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- ゴム製カポタストの特徴を知りたい
- 使い方について知りたい
ゴム製のカポタストは、1970–80年代のフォークブーム時代に多くの人が愛用していました。
弾き語りに最適なこのアイテムは、THE ALFEEの坂崎幸之助さんも愛用していることで有名です。
本記事では、ゴム製カポタストの特長や利点、さらには注意点について詳しく解説します。
この記事を読むことで、ゴム製カポタストがあなたのギター演奏にどのように役立つか、どんな場面で最適なのかがわかります。
初心者でもわかりやすいように解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

金属製カポタストには無いあたたかみのある音、レトロな雰囲気を楽しみたい人にオススメだよ。

ゴムカポタストの基本情報と特徴

メリット
- 価格が安い
- ネック裏が傷つきにくい
デメリット
- ワンタッチで取り付けできない
- 音がビビることがある
- 劣化でゴムがヘタってくる
1970–80年代のフォークブームで多くの人が使用していたのが、ゴム製のカポタストです。
弾き語りで使われていることが多いです。
ゴム製カポタストの特長は、布ゴム素材の中に、金属の穴があり、シャフトを挿し込むものです。
THE ALFEEの坂崎幸之助さんがゴム製のカポタストを使用しているのは有名です。
採用している理由は「金属製のカポタストより音がシャープにならないから」だそうです。
現在、ゴム製のカポタストを扱っているのは2社だけになります。
少し前までは、TAKAMINE(TEC-800F)も販売していましたが生産終了しました。

近年は安価で高性能なカポタストが出てきたから、ゴム製カポタストの需要は減っているね…
メーカー | 特徴 |
---|---|
S.yairi (エス.ヤイリ) 約 800円 | ・シングルシャフト ・ダブルシャフト |
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) 約1400〜8,500円 | ・シングルシャフト カーブフレット用 フラットフレット用 ウクレレ、バンジョー用 スライドプレイ専用 12弦ギター対応用 |
※JIM DUNLOPのスライドプレイ専用の価格が約8,500円と高額になります。
シングルシャフト・ダブルシャフトとは?

フレットを押さえるバーが1本か2本の違いです。
使い方を解説


ギターに取り付けるために、まずはカポタストを開く必要があります。
金属のシャフトから固定されている部分を抜きます。

金属シャフト部分を、弦に当てた状態にします。


カポ本体を固定しつつ、もう一方の手でゴムを引っ張り固定します。
カポタストによっては、締め付け具合が2段階ある物もあります。


取り付け後に各弦を弾いて、音がビビらないか確認してね。
ゴム式カポタストをレビュー

着脱・圧力調整
着脱はいまいち
ゴム製のカポタストは、一度ゴムを伸ばして取り付ける必要があるため着脱性は悪いです。
片手では取り付けできません。
KYSERカポのようにワンタッチ(片手)で取り付けできないため、めんどくさいと感じる人もいます。
圧力調整はほぼできない
S.yairi製かJIM DUNLOP製によって、圧力調整が2段階できる物もあります。
ただし、そこまで大きな違いはないため、圧力調整はほぼできないと言っていいです。
外観がゴツい
近年のカポタストは見た目がとてもオシャレでカッコいいカポタストが多いです。
それにく比べ、ゴム製のカポタストは布製のため、スタイリッシュとは言えません。
人によってはゴム製のカポタストはレトロでオシャレと感じる人も少なからずいますが、多くの人はカッコよさ求めます。
使って気づいた不満点

ゴムの性質上、経年劣化で「割れ・毛羽立ち・収縮」します。
他のカポタストより、耐久性は悪いため、長く使えるカポタストではありません。
ゴム式カポタストはこんな人にオススメ
最初に手に入れたカポタストは「ゴム製のカポタスト」という人も多いです。
昔はカポタスト=ゴム製であり、多くの入門セットに付属していました。
初心に戻り懐かしい気分を味わいたい人にオススメです。
金属カポタストにありがちなキンキンとしたサウンドではなく、あたたかみのあるサウンドを求めている人
見た目から同じものを使うのは大事です。
FAQ(よくある質問)

- 買ってすぐ音がビビるのですが不良品ですか?
- ギターは「ネック形状・指板形状・フレット形状」様々あります。
ゴム製のカポタストは固定力が強いわけではないため、ギターによって不安定になることがあります。
- 買って損はないですか?
- なんでも試してみることは大事です。
ただし、経年劣化が早いことなどを考えると、個人的にはメインカポにはならないです。
まとめ

ゴム製カポタストは、1970–80年代のフォークブームで多くの人が使用していたアイテムです。
その特長は、布ゴム素材に金属の穴があり、シャフトを挿し込むことで弦を押さえる仕組みです。
THE ALFEEの坂崎幸之助さんも愛用し、金属製よりあたたかみのある音質が得られるため、特に弾き語りに適しています。
ただし、片手での着脱が難しく、経年劣化で耐久性が低い点もあります。
レトロなデザインが好きな人や、坂崎幸之助さんのファンには特にオススメです。

坂崎幸之助さんの考え「金属製のカポタストより音がシャープにならない」を真似したい人は使ってみてね。
