
今回はKYSERカポについて解説するよ。
- KYSERの特徴を知りたい
- 品番の選び方を知りたい
- 使い方を知りたい
KYSERは種類やカラーバリエーションが豊富で、どの品番を購入したらいいか悩みます。
私は長年、KYSERを使用しています。
今回の記事では、KYSERの「選び方」「使い方」を解説しています。
記事を読むことで、KYSERの特徴を知ることができます。

メリット
- クリップ力が絶妙で使いやすい
- 片手で取り付けできる
- ヘッド先端に取り付けできる
- 演奏中に転調が可能
- カラーのバリエーションが豊富
デメリット
- 本体の存在感(見た目)が大きい
メーカーサイトより引用
カイザークイックチェンジカポは、カイザーミュージカルプロダクツによって専門的に設計・製造されており、耐久性に優れ、チューニングやフィンガリングを変えることなくキーを変えるというカポタストの役割をシンプルにこなすもので、信頼性の高い製品です。
カイザークイックチェンジカポを使用すれば、熟練のプロギタリストも初心者も一様に、片手で数秒の内にギターを移調させることができます。
また、見た目の美しさは、そのシンプルさから生じます。
カイザーのオリジナルデザインは模倣し得ない精度を誇ります。取って代わるような物はありません。引用元:KYSER
KYSERの特徴は「使いやすさ」と「カラーのバリエーションが豊富」なことです。
洗濯バサミのように、握って挟むだけなので使い方は簡単です。
他のカポタストには無いほど、カラーバリエーションが豊富なので、好みのカラーが見つかります。
使用しない時は、ギターのヘッド先端に挟めることができるのも、意外と便利です。
本体が大きいので、ギターに取り付けると目立ちますが、逆に目立つカラーを使い個性を出すこともできます。
・使いやすさを重視する人
・沢山のカラーバリエーションから選びたい人
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選び方を解説

KYSERの品番は、先頭が「K」と決まっており、その後は「対応楽器」「カラー」で管理されています。
私が所有している「KG6R」で解説します。
対応楽器の見分け方
品番 | 対応楽器 |
---|---|
G | アコースティックギター |
E | エレキギター |
C | クラシックギター |
12 | 12弦ギター |
GD | ドロップD |
BM | ウクレレ/バンジョー/マンドリン |
TL | アコースティックギター/エレキギター |
多くは、G(アコースティックギター)かE(エレキギター)を選ぶことなります。
豊富なカラーバリエーション
- ブラック
- ゴールド
- ブルー
- レッド
- ピンク
- ホワイト
- ラベンダー(薄紫)
- オレンジブレイズ
- イエローブレイズ
- エメラルドグリーン
- メイプル
- カモフラージュ(迷彩柄まではいかない土色)
- タイダイ(ド派手カラー)
- レッドバンダナ(赤に何か模様が入ってる)
- ローズウッド(暗い赤系 虎目)
- カッパーヴェイン(茶系?模様入り)
- フリーダム(アメリカ国旗)
- ディープパープル(紫系)
- シルバーヴェイン(単色でなく…模様入り)
- ブラッククローム(真っ黒までいかない)
とにかくカラーバリエーションが豊富です。
ギターのボディカラーに合わせて選ぶのもオススメです。
私は黒ギターに赤色のKYSERを使用しています。
他にも白、黄、緑が合いそうだなと考えるのも楽しです。
カラーによって生産終了の物もあります。
使い方を解説


手のひら全体を使って握ります。
男性なら指何本かでいけますが、女性には厳しいです。
抑えたい部分(ネック)の上から挟み込みます


曲中で転調する場合は、ヘッドに待機させておきます。
ラッカー塗装のギターに、長時間取り付ける場合は注意してください。
ラッカー塗装とは?
正式名称:ニトロセルロースラッカー
塗装が薄いので、音の「鳴り」が良いとされますが、施工に手間がかかるため、高級ギターに使われることが多いです。
とてもデリケートな塗装のため、取り扱いが難しいとされています。
温度や湿度などで白濁したり、ゴムと化学反応を起こし、ゴム焼け(黒くなる)することがあります。
KYSERカポタストをレビュー

素材はアルミニウムで出来できているので、見た目と違い軽いです。
着脱・圧力調整

洗濯バサミのように、挟むだけなので、片手で着脱することができます。
女性でも扱いやすいのが特徴です。
簡単な着脱が、曲中の転調を可能とします。
KYSERは圧力調整(締め付け具合の調整)できません。
ピッチ(サウンド)

ゴムは柔らかめで、ゴム部分に弦が食い込むような感じがあります。
弦のテンションもキツくならず、音は柔らかめの印象です。
見た目(デザイン)
本体が大きいため、派手なカラーを使うと存在が出ます。
本体の存在感が嫌な人や、ライブなどで人前に出る時に、ギター含めシルエットを気にするようであれば、他をオススメします。

カラーで個性を出したい人にはオススメだよ。
不満点
着脱時のバネの強さが、そこまで強くないため、抑えるコードによっては(個人的にB7)本体がズレることがあります。
他製品との比較
KYSERと近いカポタストは「Maton」です。
共にクリップ式で、使用感はほぼ同じですが、挟みこむクリップ力が大きく違います。
KYSER:バネが弱いため、女性や子供にオススメ
Maton:バネが硬く、男性でも力が必要
ちなみに圧倒的に売れているのは、KYSERです。
Matonは販売店が少ないのも、まだ広がらない理由でもあります。
まとめ

メリット
- クリップ力が絶妙で使いやすい
- 片手で取り付けできる
- ヘッド先端に取り付けできる
- 演奏中に転調が可能
- カラーのバリエーションが豊富
デメリット
- カポの存在感(見た目)が大きい
KYSERの特徴は「使いやすさ」と「カラーのバリエーションが豊富」なことです。
洗濯バサミのように、握って挟むだけなので簡単です。
他のカポタストには無いほど、カラーバリエーションが豊富なので、好みのカラーが見つかります。
カポタストを使用しない時は、ギターのヘッド先端に挟めることができるのも、意外と便利。
カポタスト自体が大きいので、ギターに取り付けると目立ちますが、逆に目立つカラーを使い個性を出すこともできます
・使いやすさを重視する人
・沢山のカラーバリエーションから選びたい人

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