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- ローリングカポの特徴を知りたい
- 使い方を知りたい
- 価格が安い物と高い物の違いを知りたい
ローリングカポは転調に便利なカポタストですが、気になる点もあります。
この記事では、ローリングカポの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。
演奏中の転調がスムーズにできる一方、片手での取り付けが難しい、ヘッド先端に付けられないなどの欠点もあります。
この記事を読めば、ローリングカポがどんな人に向いているのか、購入前の不安や疑問を解消できます。

ローリングカポを購入する前に知っておくべきポイントを押さえておいてね。

ローリングカポの基本情報と特徴

メリット
- 演奏中に転調できる
- 転調後もチューニングが安定
- 音質のバランスが良い
- プロ愛用の信頼感
デメリット
- 片手で取り付けできない
- ヘッド先端に取り付けできない
- 存在感(見た目)が大きい
- 価格がやや高め
ローリングカポの特徴は、演奏中にカポタストをスライドさせて、転調(Key変更)できることです。
人気フォークデュオ「ゆず」のお二人も昔から使用しています。
ソロギタリストの押尾コータローさんも使用しているので、ジャンル問わず人気のカポタストです。
音質はサスティーンが伸びたり、低音が強く出たという感じはありません。
そういう意味ではバランスが良いです。
使い方を解説:スムーズなフレット移動


外し方は、ザラザラの部分を引っ張って軸から抜きます。
ピンを抜くような感じです。
購入時はバネが硬いので、女性やお子さんは少し力を入れて外す必要があります。
外れる箇所は片方だけになります。

「取り外し部」を下にして取り付けます。

1フレット程度の移動であれば、親指でゴムの部分を転がします。
ローラーの動きが重く硬いので、慣れないとスムーズに移動するのは難しいです。

大幅な移動であれば右手の「親指・人差し指・中指」をうまく使いスライドさせます。

左手でも出来なくはないけど、左手を使うとネックから手が離れてしまい、ギター全体のバランスが崩れてしまうことがあるよ。

演奏開始時、0カポ(ノーカポ)の場合は、ナット上に待機させておきます。
ナットを超えてヘッド側に待機させてしまうと、転調する時にナットの段差で負荷がかかり、力を入れ直す必要があります。
結果、転調タイミングが若干ズレる原因になるので注意してください。
ローリングカポをレビュー

着脱・圧力調整

着脱は良いとは言えない
ローリングカポは軸からピンを抜くような動作が必要になるため、片手では取り付けできません。
ライブで頻繁に取り外しする場合は、慣れていないとモタつくことがあります。
使用しない時はナット付近に待機させておくことも可能ですが、使用後に移動させる手間がめんどくさいです。
ギターヘッドに取り付けもできないため、ライブではマイクスタンドに設置したトレーに置くか、ポケットにしまう必要があります。
使用アーティストである「ゆず」は曲中に転調することなく、曲が終わればギターを持ち替えるため、連続で使用することはほとんどありません。
ソロギタリストの押尾コータローさんも転調曲のみで使用します。

自宅で使うなら問題ないけど、ライブで多様するには不向きだね。
圧力調整はできない
ローリングカポは圧力調整ができないため、音質や演奏性に影響を与えることがあります。
固定された圧力が弦に均等にかからないと、過剰な圧力で音がこもったり音程が不安定になり、逆に圧力が足りないと音がビビリる原因になる可能性があります。
ネックが太いギターや弦高が高めのギターでは圧力が強すぎたり弱すぎたりすることがあります。
演奏の繊細さを求める人(ソロギターを演奏する人)にとってデメリットとなることがあります。
転調について

スライドのしやすさ
個人的には1フレット程度の転調であれば、素早く移動できるためローリングカポは大いに役に立ちます。
ただし、5フレットのような大幅移動は慣れが必要です。
距離が長いとフレットの段差によって負荷がかかり、転調のタイミングがズレるからです。
ゴムのグリップ力もあるため、瞬発力と力が必要です。
転調後のチューニング
ローリングカポは、圧力調整が固定されているため、転調後も安定したチューニングを維持できます。
ただし、弦の種類やギターの調整具合によっては、圧力が完璧でない場合もありますが、一般的にはチューニングが保たれやすいです。
使って気づいた不満点

現時点で不満点はありませんが、曲中に転調しないのであれば、そもそもローリングカポを使う必要はないと感じました。
着脱性が良いわけでもなく、圧力調整ができるわけでもないです。
それなのに価格が高いため「本当に買ってよかった」と言える人は少ないかもしれません。
他製品との比較
転調で使われるカポタストにKYSERカポがあります。
片手で取り付けできることから、人によってはKYSERカポの方が使いやすいと感じる人もいます。
個人的には1フレット程度であればローリングカポの方が早くスライドでき、大幅な移動であればKYSERカポの方が向いていると感じています。

演奏する曲によって使い分けするのが理想だね。
ローリングカポはこんな人にオススメ
ローリングカポを愛用しているアーティストと同じ物が欲しい人にオススメです。
私の場合はゆずが使用していたので迷わず購入しました。
ローリングカポを使用すれば簡単にKeyを変更できるため、作曲する時に便利です。
類似品について

ローリングカポは正規品と類似品の2種類存在します。
類似品の見た目はそっくりですが、ゴムの素材、作りの質、価格が全く違います。
・Greg Bennett:約4,000〜4,500円
・類似品:約1,000円

約4倍の価格差は大きいよね…
人によっては「正規品は高くて買えない」「ローリングカポを安く体験したい」場合は類似品でも良いですが、質を求めるのであれば間違いなく正規品をオススメします。
私は類似品も所有していますが、3回程度の使用でゴムにヒビが入りました。
以下に詳細に比較した記事があるので参考にしてください。
FAQ(よくある質問)

- 安いローリングカポでも大丈夫ですか?
- カポタストとして普通に使えます。
ただし、ゴムの質感がかなり安っぽいです。
- ギター初心者でも使えますか?
- 使えますが、初心者であればワンタッチのカポタストの方が使いやすいです。
まとめ:曲中に転調したい人は試すべし

この記事では、ローリングカポの特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説しました。
ローリングカポは演奏中の転調がスムーズにできる点が大きな魅力です。
また、転調後も安定したチューニングを維持できるので、プロからも信頼されています。
しかし、片手での取り付けが難しく、価格が高めである点は注意が必要です。
この記事を通じて、ローリングカポがどんな人に適しているか、購入前に知っておくべきポイントが理解できたはずです。

ギター演奏の幅を広げたい人にとっては、検討する価値のあるアイテムだよ。


こんばんは!!!
「取り付けにくい」・・・それなw
「使いこなすには練習が必要」・・それね(^0^;)
とはいえ、半音程度の曲中カポ移動なら絶大な効果がある分
得がたいアイテムではありますね
僕も「慣れなきゃ」「練習しなきゃ」って思うのですが
付け外しが面倒なのでなかなか練習頻度も増えません
むしろバネ式のカポを左手でどこまで早く移動できるか、とかw
移調後に♭や#が頻出して面倒になるコードを
なんとかカポ移動なしで押さえられるようにならないか、とか
そっちの対策に熱心かも知れません(笑)
でもyoutubeだったか、3,4フレット分の移動を
瞬時に、そして正確にローリングカポ移動して
何事もなかったかのように弾き語りする猛者を見たことも有り、
「いつかは私も!」的な野望は、まだ捨てきれずにおります
ziziさん こんばんは!
いつもありがとうございます!
練習頻度が増えないのは私もです(>_<) そのためシャブ、カイザー、ビクターあたりに落ち着いてしまうのが現状… それは曲中に転調しない曲を選んでしまっていることになります(苦笑) 世の中には猛者がわんさかいますからね(笑) 私はこのままフェードアウトするかもしれません(笑) 記事内でちょっと触れましたがAmazonなどに売っている1000円前後のローリングカポを購入してみよかと思っています。 完全ネタ用で!
もりぞうさんこんにちは
私も気になっておりましたこのカポ、k.maki さんという女性 ギターユーチューバーの方(ちょっと美人)が黒い羊 という アイドルの歌
カバーされてまして かなりかっこよくローリングさせてます 良かったら見てください 、回しものではありません、ファンなんで、、
deiqunさん
情報ありがとうございます!
チェックしてみます(^.^)