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今回はアコギ弦「Acoustic Science」を紹介するよ。
- Acoustic Scienceの特徴ついて知りたい
- Acoustic Scienceのメリット・デメリットについて知りたい
ギターの弦は数が多く、初心者が選ぶには難しいです。
同じ弦を繰り返し採用する人、毎回違う弦を試してみる人など様々です。
私はこれまで、10種類以上の弦を試しました。
今回の記事では、Acoustic Science(アコースティックサイエンス)について紹介しています。
記事を読むことで、Acoustic Scienceの特徴をまとめて知ることができます。
メリット
- コーティング特有のヌルヌル感が少ない
- ノンーコーティング弦に近いタッチ感
- こもり感・モコモコ感が少ない
デメリット
- 取り扱い店が少ない
- 商品の供給が不安定(在庫が少ない)
Acoustic Science(アコースティックサイエンス)は、コーティング弦でありながら、ノンコーティングに近い質感とサウンドが特徴です。
コーティング弦特有のヌルヌル感が好きになれない、でも耐久性が良い弦が欲しいという人にオススメです。
Acoustic Science(アコースティックサイエンス)は約800〜1,300円と、手に取りやすい価格なのも魅力です。
ただし、取り扱い店舗が少ない上、欠品していることも多いのが残念な所です。
弦の認知度は低いけど、人によってはハマる弦だね。
好みが分かれる弦とも言えるね。
・ヌルヌルしないコーティング弦が欲しい人
・お手頃価格のコーティング弦が欲しい人
Acoustic Scienceの概要
イオン蒸気処理とは?
ナノレベルくらい薄い分子の層で覆う処理です。
一般的なコーティング弦は、弦の外側をコーティングで覆うものですが、Ionic Vapor Process(イオン蒸気処理)はコーティングが一体化しているイメージのようです。
メーカーいわく、これはコーティング弦ではなく、トリートメントだと解説しています。
手垢・錆びに強く、ノンコーティング弦の5倍長持ちが売りです。
PHOSPHOR BRONZE
品番 | ゲージ(太さ) |
---|---|
LACSAGPB1150 | Extra Light |
LACSAGPB1252 | Light |
LACSAGPB1356 | Medium |
80/20 BRONZE
品番 | ゲージ(太さ) |
---|---|
LACSAG1150 | Extra Light |
LACSAG1252 | Light |
LACSAG1356 | Medium |
Acoustic Scienceをレビュー
弦の包装
Acoustic Science(アコースティックサイエンス)は、パッケージ自体が密閉袋になっており、弦が直で入っています。
中にはシリカゲル(乾燥剤)が入っており、湿気で弦が錆びないようになっています。
シリカゲル(乾燥剤)が入ることで、品質が保たれるよ。
他の弦にはない嬉しい仕様だね。
弦は赤いバンドに1本ずつ固定されているため、弦が混ざることなく、弦交換をスムーズに行うことができます。
サウンド
弦を張って、初めて音を出した時の印象は、張りたてなのに「こもり感」「モコモコ感」があり音抜けがイマイチだと感じました。
イオン蒸気処理された弦は、Acoustic Science(アコースティックサイエンス)以外にも、La Bella/VAPOR SHIELD(現在販売終了)がありましたが、異なった感覚があります。
La Bella/VAPOR SHIELDは張った瞬間から弦の性能が100%発揮される印象です。
Acoustic Science(アコースティックサイエンス)は、弾いていくうちに徐々に鳴り出す感じです。
張りたてより、少し慣れ出した頃に鳴り出します。
耐久性
正直、コーティング弦No.1のElixir(エリクサー)には及びませんが、コーティング弦の中では上位に入る耐久性だと感じました。
私の知人は、手汗で耐久性が悪かったという人もいました。
私は、6〜7月の梅雨時期に試しましたが、それでも良い音が持続しました。
コーティング弦、代表格のElixir(エリクサー)は2〜3ヶ月持つと言われていますが、個人的にはどんな弦も1ヶ月持てばいいと考えています。
湿度が高い所でギターを弾くと、音が重い(こもった感)感覚があり、弦を張って1ヶ月もすると、もっさり感が出ますが、Acoustic Science(アコースティックサイエンス)にはありません。
ノンコーティング弦に近く、コーティング弦の要素も持っている、良いとこどりの弦だよ。
不満点
製品自体に不満点はないのですが、取り扱い店舗が少ないことです。
2023年現在では、製品自体が少なくなっており、弦で最も使われる「Light」ゲージの在庫がありません。
株式会社ヤマハが輸入代理店業務を終了したからです。
個人的に、コーティング弦の中では品質の良い弦だった印象がありますが、世間では思ったより売れなかったのが原因かと考えれれます。
現在はノンコーティング弦に近い、コーティング弦も多数販売されているため、競争に勝てなかったということになります。
まとめ
メリット
- コーティング特有のヌルヌル感が少ない
- ノンーコーティング弦に近いタッチ感
- こもり感・モコモコ感が少ない
デメリット
- 取り扱い店が少ない
- 商品の供給が不安定(在庫が少ない)
Acoustic Science(アコースティックサイエンス)は、コーティング弦でありながら、ノンコーティングに近い質感とサウンドが特徴です。
コーティング弦特有のヌルヌル感が好きになれない、でも耐久性が良い弦が欲しいという人にオススメです。
Acoustic Science(アコースティックサイエンス)は約800〜1,300円と、手に取りやすい価格なのも魅力です。
ただし、取り扱い店舗が少ない上、欠品していることも多いのが残念な所です。
弦の認知度は低いけど、人によってはハマる弦だね。
好みが分かれる弦とも言えるね。
・ヌルヌルしないコーティング弦が欲しい人
・お手頃価格のコーティング弦が欲しい人
こんばんは~
この弦、SHで安売りしてたので気になってました
でもレビューがあまりぱっとしなかったので
ずっと見送っていたのでしたが
もりそうさんの記事を読むと・・・再検討必要かな~w
最近気になってる弦はERNIE BALL Paradigmです
まだ買ったことはないのですが
もりそうさん、何か情報お持ちでしたら教えてくださいね
ちなみに僕の中でエリクサーに次ぐ音と耐久性と言うことでは
MARTIN LIFESPANがお気に入りですw
ziziさん
こんにちは!
この弦は人によって感じ方にだいぶ差があるようです。
記事内にも書きましたが、手汗が多い人にはそこまで耐久性がない弦のようでした。
ERNIE BALL Paradigm
知らなかったのでググりました。
こんな弦があったとは初めて知りました。
これはブログネタとしても面白いかも!
MARTIN LIFESPANは私も以前使っていました。
良い弦ですよね!
最近は色んな弦試しているので使わなくなりましたが…
今後も弦を探す旅は続きます!(笑)