ジムダンロップ TORTEX(トーテックス)6種をレビュー

トーテックス

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もりそう
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今回は亀が目印のジムダンロップ TORTEX(トーテックス)を紹介するよ。

  • トーテックスの特徴を知りたい
  • トーテックスの種類について知りたい
  • 使い心地を知りたい

ピックは各メーカーのオリジナル品、アーティストモデルなど、無数に販売しているため、全てを把握するのは不可能に近いです。

ギター初心者は、自分に合ったピックに出会うまで時間がかかります。

まだお気に入りのピックが見つかっていない人は是非参考にしてください。

今回の記事では、TORTEX(トーテックス)のピックについて紹介しています。

記事を読むことで、定番中の定番であるTORTEX(トーテックス)の特徴を知ることができます。


TORTEXの評価
握りやすさ
 (4)
クリア
 (3)
マイルド
 (3)
太さ
 (3)
総合評価
 (3)

メリット

  • バランスの良いサウンド
  • 滑り止め加工がなくても、滑りにくい
  • 削れにくい
  • どこでも買える

デメリット

  • 種類がありすぎて分かりにくい

TORTEX(トーテックス)は、音のバランスが良いのが特徴です。

近年、人気のウルテム材のような、クリアサウンドが際立つものではありません。

クリアでありながら、音に太さがあるため、誰が使っても使いやすいピックです。

その結果、数あるピックの中でも「定番」と言われる理由です。

表面が少しザラザラ加工のようになっているので、滑りにくのも特徴です。

トーテックスとは?
ポリアセタールを米デュポン社が「デルリン」として商標登録したものに、ジム・ダンロップが独自の表面処理をしたもの。
優れた耐久性と適度な柔軟性が特徴です。

もりそう
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ピック選びで迷ったらまずはTORTEX(トーテックス)を使ってみてね。

TORTEXの概要

メーカーサイトより引用

Tortex®は耐久性が高く、柔軟性がありつつも形状を保つことのできる素材です。
ブライトでクリスプなサウンドで、エレキギターの激しいリードプレイや、アコースティックのストロークプレイなど、様々なシチュエーションであなたのプレイに応えてくれます。

引用元:JIM DUNLOP / TORTEX

TORTEXの形状・厚み

形状厚み

TRIANGLE
・0.50mm
・0.60mm
・0.73mm
・0.88mm
・1.00mm
・1.14mm

STANDARD
・0.50mm
・0.60mm
・0.73mm
・0.88mm
・1.00mm
・1.14mm

Pitch Black
※STANDARDのブラック仕様
・0.50mm
・0.60mm
・0.73mm
・0.88mm
・1.00mm
・1.14mm

TEAR DROP
・0.50mm
・0.60mm
・0.73mm
・0.88mm
・1.00mm
・1.14mm

SHARP
・0.73mm
・0.88mm
・1.00mm
・1.14mm
・1.35mm
・1.50mm

WEDGE
・0.50mm
・0.60mm
・0.73mm
・0.88mm
・1.00mm
・1.14mm

T3
・0.50mm
・0.60mm
・0.73mm
・0.88mm
・1.00mm
・1.14mm

JAZZ ROUND
・0.50mm
・0.88mm
・1.14mm

JAZZ III PICK 
・LIGHT
・MEDIUM

JAZZ III WHITE
・0.73mm
・0.88mm
・1.00mm
・1.14mm
・1.35mm
・1.50mm

JAZZ III XL 
・0.73mm
・0.88mm
・1.00mm
・1.14mm
・1.35mm
・1.50mm

Flow Standard
・0.73mm
・0.88mm
・1.00mm
・1.14mm
・1.35mm
・1.50mm

Fins
・0.50mm
・0.60mm
・0.73mm
・0.88mm
・1.00mm
・1.14mm
※上記の他にも種類があります。

TORTEX(トーテックス)形状はとても多いです。

先端の微妙な違いや、若干のサイズ違いなど、実際に触らないと分からないようなレベルもあります。

もりそう
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僕は13種類試したけど、やっぱり基本形の「TRIANGLE」「STANDARD」が使いやすいかな。

「入手のしやすさ」と「お手軽価格」

特殊な形状を除いて、「TRIANGLE」「STANDARD」「JAZZ」はどこの楽器店にも置いてあります。

買えなくて困ることはないピックです。

価格はどの形状も100円前後で購入できます。

TORTEX TRIANGLEをレビュー

0.50mm(赤)

0.50mm(赤)の特徴
  • とにかく柔らかい(芯がある音がでない)
  • 「ペチペチ」サウンド
  • 単音弾きには向かない
  • 初心者のストローク練習向き
  • 疲れにくい

弾いてみると「ペチッ」と音がなり、ペラペラした感覚です。

ある程度ギターを弾ける人であれば「柔らかすぎる」と感じます。

0.50mmと柔らかい(薄い)ため、アコースティックギターのストロークで使用するのに向いています。

エレキギターでも使えないことないですが、ソロパートを弾いたり、パワーコードでガンガン弾くには、音量(パワー)に物足りなさを感じます。

ピックがしなりすぎて、手の力が弦に伝わる前にピックに音が吸収されているような感覚です。

もりそう
もりそう

柔らかいピックは“しなる”から疲れにくいのも特徴だよ。

こんな人にオススメ

・初心者のストローク練習

・アコースティックギターを弾く人

初心者の人へ

ギター初心者は、ピックの「握る力加減」や「手首の使い方」がわからないため、上手く弾けません。

硬いピックになればなるほど、扱いが難しくなります。

まずは柔らかいピックで、手首の使い方(コツ)を覚えるのがオススメです。

ある程度慣れてきたら、徐々に厚みを上げてみてください。

0.60mm(オレンジ)

0.60mm(オレンジ)の特徴
  • 中途半端な硬さ(厚み)
  • 0.50mmよりは芯がある音
  • 「ペチペチ」サウンド
  • 単音弾きには向かない
  • 初心者のストローク練習向き

0.50mm(赤)と比べると、ピックの中に芯が入ったような感覚と弾き心地があります。

正直、0.50mm(赤)と0.75mm(黄)の間ということで中途半端さを感じました。

柔らかいピックを使うのであれば、0.50mm(赤)を使った方が良いです。

0.60mmの柔らかさでは、単音弾きするにはパワーが足りないと感じました。

用途としては0.50mm(赤)と同じです。

こんな人にオススメ

・初心者のストローク練習

・アコースティックギターを弾く人

0.73mm(黄)

0.73mm(黄)の特徴
  • 柔らかすぎず、硬すぎずバランスが良い
  • ストローク、単音弾きどちらも弾きやすい
  • アコースティックギターのキレイな和音を表現できる
  • “しなり”を使った演奏ができる
  • 扱いやすい

個人的に一番オススメです。

適度な硬さで、音に芯があり、“しなり”もあるため、ピッキングのコントロールがしやすいです。

アコースティックギター、エレキギター関係なく使えます。

ストロークでガンガン弾くのも良し、単音弾きでメロディを弾くのも良しです。

アルペジオなど、優しく弾いても音に“こもり”がなく、繊細で綺麗な音を表現できます。

それを可能としているのがピックの“しなり”です。

もりそう
もりそう

ピッキングが強い人が使うと、多少「ペチッ」とするような感覚があるけど、そこまで気にならないよ。

こんな人にオススメ

・全てのギター演奏者

・TORTEXを使ったことない人

0.88mm(緑)

0.88mm(緑)の特徴
  • 芯があるサウンド
  • “しなり”が少ない

0.73mm(黄)から比べると、一気に厚みが増した感覚があります。

しかし実際に弾いてみると、そこまで違いはありません。

強いピッキングをしても「ペチッ」とした感覚は無くなりました。

0.73mm(黄)より、芯があるサウンドが欲しい人にオススメです。

”しなり”も多少あるため、ピッキングのコントロールはしやすいです。

こんな人にオススメ

・0.75mm(黄)よりもう少し硬さ(芯のある音)が欲しい人

1.00mm(青)

1.00mm(青)の特徴
  • “しなり”がない
  • 強いピッキングをしても音が潰れない

しなり”がないため、ピッキングのコントロールが必要になってきますが、芯のあるサンドです。

弱いピッキングで弾くと、低音が出ているような、音がこもったような感覚になります。

ピッキングがしっかりできる人が使うと、戦力になるピックです。

音が潰れることもないです。

私はピッキングが強い方で、アコースティックギターで使いましたが多少「キンキン」する感覚もありました。

一般的な強さで弾けば全然問題ありません。

アコースティックギターより、エレキギターで使う方が向いています。

こんな人にオススメ

・単音弾きする人

・エレキギターを演奏する人

1.14mm(紫)

1.14mm(紫)の特徴
  • “しなり”が全くない
  • 1.00mmとほぼ変わらない

1.00mm(青)と違いはありません。

何度も持ち比べましたが、そこまでサウンドの違いは感じませんでした。

用途も1.00mm(青)と一緒です。

こんな人にオススメ

・単音弾きする人

まとめ

TORTEXの評価
握りやすさ
 (4)
クリア
 (3)
マイルド
 (3)
太さ
 (3)
総合評価
 (3)

メリット

  • バランスが良いサウンド
  • 滑り止め加工がなくても、滑りにくい
  • 削れにくい
  • どこでも買える

デメリット

  • 種類がありすぎて分かりにくい

TORTEX(トーテックス)は、音のバランスが良いのが特徴です。

近年、人気のウルテム材のような、クリアサウンドが際立つものではありません。

クリアでありながら、音に太さがあるため、誰が使っても使いやすいピックです。

その結果、数あるピックの中でも「定番」と言われる理由です。

表面が少しザラザラ加工のようになっているので、滑りにくのも特徴です。

もりそう
もりそう

亀のデザインが特徴で、ピックの中では定番中の定番だよ。

アコギ ピックの持ち方(ストロークを安定させるコツ) ピック滑り止めシール ピック滑り止めシールの効果を検証(PICKSTICKとG-GRIPをレビュー)

2 COMMENTS

ちくりん

TORTEXは緑が最も使用されているのですね。

コブクロの小渕健太郎さんはアコギはオレンジ、エレキはイエローを使用しており、それを見て私も同様の使い方をしています。

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もりそう

ちくりんさん
コメントありがとうございます。
好きなアーティストと同様の使い方をするの凄くわかります。私も同じようなことしてます(笑)

他にも演奏スタイルごとに形状を変えたりしてます。
弾き語りなら「トライアングル」、メロディ弾きが多い曲では「ティアドロップ」などです。
ピックの使い方は無数にあるので、色々試しながらお気に入りを探すのも面白いですよね。

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