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- 各モデル「C-1・S-1・L-1」の違いを知りたい
- 初めて買うならどのモデルを選べばいいのか知りたい
- SHUBBカポタストは他のカポタストと何が違うのか知りたい
「初めてカポタストを買うならどれがいい?」「SHUBBって初心者でも使える?」そんな疑問を持っていませんか?
SHUBBカポタストは、圧力調整ができ、弦をしっかり押さえられるため、初心者でも安心して使えます。
さらに、C-1・S-1・L-1のラインナップがあり、音の特性に合わせて選べるのも魅力です。
この記事では、SHUBBカポタストの特徴やメリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。

SHUBBカポタストを5個所有している僕が魅力を詰め込んだ記事になっているから最後まで読んでみてね。

SHUBBカポタストの特徴と魅力
SHUBBカポタストとは?

SHUBB(シャブ)は、1974年にアメリカで設立されたギターアクセサリーメーカーです。
創業者であるリック・シャブとデーブ・コーエンによって開発されたカポタストは、革新的なデザインと高い機能性で世界中のギタリストに愛されています。
SHUBBカポタストは、独自のレバー式クランプシステムを採用しており、簡単に装着できるだけでなく、均一な圧力で弦を押さえることができます。
特にC-1・S-1・L-1のモデルは、アコースティックギター、クラシックギター、エレキギター用の製品ラインナップが揃っており、多くのプロミュージシャンに使用されています。
高品質な素材と精密な設計により、耐久性が高く、長年にわたって信頼され続けているブランドです。
メリット・デメリット

メリット
- 取り付けが簡単
- 圧力調整ができる
- 素材の種類が豊富
- 交換部品がある
- 世界中で使われる信頼感
デメリット
- 曲中に転調ができない
- 種類が豊富で品番がわかりにくい
SHUBBカポタストの特徴は、デザイン、仕様、価格、使用感どれをとっても最強クラスです。
世界中のギタリスト(素人、プロ問わず)に愛用者が多く、演奏スタイルを選びません。
まさに万能カポタストです。
唯一の弱点は、曲中に転調できないことです。
プロから初心者まで幅広く支持される理由
着脱が簡単で圧力調整ができる
簡単に装着・取り外しができる上、圧力調整もできるカポタストになっています。
ギターはメーカー・機種によってネックの太さや指板の広さが異なるため、それに合わせられるのはとても良いです。
ただし、初心者は慣れるまで圧力調整(ネジ調整)がストレスに感じる場合があります。
レバー式クランプで正確なチューニングを維持
SHUBBカポタスト最大の特徴は、独自のレバー式クランプシステムです。
弦に均等な圧力をかけることで、ピッチの狂いが少なく、安定したチューニングを維持できます。
高品質な素材と耐久性
SHUBBカポタストは、ニッケル(C-1)・ステンレス(S-1)・アルミニウム(L-1)など耐久性に優れた素材を使用しています。
プロのハードな使用にも耐え、長期間愛用できる信頼性の高さが魅力です。
幅広いギターに対応するラインナップ
アコースティック、クラシックギター、エレキギターなど、様々なギターに対応するモデルを展開しています。
さらに、12弦やチューニング別に合わせたモデルも用意されており、初心者からプロまで自分に最適なカポタストを選べます。
プロも愛用する確かな実績
SHUBBカポタストは、世界中のプロギタリストにも愛用されています。
高い精度と信頼性が評価され、レコーディングやライブ演奏でも広く使用されています。
その実績が、初心者にも「長く使えるカポタスト」として選ばれる理由です

初心者にとって使いやすく、プロにとっても妥協のない品質を提供する、まさに「万能なカポタスト」だよ。
SHUBBカポタストの種類と選び方

C-1・S-1・L-1の違い

モデル | 特徴 |
---|---|
![]() C-1 (クラシック) | 素材:ニッケル/ブラス 耐久:腐食していく 固定:ローラー/デルリンキャップ 重量:51g 価格:2,500〜2,800円 推奨:始めてSHUBBを使う人 |
![]() S-1 (デラックス) | 素材:ステンレス 耐久:腐食にしくい 固定:ローラー 重量:48g 価格:3,700〜4,900円 推奨:高品質を求める人 |
![]() L-1 (ライトウェイト) | 素材:アルミニウム 耐久:傷つきやすい 固定:デルリンキャップ 重量:23g 価格:2,300〜2,700円 推奨:軽いカポが欲しい人 |
SHUBBカポタストは様々な製品ラインナップがありますが大きく分けて上記3種類になります。
この3種類からカラーバリエーションや限定品などへ派生していきます。

まずはC-1・S-1・L-1があることを覚えてね。
構造・部品の違い

形状は同じように見えますが、圧力調整部の構造が一部異なります。
元々、SHUBBカポタストは全てデルリンキャップ(三角帽子)を採用していました。
その後、さらに滑らかな稼働を可能にするためにローラー式に変更されています。
正直、そこまで使用感に違いはないです。
重量による音の違い

SHUBBカポタストのC-1とS-1は重量差がわずか3gで、初心者には音の違いが判別しにくいほど似ています。
L-1はその約半分の重さで、軽くて柔らかい音が出やすいのが特徴です。
カポタスト全般に、重いほど低音が出やすくサスティーンが伸び、軽いほど演奏性が高く音が軽くなる傾向があります。
C-1はバランス型、S-1は高音がハッキリ、L-1は柔らかく少し安っぽい印象です。
上級者はS-1、初心者は安いL-1という決めつけはありません。
初心者でもC-1、S-1を選んでもOKです。

演奏する曲やギターに合わせて使うのもアリだよね。
素材により耐久性の違い

C-1とS-1を比べた時に、やはりS-1(ステンレス)の方がキレイな状態を維持します。

また、同じC-1でもニッケルとブラス(真鍮)で腐食の程度が異なります。
品番の見分け方

素材の見分け方
アルファベット | 素材 |
---|---|
C | ニッケル/ブラス(真鍮) |
S | ステンレス |
L | アルミニウム |
対応楽器の見分け方
数字 | 特徴 |
---|---|
1 | アコースティックギター用 |
2 | クラシックギター |
3 | 12弦ギター用 |
4 | エレキギター用 |
5 | バンジョー用 |
6 | ゾネーターギター/ラップスティール専用 |
7 | 5.4.3弦 or 4.3.2弦(オープンD/オープンA) |
8 | 6.5.4.3.2弦 or 5.4.3.2.1弦(ドロップD) |
9 | ウクレレ用 |
多くの人が使用するのが1(アコースティックギター)、4(エレキギター)になります。
ただし、あくまで目安であり、所有するギターの指板のアール(R)に合わせる必要があります。
カラーの見分け方
数字 | カラー |
---|---|
A | アンティークフィニッシュ(生産終了) |
B | ブラス |
G | ゴールド |
K | ブラッククローム |
N | ブラッシュドニッケル |
P | パウアパール |
R | ニッケルメッキ |
Rose Gold | ローズゴールド |
数字の後にアルファベットが無い物はシルバーになります。
一部の製品の中には、ラバースリーブが通常の黒ではなく、クリアタイプも存在します。
限定品・限定カラー
モデル | カラー |
---|---|
50周年記念 限定カポタスト | C1z(ロゼッタ) C1d(ブルーダイヤモンド) C1vs(バイオレットスカイ) eC1b(セコイア) T1(ソリッドチタン) |
L1 MIX LTD | ブルー&レッド(日本限定) |
松井祐貴 カポタスト | ゴールド ピンクゴールド |
龍藏カポタスト | シルバー |
井草聖二カポタスト | ピンクローズ |
SHUBBカポタスト50周年限定アニバーサリーとして限定品が販売されました。
注目はソリッドチタンを採用したT1ですが、価格がなんと約47,000円と高額です。
SHUBBはギタリスト(松井祐貴さん、井草聖二さん、龍藏さん)のコラボ製品も多数販売しています。
見た目は普通のカポタストですが、本体に刻印が入っている仕様になります。
迷ったらこれ!初心者の選び方

ギター初心者にはC-1がオススメです。
理由は価格が手頃でコストパフォーマンスに優れているからです。
耐久性の高いニッケルを使用しており、長く使い続けることができます。
S-1でもいいですが価格が高いため手が出しにくいのが本音です。

まだSHUBBカポを持っていない人も是非試してみてね。
SHUBBカポの使い方

取り付けは至って簡単です。
上から挟み、レバーを押し上げると固定されます。
ギターのネックや指板の厚みによっては、購入時のままでは使用できないことがあります。
レバーに付いているネジを回して締め付け圧を調整します。
SHUBBカポは完全に固定することができません。
画像では固定されているように見えますが緩くて落ちてきます。
使わない時はポケットに入れておくのが無難です。
SHUBBカポをレビュー
優秀な着脱と圧力調整

ワンタッチで取り付け簡単
片手で取り付けるのは難しいです。
片方の手で、黒いゴム部分を指板に押し当て、もう片方の手で、レバーを押し上げることになります。
挟みこむだけのKYSER、Maton、Thaliaなどと比べれば、着脱は良くありませんが不便さは感じません。
圧力調整もできる
SHUBBカポタストは、ネジ式の圧力調整機構を採用しており、ギターのネックや弦の太さに合わせて最適な締め付け具合を設定できます。
取り付け前にネジを回して圧力を調整し、適切な強さにしておくことでチューニングの狂いを最小限に抑えることが可能です。
装着後に圧力を変えることはできませんが、一度設定すれば毎回同じ圧力で装着できるため、安定した演奏が可能です。
シリーズによって異なるサウンド

トータルバランスが良い
C-1、S-1の重さが絶妙なので、軽くて「低音が弱い」「重すぎて低音が強すぎる」という感じはしません。
とにかくバランスが良く、演奏する曲や使用するギターを選びません。
シリーズによって使い分けも楽しい
C-1:低音から高音までバランスが良い
S-1:やや金属音が出やすい
L-1:柔らかな音質
上記はあくまで私個人が感じた印象ですが、素材による音の違いは間違いなくあります。
曲やギターの特性に合わせて選ぶことで、表現の幅を広げることができるのもSHUBBの魅力です。
マジで壊れない

私が5個所有するSHUBBカポタストの中で一番古いC-1bは約20年ほど使用していますが、一度も壊れたことがありません。
ただし、バネ部分のたわみが弱くなったせいか、締め付け圧を1番強くしないとギターによっては使えなくなりました。
各部品がサビつくこともありませんが、C-1は腐食しやすいです。
ネットの書き込みを見ても「壊れた」というのを見たことがありません。
実際に使って気づいた不満点
不満点はありません。
このブログ記事内でカポタストのレビュー記事は他にも上げていますが、不満点がないのはSHUBBカポタストだけです。
もちろん、人によっては不満点はあるかもしれませんが、私自身はありません。
類似のカポタストと比較してみた
SHUBBカポタストとG7THのNewportは似ていますが、圧力調整の仕組みが異なります。
SHUBBは取り付け前にネジで圧力を調整し、装着後の変更はできません。
一方、Newportは取り付け後でもネジで微調整が可能なため、特にソロギターを演奏する人には便利です。
価格はNewportの方がやや高くなりますが、永久保証がついた高品質なカポタストです。
ただし、SHUBBは使いやすさ・価格・デザイン・コスパの良さから圧倒的に支持されています。

ソロギターを演奏する人はNewportを検討するのも良いかもね。
SHUBBはこんな人にオススメ

価格、音質、耐久性のトータルバランスが良いので、SHUBBカポタストを1つ持っていれば他はいらないくらいです。
初心者は圧力調整に不安があるかもしれませんが、慣れるので大丈夫です。
私自身、ギター初心者で初めて買ったカポタストがSHUBBでしたが問題なく使えました。
カポタストはメーカー・素材・構造によって音質が変わります。
その音の違いを比べる上で基準になるのがSHUBBカポタストだと私は考えています。
結果、音の違いを楽しむためにSHUBBカポタストを5個も所有したり、他のメーカーのカポタストを買い漁っています。
カスタマイズとメンテナンス
デルリンキャップ


現在、販売されているSHUBBカポタストの多くはローラー式ですが、一部の旧タイプはローラーでなく三角の「デルリンキャップ」仕様になっています。
デルリンキャップは回して簡単に交換することができます。
ラバースリーブ(R-1)

ゴム部分は長年使用すると消耗(劣化)してきます。
交換用のラバースリーブは「12弦ギター用」「クラシックギター用」のカポサイズにフィットに作られているため、「6弦用ギター」をお持ちの人はカットして使用することになります。
販売店によっては、1個売りの場合もあれば、12個入りというのもあります。
価格は500〜1,000円が相場です。
カポタスト自体を新しく購入する方法もありますが、私のカポタストのように、年季が入ったカポを長く使いたい人は交換してみてください。

デルリンキャップとラバースリーブの交換方法は別記事にあるから参考にしてみてね。
FAQ(よくある質問)

- SHUBBを購入したいけど、アルファベットや数字の種類がありすぎてわからない
- アコースティックギターであればC-1・S-1・L-1のいずれかをを選べばOKです。
アルファベットは素材、数字は対応楽器を意味します。
詳しくは「SHUBBカポタストの種類と選び方」で解説しています。
- SHUBBBを使うとチューニングがズレやすくなるのですが原因はなんですか?
- 圧力調整(弦の締め付け具合)が適正でないことが考えられます。
強すぎると音がシャープする原因になります。
まとめ: SHUBBの魅力を再確認

SHUBBカポタストは、レバー式クランプシステムを採用し、弦を均一に押さえることでチューニングの安定性が高いのが特徴です。
C-1・S-1・L-1の3モデルは、それぞれ音の特性や素材が異なり、演奏スタイルに合わせて選べるのも魅力です。
- C-1:バランスが良く、幅広いジャンルに対応できる万能モデル
- S-1:ステンレス製でやや金属的な響きがあり、輪郭のはっきりした音
- L-1:アルミ製で軽量、柔らかく優しい音質
高品質な素材と耐久性の高さから、初心者からプロまで多くのギタリストに支持されています。
曲中で転調はできませんが、圧力調整ができることで最適なフィット感を得られるのもメリットです。

音質・使いやすさ・コスパのバランスが良く、1つ持っておけば長く活躍するアイテムだよ。


もりそうさん、こんにちは
豪雨被災ですっかりご無沙汰してしまいました(゚゚)(。。)ペコッ
私の記事の多くは書きためたものが自動でアップされるのですが
なかなかこちらにはコメントできませんでした🙇
シャブカポ、僕も最初に買ったカポでした(懐かしい~)
多分C-1bだと思いますが、ほんと良いカポです
他には無いカチッと感が心地よい
それに末永く使っていくための保守部品もしっかりサポートされていて
それが、なんかメーカーの自信の表れのようにも見えて頼もしく感じたものです
今はいろんなカポに長期浮気中で、出番が減ってますが(笑)
この記事を読んでまた使ってみようと・・・w
それにしても、カポというのは値頃感が絶妙で、
ついつい数が増えてしまう、罪作りな機材でありますね(笑)
ziziさん ご無沙汰しております。
豪雨被災大変でしたね
あれ以降ブログでの記録拝見し、言葉が見つからずコメントは控えさてもらってました。
SHUBBカポは実は私も最近出番が減ってます。ziziさんのいう通りカポは価格が絶妙なので私も色々買ってしまいます。メインで使わないとわかっているのにネットで安い物見ると欲しくなります(笑)