【KYSER】カイザーカポ(KG6)種類の違いを解説

kyser カポタスト レビュー

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この記事はこんな人にオススメ
  • KYSERの特徴を知りたい
  • 品番の違いについて知りたい
  • 使い方を知りたい


KYSERは種類やカラーバリエーションが豊富で、どの品番を購入したらいいか悩みます。

私は長年、KYSERを使用しています。

もりそう
もりそう

今回の記事では、KYSERの「選び方」「使い方」を解説するよ。


KYSER(カイザー)カポ
KYSERの評価
着脱
 (5)
ピッチの安定
 (3)
価格(約2,900円)
 (3.5)
総合評価
 (4)

メリット

  • クリップ力が絶妙で使いやすい
  • 片手で取り付けできる
  • ヘッド先端に取り付けできる
  • 演奏中に転調が可能
  • カラーのバリエーションが豊富

デメリット

  • 本体の存在感(見た目)が大きい

メーカーサイトより引用

Kyser® Quick-Change® は、精巧にデザインされた高耐久性のカポタストです。チューニングやコードフォームを変えずにギターのピッチを上げて異なる
キーで演奏するという、カポタスト本来の目的を確実に果たしてくれる製品です。初心者か熟練のプロミュージシャンであるかに関わらず、ほんの数秒で、
片手だけを使ってピッチを変えることができます。
Kyser® Quick-Change® の魅力はそのシンプルさにあります。近年では様々なデザインのカポタストが販売されていますが、同分野のパイオニアである本
製品には、誰にも真似できない唯一無二の意匠が込められています。

引用元:KYSER

KYSERの特徴は「使いやすさ」と「カラーのバリエーションが豊富」なことです。

洗濯バサミのように、握って挟むだけなので使い方は簡単です。

他のカポタストには無いほど、カラーバリエーションが豊富なので、好みのカラーが見つかります。

使用しない時は、ギターのヘッド先端に挟めることができるのも、意外と便利です。

本体が大きいので、ギターに取り付けると目立ちますが、逆に目立つカラーを使い個性を出すこともできます。

こんな人にオススメ

・使いやすさを重視する人

・沢山のカラーバリエーションから選びたい人

選び方を解説

KYSER(カイザー)カポ

KYSERの品番は、先頭が「K」と決まっており、その後は「対応楽器」「カラー」で管理されています。

私が所有している「KG6R」で解説します。

K:ブランドの頭文字

G:アコースティックギター

6:6弦

R:赤(カラー)

対応楽器の見分け方

品番対応楽器
Gアコースティックギター
Eエレキギター
Cクラシックギター
1212弦ギター
GDドロップD
BMウクレレ/バンジョー/マンドリン
TLアコースティックギター/エレキギター

多くは、G(アコースティックギター)かE(エレキギター)を選ぶことなります。

KG6TL(アコギ/エレキ)

「LT」はローテンションを意味します。
スプリングのテンションが従来の約75%(アコギ用カポで比較した場合)になります。
弦高が低いギターにオススメです。
弦高が低いということは、抑える力が少なくて済むことになります。
それに着目したのがこのはローテンション仕様になります。
カラーはマッドブラックで一番無難で使いやすいカラー。
アコギ・エレキ両者を弾く方にオススメです。

豊富なカラーバリエーション

カラー(一覧)
  • ABALONE
  • SUNBURST
  • ROSEWOOD
  • MAPLE
  • BLACK
  • SILVER
  • GOLD
  • WHITE
  • RED
  • EMERALD GREEN
  • BLUE
  • TIE-DYE

とにかくカラーバリエーションが豊富です。

ギターのボディカラーに合わせて選ぶのもオススメです。

私は黒ギターに赤色のKYSERを使用しています。

他にも白、黄、緑が合いそうだなと考えるのも楽しいです。

カラーによって生産終了の物もあります。

時期によっては限定物やコラボ仕様などもあります。

MEMO

2024年には、富士山、歌舞伎、忍者をイメージした、3種の日本限定カラーが販売されています。

使い方を解説

上から挟む
KYSER(カイザー)カポ
KYSER(カイザー)カポ

手のひら全体を使って握ります。

男性なら指何本かでいけますが、女性には厳しいです。

抑えたい部分(ネック)の上から挟み込みます

下から挟む
KYSER(カイザー)カポ

下から取り付ける人もいます。

間違いではないですが、実際にやると取り付けにくいのがわかります。

ライブ中に取り付けにモタつく可能性があるので、上からの取り付けることをオススメします。

ヘッドに取り付け
KYSER(カイザー)カポ
KYSER(カイザー)カポ

曲中で転調する場合は、ヘッドに待機させておきます。

ラッカー塗装のギターに、長時間取り付ける場合は注意してください。

ラッカー塗装とは?

正式名称:ニトロセルロースラッカー

塗装が薄いので、音の「鳴り」が良いとされますが、施工に手間がかかるため、高級ギターに使われることが多いです。
とてもデリケートな塗装のため、取り扱いが難しいとされています。
温度や湿度などで白濁したり、ゴムと化学反応を起こし、ゴム焼け(黒くなる)することがあります。

KYSERカポタストをレビュー

KYSER(カイザー)カポ

素材はアルミニウムで出来できているので、見た目と違い軽いです。

着脱・圧力調整

KYSER(カイザー)カポ

洗濯バサミのように、挟むだけなので、片手で着脱することができます。

女性でも扱いやすいのが特徴です。

簡単な着脱が、曲中の転調を可能とします。

KYSERは圧力調整(締め付け具合の調整)はできません。

ピッチ(サウンド)

KYSER(カイザー)カポ

ゴムは柔らかめで、ゴム部分に弦が食い込むような感じがあります。

弦のテンションもキツくならず、音は柔らかめの印象です。

見た目(デザイン)

本体が大きいため、派手なカラーを使うと存在が出ます。

本体の存在感が嫌な人や、ライブなどで人前に出る時に、ギター含めシルエットを気にするようであれば、他をオススメします。

もりそう
もりそう

カラーで個性を出したい人にはオススメだよ。

不満点

着脱時のバネの強さが、そこまで強くないため、抑えるコードによっては(個人的にB7)本体がズレることがあります。

他製品との比較

KYSERMaton
タイプクリップ式クリップ式
圧力調整不可不可
着脱力は不要(バネが弱い)力が必要(バネが強い)
価格約2,900円約4,400円
評価
販売サイトAmazon
楽天市場
Yahoo!
サウンドハウス
Amazon
楽天市場
Yahoo!
※横にスクロールできます

KYSERと近いカポタストは「Maton」です。

共にクリップ式で、使用感はほぼ同じですが、挟みこむクリップ力が大きく違います。

KYSER:バネが弱いため、女性や子供にオススメ

Maton:バネが硬く、男性でも力が必要

ちなみに圧倒的に売れているのは、KYSERです。

Matonは販売店が少ないのも、まだ広がらない理由でもあります。

まとめ

KYSER(カイザー)カポ
KYSERの評価
着脱
 (5)
ピッチの安定
 (3)
価格(約2,900円)
 (3.5)
総合評価
 (4)

メリット

  • クリップ力が絶妙で使いやすい
  • 片手で取り付けできる
  • ヘッド先端に取り付けできる
  • 演奏中に転調が可能
  • カラーのバリエーションが豊富

デメリット

  • 本体の存在感(見た目)が大きい

KYSERの特徴は「使いやすさ」と「カラーのバリエーションが豊富」なことです。

洗濯バサミのように、握って挟むだけなので簡単です。

他のカポタストには無いほど、カラーバリエーションが豊富なので、好みのカラーが見つかります。

カポタストを使用しない時は、ギターのヘッド先端に挟めることができるのも、意外と便利。

カポタスト自体が大きいので、ギターに取り付けると目立ちますが、逆に目立つカラーを使い個性を出すこともできます

こんな人にオススメ

・使いやすさを重視する人

・沢山のカラーバリエーションから選びたい人

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