この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
スポンサーリンク
今回は鳥が目印のクレイトン ULTEM(ウルテム)を紹介するよ。
- ウルテムの特徴を知りたい
- ウルテムの種類を知りたい
- 使い心地を知りたい
ピックは各メーカーのオリジナル品、アーティストモデルなど、無数に販売しているため、全てを把握するのは不可能に近いです。
ギター初心者は、自分に合ったピックに出会うまで時間がかかります。
まだお気に入りのピックが見つかっていない人は是非参考にしてください。
今回の記事では、クレイトン ULTEM(ウルテム)のピックについて紹介しています。
記事を読むことで、ULTEM(ウルテム)の特徴を知ることができます。
メリット
- 本鼈甲(べっこう)に近い素材
- シャキシャキでシャープなサウンド
- 音抜けが良い
- 厚みのランナップが豊富
デメリット
- ピックが歪んでいることがある
- デザインがズレていることがある
- ピックの表面が粉っぽい
クレイトン ULTEM(ウルテム)は、先端が他より鋭角のためシャキッとしたサウンドが特徴です。
本鼈甲に近いとされているため、クリアなサウンドも楽しめます。
元々、素材自体の特性として、滑りにくい傾向がありますが、クレイトン ULTEM(ウルテム)はピックの表面がサラサラの質感でやや滑りやすいです。
厚みの種類が豊富だから、微妙な感触を変えられるのもポイントだよ。
CLAYTON ULTEMの概要
メーカーサイトより引用
ULTEM GOLD は、ピック素材として理想的とされる「べっ甲」に近い感触とクリーンでレスポンスの早い音色を最新の技術で再現した素材を使用しています。爪の感触に一番近いピックとしても有名です。
引用元:Clayton / ULTEM
TORTEXの形状/厚み
形状 | 厚み |
---|---|
TRIANGLE | ・0.38mm ・0.45mm ・0.56mm ・0.72mm ・0.80mm ・0.94mm ・1.07mm ・1.20mm |
STANDARD | ・0.38mm ・0.45mm ・0.56mm ・0.72mm ・0.80mm ・0.94mm ・1.07mm ・1.20mm |
JAZZ | ・0.38mm ・0.45mm ・0.56mm ・0.72mm ・0.80mm ・0.94mm ・1.07mm ・1.20mm |
ウルテムとは?
※画像はクレイトン/ULTEM(ウルテム)
本鼈甲(べっこう)や人の爪に最も違い素材とされています。
素材自体に滑りにくい効果があり、サウンドはクリアでシャープなのが特徴です。
ウルテム素材のピックのほとんどが透き通った薄い黄色のため、ピック売り場でも目に付きやすいです。
最近は異なるカラーも出ているようですがまだまだ少ないです。
先端の汚れが目立ちやすいです。
ウルテムは、製品ラインナップが豊富です。
通常、JAZZ型は硬い物(厚い)が多いですが、ウルテムは0.38mmと柔らかい(薄い)物まであります。
本鼈甲(べっこう)や人の爪に近いので価格が高いイメージですが、ピック素材で最も一般的なセルロイド製と同じ価格帯で販売されています。
CLAYTON ULTEMをレビュー
今回は、TRIANGLE型をレビューしています。
「STANDARD」と「JAZZ」は、より単音弾きや細かいピッキング向きです。
0.38mm/0.45mm/0.56mm
- 「ペラペラ感」「ペチペチ感」
- 単音弾きには向かない
- 初心者のストローク練習向き
数あるピックの中でも薄い厚みになります。
ストロークすると、弦の鳴りと「ペラペラ感」「ペチペチ感」が明らかに音に混ざって聞こえます。
用途としては、ギター初心者がストローク系の曲に使用するのがオススメです
0.56mmになると、柔らかい音の中に「芯」があり「低音」が出始めます。
柔らかいので単音(メロディ)を弾くには、もう少し硬さが欲しいと感じます。
・ギター初心者
0.72mm/0.80mm
- バランスの良いサウンド
- 単音弾き、ストロークどちらでも使える
- 万能ピック
私がオススメしたいのが「0.72mm」と「0.80mm」です。
ラインナップの中でも、柔らかすぎず、硬すぎすとても扱いやすい厚みです。
ストロークした時にピックの“しなり”を感じることができます。
“しなり”を利用して繊細なサウンドを出すことも出来れば、音量も稼ぐことができます。
0.72mmと0.80mmでは、弾いた時に厚みの違いはそこまで感じません。
・初心者〜上級者
・普段、ミディアムの硬さを使っている人
0.94mm/1.07mm/1.20mm
- “しなり”がない
- 強いピッキング向き
- 初心者には扱いにくい
一言で言うと、“ゴリゴリ”サウンドです。
ギター初心者には扱いにくいです。
“しなり”を感じなくなるため、使いこなすには手首の返しが重要になるからです。
アコギの弾き語りスタイルで使用するより、エレキギターでパワーコードや単音弾きで使用することをオススメします。
弾き語りの場合、ピッキングが弱いと音に“こもり”が出ます。
強いピッキングをすることで、芯のあるパワフルサウンドを生み出すことができます。
結果、音量を増すことができます。
・エレキギターを演奏する人
・単音弾きを多く演奏する人
不満点
歪み
歪んでいると“弾く感覚”が変わります。
これまで沢山のピックを買いましたが、ここまで歪んでいるピックはありませんでした。
メーカー由来なのか、楽器店の管理不足なのかはわかりませんが、以上の事例があることを覚えておいてください。
印刷ズレ
演奏上問題ありませんが、なんか気持ち悪いです。
私はピックをネットで購入したので、自分で選ぶことができませんでした。
ピックは実店舗で自分の目/指先で確認した方がいいね。
他製品との比較
ULTEM | ULTEX | |
---|---|---|
握りやすさ | ||
クリア | ||
マイルド | ||
太さ | ||
表面 | サラサラ | しっとり |
種類 | ・0.38mm ・0.45mm ・0.56mm ・0.72mm ・0.80mm ・0.94mm ・1.07mm ・1.20mm | ・0.60mm ・0.73mm ・0.88mm ・1.00mm ・1.14mm |
価格 | 約110円 | 約150〜250円 |
ULTEM(ウルテム)とよく比較されるのが、ジムダンロップのULTEX(ウルテックス)です。
両者、共通しているのはウルテム材を使用していることですが、ピックの表面の質感、サウンドが異なります。
同じ厚みの物がないため、比較が難しいですが、より細かくこだわるのであれば、ULTEM(ウルテム)の種類が豊富です。
同じ素材でも、質感が違うから、両方試してみるがのオススメだよ。
ULTEM(ウルテム):シャープなサウンドを求める人
ULTEX(ウルテックス):野太いサウンドを求める人
まとめ
メリット
- 本鼈甲(べっこう)に近い素材
- シャキシャキでシャープなサウンド
- 音抜けが良い
- 厚みのランナップが豊富
デメリット
- ピックが歪んでいることがある
- デザインがズレていることがある
- ピックの表面が粉っぽい
クレイトン ULTEM(ウルテム)は、先端が他より鋭角のためシャキッとしたサウンドが特徴です。
ウルテム材は、本鼈甲に近いとされているため、クリアなサウンドも楽しめます。
元々、素材自体の特性として、滑りにくい傾向がありますが、クレイトン ULTEM(ウルテム)はピックの表面がサラサラの質感でやや滑りやすいです。
ピックの中でも定番のピックだから一度試してみてね。