【SHUBBカポ専用】デルリンキャップとラバースリーブ交換方法

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【SHUBBカポ専用】デルリンキャップとラバースリーブ交換方法

もりそう

今回はSHUBBカポの「デルリンキャップ」と「ラバースリーブ」を交換するよ。
  • 部品は簡単に交換できるの?
  • 部品を交換するメリットは?
  • 新品カポを新たに買えばいいのでは?

SHUBBカポは初心者からプロまでたくさんの方が使用している、定番のカポになります。

SHUBBカポに限らず、ギターカポのゴム部分は長年使用すると消耗し、音が“ビビる”原因になります。

私が所有しているSHUBBカポは、すでに20年ほど愛用し、消耗を感じたため今回交換していきます。

今回の記事ではSHUBBカポの「デルリンキャップ」と「ラバースリーブ」の交換方法を解説しています。

記事を読むことで、SHUBBカポの部品交換ができるようになります。

注意

三角のデルリンキャップが付いているのは現在一部のSHUBBカポになります。
旧型の品版に採用されており、近年はロラー式に仕様が変更されています。


メリット
  • 音のビビリがなくなる
  • 弦の振動が適正に伝わる
  • 愛用してきたカポ本体をずっと使える
デメリット
  • 部品を一部加工する必要がある
  • 取り付けには力が必要

もりそう

僕の場合、約20年使用してきて、本体が汚れていい意味で“味”が出てる!
これは新品には出せないから今後もずっと使いたいと考えているんだ。

デルリンキャップとラバースリーブとは?

【デルリンキャップ】

用途:SHUBBカポタスト交換用
対応品版:L1〜L5、L9、C1b、C2b、C8b
価格:約440円

もりそう

冒頭にも書いたけど、デルリンキャップが付いているのは現在一部のSHUBBカポだよ。
近年は徐々にロラー式に仕様が変更されているんだ!

【ラバースリーブ】

用途:SHUBBカポタスト交換用
適合サイズ:12弦用、クラシックギター用
(※6弦用やバンジョー用で使用する場合はカットが必要)
長さ:約5.5cm
価格:約130〜770円

所有率が最も高い「6弦用カポ」に使用する場合はラバースリーブをカットして使用する必要があります。

ゴム自体は柔らかいため簡単にカットすることができます。

デルリンキャップの交換

手順1
準備


新しいデルリンキャップを準備します。
交換する前に両者を比較してみました。
画像のカポは約20年愛用した物ですが、意外と減っていないと感じました。

手順2
取り外す

取り外し方は“回すだけ”です。

力もいらないため簡単に取り外すことができます。

手順3
清掃

デルリンキャップを外すとゴミがボロボロ落ちてきます。
カポの先端も汚れているため、簡単に拭き掃除だけ行います。

手順4
取り付け

取り付け方は「手順2」を逆にするだけです。

手順5
完成


デルリンキャップの交換は超簡単なので数分で終わります。

ラバースリーブの交換

手順1
準備

準備する物

・カッター
・カッティングマット

ラバースリーブは6弦用カポの長さではないため、カットして使う必要があります。

ハサミでも切れないことはないですが、切り口をキレイにするにはカッターがオススメです。
カッターを使うにあたり、下に敷く物が必要です。

MEMO

カッティングマットは100均で簡単に手に入れることができます。
もしくは代用でダンボールや雑誌など、テーブルに傷が付かないような物ならなんでもOKです。

手順2
ラバースリーブをカットする

現在、付いているラバースリーブと並べて、カット位置を決めます。
あとはカッターでカットするだけです。
※怪我しないようにカッターの取り扱いに注意してください。

MEMO

今回はラバースリーブを付けたまま並べてカットしましたが、古いラバースリーブを外してから並べてカットしてもOKです。

手順3
取り外し

ラバースリーブの取り外し方は“引っ張るだけ”です。

※古いカポだと本体に引っ付いていることがあり、力を入れないと抜けないことがあります。

手順4
清掃

ラバースリーブを外してみると、ゴムが劣化した物なのか謎の緑が…

ティッシュでちょっと力を入れれば拭き取ることができます。

手順5
取り付け

上:新
下:古

カットの切り口を見ると、若干ですが右下あたりに段差ができました。

切り口を失敗しても、カットした側から入れてやれば目立ちにくいので大丈夫です。

もりそう

ここがポイント!
取り付けには“成人男性の力”が必要です。

新品のラバースリーブのゴム穴が小さいため、なかなか最後まで押し込むことができません。

私自身、かなりの力で押し込んだ結果、手にカポ本体の跡が付くほどです…

正直、女性や子供の力では厳しいです。

手順6
完成

こんな人にオススメ

  • 長年、使用してきたSHUBBカポを今後も使用したい人

現在のSHUBBカポは2000円前後で新品を購入することができますが、プロの中ではずっと同じ物を使い続けている方が多いです。

もりそう

新品を買うのは簡単だけど、これまで愛用してきたカポを生かしたいと考えている人が多いよね。

SHUBBカポ部品交換のまとめ

メリット
  • 音のビビリがなくなる
  • 弦の振動が適正に伝わる
  • 愛用してきたカポ本体をずっと使える
デメリット
  • 部品を一部加工する必要がある
  • 取り付けには力が必要

今回はSHUBBカポの「デルリンキャップ」と「ラバースリーブ」を交換しました。

部品交換をすることで、長年愛用してきたSHUBBカポをさらに使い続けることができます。

他のカポメーカーでは基本的に交換部品を販売していないため、交換部品を準備している「SHUBB」が多くの人に使われる理由でもあります。

もりそう

交換部品は約500〜1000円で準備できるから是非やってみてね!
MEMO


赤丸の「ゴム」と「バネ」は販売されていません。
個人的にはこれも交換したい所です…

【SHUBB】カポタスト C-1 をレビュー(種類の選び方を解説)

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