能
滑らかな弾き心地で演奏性が向上
フィンガーノイズが減り、ライヴ、レコーディングのどちらにも最適
耐腐食加工を施したAnti-Rustプレーン弦を採用し、1セットすべての弦で長寿命を実現
交換の頻度が減り、その分演奏に集中できる
エリクサー弦の種類
![](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2020/06/92409FBC-595B-4C96-A0E0-10E769A1E171-1024x1024.jpeg)
特徴 | |
---|---|
フォスファーブロンズ![]() | 赤色が強い見た目。 歯切れが良く、キラキラしたサウンド。 ギターが鳴るというよりは、“弦が鳴っている”感覚が強い印象。 |
80/20ブロンズ![]() | 金色が強い見た目。 「シャリーン」という気持ちの良いサウンド。 ギラつきがない分、ギター本来の鳴りを引き出してくれる。 |
特徴 | |
---|---|
Nanoweb(ナノウェブ) | くっきりしたサウンドで滑らかな弾き心地 |
Poyweb(ポリウェブ) | 暖かみがあるサウンドで極めて滑らかな弾き心地 |
Nanoweb(ナノウェブ)は、Poyweb(ポリウェブ)のコーティングを1/3薄くした仕様で、よりノンコーティング弦に近くなった弦になります。
Nanoweb(ナノウェブ)の登場により、エリクサー弦が爆発的にヒットします。
初めて使う人は、Nanoweb(ナノウェブ)をオススメします。
![もりそう](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2022/01/A998A571-36C4-4504-8FCA-35F9AD58F049.jpeg)
エリクサー弦を使う人の8〜9割は、Nanoweb(ナノウェブ)を使っている印象があるね。
- エクストラライト:010、014、023、030、039、047
- ライト:012、016、024、032、042、053
- ライトミディアム:012、016、024、035、045、056
- HDライト:013、017、025、032、042、053
- ミディアムライト:013、017、026、035、045、056
エリクサー弦の耐久性
![](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2020/06/6ED32498-41AA-41A0-91FA-52D1A59E65FE-1024x1024.jpeg)
巻き弦の場合(6弦/5弦/4弦/3弦)
現在、エリクサー以外にも、コーティング弦を扱っているメーカーはたくさんあります。
しかし、エリクサー弦のコーティング弦とは、耐久性が全然違います。
その理由は、コーティングの方法が異なるからです。
弦が劣化する理由(弦の構造)
アコギ弦の場合、巻き弦(6弦/5弦/4弦/3弦)の構造は、中心に芯線があり、その周りに巻き線を巻いた物になります。
弦の表面や、弦と弦の隙間に汗が付いたり、汚れがたまることで弦の振動が悪くなり(劣化)、本来のサウンドが出なくなるからです。
エリクサーが考えたのが、弦を丸ごとコーティングする製法です。
弦を丸ごとコーティングする技術は、エリクサーが特許を取得しているため、他のメーカーは使えません。
他のメーカーのコーティング弦は、芯線や巻き線など、一部のみコーティング加工になります。
結果、弦を丸ごとコーティングできないので、弦と弦の間(以下の写真の△部分)に汗や汚れがたまり劣化が早くなります。
エリクサー弦は、この△部分のスポットがコーティングによって守られています。
![](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2020/06/4C658BEB-9726-47A9-907A-B60BE1B722E1-1024x1024.jpeg)
プレーン弦の場合(2弦/1弦)
![](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2020/07/8C4C7A3C-0C1A-4DC8-B1F0-67F69F5F3C23-1024x1024.jpeg)
![](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2020/06/E3A8FEA8-88EB-446D-9B83-D35939A920C0-1024x1024.jpeg)
巻き弦(6弦/5弦/4弦/3弦)は、コーティング加工ですが、プレーン弦(2弦と1弦)はコーティング弦ではありません。
2弦と1弦に、アンチラスト加工が施されています。
アンチラスト(Anti-Rust)とは?
腐敗食加工のことで、サビ防止に大きな効果があります。
アンチラスト加工によって、弦の寿命は3〜5倍とされています。
プレーン弦が、真っ先に劣化することなく、6弦〜1弦までバランスよく鳴ってくれます。
Elixir弦をレビュー
![](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2020/06/FF720968-99AA-4BE5-A2F0-11D4AF071287-1024x1024.jpeg)
![](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2020/06/C5916414-8AFA-46D0-BA42-0EE5790BCBA3-1024x1024.jpeg)
弦の耐久性
弾く頻度にもよりますが、2〜3ヶ月は良い音が持続します。
ノンコーティング弦と比べると、圧倒的に長持ちします。
※ノンコーティング弦は1ヶ月持ちません。
(1〜2週間程度)
結果、弦交換の頻度も減り、実はコスパが良い弦ということになります。
どのタイミングで弦交換をする?
![](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2020/06/48F5C7EC-5DA3-44AB-AF73-82F60F4123F1-1024x1024.jpeg)
エリクサー弦は劣化しても、ノンコーティング弦の新品時に近い滑りを維持するため、交換のタイミングが難しいです。
時間経つと毛羽立ち、色が変色してきます。
特に、ピックを使うと毛羽立ちは早いです。
それでも、音が悪くなったという印象は少ないです。
![もりそう](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2022/01/7CBB036F-B2BB-4B28-B523-D6266A84F20B.jpeg)
弾く頻度にもよるけど、2〜6ヶ月に定期交換が目安だよ。
サウンド
コーティング特有のサウンドがあります。
ノンコーティング比べると、「音抜け」「こもり感」など、違和感の様なものを感じますが、使っているとそれも薄まります。
慣れはこわいです。
上記が嫌で、コーティング弦を避ける人もいます。
世間一般では、音質より弦の長持ち(コスパ)を考えて、使っている人が多い印象です。
初心者であれば、そこまで音の違いがわからないはずです。
不満点
不満点はありません。
Elixir弦の偽物について
![](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2020/06/7F1FC197-B190-4E3F-BEA8-AFD88144E4FB-1024x1024.jpeg)
偽物の存在
私は学生時代、友人からエリクサー弦の偽物が出回ってると聞いたことがありました。
今ほど情報が無かったので、都市伝説だとばかり…
現在のネット社会では沢山の情報が集まります。
結果、偽物は確かに存在します。
ブランドの宿命ですね。
偽物の見分け方
正規品と偽物の見分け方を解説します。
※実際の偽物品が手に入らなかったので、ネット上の情報をまとめてみました。
アコースティックギター・エレキギター共に偽物はあります。
以下に当てはまれば、偽物の可能性が高いです。
- パッケージ(箱)を見ると、「ゲージ太さの英語表記」が異なる
- コーティング加工がなってない(すでに弦がサビている)
- 中身の袋の色が異なる
- パッケージが輪ゴム留めである
パッケージを見るとゲージ数値と英語表記が異なる
![](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2020/06/5710158C-96B8-4C29-9912-DA65F630F41D-1024x1024.jpeg)
※写真は正規品です。
弦のパッケージ(箱)の表面と裏面のゲージ表記に注目してください。
【表面】
Lightゲージは「12−53」の太さなのに、英語表記が「Extra Light」になっている場合がある。
【裏面】
表面は「Light」表記なのに、裏面のバーコードにある英語表記が「Extra Light」になっている場合がある。
![もりそう](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2022/08/8E275DD0-68DF-4F46-952E-71F23B1F2584.jpeg)
弦のゲージと英語表記が怪しいものは疑うべきだよ
コーティングされていない
購入して開けてみると、弦が明らかにコーティング加工されていない。
酷い物はすでにサビているとか…
※購入してみないとわからないのが現状。
中身の袋の色が異なる
弦が入っている白い紙袋が、キレイすぎること。
ただし、正規品と偽物を並べないとわからないレベルです。
また袋の折り目が異なるという情報もあります。
※購入してみないとわからないのが現状。
パッケージが輪ゴム留めである。
複数まとめて購入すると、パッケージ(箱)が輪ゴム留めで送られてくる。
※購入してみないとわからないのが現状。
偽物を買わないようにする方法
- Amazon
- 三木楽器
- イケベ楽器
- イシバシ楽器
- クロサワ楽器
- 島村楽器
- 下倉楽器
大手販売店で購入することです。
大手であれば、メーカー直送で仕入れていることが多いので安心です。
ちなみに、エリクサーのホームページには購入できる店舗が記載されています。
もちろん記載のない楽器店でも扱っていますが、上記店舗で購入すると安心です。
海外の話を少しだけ…
海外の実店舗(小規模)では平気で偽物が売られていることがあるようです。
これは店舗側が「知らないで売っている」「知っていて売っている」どちらなのかは不明です。
日本の実店舗ではないと信じたいです。
まとめ
![](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2020/06/71EC32E7-59DA-4339-9C0F-8937291C29EE-1024x1024.jpeg)
メリット
- 耐久性が良い
- 滑りが良い
- 弦交換が減る
- コスパが良い
デメリット
- コーティング弦特有のサウンド
- 指板メンテナンスが減る
エリクサー弦は、コーティング弦の中でシェアNO.1です。
耐久性が優れているため、良い音と滑り具合が2〜3ヶ月持続します。
ノンコーティング弦はすぐに劣化が始まるため、良い音は1週間程度です。
如何に、エリクサー弦の耐久性が高いか分かります。
弦の価格だけを見ると高く感じますが、実はものすごくコスパの良い弦と言えます。
近年、物の価格が上がる中で、弦も値上がりしています。
少しでも、弦の交換頻度(購入頻度)を下げたいのであれば、エリクサー弦は強力オススメです。
・耐久性が良い弦を使いたい
・滑りが良い弦を使いたい
・弦交換を少しでも減らしたい
・手汗が多い人
・ギター初心者
![弦の交換時期](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2020/10/290FB4D3-20C8-430A-95A9-63D10D384705-160x160.jpeg)
![](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2021/07/75713F83-8FF9-4635-AD25-E1FAA4F94AA5-160x160.jpeg)
![](https://akogimania.com/wp-content/uploads/2022/03/D10B56B0-6289-4D59-A4C4-06A958544FAD-160x160.jpeg)
もりそうさん、こんばんは
その昔、はじめてエリクサを買ったときポリとナノの区別がつかず
ポリを買ってしまって「なんだこの音は?」とがっくりしたのを
思い出しますw
それから○年・・もうすっかりエリクサー漬け
偽物の洗礼も受けましたが、数十種類の弦に寄り道しても
最後はやはりエリクサーに戻ってきます
ちなみに僕は大まかな使い分けとしてマホガニー系には80/20
ローズウッド系にはフォスファーを使うことが多いです
でも、最近はアタックが明瞭な80/20をローズウッド系にも使うことがあり
使い分けと言っても曖昧なものですけど(笑)
エリクサーイズベストとは思いますが、たまの浮気も楽しいものw
いろんな弦を試したいとは常に思いますし、
例のアリアプロⅡの激安弦は無くなるとついつい補充してしまたりもします(笑)
ziziさん こんばんは!
使い分けですが確かにziziさんようにマホとローズのギターで分けていることが多いかもしれません。
最近はメインをMartinのD-28とGrevenにしていますが、それ以外はエリクサーにしています。
色んな弦を試したいのでD-28には張りません。張ってしまうと当分弦交換しなくなるので(笑)
それくらいエリクサー弦の持ちは良いですよね。
現状、コーティング弦ではエリクサーが飛び抜けていると思います。