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今回は亀が目印のジムダンロップ TORTEX(トーテックス)を紹介するよ。
- トーテックスの特徴を知りたい
- トーテックスの種類について知りたい
- 使い心地を知りたい
ピックは各メーカーのオリジナル品、アーティストモデルなど、無数に販売しているため、全てを把握するのは不可能に近いです。
ギター初心者は、自分に合ったピックに出会うまで時間がかかります。
まだお気に入りのピックが見つかっていない人は是非参考にしてください。
今回の記事では、TORTEX(トーテックス)のピックについて紹介しています。
記事を読むことで、定番中の定番であるTORTEX(トーテックス)の特徴を知ることができます。
メリット
- バランスの良いサウンド
- 滑り止め加工がなくても、滑りにくい
- 削れにくい
- どこでも買える
デメリット
- 種類がありすぎて分かりにくい
TORTEX(トーテックス)は、音のバランスが良いのが特徴です。
近年、人気のウルテム材のような、クリアサウンドが際立つものではありません。
クリアでありながら、音に太さがあるため、誰が使っても使いやすいピックです。
その結果、数あるピックの中でも「定番」と言われる理由です。
表面が少しザラザラ加工のようになっているので、滑りにくのも特徴です。
トーテックスとは?
ポリアセタールを米デュポン社が「デルリン」として商標登録したものに、ジム・ダンロップが独自の表面処理をしたもの。
優れた耐久性と適度な柔軟性が特徴です。
ピック選びで迷ったらまずはTORTEX(トーテックス)を使ってみてね。
TORTEXの概要
メーカーサイトより引用
Tortex®は耐久性が高く、柔軟性がありつつも形状を保つことのできる素材です。
ブライトでクリスプなサウンドで、エレキギターの激しいリードプレイや、アコースティックのストロークプレイなど、様々なシチュエーションであなたのプレイに応えてくれます。
TORTEXの形状・厚み
形状 | 厚み |
---|---|
TRIANGLE | ・0.50mm ・0.60mm ・0.73mm ・0.88mm ・1.00mm ・1.14mm |
STANDARD | ・0.50mm ・0.60mm ・0.73mm ・0.88mm ・1.00mm ・1.14mm |
Pitch Black ※STANDARDのブラック仕様 | ・0.50mm ・0.60mm ・0.73mm ・0.88mm ・1.00mm ・1.14mm |
TEAR DROP | ・0.50mm ・0.60mm ・0.73mm ・0.88mm ・1.00mm ・1.14mm |
SHARP | ・0.73mm ・0.88mm ・1.00mm ・1.14mm ・1.35mm ・1.50mm |
WEDGE | ・0.50mm ・0.60mm ・0.73mm ・0.88mm ・1.00mm ・1.14mm |
T3 | ・0.50mm ・0.60mm ・0.73mm ・0.88mm ・1.00mm ・1.14mm |
JAZZ ROUND | ・0.50mm ・0.88mm ・1.14mm |
JAZZ III PICK | ・LIGHT ・MEDIUM |
JAZZ III WHITE | ・0.73mm ・0.88mm ・1.00mm ・1.14mm ・1.35mm ・1.50mm |
JAZZ III XL | ・0.73mm ・0.88mm ・1.00mm ・1.14mm ・1.35mm ・1.50mm |
Flow Standard | ・0.73mm ・0.88mm ・1.00mm ・1.14mm ・1.35mm ・1.50mm |
Fins | ・0.50mm ・0.60mm ・0.73mm ・0.88mm ・1.00mm ・1.14mm |
TORTEX(トーテックス)形状はとても多いです。
先端の微妙な違いや、若干のサイズ違いなど、実際に触らないと分からないようなレベルもあります。
僕は13種類試したけど、やっぱり基本形の「TRIANGLE」「STANDARD」が使いやすいかな。
TORTEX TRIANGLEをレビュー
0.50mm(赤)
- とにかく柔らかい(芯がある音がでない)
- 「ペチペチ」サウンド
- 単音弾きには向かない
- 初心者のストローク練習向き
- 疲れにくい
弾いてみると「ペチッ」と音がなり、ペラペラした感覚です。
ある程度ギターを弾ける人であれば「柔らかすぎる」と感じます。
0.50mmと柔らかい(薄い)ため、アコースティックギターのストロークで使用するのに向いています。
エレキギターでも使えないことないですが、ソロパートを弾いたり、パワーコードでガンガン弾くには、音量(パワー)に物足りなさを感じます。
ピックがしなりすぎて、手の力が弦に伝わる前にピックに音が吸収されているような感覚です。
柔らかいピックは“しなる”から疲れにくいのも特徴だよ。
・初心者のストローク練習
・アコースティックギターを弾く人
0.60mm(オレンジ)
- 中途半端な硬さ(厚み)
- 0.50mmよりは芯がある音
- 「ペチペチ」サウンド
- 単音弾きには向かない
- 初心者のストローク練習向き
0.50mm(赤)と比べると、ピックの中に芯が入ったような感覚と弾き心地があります。
正直、0.50mm(赤)と0.75mm(黄)の間ということで中途半端さを感じました。
柔らかいピックを使うのであれば、0.50mm(赤)を使った方が良いです。
0.60mmの柔らかさでは、単音弾きするにはパワーが足りないと感じました。
用途としては0.50mm(赤)と同じです。
・初心者のストローク練習
・アコースティックギターを弾く人
0.73mm(黄)
- 柔らかすぎず、硬すぎずバランスが良い
- ストローク、単音弾きどちらも弾きやすい
- アコースティックギターのキレイな和音を表現できる
- “しなり”を使った演奏ができる
- 扱いやすい
個人的に一番オススメです。
適度な硬さで、音に芯があり、“しなり”もあるため、ピッキングのコントロールがしやすいです。
アコースティックギター、エレキギター関係なく使えます。
ストロークでガンガン弾くのも良し、単音弾きでメロディを弾くのも良しです。
アルペジオなど、優しく弾いても音に“こもり”がなく、繊細で綺麗な音を表現できます。
それを可能としているのがピックの“しなり”です。
ピッキングが強い人が使うと、多少「ペチッ」とするような感覚があるけど、そこまで気にならないよ。
・全てのギター演奏者
・TORTEXを使ったことない人
0.88mm(緑)
- 芯があるサウンド
- “しなり”が少ない
0.73mm(黄)から比べると、一気に厚みが増した感覚があります。
しかし実際に弾いてみると、そこまで違いはありません。
強いピッキングをしても「ペチッ」とした感覚は無くなりました。
0.73mm(黄)より、芯があるサウンドが欲しい人にオススメです。
”しなり”も多少あるため、ピッキングのコントロールはしやすいです。
・0.75mm(黄)よりもう少し硬さ(芯のある音)が欲しい人
1.00mm(青)
- “しなり”がない
- 強いピッキングをしても音が潰れない
“しなり”がないため、ピッキングのコントロールが必要になってきますが、芯のあるサンドです。
弱いピッキングで弾くと、低音が出ているような、音がこもったような感覚になります。
ピッキングがしっかりできる人が使うと、戦力になるピックです。
音が潰れることもないです。
私はピッキングが強い方で、アコースティックギターで使いましたが多少「キンキン」する感覚もありました。
一般的な強さで弾けば全然問題ありません。
アコースティックギターより、エレキギターで使う方が向いています。
・単音弾きする人
・エレキギターを演奏する人
1.14mm(紫)
- “しなり”が全くない
- 1.00mmとほぼ変わらない
1.00mm(青)と違いはありません。
何度も持ち比べましたが、そこまでサウンドの違いは感じませんでした。
用途も1.00mm(青)と一緒です。
・単音弾きする人
まとめ
メリット
- バランスが良いサウンド
- 滑り止め加工がなくても、滑りにくい
- 削れにくい
- どこでも買える
デメリット
- 種類がありすぎて分かりにくい
TORTEX(トーテックス)は、音のバランスが良いのが特徴です。
近年、人気のウルテム材のような、クリアサウンドが際立つものではありません。
クリアでありながら、音に太さがあるため、誰が使っても使いやすいピックです。
その結果、数あるピックの中でも「定番」と言われる理由です。
表面が少しザラザラ加工のようになっているので、滑りにくのも特徴です。
亀のデザインが特徴で、ピックの中では定番中の定番だよ。
TORTEXは緑が最も使用されているのですね。
コブクロの小渕健太郎さんはアコギはオレンジ、エレキはイエローを使用しており、それを見て私も同様の使い方をしています。
ちくりんさん
コメントありがとうございます。
好きなアーティストと同様の使い方をするの凄くわかります。私も同じようなことしてます(笑)
他にも演奏スタイルごとに形状を変えたりしてます。
弾き語りなら「トライアングル」、メロディ弾きが多い曲では「ティアドロップ」などです。
ピックの使い方は無数にあるので、色々試しながらお気に入りを探すのも面白いですよね。