【プロ愛用】BOSS TU-12シリーズ(3機種)を比較

BOSS TU-12 シリーズ 比較

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もりそう
もりそう

今回は針式チューナーBOSS「TU-12」シリーズの比較をやっていくよ。

  • 3機種ある「TU-12」の特徴を知りたい
  • 古い機種だけど問題なく使えるのか知りたい
  • プロが使用する理由を知りたい

今回の記事では、私が実際に所有している「TU-12」を紹介しています。

記事を読むことで、「TU-12」シリーズの特徴を知ることができます。

補足

TU-12はギター・ベース用ですが、管楽器専用「TU-12BW」という機種もあります。

今回、TU-12BWは除きます。


TU-12は針式チューナーの代表的機種です。

人気のクリップチューナーのようなデジタルチューナーとは違い、アナログならではの良さがあります。

TU-12シリーズは「外観」「機能」に多少の差はありますが、普段使いでの違いはありません。

もりそう
もりそう

チューナーの精度は同じと言って良いね。

駆動が9Vか単4電池の違いが大きいかな。

TU-12シリーズのスペック

TU-12TU-12HTU-12EX
生産国日本日本中国
サイズ145×35×53145×35×53147.5×23.9×54
重量170g170g138g
ピッチ440〜445Hz440〜445HzA4±438〜445Hz
測定範囲C1〜B5C1〜B6E0〜C8
電源9V電池
ACアダプター
9V電池
ACアダプター
単4電池
ACアダプター
マイクありありあり
スピーカーなしなしあり
アキュピッチなしなしあり
オートパワーオフなしなしあり
※横にスクロールできます

3機種とも生産が終了しているため、中古で購入するしかありません。

オークションやフリマでの相場は、約1,000〜3,000円です。

フリマなどを見ると、「もう使わないので売ります」という人が多いです。

多くの人が、アナログの針式から、デジタルのクリップチューナーに移行していると考えられます。

もりそう
もりそう

クリップチューナーの方が小型で、精度も高い製品もあるからね。

フリマの状況

動向を見ていると、入荷してはすぐ売れ、また違う個体が入荷するような印象があります。

今でも一部の人には需要があるようです。

外観の違い

TU-12、TU-12Hは同じサイズですが、TU-12EXは厚みが薄くなり、よりスタイリッシュになっています。

「INPUT」「OUTPUT」「ACアダプター」のサイズ自体は変わらないので、そのまま配置されています。

電源の違い

TU-12:9V電池 or ACアダプター

TU-12H:9V電池 or ACアダプター

TU-12EX:単四電池×2 or ACアダプター

3機種とも「電池」または「ACアダプター」で動作します。

現在のチューナーで、9Vの乾電池を使用している機器は少ないです。

時代を感じます。

マイクとスピーカー

TU-12:マイクのみ

TU-12H:マイクのみ

TU-12EX:マイク、スピーカー

TU-12EXは「マイク」と「スピーカー」が付いています。

TU-12EXはチューニングが合った時に、「ピピッ」と音が出る「アキュピッチ機能」やチューニングの「基準音」をスピーカーから出すことができます。

とても便利な機能なのですが、チューナーの電源が入った状態だと演奏中にも「ピピッ」と鳴ります。

正直、使用頻度は高くありません。

スピーカーの有無は、そこまで重要ではないです。

生産国の違い

TU-12:日本製

TU-12H:日本製

TU-12EX:中国製

本体の背面を見ると、生産国の違いがわかります。

ギター製品に限らず、生活品の中で「Made in CHINA」という文字を多く見ます。

昔と現在のコストを考えると、しょうがないです。

「TU-12」と「TU-12H」は国産ということで、壊れにくいです。

今でもギタリストの岸部眞明さんが、メインチューナーとして使用している理由の1つです。

TU-12シリーズをレビュー

精度について

TU-12シリーズのチューナー精度は「±1セント」です。

セントとは?

1セント=半音の1/100
人間は5セントまでしか聴き取れないとされています。

近年のチューナーも「±1セント」が多いので、古いチューナーだから精度が悪いということはありません。

TU-12シリーズ内で比べると、「ピッチ」や「測定範囲」に多少の差はありますが、普段使いでの違いはありません。

補足

TU-12Hは独自の機能として「L」と「H」の切り替えがあります。

低音には「L」、 高音には「H」モードを使用します。

反応するスピードが違うとありますが、普段使いならどちらでも問題ありません。

操作性がやや異なる

操作性に関しては「TU-12」と「TU-12H」は一緒です。

TU-12EXは機能が増えたことで、複数のボタンを押して機能制限をかけたりと、操作が複雑になっています。

全ての機能を使いこなすのは難しいです。

視認性は同じ

視認性に関しては、違いは無いと言っていいです。

画面サイズや画面内のデザインが多少異なりますが、ほぼ同じです。

アナログ式なので仕方ないのですが、ディスプレイの背景バックライトがないため、暗い場所では使いにくことです。

おまけ(付属品)

私が購入した「TU-12H」には専用ケースが付属します。

注意

フリマで購入する場合は、付属しない場合があるので、購入前に確認してください。


「マイク」「INPUT」「OUTPUT」「ACアダプター」部分が空いているので、ケースに入れたままプラグを挿すことが可能です。

TU-12EXにもケースは付属しているのですが、ケースというよりただの「布袋」です。

ここにも予算削減を感じます。

私は「布袋」を使用していないので、紛失して画像を撮れませんでした。

まとめ

TU-12TU-12HTU-12EX
生産国日本日本中国
サイズ145×35×53145×35×53147.5×23.9×54
重量170g170g138g
ピッチ440〜445Hz440〜445HzA4±438〜445Hz
測定範囲C1〜B5C1〜B6E0〜C8
電源9V電池
ACアダプター
9V電池
ACアダプター
単4電池
ACアダプター
マイクありありあり
スピーカーなしなしあり
アキュピッチなしなしあり
オートパワーオフなしなしあり
※横にスクロールできます

3機種とも生産が終了しているため、中古で購入するしかありません。

オークションやフリマでの相場は、約1,000〜3,000円です。

フリマなどを見ると、「もう使わないので売ります」という人が多いです。

多くの人が、アナログの針式から、デジタルのクリップチューナーに移行していると考えられます。

TU-12シリーズは「外観」「機能(ピッチ、測定範囲)」に多少の差はありますが、普段使いでの違いはありません。

もりそう
もりそう

古くても名機と呼ばれた物はやっぱり良いね。

BOSS TU-12EX BOSS(ボス)TU-12EX チューナーをレビュー【使い方を解説】

2 COMMENTS

zizi

あは、またまた危険な記事ですw
針式のメーターってどうしてこうも心揺さぶられるのでしょうね

え?下山亮平さんも?
と思い、先日行った下山さんのライブのときの写真を見直してみれば・・
ありました12EX(笑)
そして、危険を顧みずJ-GUITARへ!でもポチ寸前で踏みとどまりましたw

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もりそう

ziziさん
こんにちは
最近、ギターによってはクリップ式チューナーを付けっぱなしにしている物もあるのですが、どうしても電池の消耗が激しいような気がします。
クリップ式はボタン電池が多かったり、液晶の演出だっりが影響しているのでしょうか?
そう考えると電池は大きいですが針式をメインに使ってしまいますね(^^)

今後も危険な記事書けるように頑張ります(笑)

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