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- セーム革を買うべきか迷っている
- クロス選びで失敗したくない
- HOSCOの代替品を探している
「ギター用セーム革って本当に必要?」「マイクロファイバークロスと何が違うの?」と疑問に思っていませんか。
セーム革は天然皮革ならではの柔らかな拭き心地が魅力ですが、価格が高く、初めて購入する人は選び方に迷うことも少なくありません。
この記事では、実際にキョンセーム革を使用した経験をもとに、ギター用セーム革のメリット・デメリットや使い方、選び方をわかりやすく解説します。

HOSCOが廃盤となった現在購入できる代替品や、安価な製品との違いについても紹介するよ。
結論|こんな人にはセーム革がおすすめ

ギター用セーム革は、「長く使えるメンテナンスクロスが欲しい」という人におすすめです。
天然皮革ならではの柔らかな拭き心地が特徴で、日頃のお手入れに使えばギターをきれいな状態に保ちやすくなります。
価格は一般的なマイクロファイバークロスより高めですが、水洗いしながら繰り返し使えるため、長い目で見るとコストパフォーマンスにも優れています。
天然素材ならではの形状や質感には個体差があり、最初は扱いにくいと感じることもあります。
そのため、価格だけで判断せず、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが大切です。
ギター用セーム革とは?

セーム革について
メーカーサイトより引用
以下の条件をすべて満たしていないとセームではありません。
類似品にご注意ください。
・鹿革を使用していること(キョン種が最高級)。
つまり豚革や羊革を使用したものはセームではありません。
→鹿革(特にキョン種)とでは繊維細胞のきめの細かさが違います。
・アルカリ膨潤なめしを施し、魚油還元を施したもの。
つまりどちらかの工程を省いたものはセームではありません。
→滑らかな手触りにするうえで欠かせない工程です。
・染色していないもの。
つまり黒や赤などに染められたものはセームではありません。
→染色することで魚油還元時に吸収されたコラーゲン成分が抜けてしまいます。
・吟面(鹿の1番表側の革)を使用していること。
つまり中面や中床面を使用したものはセームではありません。
→吟面のみがキョンセーム独特の能力を100%発揮します。
もちろんHOSCOキョン・セーム革はこの条件をすべて満たしています。引用元:サウンドハウス
セーム革とは、鹿などの天然皮革を加工して作られたクロスで、ギターをはじめ、バイオリンや管楽器などのメンテナンスにも使われています。
天然皮革のため、一枚一枚で形や厚み、質感が異なります。

傷やシワがあるのは不良品ではなく、本物の天然皮革である証です。
キョンは野生で生活する気性の荒い動物で、仲間同士がツノで傷つけ合うことがあるため、その傷跡が革に残る場合があります。
実際に私が購入したHOSCOのキョンセーム革にも傷がありましたが、メーカーでも天然素材ならではの特徴として案内されています。
工業製品のように均一ではありませんが、それこそが天然素材ならではの魅力です。

長く使うほど手になじみ、愛着が湧いてくるのもキョンセーム革の特徴だね。
セーム革のメリット・デメリット

メリット
- 天然コラーゲン効果で楽器が潤う
- クリーニング効果が高く、ポリッシュ不要
- 何度も洗えて繰り返し使える
- 使えば使うほど味が出る
- バイオリンや管楽器にも使用できる
デメリット
- 価格が高い
- 天然素材のため、製品の形状がバラバラで拭きにくい
ギター用セーム革の最大の魅力は、天然皮革ならではの柔らかさと高いクリーニング性能です。
天然コラーゲンを含むため楽器をやさしく拭くことができ、日常的なメンテナンスであればポリッシュを使わなくてもボディの汚れや指紋を落としやすいのが特徴です。
汚れても水洗いして繰り返し使えるため、長く愛用できる点もメリットといえます。
使い込むほど革が手になじみ、風合いが増していくのも天然素材ならではの魅力です。
マイクロファイバークロスと比べると価格が高く、天然素材のため一枚ごとに形や大きさが異なることから、最初は少し扱いにくいと感じる場合があります。
セーム革は価格によって品質に差があるため、安価な製品よりも信頼できるメーカーのものを選ぶのがおすすめです。

自分へのご褒美や、ギター好きへのプレゼントにおすすめだよ。
セーム革とマイクロファイバークロスの違い
![]() セーム革 | ![]() マイクロファイバークロス | |
| 素材 | 天然皮革 | 化学繊維 |
| 価格 | 高め | 安価 |
| 耐久性 | 非常に高い | 高い |
| お手入れ | 水洗い可能 | 洗濯可能 |
| 使いやすさ | しっとり柔らかい | サラサラ |
| おすすめ | 長く愛用したい | 初心者・コスパ重視 |
セーム革とマイクロファイバークロスは、どちらもギターのメンテナンスに適したクロスですが、それぞれ特徴が異なります。
日常的な乾拭きや弦交換後のメンテナンスであれば、手頃な価格で扱いやすいマイクロファイバークロスでも十分です。
天然皮革ならではの柔らかな拭き心地や、長く使い続けることで風合いが増していく魅力を求める方には、セーム革がおすすめです。
適切にお手入れをすれば長期間使用できるため、長い目で見るとコストパフォーマンスにも優れています。
どちらが優れているというわけではなく、大切なのは用途や好みに合わせて選ぶことです。
気軽にメンテナンスをしたい人にはマイクロファイバークロス、天然素材ならではの使い心地や耐久性を重視する人にはセーム革が向いています。
HOSCOキョンセーム革を実際に使ってレビュー
メーカーサイトより引用
セーム革として最上級とされるキョン種の鹿革を使用したセーム革クロスです。
0.00000015mmという非常に細かな繊維細胞
(人口繊維で極細と言われるものでさえ約0.002mm)で表面に傷をつけることなく汚れを拭き取ります。
さらに、セーム革に含まれる天然コラーゲン成分により、楽器の表面に潤いを与えます。
ポリッシュやオイルを使用することなく汚れをふき取り、しっとりと濡れたような艶を出しますので、ウェザーチェックのあるヴィンテージギター等にも安心してお使いいただけます。
クロスが汚れてきたら石鹸をつけてぬるま湯で洗い、日陰で干し、8割ほど乾いたところでクロス全体を揉みほぐすことで、独特の柔らかい使用感が持続します。
洗いながら使うことで10年以上使用可能になる場合もございます。引用元:HOSCO
使いやすさ

- 天然皮革のため、形状は一枚ごとに異なる
- 表面は滑りにくく、折り畳むと使いにくい
- 表と裏を確認しながら使う必要がある
- 扱いやすさはマイクロファイバークロスの方が上
- 「S」サイズでもギターのメンテナンスには十分
HOSCOのキョンセーム革を実際に使ってみて感じたのは、一般的なマイクロファイバークロスとは使い勝手が大きく異なるということです。
まず、天然皮革のため製品の形状は正方形や長方形ではありません。
キョン1頭の皮を無駄なく活用するため、一枚一枚で形が異なり、折り畳んでも一般的なギタークロスのようにきれいな四角形にはなりません。
表面はもともと滑りにくく、折り畳んで使うと革同士の摩擦によってさらに滑りが悪くなります。
加えて、表と裏では質感が異なるため、使用前に向きを確認する必要があり、少し手間に感じることもありました。
正直なところ、使いやすさだけで比較すれば、安価なマイクロファイバークロスの方が扱いやすいと感じます。
気軽に使えるクロスを求めている方は、最初は戸惑うかもしれません。
私が使用しているのは「S」サイズです。
メーカーでは「25×25cmの正方形が取れるサイズ」とされていますが、実際に測ってみるとほぼそのサイズでした。
ギターのボディを拭くには十分な大きさで、個人的には「S」サイズでも不便を感じることはありませんでした。
使い勝手に多少クセはありますが、それも天然素材ならではの個性です。
慣れてしまえば大きな問題はなく、セーム革ならではの魅力が勝ると感じています。

セーム革を大きく広げて、手の平全体を使うと、拭きやすいよ。
汚れ落とし効果

HOSCOのキョンセーム革を使ってみましたが、普段からこまめにメンテナンスをしていることもあり、「劇的に汚れが落ちた」と感じることはありませんでした。
ポリッシュ不要といわれるセーム革ですが、頑固な汚れまで落とせるわけではなく、日常的な乾拭きで効果を発揮するメンテナンスクロスと考えてください。
長期間使い続けることで汚れの蓄積を抑え、美しい状態を維持しやすくなると感じています。
私が最も魅力を感じたのは、汚れ落とし効果以上に「最高品質のクロスを使っている」という満足感と安心感です。
大切なヴィンテージギターや高級ギターをメンテナンスする際にも、安心して使用できます。
「最高のギターには、最高のクロスを使いたい。」
そんな人には、キョンセーム革は所有する満足感も与えてくれるメンテナンスアイテムです。
セーム革を育てる

セーム革は、財布やバッグなどの革製品と同じように、使い込むほど手になじみ、風合いが増していくのが魅力です。
購入したばかりの状態よりも、日頃のメンテナンスで使い続けることで、自分だけの一枚へと育っていきます。
メーカーでも適切にお手入れをすれば「10年以上使える」と案内されており、長く愛用できるメンテナンスクロスです。
価格だけを見ると高価に感じるかもしれませんが、長期間使えることを考えれば、コストパフォーマンスにも優れています。
大切なギターとともに、セーム革も長く育てながら愛用してみてください。
キョンセーム革の使い方

表と裏の使い分け

購入したばかりの時は、全体がやや硬いため、伸ばす必要があります。

革製品なので、表と裏があります。
画像は、かなり拡大しているので、繊維の粗さがわかります。

滑りが良いのが裏面です。
※ブランド名がない方
こちらで最初にさらっとホコリなどを取り除きます。

滑りが悪い方が表面です。
※ブランド名がある方
こちらが最終仕上げに使う面になります。

実際使ってみると、表面が滑らないので拭きにくです。
クロスの形状も真四角ではないので、人工クロスよりは扱いにくい印象を受けます。
表(吟面)を使うと油分を取りすぎてしまうので、裏面を使うのがおすすめ。
その後オレンジオイル等でアフターケアすると尚良いです。
メイプル指板は、コーティングされているので表(吟面)で拭いてOK。
アコースティックギターで、メイプル指板というのは珍しいですが、覚えておくと役に立ちます。
メンテナンス方法(洗い方)

中性洗剤を使い、ぬるま湯(40度くらい)で押し洗う。
水で洗い流します。
風通しの良い所に干す。
乾燥させるとパリパリになります。
軽く揉みほぐせば柔らかくなるので、これでまた使えます。
HOSCOは廃盤?代替品の選び方とおすすめメーカー
安価なセーム革を選ぶ際の注意点

HOSCOのキョンセーム革を購入後に、私はAmazonで「最高級」と謳われた1,000円前後のセーム革を購入したことがあります。
レビュー件数も多く評価も高かったため期待していましたが、実際に使ってみると、HOSCOのキョンセーム革とは品質に大きな違いを感じました。
安価品は、革が硬く、表面も粉っぽい質感だったことです。
天然皮革の特徴でもある傷やシワが一切なく、とてもきれいな状態でした。
HOSCOのキョンセーム革を使った経験があったからこそ違いに気付けましたが、初めてセーム革を購入する人であれば、「これがセーム革の特徴なのか」と勘違いしてしまうかもしれません。
現在は同じ製品は販売されていませんが、似たような価格帯のセーム革は数多く販売されています。
価格だけで判断するのではなく、品質やメーカーの信頼性も確認して選ぶことをおすすめします。

信頼できるメーカーのセーム革
HOSCOのキョンセーム革は廃盤となりましたが、現在でも信頼できるメーカーからセーム革は販売されています。
その一つが、島村楽器ブランドのセーム革です。
私はまだ使用したことはありませんが、大手楽器店のオリジナル製品という安心感があり、品質にも期待できます。
島村楽器は全国に店舗があり、オンラインショップでも購入しやすいため、在庫が安定している点も魅力です。
HOSCOの代替品を探している人や、これから初めてセーム革を購入する人にとって、有力な選択肢の一つになります。
私自身も今後購入し、HOSCOとの違いを実際に比較レビューしたいと考えています。

安価なキョンセーム革は手を出さない方がいいよ。
FAQ(よくある質問)

- セーム革は本当に必要ですか?
マイクロファイバークロスではダメですか? - 日常的なメンテナンスならマイクロファイバークロスでも十分です。
天然素材ならではの拭き心地や、長く使える点に魅力を感じる人にはセーム革がおすすめです。
- セーム革は初心者でも使いやすいですか?
- 一般的なクロスより形が不規則で、表裏もあるため最初は少し戸惑うかもしれません。
慣れれば問題なく使えます。
- セーム革だけで汚れは落ちますか?
ポリッシュは必要ありませんか? - 指紋や軽い汚れならセーム革だけでも十分きれいになります。
ただし、頑固な汚れにはポリッシュを併用した方が効果的です。
- セーム革はどれくらい長持ちしますか?
- 汚れたら水洗いしながら使えるため、適切にお手入れすれば長期間使用できます。
メーカーによっては10年以上使えると案内している製品もあります
- 安いセーム革とメーカー品は何が違いますか?
- 価格だけで品質は決まりませんが、革の柔らかさや質感、耐久性には差があります。
初めて購入する人は、実績のあるメーカー製を選ぶと安心です
まとめ|ギター用セーム革は長く使いたい人におすすめ

ギター用セーム革は、天然皮革ならではの柔らかな拭き心地と、長く使い続けられる耐久性が魅力のメンテナンスクロスです。
価格は一般的なクロスより高めですが、適切にお手入れをすれば長期間愛用できるため、コストパフォーマンスにも優れています。
天然素材ならではの形状や質感にクセがあり、最初は扱いにくいと感じることもあります。
製品によって品質に差があるため、信頼できるメーカーを選ぶことも大切なポイントです。

汚れ落とし効果だけでなく、「大切なギターを安心してメンテナンスできる」という満足感も得られるよ。




おお~~~、ついにセーム革ですね
ネットでは魔法のような威力!のような書き方をされているものもありますが
もりそうさんのお書きになってるのが実際の使用感なんだろうなって
妙に納得がいきましたw
やや使いにくいとのことですが、まだ新しいこともあるでしょうし、
滑りが悪いのも、汚れを落とすという機能の一つのようにも思えます
読ませていただいて「いつかはセーム革」の気持ちに変わりは無いです(笑)
でもまあ、長い目で見ればお得とはいえ、手が出しにくいお値段ではあります
ちなみに僕の常用クロスは1枚129円(^0^;)
https://item.rakuten.co.jp/proof-shop/29×35-proof/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_105_0_10001288
「セーム革タイプ」というコピーが憐れを誘います(笑)
買い置きを使い切って本物セーム革にたどり着きたいですが
それまでギターを弾いてるか・・の方が切実な問題になってきましたw
ziziさん
ついに手を出してしまいました(笑)
まだ使い始めですが、そこまで感動するレベルではないように思えました。
記事の中にも書きましたが「自己満足」感は強いですね。
極論、弾き終わったあと小まめに拭けばどん物でもいいのかもしれませんね。
私はコレクターではないのであまり細かいキズは気にしないので!