【JIM DUNLOP/Victor Capo】DCV50Cをレビュー

ビクターカポタスト レビュー

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もりそう
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今回は「Victor」カポタストを紹介するよ。

  • どこで購入できるのか知りたい
  • 人気の理由を知りたい
  • Victorカポタストの特徴を知りたい

私はこれまで、10種類以上のカポタストを試してきました。

今回の記事では、Victorカポタストの「使い方」「使用感」を解説しています。

この記事を読むことで、Victorカポタストの特徴を知ることができます。

注意

Victorカポタストは生産終了になりました。

人気のカポタストだったため、現在探している人がいますが、入手困難になっています。


メリット

  • 締め付け圧力を調整できる
  • プロが使用する信頼感

デメリット

  • 曲中に転調できない

ソロギタリストに人気のカポタストですが、残念ながら2022年に販売終了しました。

自分好みに、圧力調整できるのが特徴です。

Victorカポタストは、ギターヘッドの先端には取り付けできないため、カポタストを使わない時はテーブルの上に置くか、ポケットにしまう必要があります。

弾き語りで使用するより、ソロギターで使用している人が多いです。

こんな人にオススメ

・圧力の調整をしたい人

・岸部眞明さんが好きな人

Victorカポタストの概要

プロギタリストに人気

  • 岸部眞明さん
  • 矢後憲太さん
  • 小松原俊さん
  • 西村歩さん
  • 押尾コータローさん

特に、ソロギタリストに人気です。

弾き語りより、一音一音みこだわるスタイルのため、圧力調整できるタイプが好まれるようです。


「オリジナル品」と「現行品」の存在

Victorカポは2種類
  • Victor オリジナル品(買収前)
  • 現行品(買収後)

プロギタリストの方の多くは、JIM DUNLOPに買収される前の、オリジナル品を使用している人が多いです。

「オリジナル品」と買収後の「現行品」では仕様・サウンドが若干違います。

オリジナル品は、現在かなり貴重で、オークションなどにも出ないため、手に入れるのが難しいです。

以前、出品されているのを見ましたが、約20,000円と高額でした。

現在の中古市場

現行品が販売終了したことで、両者共に手に入れるのが困難になりました。

私はどうしても欲しくて、毎日、オークションやフリマサイトを見ましたが、出品されませんでした。

数ヶ月チェックして諦めました。


「FLAT」と「CURVED」の違い

2パターンの仕様
  • FLAT:クラシックギター(指板がフラット用)
  • CURVED:アコギ(緩やかなアール用)

見た目はほぼ同じですが、ゴム部分が「真っ直ぐ仕様」「カーブ仕様」と微妙に違います。

指板の形状によって使い分けします。

アコギの場合は「CURVED」を使います。

クラシックギターの指板はフラットのため、「FLAT」が合っていることになります。

注)「FLAT」はクラシックギター専用ではありません。

アコースティックギターでも「FLAT」は使えます。(ギターによって使えない場合もあり。)

ただし、ゴムのアール部分がフラットのため、アコースティックギターによっては、抑えが甘くなります。

結果、6弦側、もしくは1弦側が浮いてしまい、音がビビる原因になります。

指板のアールとは?

Greven

アコースティックギター、エレキギターの指板は完全にフラットではありません。

フレットを見ると、一目瞭然でカーブしているのがわかります。

カポタストはカーブに対応した物を使う必要があります。

※アコースティックギターの中には、エレキギター並みにキツイ物もあります。

Victorカポタストの使い方

ネジを回して幅を調整

ネジを回すことで、取り付け部の幅を調整することができます。

上から挟み込む

ネックに対して上から挟みこみます。

下から取り付けても間違いではないですが、実際にやると取り付けにくいのがわかります。

ライブ中に、取り付けにモタつく可能性があるので、上からの取り付けることオススメします。

圧力調整

締め付けが緩いと、音がビビる原因になるため、適度に締めてください。

ソロギタリストの岸部眞明さんは、演奏中に締め直す(調整)ことがよくあります。

私も演奏中に「もう少し締めたい」と感じたことがありました。

他人にはわからないけど、自分の中では「何か気持ち悪い感覚」です。

微調整できるのが、Victorカポタスト特徴です。

Victorカポタストをレビュー

ブロンズ製ということで、やや重量があります。

着脱・圧力調整

ネジ式なので、取り付けには、やや手間がかかりますが、自分で圧力調整できます。

締め付けも安定しています。

カポによっては、ローコードを抑えた時に、指が当たりカポタストがズレることがあります。

Victorカポタストはそれがありません。

ピッチ(サウンド)

ゴム部分の硬さによってもサウンドは変わります。

Victorカポタストのゴムは「やや硬め」の印象です。

音抜けが悪くなることもなく、音のバランスが良いと感じています。

補足

ソロギタリストの矢後憲太さんは、ゴム部分をSHUBBカポタストのゴムを移植して使用しています。
本人いわく、SHUBBカポのゴムが絶妙らしいです。

不満点

Victorカポタストの形状上、ヘッドに取り付けできないため、演奏中の転調はできません。

カポタストの使用頻度が高い人にとっては不向きになります。

他製品との比較

VictorNS Capo Lite
タイプネジ式ネジ式
圧力調整可能可能
着脱ネジを回す回数が少ないネジを回す回数が多い
転調不可不可
重量約56g約18g
価格販売終了約1,400円
評価
販売サイト販売店なしAmazon
楽天市場
Yahoo!
サウンドハウス
※横にスクロールできます

ネジ式で圧力調整ができる、近い製品は「NS Capo Lite」です。

一番の違いは「ネジを回す回数」です。

例えば、Victorカポタストで3回まわして締まる所、NS Lite Capoは9回まわす必要があります。

取り扱いは、Victorカポタストの方がいいです。

何度も記載していますが、Victorカポタストは生産終了しているため、圧力調整ができるタイプは限られます。

「NS Capo Lite」は手軽に手に入れられるのでオススメです。

まとめ

DCV50Cの評価
着脱
 (3)
ピッチの安定
 (4)
価格(生産終了)
 (0)
総合評価
 (4)

メリット

  • 締め付け圧力を調整できる
  • プロが使用する信頼感

デメリット

  • 曲中に転調できない

ソロギタリストに人気のカポタストですが、残念ながら2022年に販売終了しました。

自分好みに、圧力調整できるのが特徴です。

Victorカポタストは、ギターヘッドの先端には取り付けできないため、カポタストを使わない時はテーブルの上に置くか、ポケットにしまう必要があります。

弾き語りで使用するより、ソロギターで使用している人が多いです。

こんな人にオススメ

・圧力の調整をしたい人

・岸部眞明さんが好きな人

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