【イオン蒸気処理】Acoustic Science (アコースティックサイエンス)弦をレビュー

アコースティックギターサイエンス

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もりそう
もりそう

今回はアコギ弦「Acoustic Science」を紹介するよ。

  • Acoustic Scienceの特徴ついて知りたい
  • Acoustic Scienceのメリット・デメリットについて知りたい

ギターの弦は数が多く、初心者が選ぶには難しいです。

同じ弦を繰り返し採用する人、毎回違う弦を試してみる人など様々です。

私はこれまで、10種類以上の弦を試しました。

今回の記事では、Acoustic Science(アコースティックサイエンス)について紹介しています。

記事を読むことで、Acoustic Scienceの特徴をまとめて知ることができます。

在庫・取り扱いに関して

Acoustic Science(アコースティックサイエンス)は、株式会社ヤマハが輸入代理店業務を行っていましたが、2020年に終了しています。

楽器店では、Lightゲージの在庫がほとんどない状況です。

その他のゲージはまだ在庫があるようですが、市場在庫がなくなり次第終了になると考えらます。


Acoustic Scienceの評価
耐久性
 (3)
音抜け
 (4)
滑り
 (3)
価格(約800〜1,300円)
 (4)
総合評価
 (3.5)

メリット

  • コーティング特有のヌルヌル感が少ない
  • ノンーコーティング弦に近いタッチ感
  • こもり感・モコモコ感が少ない

デメリット

  • 取り扱い店が少ない
  • 商品の供給が不安定(在庫が少ない)

Acoustic Science(アコースティックサイエンス)は、コーティング弦でありながら、ノンコーティングに近い質感とサウンドが特徴です。

コーティング弦特有のヌルヌル感が好きになれない、でも耐久性が良い弦が欲しいという人にオススメです。

Acoustic Science(アコースティックサイエンス)は約800〜1,300円と、手に取りやすい価格なのも魅力です。

ただし、取り扱い店舗が少ない上、欠品していることも多いのが残念な所です。

もりそう
もりそう

弦の認知度は低いけど、人によってはハマる弦だね。

好みが分かれる弦とも言えるね。

こんな人にオススメ

・ヌルヌルしないコーティング弦が欲しい人

・お手頃価格のコーティング弦が欲しい人

Acoustic Scienceの概要

イオン蒸気処理とは?
ナノレベルくらい薄い分子の層で覆う処理です。
一般的なコーティング弦は、弦の外側をコーティングで覆うものですが、Ionic Vapor Process(イオン蒸気処理)はコーティングが一体化しているイメージのようです。
メーカーいわく、これはコーティング弦ではなく、トリートメントだと解説しています。
手垢・錆びに強く、ノンコーティング弦の5倍長持ちが売りです。

PHOSPHOR BRONZE

品番ゲージ(太さ)
LACSAGPB1150Extra Light
LACSAGPB1252Light
LACSAGPB1356Medium
価格:約800〜1,300円

80/20 BRONZE

品番ゲージ(太さ)
LACSAG1150Extra Light
 LACSAG1252Light
LACSAG1356Medium
価格:約800〜1,300円

Acoustic Scienceをレビュー

弦の包装


Acoustic Science(アコースティックサイエンス)は、パッケージ自体が密閉袋になっており、弦が直で入っています。

中にはシリカゲル(乾燥剤)が入っており、湿気で弦が錆びないようになっています。

もりそう
もりそう

シリカゲル(乾燥剤)が入ることで、品質が保たれるよ。

他の弦にはない嬉しい仕様だね。

弦は赤いバンドに1本ずつ固定されているため、弦が混ざることなく、弦交換をスムーズに行うことができます。

サウンド


弦を張って、初めて音を出した時の印象は、張りたてなのに「こもり感」「モコモコ感」があり音抜けがイマイチだと感じました。

イオン蒸気処理された弦は、Acoustic Science(アコースティックサイエンス)以外にも、La Bella/VAPOR SHIELD(現在販売終了)がありましたが、異なった感覚があります。

La Bella/VAPOR SHIELDは張った瞬間から弦の性能が100%発揮される印象です。

Acoustic Science(アコースティックサイエンス)は、弾いていくうちに徐々に鳴り出す感じです。

張りたてより、少し慣れ出した頃に鳴り出します。

耐久性


正直、コーティング弦No.1のElixir(エリクサー)には及びませんが、コーティング弦の中では上位に入る耐久性だと感じました。

私の知人は、手汗で耐久性が悪かったという人もいました。

私は、6〜7月の梅雨時期に試しましたが、それでも良い音が持続しました。

コーティング弦、代表格のElixir(エリクサー)は2〜3ヶ月持つと言われていますが、個人的にはどんな弦も1ヶ月持てばいいと考えています。

湿度が高い所でギターを弾くと、音が重い(こもった感)感覚があり、弦を張って1ヶ月もすると、もっさり感が出ますが、Acoustic Science(アコースティックサイエンス)にはありません。

もりそう
もりそう

ノンコーティング弦に近く、コーティング弦の要素も持っている、良いとこどりの弦だよ。

不満点

製品自体に不満点はないのですが、取り扱い店舗が少ないことです。

2023年現在では、製品自体が少なくなっており、弦で最も使われる「Light」ゲージの在庫がありません。

株式会社ヤマハが輸入代理店業務を終了したからです。

個人的に、コーティング弦の中では品質の良い弦だった印象がありますが、世間では思ったより売れなかったのが原因かと考えれれます。

現在はノンコーティング弦に近い、コーティング弦も多数販売されているため、競争に勝てなかったということになります。

まとめ

Acoustic Scienceの評価
耐久性
 (3)
音抜け
 (4)
滑り
 (3)
価格(約800〜1,300円)
 (4)
総合評価
 (3.5)

メリット

  • コーティング特有のヌルヌル感が少ない
  • ノンーコーティング弦に近いタッチ感
  • こもり感・モコモコ感が少ない

デメリット

  • 取り扱い店が少ない
  • 商品の供給が不安定(在庫が少ない)

Acoustic Science(アコースティックサイエンス)は、コーティング弦でありながら、ノンコーティングに近い質感とサウンドが特徴です。

コーティング弦特有のヌルヌル感が好きになれない、でも耐久性が良い弦が欲しいという人にオススメです。

Acoustic Science(アコースティックサイエンス)は約800〜1,300円と、手に取りやすい価格なのも魅力です。

ただし、取り扱い店舗が少ない上、欠品していることも多いのが残念な所です。

もりそう
もりそう

弦の認知度は低いけど、人によってはハマる弦だね。

好みが分かれる弦とも言えるね。

こんな人にオススメ

・ヌルヌルしないコーティング弦が欲しい人

・お手頃価格のコーティング弦が欲しい人

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2 COMMENTS

zizi

こんばんは~
この弦、SHで安売りしてたので気になってました
でもレビューがあまりぱっとしなかったので
ずっと見送っていたのでしたが
もりそうさんの記事を読むと・・・再検討必要かな~w

最近気になってる弦はERNIE BALL Paradigmです
まだ買ったことはないのですが
もりそうさん、何か情報お持ちでしたら教えてくださいね
ちなみに僕の中でエリクサーに次ぐ音と耐久性と言うことでは
MARTIN LIFESPANがお気に入りですw

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もりそう

ziziさん
こんにちは!
この弦は人によって感じ方にだいぶ差があるようです。
記事内にも書きましたが、手汗が多い人にはそこまで耐久性がない弦のようでした。

ERNIE BALL Paradigm
知らなかったのでググりました。
こんな弦があったとは初めて知りました。
これはブログネタとしても面白いかも!

MARTIN LIFESPANは私も以前使っていました。
良い弦ですよね!
最近は色んな弦試しているので使わなくなりましたが…

今後も弦を探す旅は続きます!(笑)

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