メイトンギターカポをレビュー(Maton)
メイトンカポ
今回はメイトンカポを紹介します。
ネット上を見ても使用している方が少ない。
なぜ?
・カイザー
・ビクター
まだまだ使用者が少ないメイトンカポなので今回は徹底解説していきます。
ソロギタリストTommy Emmauelが使用していることで有名!
インスト音楽によく使われています。
使用ギタリスト
・西山隆行さん
・秦基博さん
・井草聖二さん
・龍藏さん
参考 Maton Guitars株式会社エースケー
メイトンカポの基本情報
カラー:ブラッククローム(1種)
重さ:80g
価格:約3000円
メイトン専用カポではない
メイトンカポに付いて調べてみると、どこの楽器店の商品説明を見ても同じコメントしかありません。
メイトンギターのネックに合わせて設計されているのが特徴
これ以外のコメントが見つからない。
一部では「メイトン専用」という説明。
メイトンギター以外は使えないのか?
実際はメイトンギター以外のギターにも使えます。
今回は私が所有しているギターに付けてみました。
・Martin D-28 Custom
・YAMAHA FG-730ST
しかし、ネックの太さ、形状によっては多少ネックカポの間にと隙間が生まれるようです。
もちろん全然問題ありませんが、メイトンギターだと完璧にフィットすると考えられます。
私自身メイトンギターを所有していないので確認できませんでした。
購入場所と価格
購入場所
購入場所ですが、実店舗・ネットショップ共に取り扱っている店舗が少ないです。
おそらく生産数が少ないと考えられます。
そのため「売り切り」の店舗が多い印象のカポです。
実店舗を回って探すよりはネットで購入した方が早いです。
価格
平均価格は3000円前後
他の一般的なカポとそれほど変わらないです。
ネットだから安いということもなく、どこで購入してもこの価格帯のようです。
重厚感があり3000円というのは妥当な価格ではないでしょうか。
メイトンカポの使用感を語る
サウンド
重さがあるので低音が出る印象。
もし自分の所有するギターでもう少し低音欲しいなぁと思ったら使ってみるのもアリです。
音がこもる感じもありません。
他のカポと比べましたが劇的に音が変わるとということはないです。
カポを使わない曲でもヘッドに取り付けておくことで先端が重くなり、音が変わる
付け心地
※ネジ式ではないので締め付け具合の微調整はできません。
重さ
そのため取り付けるとズッシリ重量を感じる
私の場合、ローコードのB7など押さえるとどうしてもカポに触れてしまい、カポの種類によってはズレてしまうことがあります。
しかしメイトンカポはそんな心配もありません。
これは個人的に良いポイント!
デザイン
とにかく見た目がカッコいい!
締め付け具合も強いのでいい感じです。
ギターを持った際にどうしてもカポの存在感(飛び出た部分)が視野に入ってくる。
個人的にどうしても気になってしまう…
バネの強さ
親指の腹部分で押しただけでは男性でも力が必要。
女性やお子さんの力ではちょっと大変です。
そのため親指の付け根部分を使い取り付ける必要があります。
ヘッドに取り付け
上記でバネの強さに付いて書きましたが、演奏中にヘッドから指板に移動(転調)する動きが難しい。
出来なくはないですが、力が必要な分どうしても演奏よりカポに意識が飛んでしまうことがあります。
メイトンカポの不満点
新品で開封したばかりなのにカポ自体に汚れのような物があった。
下の画像でも確認できますが表面が汚いのがわかります。
これはちょっと残念…
もちろん全ての製品がこのような事象があるとは言えませんが一応こういうこともあるようです。
他のバネ式カポと比較
同類カポで上げらるのがカイザー(Kyser)です。
見た目はそっくりですが実際は大きく異なる点があります。
それが「重さ」と「バネの強さ」です。
メイトン | カイザー |
---|---|
重さ | |
80g 持ってすぐ感じる重厚感 | 41g カポのボディがプラスチックなのでメイトンの半分の重さ |
バネの強さ | |
硬い バネが硬いため手にグッと力を入れる必要がある。 | 柔らかい バネが柔らかいので万人受けする |
最後に
固定の強さ、安心感!
なにより見た目がカッコいい!
メイトンギターをお持ちの方は是非チェックしてみてください。
メイトンギターを持っていない方でもオススメできます!
上記に書いた“重さ”と“バネの強さ”だけ覚えておいてください。


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