この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
スポンサーリンク
子供にギターを買ってとお願いされたけど…
親がギター経験者じゃないとハードルが高いよね。
- 子供にギターが欲しいと言われたけど、選び方がわからない
- 楽器店に見に行ったら、店員さんに1万円より3万円の高い方を勧められたけど違いがわからない
- ギターは買ったけど、どう教えればいいかわからない
私自身、息子が3歳の誕生日の時にミニギターを購入しました。
今回の記事では、子供用のギターの「選び方」「教え方」について解説しています。
この記事を読むことで「子供のギターに関する悩み」をまとめて知ることができます。
- ギターを始めるに年齢は関係ない
- 1万円のギターで十分
- 楽器店で購入すること(弾きやすいように調整してもらうこと)
- 弦を1番細い太さに張り替えること(楽器店で出来ます)
- ギター教室があれば通わせる(親がギターを弾かないと、独学では難しい)
- ギターはケースに入れず、すぐ弾けるように常に出しておく(ギタースタンド立て掛け)
ギターは大人でも挫折する人が多いので、子供なら尚更継続するのが難しいです。
「挫折してもいい」くらいの軽い気持ちで始めてみましょう。
親側が「なんで練習しないの!?」と怒っては絶対だめです。
子供がギターを始める年齢
ギターを始めるのに、子供でも大人でも年齢は関係ありません。
とは言っても下の年齢は3歳がギリギリだと考えています。
2歳半〜3歳くらいで、やっと自分の意思が伝えられるようになるからです。
ちなみに私は息子が3歳になった時にギターを購入しましたが、徐々に離れていきました。
- そもそも興味がない(親が一方的に弾かせたい)
- 沢山の誘惑がある(テレビ/ゲーム/オモチャ)
大事なのはギターって「楽しい」「カッコイイ」と思ってもらえる環境作りだよ。
それが難しいわね
継続ポイントを見ていこう。
子供用ギターの選び方
ギターの種類
アコギ
- ボディ幅が厚い
- 重量が軽い
- 弦が太い
- 弾き語り向き
- 一人で完結できる
エレキ
- ボディ幅が薄い
- 重量が重い
- 弦が細い
- バンド向き
- アンプ・エフェクターが必要
ギターは主にアコギ(アコースティックギター)とエレキ(エレキギター)に分けられます。
※クラシックギターもあります。
基本はどちらを選んでもOKです。
すでに子供が好きな音楽(ジャンル)があれば、それにあったギターを購入しましょう。
エレキギターは別途アンプを必要としますが、機種によってはギター本体にアンプが内蔵された物もあります。
ボディサイズ
楽器店に行くとミニギターをよく見ますが、実は子供用でありません。
持ち運びやすいように小型にした「トラベルギター」になります。
子供の年齢にもよりますが、普通サイズのギターは大きく抱えるのが難しいため、結果トラベルギターを使うことが多いです。
もちろん絶対ではありません。
YouTubeを見ると、床に大きなギターを置きながら頑張って弾く子もいます。
この場合は「親のギターをいつの間にか触るようになった」「親が自分のギターを与えた」などが多いです。
もし普通サイズのギターを抱えられるのであれば、年齢関係なくそちらをオススメします。
購入場所と価格
購入場所は実店舗がオススメだよ。
通販の方が安いのは確かですが、ギターは実際に触って選ぶことがものすごく大事です。
「サイズ」「重さ」「色」は、実際に自分の目や手で感じるのと、ネット上の数値を見ただけでは全然違います。
【子供と一緒に買いに行く場合】
楽器店に行くとわかりますが、ミニギターの種類は意外と少ないです。
選択肢の少ない中で選ぶのは大変ですが、実際に触って「サイズ」「重さ」「色」などを感じることが大事です。
子供自身が色や形を見て、気に入ったギターを買ってあげてください。
好きでもないギターで練習すると自然に触らなくなります。
【サプライズでプレゼントする場合】
1万円のギターで十分です。
子供にサプライズでプレゼントするギターであれば、1万円でも3万円でも代わりありません。
私が相談を受けた実例として、楽器店に下見に行ったら1万円のギターではなく、3万円のギターを勧められたそうです。
子供の誕生日やクリスマスにサプライズでギターを買う時、ギター経験がない親は選ぶことが難しいため、店員に頼ると上記のようなことになります。
店員は高い楽器を売りたい訳ではありません。
(商売上、高い楽器を売りつける人もいるかもしれませんが…)
価格が高ければ「物が良い」のは間違いないからです。
ギター購入時のポイント
楽器店で以下の2つをやることで、ギターが弾きやすくなるよ。
弦高を下げる
ギターを覚える時に一番の敵になるのが指の痛みです。
弦を押さえると必ず指先が痛くなります。
子供・大人関係なく、この壁を超えられず挫折する人は多いです。
少しでも指への負担を軽減するために、弦高を下げて弾きやすくします。
弦高とは?
フレットの頂点から、弦の下部の間を意味します。
一番細い弦に張り替える
細い
- エクストラライト
010.014.023.030.039.047 - カスタムライト
011.015.022.032.042.052 - ライト
012.016.024.032.042.053 - ライトミディアム
012.016.024.035.045.056 - ミディアムライト
013.017.026.035.045.056 - ヘビー
014.018.027.039.049.059
太い
弦のゲージ(太さ)を一番細い物に変えます。
音のバランスを考えると“ライトゲージ”が良いとされますが、初心者や女性には細い一番細い「エクストラライト」がオススメです。
メーカーによってゲージ(太さ)の表記が違ったり、弦の種類によっては無い物もあるため、店員さんに聞いてみてください。
オススメの子供用ギター紹介
ミニギターというのは、普通サイズのギターを無理矢理小さくしたギターのため、作りに無理があります。
- キレイな音が出ない
- チューニングが合わない
- チューニングがズレやすい
上記問題が少ないギターとしてYAMAHA JR2をオススメします。
誰もが知っている国産メーカーの「YAMAHA」なので、安心感があります。
カラーはナチュラルとサンバーストの2種類。
ちなみに私が子供に購入したのはJR2の前機種であるFG-Junior(JR-1)です。
子供にギターを教える方法
ギター教室に通う
ギター教室に通わせるのが一番です。
言い方が少し悪くなりますが、「通わせる」=「半強制的に習わせる」ことができるからです。
現在はオンライン講座やYouTubeでも学ぶことは可能ですが、実際に対面で学ぶ方が絶対に成長します。
教室に通えば友達もできるし、発表会で人前に出る良い経験ができるよ。
ただし、「近所にギター教室がない」という人は少なくありません。
ギター教室に通わせたい方は以下のサイトを参考にしてみて下さい。
自宅で練習する
- ギター教室が近場にない
- 子供の場合、送り迎えがある
- お金がかかる
- 気軽に始めたい
上記の理由から、独学でギターを覚える人が圧倒的に多いです。
子供にギターを教えたい人が見る動画
ギターを始める第一歩としてオススメしたいのが、Youtuberでギター講師の瀧澤克成さんの動画です。
とにかくわかりやすく解説してくれます。
まずはこれを見てからスタートしてみてください。
オススメの入門書
多くの方がギターと一緒に入門書(教則本)を購入します。
子供用のギター入門書ってあるの?
“子供用”として販売しているのは2〜3冊程度。
購入者のレビューを見ると、小学生低学年には難しいというのがほとんどです。
オススメの入門書(教則本)は上記動画の瀧澤克成さんが監修している「DVD誰でも弾ける!アコースティックギター」です。
注1)子供用ではありません。
注2)Youtube動画と連動はしていません。
私はこれ以外にも入門書(教則本)を所有していますが、他に比べて写真・図解・アニメ風で飽きない工夫になっています。
もちろんフルカラーです。
付属のDVDは書籍と連動しているので、より理解しやすくなっています。
収録曲を見ると子供が好きそうな曲は少ないです。
正直、子供が教則本だけで覚えるのは難しいかな…
挫折なせないポイント
親がギターを弾くなら、その姿を普段から見せるのが良いです。
弾けない場合は、子供が興味ある歌やアーティストの映像を見せてモチベーションを上げましょう。
「ギターって楽しい」「カッコイイ」と思ってもらえることが大事です。
私の知り合いの子供さんは、3人のうち2人が挫折しました。
話を聞いて共通点がわかりました。
継続できた人
- ギターを常にケースから出している
- 実際の曲を練習している
挫折した人
- ギターを常にケースに収納している
- ドレミをひたすら練習している
ギターは常に出しておく
買ってもたったギターが大事なのも分かりますが、ギターは常にケースから出しておくことをオススメします。
ギタースタンドは安い物でいいので準備してください。
ケースに「入っている」「入っていない」では弾く環境が全く違います。
これは子供だけに言えることでなく、ギターを弾く全ての人に言えます。
ケースに入っていると「出すのがめんどくさい」と弾くまでの距離が長くなります。
出してあるだけで「ちょっと弾こうかな」とギターに手が伸びます。
1日に長時間練習する必要はないよ。
毎日、5分〜15分で十分。
ギターを触ることに意味があるんだ。
実際の曲を練習
基礎練習というのは、何かする時には絶対必要です。
しかし基礎練習だけではつまらないため、ギターを弾かなくなります。
基礎練習はほどほどに、実際の曲を練習した方がいいです。
曲を練習すれば伴奏・メロディーなどがあるため、弾いて楽しいです。
まとめ
- ギターを始めるに年齢は関係ない
- 1万円のギターで十分
- 楽器店で購入すること(弾きやすいように調整してもらうこと)
- 弦を1番細い太さに張り替えること(楽器店で出来ます)
- ギター教室があれば通わせる(親がギターを弾かないと、独学では難しい)
- ギターはケースに入れず、すぐ弾けるように常に出しておく(ギタースタンド立て掛け)
今回は子供にオススメのギター「選び方」と「教え方」について解説しました。
ネットを見ると選び方・教え方と言うのはたくさん出てきます。
どれも正解であり、間違いではありません。
ギターは難しいけど、考える前にまずやってみよう。
おはようございます~~
私の場合は「子」ではなく「孫」が対象ではありますがw
いつの日か興味を持って、弾いてくれればなあという野望はあります
その日のために色々と妄想するのですが
最初の候補は指の負担が少ないナイロン弦ギターでした
でも、指板幅が大きな問題かな~~ということで
ショートスケールでナット幅が42~43mmくらいのはないものかと
たまに捜索を続けております
そんなわけで、今回の記事めちゃくちゃ参考になりました
ありがとうございます~~~!!!
ziziさん
こんにちは!
ziziさんの言う通り最初はナイロン弦を選択するのありですね!
指板幅が問題ですが…
現状、どっちを取るかですね。
子供に幅広い指板は手のサイズを考えるるとそもそも難しいのかなぁと思ってしまいます。
「やらされている」より「自分からやりたい」気持ちが理想ですね!
将来、子供とセッションすることを目標に私も頑張らないと!と思うこの頃です。