MASTER 8 JAPAN ( マスターエイトジャパン ) ピック17種レビュー

ギターピック

MASTER 8 JAPAN ( マスターエイトジャパン ) ピックレビュー

はじめに

MASTER 8 JAPANとは?

MASTER 8 JAPANとは、国内最大のピック専業メーカー「IKEDA PICKS」の奥野浩一さんとカスタムギターブランド「L’s TRUST」の吉田拓也さんが立ち上げたブランドです。

豊富なラインナップ

なんと言っても豊富なラインナップが魅力です。

しかし逆に言えば”わかりにくい”

私がこのピックに興味を持ち、購入しようと思った時一番困ったのはラインナップの多さです。

一般的メーカーのピックならカラー別に分類されてわかりやすいです。

MASTER 8 JAPANのピックはカラーが似ており、その中で仕様が異なるのでイマイチわかりにくい…

そこで今回はおにぎり型のピックを購入したのでレビューしていきます。

是非、参考にしてみてください。

基本情報を確認

形状・仕様・厚み

解説するにあたって
今回紹介するのは一般的に流通しているピックです。
MASTER 8 JAPANのピックの中には限定物やアーティストモデルもあるので全てを網羅するのは難しいです。
※上記写真で確認できると思いますがD-801 HARD GRIPの0.6mmを購入できず準備できませんでした。
ご了承ください。

形状(3種)
※今回はおにぎり型(トライアングル)で解説します。
・TRIANGLE(トライアングル)
・TEARDROP(ティアドロップ)
・JAZZ(ジャズ)
仕様(5種)
・INFINIX
・INFINIX HARD GRIP
・INFINIX HARD POLISH with RUBBER GRIP
・D-801
・D-801 HARD GRIP
厚み(3種)
・0.6mm
・0.8mm
・1.0mm
MEMO
JAZZは厚みが異なります。
・0.88mm
・1.0mm
・1.2mm

INFINIXとINFINIX HARD GRIPの見分け方

INFINIXとINFINIX HARDはほぼカラーが同じで見分けが付きません。

ではどこで見分けるのか?

上記画像で確認してみましょう。

ポイント
INFINIXは文字(マーク)が片面印刷
INFINIX HARDは文字(マーク)が両面印刷
HARDは両面に印刷があることでグリップ力が増すと覚えておくとわかりやすいです。

バリ問題

画像で確認できますが、バリが残っています。

ピックを製作する上でどうしても発生してしまうようです。

海外製ピックでバリが無い物をあります。
国産クオリティならキレイに加工できないものか…

もちろんバリがあるから演奏に支障があるわけではありませんし、気になったらヤスリで削ればいいだけです。

ただネット上では色々言われているのも事実

とにかく割れやすい
バリのある所から割れることがある
ネットで購入したらすでに割れていた
調べて見るとこれは初期の生産分らしいです。
そのため現在出回っているものは改良されています。
ただ、店舗によっては初期生産分の在庫がある場合は”割れやすい物”かもしれません。

INFINIX TRIANGLE

MASTER8JAPANが初めて世に放つ、次世代のピック新素材「INFINIX」。
ギターピックに史上初めて採用した特殊プラスチックで柔軟性、形状記憶性、対磨耗性に優れており、ピックに使用されている通常のプラスチックに比べピックノイズが少なく、弦への吸い付きが非常に良い。磨耗に対しても強く、長時間の演奏でもピックが削れづらいので変わらないニュアンスでのプレイが可能。
握り心地も鼈甲に近く指への密着性があるためグリップ力も高い。
ニュースタンダードとなる新素材である。

引用元:master8japan

0.6mm

使用感を語る

0.6mmなので柔らかいのは当たり前ですが、思っているよりもっと柔らかい感覚があります。

そのためサウンドにもそれが出ます。

「ペチペチ」サウンド。

硬さがないため芯がないよう印象です。

滑り止め加工はなっていませんが、新素材「INFINIX」の特徴なのかそもそもが滑りにくです。

滑り止め加工が苦手な方もこれなら違和感なく弾けます。

そのため初心者の方がストロークの練習するのがおすすめです。

単音弾きには向きません。

0.8mm

使用感を語る

私が普段好んで使用しているピックの厚みはどのメーカーでも0.8mm前後です。

それらに比べるとピックが柔らかい!!

本当に0.8mm?
と疑うかもしれません

柔らかいのはサウンドにも影響します。

ポイント
普通、0.8mm前後であればある程度の硬さがあり、その中に”しなり”があるようなイメージです。

しかしこれは最初弾いた時に”しなり”がきます。

サウンドも芯が通ったというより「ペチペチ感」が残ります。

単音弾きはできますが、もうちょっと硬さが欲しい所。

1.00mm

使用感を語る

私含め、普段0.8mm前後を使用している方はやっとこの硬さがきたかという印象です。

ポイント
芯がある硬さで”しなり”もある。

そのため強めにピッキングしてもペチペチ感はなくクリアなサウンドを全面に出すことができます。

使い方としては弾き語り、単音弾き両方で使えるピックです。

INFINIX TRIANGLE HARD GRIP

ハードなステージングにも対応するように、汗の溜まりづらい分量設定をし、デザインに干渉しない用透明のサンドも採用。HardGripはサンドが乗っている分、シナリの範囲も変わってくるため、グリップだけでなく厚みの微調整をしたいプレイヤーにとっても選択の範囲を広げてくれる仕様となっている。

引用元:master8japan

0.6mm

使用感を語る

持った瞬間にピックの両面に加工されている滑り止めが気になりました。

特徴はサンド加工になっていること。

サンド加工とは砂のようなザラザラした加工が施されているものです。

指先に盛り上がった感覚があるため、滑り止めピックや滑り止めシールを使ったことない人は違和感を感じます。

用途は上記のINFINIXと同じです。

0.8mm

使用感を語る

やはり柔らかい。
用途はアコースティックギター弾き語りです。

1.00mm

使用感を語る

グリップ力は強いがやはり指先に違和感が残ります。

用途はアコースティックギター、エレキギター両方で使えます。
エレキで単音弾きもできる硬さです。

滑りにくいのでライブで使うのがおすすめです。

INFINIX HARD POLISH with RUBBER GRIP TRIANGLE

新シリーズとして発表となったのは、INFINIXシリーズのネクストレベルとなるINFINIX Hard polish series。
INFINIXを新たな次元に進化させるべく新たな研磨方法を駆使しラウンドしたエッジ面を実現。
耐摩耗・ピックノイズの少なさはそのままによりマイルドかつ骨太なサウンドメイクを狙った加工を施しました。
そして滑り止めのネクストレベルとなる新開発の仕様であるRubber Gripを採用。
これまでの常識を逸するグリップ力を実現しました。そしてブランドとして初リリースとなる、THUMB PICKをリリース。
抜けのある太いサウンドはアコースティックギターと抜群の相性を誇ります。
耐摩耗、形状記憶、研磨によるサウンドメイク、グリップ力の向上と、進化するINFINIXシリーズから目が離せない。

引用元:master8japan

0.6mm

上記で説明したHARD GRIPと比べると表面のグリップ加工に違いがあります。

HARD GRIPは持った瞬間に文字(マーク)部分が浮き出ているのを指先に感じます。

しかしHARD POLISH with RUBBER GRIPはそこまで感じませんでした。

文字(マーク)部分のグリップ力があるというよりはピック全体が滑りにく加工が施してあるからです。

HARD GRIPはサンド加工
HARD POLISH with RUBBER GRIPは表面を滑りにくいゴム性のような加工

結果
・手に吸い付く感覚
・浮き出ている”違和感”がないため使いやすい

硬さの感覚はINFINIX HARD GRIPと同じです。

柔らかいためストローク向きです。

0.8mm

使用感を語る

用途は上記0.6mmと一緒です。

用途はアコースティックギターで弾き語りがおすすめ。

1.0mm

使用感を語る

ポイント
今回試した新素材「INFINIX」の中で一番使いやすかったピックです。
INFINIXの特徴として”柔らかい”というのがあります。

そのため今まで使っていた硬さ(mm)と同じでは違和感が出る。

D-801 TRIANGLE

ピックの素材としては代表的な存在となったジュラコンを使用。
ピック製作の行程で非常に大きな比重を持つ《研磨》の行程でエッジを限りなく残してある仕様になっており巻き弦に対するアタックを出しやすく仕上げられているため、ギター・ベースともに”速い”発音が可能になっており右手でのドライブを作りやすい設定になっています。
初回ラインナップの《801》はエッジを残してある設定となっており今後プレイアビリティに合わせた《802》《803》もシリーズに加わる予定。

引用元:master8japan

NFINIXとD-801の違い

大きな違いは形状です。

大枠としておにぎり型(トライアングル)で同じですが先端の形状が異なります。

NFINIXとD-801の2種類を重ねてました。

サイズの違いではなく形状が違うのがわかります。

この形状が異なると何が変わるのか?

サウンド・弾き心地が全然違います。

・INFINIXは先端が鋭角でキレの良いサウンド
・D-801は先端がまるみをおびており、あったかいサウンド。

0.6mm

使用感を語る

INFINIXの新素材はちょっと違和感があると感じる方はこちらがおすすめ。

INFINIXより硬さがあるため本来の0.6mmの感覚です。
そうは言っても0.6mmなので薄いです。

用途はアコースティックギターの弾き語りで使うのがおすすめ。

0.8mm

使用感を語る

厚み・硬さがちょうど良い。
先端の形状・硬さからアコースティックギターで弾き語りが最適です。

1.0mm

使用感を語る

硬さがあるため”しなり”が少ない印象です。

D801 TRIANGLE HARD GRIP

0.8mm

使用感を語る

サンド加工が施されているためグリップ力があります。

使用方法としてはライブなど汗をかく時がおすすめ!

また個人的にはエレキよりアコースティックギターの弾き語りが向いていると感じました。

1.0mm

使用感を語る

0.8mmと用途は同じですが、もっとパンチのあるサウンドが欲しい場合はこちらがおすすめ。

やはり硬さがある分、ハリのあるサウンドが出ます。

厚みがあるためベースで使うことも可能だと感じました。

CL-1970 M

CL-1970の特徴とは?

素材:セルロース(セルロイド)
仕様:M(ミディアム)
カラー:3種(黒・白・鼈甲柄)
入数:3枚
価格:500円(税別)
※今回はM(ミディアム)を購入しましたが、他にもH(ハード)があります。

このピックはヴィンテージピックを再現した物になります。

現在、ギターで「エイジド加工」というのを多く目にします。
現代のギターでありながら、エイジド加工することでヴィンテージのようなサウンドを生む効果です。

これはエイジド加工を施した世界初ピックです。

なぜこのような袋に入っているのか?
それは素材の特徴にあります。

空気に触れると硬化しやすい「セルロース」で製作されているからです。

昔は一般的な素材でしたが、その硬化しやすい理由もあり年々数が減っていったようです。

それをMASTER 8 JAPAN が特殊加工を施し復活させたピックになります。

使用感を語る

硬さは3枚ともミディアムです。

見ただけでは違いが分からなかったので3枚をブライトテストしてみました。

あくまで私のイメージです。

黒…最も一般的なピック
白…黒のサウンドにさらに低音を強くしたピック
鼈甲柄…黒と白の低音が抜けてシャリシャリ感があるピック

結果、サウンドに違いがでる。

実際に使ってみましたが、初心者の方は違いが分からないレベルだと感じました。

3枚入りで500円なのでけして安くはないです。

もし新たなピックを探しているという方は是非試してみてください。

ピック3枚を入れるためだけに厳重な袋詰めなのでちょっとしたプレゼントにもおすすめです。

最後に

今回、MASTER 8 JAPAN ( マスターエイトジャパン ) ピック17種を使いました。

ピックの好みは個人差がありますが、私がおすすめするのは以下になります。

  • NFINIX 1.0mm
  • NFINIX HARD POLISH with RUBBER GRIP 1.0mm


選んだ理由とは?
・ある程度の硬さが欲しかった
・ピックを持った時に違和感が少ない
(個人的にINFINIX HARDのサンド仕様が好みではなかった)

是非、参考にして見てください。

INFINIXのまとめ

  1. ピック自体が柔らかい
  2. 滑りにくい加工
  3. 手に吸い付く感覚
  4. サウンドはシャープ
  5. 単音弾きするなら1.0mmがおすすめ
  6. 普段使っているピックより、厚みの物を選ぶとちょうどいい
  7. 実店舗で全ての種類を扱っている所は少ない


D-801のまとめ

  1. 硬さは十分
  2. ストローク・単音弾き両方に使える
  3. 滑り止め加工はないが滑りにくい
  4. INFINIXより丸みを感じるサウンド
  5. 弾き語りに向いている
  6. INFINIXより先端部分の面積が多広いためストロークに安心感が生まれる。


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